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愛と感動のアニメーション「世界名作劇場」シリーズが10年ぶりに復活!いつの時代も愛と真実は受け継がれる・・・封入特典 ライナーノート 【4話収録】■第25話「届かぬ想い」 リュクサンブール公園で、互いの名前も知らぬままひそやかに視線を交わし始めるコゼットとマリウス。マリウスを意識して元気をなくすコゼットをジャンは案じるが、家政婦のトゥーサンから年頃の娘の気持ちを教えられる。マリウスも足繁く公園に通うものの、未だにコゼットに声を掛けられないでいた。そして同じようにマリウスを慕い始めたエポニーヌは、こっそりマリウスの後をつけ、見知らぬ女性に焦がれるマリウスの姿を見てひどく打ちひしがれるのだった。■第26話「パリのすれちがい」 ジャヴェールの影に怯えるジャンは公園で会う男を追ってと勘繰りブリュメ通りの古い屋敷へ引っ越すことに。リュクサンブール公園へと出かけられなくなったコゼットは、会えないマリウスへの恋心を庭のマリーゴールドの花にひっそりと託す。一方、失意にくれているマリウスはクールフェラックから「ABCの友」の集会へ連れ出されるが一向に心は晴れなかった。そしてマリウスもまた、ゴルボー屋敷の庭に咲くマリーゴールドの花にコゼットへの想いを向けるのだった。■第27話「飛び出した女の子」 礼拝を終えた教会の中で、ジャンの戻りを待っていたコゼットは、青ざめ苦しげな様子の女性を助けた。屋敷に連れ帰ると、その女性はロザリーヌと名乗り、迎えに来た幼い娘が行方知れずになっていることを話す。母娘の身の上に自分の境遇を重ね合わせたコゼット…。クールフェラックら「ABCの友」の仲間たちは、いまだに沈み込むマリウスを慰めようとブローニュの森でのピクニックを計画する。そこで彼らは、パンを盗もうとした一人の少年と出会う。■第28話「拾われた手紙」 ゴルボー屋敷の近くの雪道で、マリウスが拾った4通の手紙。それは、テナルディエの書いたお金を無心する偽の手紙だった。手紙を失した代わりにマリウスからお金を借りてくるよう言いつけられたエポニーヌは嫌がりながらもマリウスの元を訪れ、鏡に映る惨めな自分にぞっとするのだった。やがて取り戻された手紙は、アゼルマの手によって教会に来る「慈善家の紳士」であるジャンに渡される。何も知らないジャンは、援助を乞う少女に同情しゴルボー屋敷を訪ねることを約束してしまう。
ヴィクトル・ユゴーの『レ・ミゼラブル』を原作に、ヒロインの少女コゼット(名塚佳織)に焦点を当てたTVアニメーション『世界名作劇場』シリーズのDVD第7弾。第25話「届かぬ想い」と第26話「パリのすれちがい」はコゼットとマリウス(勝杏里)の想いをはじめ、さまざまなすれ違いが描かれるが、マリウスは今の感覚で言うと、ちとストーカー気味? 年頃のコゼットの娘心に戸惑うジャン・ヴァルジャン(菅原正志)の無骨ぶりも徐々に目立ってきている。第27話「飛び出した女の子」ではかつての自分と似た境遇の少女(三瓶由布子)を捜そうとする母(萩原えみこ)の姿に、コゼットは自分の辛い過去を照らしあわせる。第28話「拾われた手紙」ではジャンたちとテナルディエ(矢部雅史)一家、そしてマリウスの関係性が急接近し始めていく。エポニーヌ(笹本優子)の立場が、かつてのコゼットのように悲劇的になっているが、これもまた後々どうドラマを複雑にさせていくのか? マリウスを誘う青年革命組織“ABCの友”の存在など、不安材料は次第に増えていく。成長したコゼットに意外と生彩がないのは辛い。(増當竜也)