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未来よこんにちは [Blu-ray]

イザベル・ユペール (出演), ミア・ハンセン=ラヴ (監督) 形式: Blu-ray

DVD
￥3,980 より

フォーマット	色, ワイドスクリーン, Blu-ray, ドルビー
コントリビュータ	ミア・ハンセン=ラヴ, イザベル・ユペール
言語	フランス語
稼働時間	1 時間 47 分

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商品の説明

未来は再び微笑みかけてくる―孤独と自由は背中合わせ。目をこらせば見えてくる幸せがここにある
。

[セールスポイント]
◆『あの夏の子供たち』、『EDEN/エデン』などを撮ったミア・ハンセン=ラブ監督が50代後半
の女性を描いた作品。

◆第66回ベルリン国際映画祭(2016年)銀熊(監督)賞受賞!
凛として生きる。過ぎ行く時に逆らわないヒロインの誕生に全世界が共感。

◆『エル ELLE』(監督ポール・バーホーベン)で米アカデミー賞主演女優賞ノミネートを果たした
、ベテランにして「今が旬」の大女優、イザベル・ユペールが主演。

◆主演イザベル・ユペールは、全米映画批評家協会賞主演女優賞受賞。

[内容解説]
新作『エル ELLE』で話題となった名女優イザベル・ユペールを主演に起用し、第66回ベルリン国際
映画祭で銀熊(監督)賞に輝いた珠玉作。監督は『あの夏の子供たち』『EDEN/エデン』など瑞々し
い感性と柔らかな語り口で、熱烈なファンを持つフランスの女性映画作家ミア・ハンセン=ラブ。悲
しみの中にも存在するユーモア、孤独や時の流れをしなやかに受け入れていくヒロインを鮮やかに描
く。ブルターニュの海、パリの新緑、フレンチ・アルプスに降り注ぐ光など、自然の美しさ、そして
シューベルトの歌曲「水の上で歌う」、またウディ・ガスリーやドノヴァン、フリートウッズなどの
音楽、そこからまるで点描画のように浮かび上がる人生の妙が大いなる感動を呼ぶ。

[特殊内容/特典]
【映像特典】劇場予告編
【封入特典】解説リーフレット/ポストカード

[スタッフキャスト]
【CAST】:イザベル・ユペール
アンドレ・マルコン
ロマン・コリンカ
エディット・スコブ

【STAFF】
監督・脚本::ミア・ハンセン=ラヴ
撮影:ドニ・ルノワール
製作:シャルル・ジリベール
[発売元]
シネマクガフィン

[クレジット表記]
(c)2016 CG Cinema ・ Arte France Cinema ・ DetailFilm ・ Rhone-Alpes Cinema

登録情報

アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
言語 ‏ : ‎ フランス語
製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 100 g
EAN ‏ : ‎ 4988013489790
監督 ‏ : ‎ ミア・ハンセン=ラヴ
メディア形式 ‏ : ‎ 色, ワイドスクリーン, Blu-ray, ドルビー
時間 ‏ : ‎ 1 時間 47 分
発売日 ‏ : ‎ 2018/2/2
出演 ‏ : ‎ イザベル・ユペール
字幕: ‏ : ‎ 日本語
言語 ‏ : ‎ フランス語 (Dolby Digital 5.1)
販売元 ‏ : ‎ ポニーキャニオン
ASIN ‏ : ‎ B076MBP2M3
ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

カスタマーレビュー:
8

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5つのうち4.3つ

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ひでぞう

フランスの豊かさ　これは幻想か？

2022年9月14日に日本でレビュー済み

高校の哲学教師というあり方が好ましい。フランスには教科書の使用義務はない。だから、教師が自ら教材をつくるし、ナタリーのように、教科書をつくることも可能だ。彼女の授業は、ゆっくりと物事の根源的なところを考えさせようとするし、生徒も、それを受けとめて専門的なところを深めようとする。それで、大学にもパスできる。こうしたあり方をみると、哲学というものに対しての価値が、きちんと位置づいているようにみえる。フランスの知的資源に考えさせられる。
　教え子のファビアンが哲学を学び研究する幾人かの有志とともに、山の農場？で生活している。一昔前のコミューンのようだ。こんなことが可能なのだろうか。たくさんの哲学書に囲まれて果てしない会話をくり返す。こうした知的サロンから新しいものが生まれるに違いない。ナタリーが、すぐに帰ってしまうのもよくわかる。もう、自分は若くない。彼らとともに、新たなものをつくりだすことはできない。その絶望が描かれている。
　母親の介護、夫の浮気などなど、日々に追われながら、そして、何よりも、先の「絶望」を秘めながらも、淡々と、しかし、決然と老いに向かおうとする。それが人生だ。邦題「未来よ　こんにちは」は、その意味で一理あるだろうが、しかし、心情的には、もう少し、肩の力を抜いて、「日々のうつろい」なんてどうだろう。イザベル・ユペールは、ほんとにいいな。
　アドルノなどフランクフルト学派は、まだしも、スラヴォイジジェクが、変わり者、異端？という感じなんだとがわかり、クスッとしてしまう。

2020年5月26日に日本でレビュー済み

サガン「悲しみよこんにちは」みたいですが…
原題「L'AVENIR」未来

高校の哲学教師ナタリー・シャゾー
夫のハインツが浮気し25年目で熟年離婚。
母親は死のニオイがする施設へ。
子供たちは独立。
猫アレルギー。
「40を過ぎた女は生ゴミね」
涙を流します…

哲学者ルソーやパスカルなどの言葉や本からの引用がたくさん出てきます。
「神々が市民なら民主政を執るだろう」
「これこそ私を悩ませるもの」
「人生は欲望があれば期待で生きられる」

意見の異なる本は「うさん臭い」と話し
「人生に価値を見出して」
「思想と行動を一致させねば」と主張し努めてきたナタリーですが
「都合のいい人だ」と言われてしまいます。

アルプスのヴェルコール山地の辺境にある農家
やブルターニュの家で過ごすナタリー。
初めての完全なる自由。

娘クロエに子供が産まれ孫を抱くナタリー。
でも独り…

「私は自分の正体も何をすべきかも知らず」

クリスマス
孫に歌をうたう場面で映画は終わります。
ナタリーのこれからはどうなるのでしょう？

「私を愛してくれたらうれしいけど」
「私を待ってて」
フリートウッズの「アンチェインドメロディ」が切なく流れます。

監督は女優でもあるミア・ハンセン=ラヴ
監督は39歳
ナタリーは監督自身の投影？

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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まり

面白い映画では無いけれど、味ある映画...かな？

2019年6月27日に日本でレビュー済み

なんだろう...かつて80年代頃のフランス映画には独特なノリがあった。同じ地球ではないような気がするくらい、眩しく温かい光を感じた。映像の質が上がり、かつての眩しさは陰ったものの、代わりに色彩が麗しく見えるようになった。
そんな印象がずっと惹き付ける映画だった。たかが街、たかが学校、たかが家、たかが海...そんな"たかが"がゆったりとした時間の中に生き生きとしている。そこに住む人もだ。
ただ、少しばかり、生活に不満や息苦しさがある。ちょっとしたもの。それが拭えない。
時はただ流れ、ただ人生は費やされる。
人生は無駄ななのかも...そんな悲観は人と触れあい、そして"未来"に希望を見る。そして思わず、人生は素晴らしいと感じさせる...
そんな味わう映画。懐かしい。人の繋がりを性で表さず、刹那ではない、続く今を愛しく思うような労りに満ちた映画。
まあ、わくわくするようなものは無く、面白い！とひと言では言えないような映画では有りますが、イザベル・ユペールは相変わらず華があり、彼女の一挙一動一言を見聞きしているだけでも楽しめました。
シエスタ時にほのり胸を暖めるには良い映画です。
音から何から、今のフランス、パリの空気や彩りを味わえるのも魅力でした。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

momo PB

人を選びますがいい映画でした

2020年4月22日に日本でレビュー済み

フランス映画の展開なし・オチなし・やたらと無意味に思わせぶりが苦手な人は多いですが、これはその三拍子揃っているわりに、とても見やすいし、不思議と何度も見たくなる良作でした。多分主演のイザベルユーエルの演技力と魅力のおかげでしょう。完全に配役の勝利です。
監督のハンセン＝ラヴさんは、女性監督によくあるキャリアの持ち主で、正直あんまり応援したくないですが（もともとモデル兼女優で有名映画監督の妻になってから監督になった人です...恵まれすぎであんまり好きになれない(笑)）、今回の作品は一人の女性の淡々とした一年を、フランスの移りゆく季節の中で見せていく、俳句のような映画です。ユペールの無表情演技は相変わらずなんですが、なんだかとっても親近感...

日本公開時の宣伝はやたら「お一人様」を強調したり、教え子との恋などと歌っていましたが、それらは話を進める上での要素でしかなく、実際はものすごくリアリスティックです。それがユペールの容赦ない媚びない演技と合わさってすごく引き込まれる映画になっています。
ぼーっと見てるだけでも癒されます。意外にも、誰にでもおすすめできます。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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