ハッピーボイス・キラー [Blu-ray]
フォーマット | Blu-ray, 色, ワイドスクリーン, ドルビー, 吹き替え, 字幕付き |
コントリビュータ | マルジャン・サトラピ, ライアン・レイノルズ, ジャッキー・ウィーヴァ―, ジェマ・アータートン, アナ・ケンドリック |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 3 時間 |
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商品の説明
「デッド・プール」で大ブレイク! ライアン・レイノルズ主演で贈るキュート&ポップなスリラーが『おトク値! 』シリーズで登場!
★猫が、犬が、生首が喋る! ?奇想天外なイメージが詰め込まれた予測不可能な迷宮! CP(=キュートでポップな)スリラーの誕生!
誰も予測できないぶっ飛んだハッピーエンディングは必見! !
★「デッドプール」で大ブレイクのハリウッドスター、ライアン・レイノルズ主演作!
本作ではなんと一人5役に挑戦! 共演には、「ヘンゼル&グレーテル」等の人気女優、ジェマ・アータートン、
「ピッチ・パーフェクト」「イントゥ・ザ・ウッズ」のアナ・ケンドリック、ベテラン女優ジャッキー・ウィーバー等豪華キャスト陣に注目。
★監督は、まさかの「ペルセポリス」「チキンとプラム」のマルジャン・サトラピ。
さらにエミー賞受賞脚本家や、「ハイテンション」等名だたるホラー・スリラー作品の撮影を務めた撮影監督も集結。
★一人5役を演じたライアン・レイノルズの撮影風景など、必見の特典映像を多数収録!
[STORY]
キュートでポップで首チョンパ! CP(キュート&ポップ)スリラーがやってきた!
ジェリー・ヒックファン(ライアン・レイノルズ)はバスタブ工場に勤める、風変わりな青年。
しゃべるペットの犬と猫に唆されながら、裁判所が任命した精神科医ウォーレン博士(ジャッキー・ウィーヴァー)の助けを借り、真っ当な道を歩もうとしている。
彼は職場で気になっている女性フィオナ(ジェマ・アータートン)に接近する。
だがその関係は、彼女がデートをすっぽかしたことをきっかけに、突如殺人事件へと発展してしまう。
慌てて証拠の隠滅を図るが、ジェリーはさらに暴力の世界へと引きずり込まれていく。
そんな折、彼が本当に愛したたったひとりの女性リサ(アナ・ケンドリック)と仲良くなるが、邪悪な猫と慈悲深い犬という2匹のペットに導かれ、選択を迫られる――
正気を保つために努力するか、それともはるかに邪悪な道に溺れていくか。
≪特典映像内容≫
5役を演じ分けたライアン・レイノルズのアフレコ風景、削除シーン、メイキング、絵コンテほか、楽しい特典映像を大量収録!
・冷蔵庫からこんにちは
・メイキング:ボスコとMr.ウィスカーズができるまで
・VFX比較映像
・ライアン・レイノルズの吹き替え収録
・削除シーン
・延長シーン
・絵コンテ集
・予告編
【CAST】
ジェリー:ライアン・レイノルズ『デッド・プール』『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』
フィオナ:ジェマ・アータートン『ヘンゼル&グレーテル』『アンコール!!』
リサ:アナ・ケンドリック『ピッチ・パーフェクト』『イントゥ・ザ・ウッズ』
ウォーレン博士:ジャッキー・ウィーヴァ―『世界にひとつのプレイブック』
【STAFF】
監督:マルジャン・サトラピ『ペルセポリス』
脚本:マイケル・R・ペリー
製作:マシュー・ローズ、アディ・シャンカル
撮影監督:マキシム・アレクサンドル
作曲:オリヴィエ・ベルネ
編集:ステファン・ロシュ
[発売元]ポニーキャニオン
(C)2014 SERIAL KILLER, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 100 g
- EAN : 4988013265295
- 商品モデル番号 : 43215-12176
- 監督 : マルジャン・サトラピ
- メディア形式 : Blu-ray, 色, ワイドスクリーン, ドルビー, 吹き替え, 字幕付き
- 時間 : 3 時間
- 発売日 : 2017/3/15
- 出演 : ライアン・レイノルズ, ジェマ・アータートン, アナ・ケンドリック, ジャッキー・ウィーヴァ―
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B01N355HVQ
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 66,825位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,298位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 6,023位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
バスタブを製作しているミルトン社で働く工員ジェリー(ライアン・レイノルズ)はちょっと変わっているが愉快な好青年。
会社のちょっぴりジェリーに気が有りそうなバツイチのリサ(アナ・ケンドリック)も良いけれど、英国人フィオナ(ジェマ・アータートン)に首ったけ。
そんな彼の相談相手はおっとりとした南部訛りのボスコ(犬)と辛らつなMr.ウィスカーズ(猫)。
耳に痛い事や嫌な事も言うが良い相棒だ。
でも人には彼らが喋る事は内緒だ。
主治医のDr.ウォーレン(ジャッキー・ウィーバー)に薬を飲んで居ない事がバレるから。
ある日ジェリーはフィオナを食事に誘うがすっぽかされる。
豪雨の帰路、偶然車が故障し困っていたずぶ濡れのフィオナに出会い同乗させるが、途中フロント・ガラスに鹿が突っ込んで来て…。
本作のDVDコーナー・レビューを拝読して購入。
明るい色彩、ブラック・コメディ&一ミュージカル仕立て、愉快な台詞、可愛い喋る動物たちに囲まれた一見ハッピーな主人公の実は悲惨で恐ろしい生活と彼に手助けをしてあげたいと願いながら叶わなかった人々を描いた面白くも恐ろしくて悲しい作品でした。
特に社会に適応する様に考えられた治療効果が上がれば上がる程主人公の幸福度がガタ落ちするシーンは考えさせられました。
これを否応なく映像で見せる演出はお見事でした。
躁病に罹った知人が
「個室に入院し、そこには世界中どこにでも通じる電話が有って、それこそ皇室や大統領にも直言出来て最高の気分だった。ところだ段々電話が掛けられ無くなってしまい、がっかりした。それをお医者さんに話したら退院出来た。」
と詰まらなそうに語っていた事を思い出しました。
ただ、彼は周囲・家族に大変な迷惑を掛けて強制入院させられていた訳です。
普通なら総バッシングを受けても仕方がない主人公に共感を抱かせる演技が見事だったライアン・レイノルズ。
美人だが決して身近に居そうもないほどでは無く、適度に気が良く適度に打算的な女の子を演じた女優陣も最高。
主治医のDr.ウォーレン(名優ジャッキー・ウィーバー)、ジェリーの両親、ジェリーの助命を懇願するDr.を余所に完全にハンター・モードになった保安官やチョイ役のミルトン社員等の細やかな役作りにも好感を得ました。
ゲストに俳優が演じているとはいえ世界的に有名な偉人も歌と踊りを披露してくれるサービス付。
オージェイズの本歌を主要キャストが歌い踊る「Sing a Happy Song」やRZAの楽曲も使用したオリヴィエ・ベルネの音楽も最高。
アメリカの地方をイメージさせるロケーションながら、実は70年代のアルドリッチやベルイマン映画(「合衆国最後の日」「蛇の卵」)の様にドイツで撮られています(ミュンヘンではなくポツダムのバベルスベルク・スタジオ)。
決して大金を掛けた訳ではないが効果的なVFX。
プロデューサーにアジア系、監督にイラン系と国際色豊かで、とてもアメリカ的な内容を異邦人達の視点で作った作品とも。
屍累々ですが、大いにお薦めです。
(以下特典について述べています。お買い上げに為るまでに知りたくない方はご注意。)
本Blu-Rayは美麗な映像に音声、豊富な特典付の嬉しい仕様でした。
【特典映像】
・ハッピー・ボイス・キラーの世界 メイキング
・ボスコとMr.ウィスカーズが出来るまで
・VFXビフォーアフター
・ライアン・レイノルズの吹替収録
・未公開シーンまたは延長シーン。
1.フォークリフトのダンス
2.フィオナ刺殺
3.ネコとミルトンの看板
4.ロックンロール・ジェリー
5.ジェリーのひとりごと
6.ロッカー・ルーム
7.カラテ
8.バードウォッチング
9.テープカット
10.義父との再会
・絵コンテ集 コンテをリミテッドアニメーション風に繋げて映画のキャストとは異なる俳優の台詞加えた物。
1.彼女の名はフィオナ。
2.散歩に行こう
3.Mr.ウィスカーズの謝罪
4.ジェリー何してた?
5.バスルームでの会議
6.フィオナを刻むジェリー
7.生首と朝食を
8.動物の本能
9.ソファーの置き土産
10.順調なフリをしろ
11.首脳会談
12.彼女を殺せ
13.ジェリーの悲しみ
14.3人目の侵入者
15.道を外れたジェリー
16.Mr.ウィスカーズと精神科医
17.精神科医とフィオナの生首
18.ジェリーの脱出作戦
19.シカの事故(これだけ荒いCG。今は斯様なコンテの描き方もあるのですね)
20.Sing A Happy Song(カラーイラストによるより動きが多いアニメ風コンテ)
・オリジナル予告
・日本版予告
・キャスト&コスチューム スケッチギャラリー 漫画家でもあるサトラピ監督の手によるものか?18枚。
*日本語吹き替え入り。
評者の勝手な関連・連想作
・「サイコ」「ハーヴェイ」「マトリックス」「空飛ぶ生首」
連想キーワード
・クオリアの問題、ヤコブ(ジェイコブ)の梯子、生首物、エド・ゲイン、孤独ダメ、ゼッタイ。
慌てて字幕を借りなおし。
デッドプール他こんなに話し方にに特徴のあるライアン・レイノルズを
吹き替えで観る?
かなりひどいことをやっているにもかかわらずそれを感じさせない色彩感覚や演出は巧妙ですが
実際、こういった類の人が平気でそのような行為をすることに対しての恐怖しかありません。
状況が分かっているのに自制できない、自制の仕方を知らない
そういう人が社会に紛れている恐怖。
勝手な自己正当化で引き起こされる悲劇。
それを主人公目線でかなりPOPな仕上がりになっていて
グロシーンや殺人などかなりユーモラスなシーンに仕立て上げらていることに
面白さを感じる方なら楽しめると思います。
にしてもライアン・レイノルズは普通とはちょっと違った人の役がうますぎます。
<「The Voices/Happy Voice Killer」(=声/ハッピーボイス・キラー)、米・独合作(2014年度作品)>
バスタブ工場で働く主人公の青年ジェリー(ライアン・レイノルズ)は、家で飼っている犬や猫の声が、
聞こえてしまうという精神に問題(幻覚・幻聴や妄想を発症する妄想型統合失調症)を抱えた男だった。
彼は幼少時代の忌まわしい体験による強烈な心の傷を癒し、真っ当な道を歩むため、
裁判所が任命した精神科医のウォーレン博士(ジャッキー・ウィーヴァー)のカウンセリングを受けていた。
しかし、彼は最近、一人暮らしの孤独感に耐えきれず、博士に処方された薬を飲むのをやめていた。
喋るペット(猫のMr.ウィスカーズと犬のボスコ)との奇妙な生活から抜け出せなくなっていたのである。
ジェリーは、日頃から好意を抱いていた同僚のフィオナ(ジェマ・アータートン)を食事に誘う。
<プレスリーやブルース・リーの真似をする中国人のショーが見られる野暮ったい中華料理店(笑)。>
が、約束はすっぽかされ、帰り道に偶々フィオナと出会ったジェリーは、偶然が重なり、彼女を殺してしまう。
帰宅したジェリーは、Mr.ウィスカーズの助言に基づき、証拠隠滅を図るため現場に戻り、
フィオナの死体を家に持ち帰る。さらに死体をバラバラに切断して、タッパーに詰める。
その際、首から上だけを冷蔵庫に保管した。するとフィオナの生首もペットたち同様話すようになったのだ。
精神的に不安定な状態のまま、自分の日常を認識できずにジェリーの陽性症状は、悪化の一途を辿り、
殺人が殺人の連鎖を起こし、軈て後戻り出来ない狂気の世界へと踏み込んでいく...。
ポップでコミカルな映像が際立つ変り種のスリラーで、かつホラーファンの間では好みが分かれる作品。
グロい描写に耐性がある風変わりなコメディ映画ファンにお勧めしたいが、万人向けの映画ではない。
しかし、主人公の過去の強烈な体験が、度々脳裏に甦るフラッシュバックを効果的に使ったシーンを始め、
要所要所にしっかりと伏線は敷かれており、周到に敷かれた伏線を回収していくシナリオ構成が巧妙。
また製作スタッフ、キャストたちが一丸となり、細部にまで監督のこだわりが表現された作品なのである。
<ここから、ネタバレ含む、未見の方はご注意ください。>
本作は妄想型分裂病殺人鬼映画、猟奇的殺人を重ねるサイコキラーのカテゴリーに属し、
殺される側ではなく、殺人鬼の視点から描くスタイルで、殺人鬼の内面をえぐるサイコスリラーでもある。
この手の物では、聾唖の死体愛好家を描いた超カルト作「モスキート/血に飢えた死体マニア」(76)、
心にトラウマを持つ分裂症の殺人鬼を描いた「恐怖の火あぶり」(79)、ジョー・スピネルが主演を演じた、
スプラッター映画「マニアック」(80)、イライジャ・ウッド主演のリメイク・ホラー「マニアック」(2012)、
多重人格(解離性同一性障害)殺人鬼を描いた「ハイテンション」(2003)など、個性的な作品が多い。
心的外傷や劣等感を抱え、苦悩と孤独の果てに幻聴・幻覚・妄想に囚われたサイコキラーが登場する。
本作品が、上記の作品とは違った着眼点を持ち、独自の切り口で、新たな価値観を生み出したのは、
主人公の心の声(内側で繰り広げられる幻聴の症状)を可視化させて描いている点である。
主人公が、自分では気づかない自分の心の声を代弁している猫のMr.ウィスカーズや犬のボスコ、
車に衝突した鹿、喋る靴下(バニー・モンキー)など、ジェリーに扮した主演のライアン・レイノルズが、
声を含め一人五役を演じ分けている。<実は中華料理店の金魚を含めると一人六役である(笑)。>
ジェリーの心の声を可視化した犬のボスコと猫のMr.ウィスカーズは、善悪で二分したキャラではない。
理想と現実. 本音と建前で例えると、ボスコは理想と建前、Mr.ウィスカーズは現実と本音となる(笑)。
人間という動物が極めて複雑な精神構造を持つように、単に「善」と「悪」を区別することは難しい。
<優しいボスコは現実逃避的側面を持ち、皮肉屋Mr.ウィスカーズは現実直視の側面を持っている。>
ストーリー自体は、シリアスでダークなトーンなのに、ユニークでアイロニーの効いた演出効果が秀逸。
常に自分の行動や言動に不安を持つジェリーは、紆余曲折しながら悩み苦しんで生きている。
薬を飲んで正常の時は、散らかった汚れた部屋に声(幻聴・幻覚)も消失し、孤独の闇に埋もれてしまう。
<死体をバラバラに切断した血みどろの凄惨な現場となり、サイコ・ホラーの様相を見せつける。>
薬を飲んでいない時は、清潔で明るい部屋に響き渡るペットの声、孤独から解放され、心が癒される。
ジェリーは、現実逃避のため、ファンタジーに引きこもる難治性の幻聴・妄想にとらわれているのだ。
コミカルな展開から突然本格的ホラー映画に切り替わる瞬間の急落感にゾクゾクする。この妙技は、
マルジャン監督の演出力だけでなく、撮影監督マキシム・アレクサンドルの功績も大きいと思われる。
彼は、アングル、構図、カット割りなどのカメラワーク、照明や色彩の調整、映像全体の構成などに拘り、
ホラーの鬼才アレクサンドル・アジャ作品の常連の撮影監督でもあり、尚且つ「ハイテンション」(2003)、
「マニアック」(2012)など、サイコキラー映画をも手掛けてきた折り紙つきの実力者である。
序盤に森の中で、フィオナ(ジェマ・アータートン)を滅多刺しするシーン、また中盤にジェリーの家の中で、
リサ(アナ・ケンドリック)を惨殺するシークエンスなどは、観る者に衝撃と恐怖、そして狂気の深みを、
もたらしてくれる。<ちなみにアータートンは、生首となってからキュートな魅力を発散させている。>
イラン人のジョークや風刺のセンスはなかなかで、どんな辛い状況をも笑いに変えてしまう余裕がある。
日頃から政治や経済や宗教などに圧迫されているため、それらのものをすべて笑いで吹っ飛ばしている、
という自由精神に満ち溢れているように思える。生首となった女性三人の喋る光景も痛快極まりない。
ハッピーな音楽と陽気なダンスシーンで締め括るエンディングの爽快感は、この手の物では、
他に類を見ない後味の良さ。マルジャン監督の自由奔放で斬新な作風は、大いに支持したいと思う。
ネコや犬が喋る。へんてこりんな展開で冷蔵庫から
生首が出てくるのは気持ち悪い。
この人を私はペーパー・マンやら悪魔の棲む家やらデンジャラス・ランやらとにかく大量にみてきたが、未だにわからないことがある。この人は演技がうまいんだろうか?下手なんだろうか? いや、実際のところ、デッドプールで本人がネタにしていた通り、あんまりうまくないんだと思う。少なくとも、オスカーにノミネートされるような演技力はないんだと思う。どの作品に出ていてもなにか本人の地が出てしまっているような気がするのだ。それでも実は上手いんじゃないか? と思うのは、大方わたしが彼を好きだからだろう。けれど、この作品や、ラブ・ダイアリーズなんかの彼を見ていると、ほんとに下手なんだろうか、と感じる。
なのでコメディ仕立てにしてもちっとも笑えないし面白くもない
少なくとも自分にはこの映画の制作意図が分からないし「合わない」映画
幼い頃養父のせいで母親を失った過去を持ち
それがPTSDとなり鬱の様な症状となって残ってしまった青年。
物が綺麗に並ぶ姿が好きという見せ方は、
その表現のひとつだろう。
妄想と現実の狭間で戸惑うジェリーに対し
猫のMr.ウィスカーズが心の中の「悪意」を表現、
犬のボスコが心の中の「現実」を表現しているように思えた。
決して天使と悪魔のような関係ではない。
映像こそ明るくポップに仕上げているが
内容は決してハッピーではなく現代に暗い影を落とす映画である。