世界の三船敏郎の時代劇ドラマ代表作!無敵の素浪人が、悪を斬る!謎の素浪人・峠九十郎が多殺剣法「八方達磨返し」をふるって豪快に悪を懲らしめる時代劇。映画「用心棒」「椿三十郎」の三十郎より3倍強いというふれこみで峠九十郎が大活躍。61話【出獄 裏切りの報酬】山深い信州の天領に足を踏み入れた九十郎は、重傷をおった老爺を見つけた。老爺は天領内にある下馬の宿の女郎屋に娘を売りに行った帰りだという。そこへ道中姿の渡世人・政吉(今井健二)が通りかかり、娘を買ったヤツの仕業だ、と言い残して姿を消した。62話【強奪 けものたちの群れ】作州津山藩内の山道で、九十郎は山賊に手ごめにされているお弓(岡田由紀子)という娘を助けた。聞けば、お弓は二年前に取り潰しにあった鈴江藩の家老・善蔵の娘だった。家臣たちは刀を捨て、百姓になって開拓に精を出したが、あいつぐ疫病や凶作に見舞われ窮地におちいっていた。63話【烈風 屍なす山河】木枯らし吹きすさぶ上州路のある寒村。代官の厳しい年貢取立てに百姓たちは冬を前に不安に駆られていた。そんなある夜、大胆にも代官所に盗みに入ろうとして失敗した男がいた。それは次郎吉だったが、翌朝、若い百姓・乙吉が代官所忍び込みの犯人として召し上げられていた。