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ロゴパグ Blu-ray

3.9 5つ星のうち3.9 6個の評価

仕様
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新品 中古品
Blu-ray 通常版
フォーマット Blu-ray, ワイドスクリーン, 字幕付き
コントリビュータ ロベルト・ロッセリーニ, ロザンナ・スキャフィーノ, ジャン=マルク・ボリ, オーソン・ウェルズ, ジャン=リュック・ゴダール, ピエル・パオロ・パゾリーニ
言語 イタリア語
稼働時間 2 時間 2 分

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商品の説明

<ロッセリーニ>+<ゴダール>+<パゾリーニ>+<グレゴレッティ>=「ロゴパグ」!
諧謔、皮肉あるいは機知、または想像と審美によって世界の醜悪を描いた怪作オムニバス!

第1話:ロッセリーニ監督「潔白」・・・国際線キャビン・アテンダントに恋した男の偏執狂的異常な行動。
第2話:ゴダール監督「新世界」・・・人々の変化、世界の終わるさまを記録する男。パリ上空では核爆発が起きていた。
第3話:パゾリーニ監督「ラ・リコッタ(意志薄弱な男)」・・・<キリスト磔刑>の映画撮影地。磔にされた信者を演じる男の役者は、
マグダラのマリア役の女のストリップを見て悶絶、彼は貧しく空腹だったため、現場でチーズを食べ過ぎ、実際の十字架の上で死ぬことに・・・。
映画監督を演じるのは怪優O・ウェルズ。(映画発表当時、本編は公開禁止となり、宗教に対する不謹慎な描写を理由にパゾリーニは逮捕されてしまう。)
第4話:グレゴレッティ監督「にわとり」・・・消費社会の現代で、マスコミに振り回される俗人夫婦の滑稽。

1964年ゴールデン・ゴブレット賞 最優秀監督賞(ピエル・パオロ・パゾリーニ)

【特典】解説リーフレット/ポストカード

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • 言語 ‏ : ‎ イタリア語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 100 g
  • EAN ‏ : ‎ 4523215123778
  • 監督 ‏ : ‎ ロベルト・ロッセリーニ, ジャン=リュック・ゴダール, ピエル・パオロ・パゾリーニ
  • メディア形式 ‏ : ‎ Blu-ray, ワイドスクリーン, 字幕付き
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 2 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/6/25
  • 出演 ‏ : ‎ ロザンナ・スキャフィーノ, ジャン=マルク・ボリ, オーソン・ウェルズ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ イタリア語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ 紀伊國屋書店
  • ASIN ‏ : ‎ B01E3ABO20
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 6個の評価

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
[ロゴパグ]はロッセリーニ、ゴダール、パゾリーニ、グレゴレッティの各監督の名前の頭文字を合成したタイトル。というだけで、このオムニバスの茶目っ気が伝わるというものだ。パゾリーニの「意志薄弱な奴」にそれが最も顕著に出ているが、全体のテーマは、ご大層なものをラディカルな茶化しによって笑いのめすということだろうか。この短編だけが、パート・カラー作品となっている。ヤコポ・ダ・ポントルモの古典的タブロー「十字架降下」を再現しようとするシークエンスで、キリストを抱く人たちが崩れて皆が笑い崩れたり、休憩時間にスタッフ、キャストたちがツイストを踊るなどという場面にカラー映像が使われる。この作品が宗教上の物議をかもしたことで、このオムニバス映画は有名になったようだが、パゾリーニにとってこうしたことは日常茶飯事でもあったようだ。まさに茶番である。
ロッセリーニの「潔白」は、CAで恋人のいるロザンナ・スキアフィーノがブルース・バラバンの執拗な求愛に悩まされるというドタバタ。唯一の外国人ゴダールの「新世界」は、パリ上空12万メートルで、人知れず核が爆発していたら…というSF的設定。そのことをジャン=マルク・ボリは、恋人のアレクサンドラ・スチュワルトの変化から察知することになる。そう思いだすと、身の回りのすべてがどれもこれもおかしなものに映りだすのだ。最後のグレゴレッティの「にわとり」もなかなか怖い。2人の子どもを持つ夫婦の戸建て住宅購入のためにドライヴする様子と、ビジネスマンのセミナーでマーケティングについて話す様子―しかも、講師は発生装置を通した非人間的な機械音!―が並行して描写される。要するに、ここで描かれていることは現代人はどうでもいいものばかり買わされているということだ!つまり、喜劇仕立てではあるが、どれもこれも観ていてほほえましいものなどひとつもない。覚悟してみなければ!というほどでもないが、一筋縄ではいかないことだけは確か。当たり前のように接しているものが、本当はその裏に別の顔があるのかもしれない。実体を透視するような黒い視点が効いている。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
パゾリーニ監督の「リコッタ」のみ観た感想です。
画質は非常に良く、50年以上前の作品とは思えません。
白黒の場面とカラーの場面が出てきますが、白黒場面はオーソン・ウェルズの髪の毛の一本一本や、その他の顔のぶつぶつや皺までくっきり映っています。
カラーの場面も発色が非常に美しく、何らかの絵画を観ているような錯覚に陥ります。
この映画をリマスターした会社は大変良い作品を出してくれたと心から感謝します。

一方、内容はパゾリーニ監督の作品らしく、一見しただけでは自分にはほとんどわかりませんでした。
(これまでもパゾリーニ作品で一見してわかったような気になる作品は一つもありませんでしたが...)
キリスト教を揶揄しているような異様な雰囲気は何となく感じられますが、
この作品が公開禁止処分にされ、パゾリーニ監督が有罪判決を受けなくてはならないような大変な作品とは...
もっとも、パゾリーニ作品は作品の解説を読んだり、何度も何度も作品を観てわかったようなところが出てくるのが楽しいので、これから繰り返し観るのが楽しみです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年4月20日に日本でレビュー済み
まだ発売されていないので画質云々は言えませんが、これを発売する事自体が好評価です!
15年以上前に映画の専門学校での授業で観た以来ですよ!しかも時間がなくて全部観ていなく早くDVDにならないかと心待ちにしていましたが、DVD飛び越えてBlu-rayで発売!特典映像はきっとないでしょうが、とりあえず買います。
巨匠達がマジで撮ったのかシェフの気まぐれサラダ的に撮ったのかわかりませんが、価値ある一作は死ぬまでに観ねば!
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート