さらば、わが愛 覇王別姫 [DVD]
フォーマット | ワイドスクリーン, 色, ドルビー |
コントリビュータ | チャン・フォンイー, レスリー・チャン, チェン・カイコー, コン・リー |
言語 | 中国語 |
稼働時間 | 2 時間 52 分 |
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メーカーによる説明
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さらば、わが愛 覇王別姫 [Blu-ray] | さらば、わが愛 覇王別姫 [DVD] | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.5
42
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5つ星のうち4.5
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価格 | ¥4,800¥4,800 | ¥6,400¥6,400 |
製品仕様 | Blu-ray | DVD |
発売日 | 2019/8/7 | 2019/8/7 |
商品の説明
1993年カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。
レスリー・チャンの人気と実力の一つの頂点となった金字塔的名作を最新ニューマスターでリリース!
【作品内容】
★京劇の古典「覇王別姫」を演じる2人の役者の愛憎を、国民党政権下の1925年から文化大革命時代を経て、50年に渡る中国の動乱の歴史と共に描く一大叙事詩。
中国第五世代の旗手・チェン・カイコ-監督の代表作。
★レスリー・チャン、チャン・フォンイー、コン・リー夢の競演。
当時香港のトップスターであったレスリー・チャンが京劇役者役を熱演。
歌手としてデビュー後、「男たちの挽歌」「欲望の翼」など俳優としても活躍し、本作では京劇の舞いと北京語の猛練習を積んで難しい役どころを見事に演じきった。
また、「紅いコーリャン」「秋菊の物語」などで中国を代表する女優・コン・リーが、恋敵となる高級娼婦役で出演。
当時考え得る最高のキャスト・スタッフが終結した。
【特典映像】
★1993年東京国際映画祭記者会見(約4分)
★レスリー・チャン・インタビュー(約4分)
★劇場予告編(約3分)
【封入特典】
★解説リーフレット(鷲谷花/映画研究)
【あらすじ】
幼いころから北京の京劇役者養成所で厳しい訓練を受けながらも、兄弟のように共にかばいあい慕いあって成長したシャオロウ(小楼)とティエイー(蝶衣)の二人。
やがて逞しい青年に成長したシャオロウは立役者、華奢な美少年のチョンは女形として、京劇『覇王別姫』の名役者として人気を得る。
しかし、時代は日本による統治、第2次世界大戦、共産党政権樹立、文化大革命と、かつてない動乱を迎え、いやおうなく二人もその趨勢に翻弄されてゆく。
どんな苦境にあってもティエイーはシャオロウへの想いを抱き続けるが、シャオロウは高級娼婦のジューシェン(菊仙)と結婚してしまう―。
愛と、芸術と、動乱の中国に生きた人々の姿を描く一大叙事詩。
【キャスト】
張 國栄 レスリー・チャン(山路和弘) 『ブエノスアイレス』『花の影』『君さえいれば』
張 豊毅 チャン・フォンイー(江原正士)『始皇帝暗殺』『北京の思い出』『レッドクリフ』
鞏俐 コン・リー(山像かおり) 『花の影』『菊豆』『秋菊の物語』『紅夢』『始皇帝暗殺』
【スタッフ】
監督・脚本:陳 凱歌 チェン・カイコー
製作:湯 君年 トン・チュンニュェン、徐 楓 シュー・フォン
撮影:顧 長衛 クー・チャンウェイ
原作・共同脚本:李 碧華 リー・ビーファ
音楽:趙 季平 チャオ・チーピン
【DVD仕様】
1993年/中国=香港=台湾/カラー/本編172分+映像特典約11分/16:9ビスタサイズ/2層/音声:1)中国語(北京語)ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド,2)日本語ドルビーデジタル 2.0ch ステレオ/日本語字幕/1枚組
※仕様は変更となる場合がございます。
(C)1993 Tomson Films Co.,Ltd. (Hong Kong)
発売元:TCエンタテインメント
販売元:TCエンタテインメント
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 中国語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 100 g
- EAN : 4562474200028
- 監督 : チェン・カイコー
- メディア形式 : ワイドスクリーン, 色, ドルビー
- 時間 : 2 時間 52 分
- 発売日 : 2019/8/7
- 出演 : レスリー・チャン, チャン・フォンイー, コン・リー
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 北京語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : TCエンタテインメント
- ASIN : B07MQDGWRP
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 86,029位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 8,039位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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◾︎レビュー
冒頭から目を覆いたくなるような悲惨さ、展開される過酷な訓練。
思わず可哀想だとか、今なら問題になる表現かもしれない、等と緩い考えが過ってしまいましたが、
それは自分が無菌室化された現代に照らし合わせてしまうからなのでしょう。
そうではなく、有った事、有ったかもしれなかった事、当時の時代背景に真摯に寄り添い、階級や出生、社会に縛られて自分で生き方を選べない人々の生き様、
思わず可哀想、酷いと言ってしまいそうになる状況下でも、
生きるために捨て、生きるために教え、生きるために修行し、生きるために演じる姿を描き出しています。
そこには他人の庇護は無く、他人の評価を必要としない、評価を差し込む隙の無い、生きるための生、圧倒的な生が有りました。
◾︎余談
観た事が無いという方で、いつかは観たいと思っている方は是非。美しいレスリーチャンを目当てに、または歴史ロマンがお好きなら尚良いかもしれません。
自分は三国志や銀河英雄伝説でもそうなのですが、個人的最盛期以後の衰退期を観るのが辛い人間なので、
映画の途中、何度も、もういいんじゃない?そろそろ終わっても?あとはモノローグで良いのでは?とハラハラしていました。
そんな風に勝手にディレクターズカットしたくなるくらい時代は残酷で、世界は滑稽で、人生は美しいのだと、覇王別姫は教えてくれたように思います。
個人的ベストカップルは、菊仙と蝶衣。恋愛漫画脳的にたまらない関係性でした。
欧米人から見ると京劇という艶やかな世界は、より魅力的に映ったのではないだろうか?
観る前の印象は、京劇の印象から全編美しい映像に彩られたものだったが、期待は良いほうに裏切られた。京劇の世界は美しく、厳しい修行時代と激動の中国はよりリアルにこだわった映像に仕上げられている。
ストーリーは、京劇俳優養成小屋に預けられた小豆子が先輩の石頭とともに、厳しい稽古と折檻に耐えて虞妃を演じる女形の程蝶衣(レスリー・チャン)と覇王役の段小楼(チャン・フォンイー)に成長していく。しかし、蝶衣は現実の世界でも覇王と虞妃の関係を貫こうとし精神が壊れていくというもの。このストーリーに日中戦争、終戦後の漢奸裁判、共産主義の台頭、文化大革命という激動の中国史を巧みに盛り込み、そんな中で翻弄される二人の京劇に対する感情も描いているところが素晴らしかった。
京劇という一糸乱れぬ舞台芸術や衣装の美しさもさることながら、女形を演じるレスリー・チャンのしなやかな身のこなしには驚かされる。
これにもう一人の主役小楼の妻となる菊仙(コン・リー)が絡んでくる。蝶衣との間の感情のもつれや駆け引き、菊仙を襲う数々の悲劇とそれに立ち向かう彼女の描き方が絶妙。しなやかなで弱い女形・蝶衣と凛として強い女・菊仙の対比も面白かった。
3時間弱と長い作品ではあるが、激動の中国を背景に壮絶な人生を歩む三人の男女が絡むストーリーは時間を感じさせない面白さだった。
そんじゃそこらの映画とは訳が違い、心が震えました…
カンヌのパルムドーム取っただけあります。
レスリーチャンの演技がすごいです本当に。
ラストシーンは、これまた今まで私が見てきた映画の中で最も凄くて、衝撃で、素敵で…とにかく見て欲しいです、最後まで!!!
日本公開時に単館系映画館で観た。
いたく気に入って帰りぎわに本屋に
寄り、そこそこ高いムック本も購入
した。☆ひとつマイナスにしたのは
他のサイトでは字幕、吹替え等の
記載があるのに不記載があった為。