女を殺した。今すぐ来い―
中村明日美子原作の問題作を実写映画化。淵上泰史×田中俊介(BOYS AND MEN)W主演、内田英治監
督が描く、犯罪と暴力の中で翻弄される男たちの極限の愛憎劇。
[セールスポイント]
●少女漫画、ボーイズラブ(BL)など、その作風に多くの熱狂的ファンを得ているサブカル界のカリ
スマ・中村明日美子の衝撃的な傑作がついに実写映画化。男同士の極限までの愛憎を描く。
●主演は、今作が映画初主演となるの淵上泰史と、BOYS AND MEN(ボーイズアンドメン)のメンバー
で、俳優としても活躍している田中俊介の二人。ただならぬ男たちの関係を鮮烈に演じる。
●共演には、須賀健太、冨手麻妙、川籠石駿平、高橋和也、小木茂光が脇を固めている。
●監督は、『下衆の愛』でロッテルダム国際映画祭ほか30以上の海外の国際映画祭で上映されて話題
を呼んだ内田英治。
[内容解説]
【STORY】
「女を殺した―」ある日突然、壱河光夫(淵上泰史)の携帯電話にかかってきた高圧的な声の主は、
高校時代の同級生で、今はチンピラになっている市川光央(田中俊介)だった。すぐに光央のところ
に向かった光夫が目にしたのは、車のトランクの中に横たわる光央の彼女の麻美(冨手麻妙)の姿だ
った。
高校時代に出会った同じ“イチカワミツオ"の音の名前を持つ二人。光夫(川籠石駿平)は冷酷で高
飛車な光央(須賀健太)と、下僕として主従関係を結ぶこととなるのだった。
そして数年を経て、衝撃的な再会をした光夫と光央。かつての隠微な記憶が忘れられない光夫は、逆
らうことなく共犯者となり、森の中に穴を掘って麻美を埋める。光央が麻美としていたペアリングと
ともに…。
時が経って、自分のしたことが怖くなってしまった光央はあっさり警察に自首。警察は埋めた場所を
捜索するが、何も出てこない。取調べで、虚言を吐いたと叱責される光央の前に現れたのは、一匹狼
で光央が出入りしている暴力団を監視している、マル暴の中岡刑事(高橋和也)だった…。
この事件をきっかけに、光夫と光央の関係は、やがて高校時代の主従関係でない、新しい形の関係へ
と姿を変えていく。そして警察だけでなく、光央のボスである佐伯(小木茂光)も絡み、二人はやが
て取り返しのつかない犯罪の姿へと落ちていくのだった…。
(2017年6月3日~ 全国劇場公開作品)
[スタッフキャスト]
【CAST】
淵上泰史
田中俊介
/
須賀健太
川籠石駿平
冨手麻妙
/
高橋和也
小木茂光
【STAFF】
監督・脚本:内田英治
原作:中村明日美子「ダブルミンツ」(茜新社刊)
音楽:小野川浩幸
プロデューサー:佐藤友彦
共同プロデューサー:山口幹雄
撮影:野口健司
照明:根本伸一
録音:甲斐田哲也
編集:小美野昌史
美術:佐藤希(山崎美術)
助監督:杉田満
衣装:深野明美
ヘアメイク:板垣美和
スチール:五十嵐和博
制作担当:齊藤光司
ラインプロデューサー:田口梓
[発売元]
映画「ダブルミンツ」製作委員会
[クレジット表記]
(C)2017「ダブルミンツ」製作委員会 (C)中村明日美子/茜新社