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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 4K ULTRA HD & ブルーレイセット(通常版) [4K ULTRA HD + Blu-ray]
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商品の説明
ブルーレイ2枚組(4K ULTRA HD本編ディスク/2Dブルーレイ本編ディスク)
ファン必見! エクステンデッド版に収録された追加シーンも含む未公開シーンなど豪華特典映像を収録!
クエンティン・タランティーノ監督第9回監督作品
レオナルド・ディカプリオ×ブラッド・ピット初共演
1969 年8月9日、事件は起こった。
ラスト13分。タランティーノがハリウッドの闇に奇跡を起こす。
<ストーリー>
リック・ダルトンはピークを過ぎたTV俳優。
スターへの道が拓けず焦る日々が続いていた。
そんな彼を支えるクリフ・ブースは彼に雇われた付き人でスタントマン、親友でもある。
エンタテインメント業界に精神をすり減らし情緒不安定なリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。
そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と女優シャロン・テート夫妻が越してくる。
自分たちとは対照的な二人の輝きに触れたリックは、俳優としての光明を求めイタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが—。
<キャスト>
リック・ダルトン:レオナルド・ディカプリオ(加瀬 康之)
クリフ・ブース:ブラッド・ピット(堀内 賢雄)
シャロン・テート:マーゴット・ロビー(種市 桃子)
マーヴィン・シュワーズ:アル・パチーノ(山路 和弘)
スクィーキー:ダコタ・ファニング(藤田 曜子)
ランディ:カート・ラッセル(安原 義人)
<ブルーレイ映像特典>(計 約58分)
●未公開シーン(7種)
★監督からハリウッドへのラブレター
★こだわりの車
★ハリウッドの再現
★撮影への思い入れ
★1969年のファッション
●ミュージック・セレクション
★…ブルーレイのみの収録
(計 約25分)
●未公開シーン(7種)
●ミュージック・セレクション
<ポイント>
★巨匠・クエンティン・タランティーノ第9回監督作品! !
★レオナルド・ディカプリオ×ブラッド・ピット初共演
★1969年に実際に起きた事件をモチーフに、タランティーノワールドが炸裂する!
●ご視聴にはULTRA HD ブルーレイ再生対応機器が必要となります。
●[4K ULTRA HDを高品質でお楽しみいただくために]
4K ULTRA HDは4K解像度・HDR(ハイダイナミックレンジ)・広色域での再生に対応しています。
ご視聴には、ULTRA HD ブルーレイ再生対応機器に加え、4K/HDR対応テレビでのご視聴をおすすめいたします。
※ジャケット写真、商品仕様、映像特典などは予告なく変更となる場合がございますのでご了承ください。
© 2019 Visiona Romantica, Inc. All Rights Reserved.
登録情報
- 言語 : 英語, 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 100 g
- EAN : 4547462123046
- 監督 : クエンティン・タランティーノ
- メディア形式 : 4K
- 時間 : 2 時間 41 分
- 発売日 : 2020/10/21
- 出演 : レオナルド・ディカプリオ, ブラッド・ピット, マーゴット・ロビー, アル・パチーノ, ダコタ・ファニング
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- ASIN : B08L749GM5
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 8,398位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 144位外国のコメディ映画
- - 698位外国のドラマ映画
- - 1,158位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
特に、マーゴー・ロビー演じるシャロン・テートが自身が出演した映画を観に行き、まわりの観客の反応に対し、心から嬉しそうに微笑む場面がとても良いです。
心がほんわか温かくなる大好きな場面です。
ディカプリオ演じるリック・ダルトンが渾身の名演技をした後、涙を浮かべるシーンや、ラストシーンなど、本作は全体をとおしてホンワカ心が温かくなる場面が多く、タランティーノらしからぬといっては失礼かもしれませんが、とても良い感じに仕上がっています。
また、シャロン・テート事件という実話を物語に絡ませていることから、たとえば西部映画撮影用の牧場オーナーである盲目の老人ジョージ・スパーンの世話と日々の雑用をするかわりに、ヒッピーたちが住んでいるといった事実などもうまく物語に取り込ませています。
またタランティーノ映画の過去作を彷彿させる場面(例えばリック・ダルトンが出演した映画でナチスに火炎放射で攻撃する場面は『イングロリアスバスター』、プッシーキャットの名前は『キル・ビル』など)もちらほら登場し、まさにタランティーノ作品の集大成と言えるでしょう。
さて、本作ブルーレイには本編ではカットされたいくつかの未公開映像が収録されています。
たとえばリック・ダルトン出演作品(西部劇ドラマ『賞金稼ぎの掟』やタバコ『レッドアップル』のCMや3人の踊子の間で「グリーンドア」を歌う場面など)が、特典映像ではしっかり長めに収録されており、本編で一部だけ利用するためにここまでしっかり作り込むとはタランティーノのこだわりを感じさせます。
チャールズ・マンソンが自身の音楽を売り込みに訪れる場面など、現実にあった場面もしっかり撮影されおり、本編では大幅にカットされ使用されたのは一部だけでした。演じた俳優も、これでなんとか浮かばれるでしょう。
舐めてた過去の自分を殴りたいくらい大好きになりました。
ランサー牧場でのリック・ダルトンは何度見ても凄い。ダメ俳優に見えてましたが、メンタル強いじゃん、演技も凄いじゃんって目が離せなくなります。
勿論、ディカプリオだけじゃないです。ブラッド演じるクリフの終始不穏な佇まいも凄いし、シャロンを明るく伸び伸び演じているマーゴも凄いです。
タランティーノが小説版も出したらしいですが、映画版とは微妙に違っているそうです。そりゃそうですよね。ディカプリオやブラッド・ピットという名優の演技、キャラ解釈があったからこそ、映画版はここまで愛されたのではと思います。
俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、かつて西部劇を中心に活躍した
テレビスター。
リックの親友で専属スタントマンのクリフ・ブース(ブラッド・ピット)ともども、
今ではカウンター・カルチャーを震源とした時代の波に取り残され、
落ち目になりつつある状態。
隣には、彼らとは逆に時代の波に乗って人気上昇中の映画監督ロマン・ポランスキーと
その妻で売り出し中の若手女優シャロン・テートが引っ越してくる。
1969年2月8日、リックは西部劇通の映画プロデューサー・マーヴィン・シュワーズ(アル・パチーノ)
から、イタリアの西部劇映画への出演を勧められるが、
ハリウッドスターとしてのプライドが邪魔をして、リックはその誘いに拒絶反応を催し、
屈辱の涙さえ流す。
1969年2月9日、リックから撮影中に家のアンテナを修理しておくように依頼されたクリフは、
屋根の上から、ポランスキー邸の前で車を停車させ、ポランスキー邸に出入りしている
シャロンの元恋人で友人のジェイ・シブリングと言葉を交わす見知らぬ男(チャールズ・マンソン)
を目撃する。男は「“テリー”を探している」と言う。ジェイが
「ここは1ヶ月前からポランスキーの家だ」と返すと男は去っていった。
若手俳優ジェームズ・ステイシー主演のテレビ西部劇『対決ランサー牧場』に
悪役として起用されていたリックだったが、
監督からこまごまとした外観上の注文を付けられたうえ、
テレビ映画の演技を超えろと檄を飛ばされて困惑する。
さらに、前夜の深酒の影響で数度にわたり台詞を忘れるという失態を犯したものの、
気合いを入れ直した後に撮った酒場でのシーンでは、
往年のスターとして会心の演技を全うする。
休日を1人で過ごしていたシャロンは、ショッピングの帰り道に自身の出演作である映画
『サイレンサー/破壊部隊』が上映されている映画館の前を通りがかったときに、
自身の名がクレジットされたポスターを目の当たりにして気を良くし、
受付係にこの映画の出演者であることを告げて館内に入り、
自分の演技への客の反応を見て満足気な笑みを見せる。
一方、リック邸のアンテナ修理を終えたクリフは、ヒッチハイクをするヒッピーの少女
プッシーキャットをピックアップする。
プッシーは行き先を「スパーン映画牧場」と告げるも、クリフにとって馴染みの撮影所であった
牧場について彼女が「仲間と暮らしている」と語ったことに違和感を覚え、
牧場主のジョージ・スパーンに挨拶するためという口実で牧場を訪れる。
牧場には数多くのヒッピーが居ついており、ジョージとの再会を果たしたものの、
彼は両目を失明した上、記憶も混濁している状態で軟禁されていた。
牧場は「チャーリー」という人物を崇拝するヒッピー集団のコミュニティとなっていた。
半年後の1969年8月8日、リックは妻のフランチェスカとクリフと共に
ロサンゼルスへ向かう飛行機に搭乗していた。『対決ランサー牧場』への出演後、
リックはイタリア映画への出演を決意し、クリフと共におよそ半年間のイタリア生活を
過ごしていたのだった。半年の間に出演した4作品はいずれもイタリア国内でヒットし、
2人はある程度の成功を収めていた。
ロサンゼルスに着いた2人は街のレストランで食事を共にし、深夜(明けて8月9日)、
泥酔してタクシーにてリック邸に帰宅した。
ポランスキーとの子を身ごもっていたシャロンは、大きく膨らんだお腹を抱えながら
ジェイら友人と共に街のレストランで食事を摂り、その後夫の留守を理由に
彼らを自宅に招いた。
クリフが愛犬のブランディの散歩に出た後、リックが追加のマルガリータを作ろうと
キッチンに立った頃、4人の男女を乗せた一台の車がシエロ・ドライブに現れた。
リック邸の前に停車した車のエンジン音に苛立ったリックは4人を恫喝し、
その勢いに気圧された4人は足早にその場を後にした。
「チャーリー」からの命令により旧テリー・メルチャー邸に住む人物(即ちシャロンら)
の殺害を企てていた4人であったが、
自分たちを恫喝した人物がリック・ダルトンであることに気づくと、
「リック・ダルトンのような殺人を演じた西部劇スターこそが自分たちに殺人を教え込んだ
張本人である」「殺しを教えた奴らを殺そう」と標的をリックに変更する。
マンソン・ファミリーがリック邸に押し入ると、
ちょうど散歩から帰宅したクリフとブランディが彼らを迎えた。
ファミリーのリーダー格の男テックスはクリフに銃を向け、
奥の部屋で寝入っていたフランチェスカもナイフを突きつけられる。しかし、
クリフがブランディに対して合図を出すと、ブランディはテックスの腕に噛みつき、
クリフも怯んだファミリーを容赦なく袋叩きにする。
1人プールで酒と音楽に浸っていたリックだったが、
クリフとブランディから攻撃を受け半狂乱になった女がプールに飛び込んでくる。
手にした銃を四方八方に乱射する女に対し、リックは過去の出演作で使用した
小道具の火炎放射器を取り出し女を焼いて制圧した。
やがて警察と救急隊が駆けつけ、ファミリーの遺体と負傷したクリフを搬送、
リックとフランチェスカは事情聴取を受ける。クリフを見送りその場に佇むリック。
騒ぎを聞きつけやってきたジェイがリックに声をかける。シャロンもリックの身を案じ、
他の友人と共に自宅へ招き入れるのであった。
【感想】
本作品は下に挙げるような幾つかの魅力的な要素と不快な要素によって構成されている。
それら相反する要素は密接に絡み合っているため、切り離す事が出来ない。
この映画作品が孕んでいる不快な要素から目を逸らすことはできないが、
リアルタイムで観ている間は重層的な幾つもの魅力が波のように押し寄せてくるのを
感じ取る事が出来る。
○キャスティング
主役と準主役に割り当てられた、「実像とは真逆」の役どころに興味をそそられる。
本作でキャリア初のアカデミー賞助演男優賞を獲得したブラッド・ピットの公開時の年齢は55歳。
レオナルド・ディカプリオが演じる落ち目のテレビ俳優の、専属スタントマンという役には、
鑑賞意欲を強く刺激された。
ディカプリオとの掛け合いは何度観ても面白い。とりわけ、スタントマンとしての仕事も十分ではない
クリフは、経済的に、より厳しい生活を強いられており、
零落しつつも邸宅での生活を維持しているリックの屋敷から住居としているトレーラーハウスへ向け、
年季の入ったクルマで闇夜に疾走するクリフの荒んだ横顔、また、
ピットブルと共に寝起きするトレーラーハウスの内部に映し出される生活空間は、
ニオイさえ漂ってくるような生々しさを晒しており、強く記憶に刻まれた。
一方、ディカプリオ演じるリック・ダルトンは、テレビドラマの主演を務め人気が出たものの、
絶頂期が過ぎ悪役のオファーしか来なくなった俳優。アルコールの過剰摂取が原因で台詞を
忘れてしまった自身にキレる様子や、会心の演技を共演した子役の少女に称賛され、
感極まって思わず涙ぐむシーン等、見どころは多い。
○ノスタルジー
音楽やファッション、車のデザインや音楽、細部の描写に至るまで、
懐かしさに満ちている。
○映画史
映画史に絡めて俳優という職業の悲哀を描出している。
○暴力描写
勧善懲悪や復讐、暴力組織の掟などを題材にした暴力描写の定型からずれている。
実際に起こった事件に対比させたパラレル・ワールド的な世界が提示された。
これは殺人や暴力の罪を問われない物語を構築させるための前提となっている。
構成は周到で、まず前半に、リックの過去主演作「マクラスキー 14の拳」が映し出される。
これは、火炎放射器でナチスの将校を焼き殺すシーンがハイライトとなっている
極めて残虐な作品なのだが、
映画プロデューサーのシュワーズは、その出来栄えを褒めるのである。
リックは「ドラゴン」と呼ばれる、撮影に用いられた火炎放射器を自宅の倉庫に保管していて、
これは、マンソン・ファミリーのヒッピーの襲撃があった時にプールに落ちたヒッピーの
セイディを、火炎放射器で焼き殺す行動の伏線となっているのだが、
同時に、暴力描写を受け付けない観客を、このシーンで振るい落とし、
排除する目的も兼ね備えている。
ナチスという「絶対悪」を、終盤のマンソン・ファミリーの存在に重ね合わせて大義名分を与え、
終盤の過激な暴力描写を観客に受け入れやすくさせる、という意図もあるだろう。
○キャラクターの描写
実在の俳優に扮する人物が続々と登場することが生々しく、また、
実在の映画作品の一部が物語の流れに沿って画面に映し出されるシーンも新鮮だった。
シャロン・テート(マーゴット・ロビー)、ロマン・ポランスキー(ラファル・ザヴィエルチャ)、
スティーヴ・マックィーン(ダミアン・ルイス)、ジェイ・セブリング(エミール・ハーシュ)、
サム・ワナメーカー(ニコラス・ハモンド)、マーヴィン・シュワルツ(アル・パチーノ)
ブルース・リー(マイク・モー)等。
作中で使用された実在の映画作品は
「サイレンサー第4弾/破壊部隊」(シャロンが自身の出演作を劇場で鑑賞)
「大脱走」(リックがマックィーンの代わりに起用される可能性のあった作品とされる)
ここで行われていたのは映画史にまつわる事実の書き換えだ。
注意すべきは、決定的な書き換えはシャロン・テートの生死であって、それ以外は、
ネタ的なレベルに留まるという事。
チャールズ・マンソンとそのファミリーが出てきても、シャロン・テートに悲劇は降りかからない。
だが、最後のシーンにシャロン・テートが登場したのを目の当たりにしたときに、
痛ましさと胸の疼きが心の奥から湧き出てくるのを止めることができなかった。
総評としては、新機軸の暴力装置を機能させるためのパラレルワールド的な疑似現実を
作り上げた、という印象が、個人的には、拭い難く残った。
一種の映像実験の素材としてマンソン事件が利用されている。
一旦埋葬した遺体を掘り起こし、ゾンビの見世物として二次利用するような、
道徳的に間違った手法がまかり通っているのではないか?
という不愉快な気分が、作品を観終えた後も続いた。
それでも、リアルタイムに本作を観ている間は、
痺れるような映画的快楽から逃れることはできない。
本作品は映画的快感と道徳的不快感がミルフィーユ状に畳み込まれた
「怪作」であるといえるだろう。
この事件はハリウッド始まって以来の大悲劇として連綿と、俳優達の正義感を醸成する基となって来ている。タランティーノ監督は『私は10本しか、映画は撮らない』と豪語されている。これ迄9本の完成した映画があるが、この作品はその中の貴重な一作であり、観る者のカタルシスを醸成し、完全消化し、シャロンの仇を映画と言う中で取った、痛快無比の正義の権化である。観た者は邪念、想念が吹き飛び、心の底から精神が洗われる想いを経験するはずだ。