小島慶四郎 コジマケイシロウ

  • 出身地:大阪府堺市浜寺
  • 生年月日:1932年12月19日

略歴 / Brief history

銀行員の父の勤務の関係で、幼時から岡山、朝鮮の京城、和歌山、京都、北海道と住居を転々とし、北海道立北見柏陽高校を52年に卒業。同年、関西大学文学部新聞学科に入学する。翌53年、在学のまま関西の新劇団・かもめ座に入り54年に初舞台を踏んだのがきっかけで、芝居に病みつきとなる。55年、劇団新春座に移り、同年、大学を中退。60年、松竹新喜劇に入る。まんまるい顔と細い目に喜劇役者らしい愛嬌があり、ぎらぎらした声で場をさらって、人気者となる。藤山寛美の『鼻の六兵衛』第3場で、顔に白壁のように白粉を塗りたくり、有馬の殿様役でヌッと現れて観客席をわかせ、寛美の被害者型アホに対し、加害者型アホとして舞台で活躍する。66年、寛美の松竹新喜劇除籍に殉じ同年6月、新喜劇を退団するが同年11月、寛美の劇団復帰とともに新喜劇にもどる。映画出演は松竹「河内の風より・あばれ太鼓」(63)が最初で、以後、松竹「青い目の花嫁はん」(64)、東映「蝶々雄二の夫婦善哉」(65)、「関東やくざ嵐」「893愚連隊」「昭和残侠伝・一匹狼」(66)、「男の勝負・関東嵐」「博奕打ち・総長賭博」(67)、松竹「喜劇・夫婦善哉」、東映「日本侠客伝・絶縁状」「極道」「温泉あんま芸者」(68)、「残酷・異常・虐待物語・元禄女系図」「異常性愛記録・ハレンチ」「関東テキヤ一家」(69)、「関東テキヤ一家・喧嘩(ゴロメン)仁義」「シルクハットの大親分」(70)、「傷だらけの人生」(71)、「現代ポルノ伝・先天性淫婦」(72)、「ポルノ時代劇・忘八武士道」、東宝「悪名・縄張荒らし」(73)ほか。テレビは、大阪テレビ開局当時の『大阪五人娘』をはじめ、朝日テレビ『びっくり捕物帖』(57)、NHK『花だらけの街』(58)、読売テレビ『親バカ子バカ』(59)、『C調紳士録』(62)、朝日テレビ『部長刑事』(69)、『藤山寛美の3600秒』(75)、毎日テレビ『藤山寛美のいろは劇場』(79)ほか多数に出演。60年安保闘争のときデモに参加して渋谷天外に叱られたこともある。62年結婚、1男あり。

小島慶四郎の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 悪名 縄張荒らし

    かって大映で映画化された「悪名」シリーズの再映画化。河内生まれの暴れん坊朝吉が、腕と度胸で男を売り出していく姿を猫く。脚本は依田義賢、監督は「御用牙 かみそり半蔵地獄責め」の増村保造、撮影も同作の宮川一夫が担当。
  • ポルノ時代劇 忘八武士道

    暗黒の過去を引きずって今日を流れる非情の男の生々流転のありさまを、剣の無情、愛欲非道をからませて描く。原作は小池一雄・作、小島剛夕・画の劇画『忘八武士道』。脚本は「まむしの兄弟 傷害恐喝十八犯」の佐治乾、監督は「緋ぢりめん博徒」の石井輝男、撮影は「恐怖女子高校 女暴力教室」の鈴木重平がそれぞれ担当。
  • 現代ポルノ伝 先天性淫婦

    「色情日記」の主演女優サンドラ・ジュリアンと池玲子が共演。脚本は「温泉みみず芸者」の掛札昌裕。監督は脚本も執筆している「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」の鈴木則文。撮影は「まむしの兄弟 お礼参り」の赤塚滋がそれぞれ担当。
  • 任侠列伝 男

    「傷だらけの人生」につづく、鶴田浩二のヒットメロディー「男」の映画化。脚本は「女渡世人 おたの申します」の笠原和夫、監督は「女渡世人・おたの申します」の山下耕作、撮影も同作のわし尾元也がそれぞれ担当。
  • 女の花道

    昭和二十一年、八歳で芸能界にデビューした美空ひばりの芸能生活二十五周年を記念して、川口松太郎が彼女のために書いた原作を、「幻の殺意」の沢島忠と岡本育子が脚本化した。監督は沢島忠、撮影は「女房を早死させる方法」の山田一夫がそれぞれ担当。
  • 傷だらけの人生

    鶴田浩二のヒット曲「傷だらけの人生」を主題歌に、親分の座をめぐってのヤクザ同志の赤裸々な姿を描く。脚本は「暴力団再武装」の村尾昭。監督は「日本侠客伝 刃」の小沢茂弘。撮影も同作の吉田貞次がそれぞれ担当。
  • 幻の殺意

    平和で明るい生活を営んでいた家庭が、一つの事件をきっかけにガタガタに崩れ去ってしまう。結城昌治の「幻影の絆」を「新選組(1969)」の沢島忠が監督し、沢島忠と岡本育子が共同執筆した。撮影は「走れ!コウタロー 喜劇・男だから泣くサ」の岡崎宏三がそれぞれ担当。
  • シルクハットの大親分

    「緋牡丹博徒」の人気男、豪胆無類の、熊虎親分を主人公に仕立てた新シリーズ第一作。脚本・監督は「関東テキヤ一家 天王寺の決斗」のコンビ高田宏治と鈴木則文。撮影は「極道釜ケ崎に帰る」のわし尾元也が担当。
  • 関東テキヤ一家 天王寺の決斗

    「極悪坊主 念仏三段斬り」の高田宏治が脚本を執筆し、関東テキヤ・シリーズ「関東テキヤ一家 喧嘩仁義」の鈴木則文が監督したシリーズ第三作。撮影は「緋牡丹博徒 お竜参上」の赤塚滋が担当。
  • 関東テキヤ一家 喧嘩仁義

    「現代任侠道 兄弟分」の村尾昭、「渡世人列伝」の志村正浩、「緋牡丹博徒 鉄火場列伝」の鈴木則文が脚本を共同執筆し、鈴木則文が監督したテキヤシリーズ第二作。撮影は「極悪坊主 念仏人斬り旅」の増田敏雄が担当した。
  • 渡世人列伝

    「女親分 喧嘩渡世」の鳥居元宏と、志村正浩が共同執筆した脚本を、「ごろつき部隊」の小沢茂弘が監督した仁侠もの。撮影は、「日本暗殺秘録」の吉田貞次が担当。
  • 関東テキヤ一家

    「新網走番外地 流人岬の血斗」の村尾昭が脚本を書き、「緋牡丹博徒 一宿一飯」の鈴木則文が監督した任侠もの。撮影は、「賞金稼ぎ」の山岸長樹が担当。
  • 異常性愛記録 ハレンチ

    「残酷・異常・虐待物語 元禄女系図」の石井輝男が脚本・監督を担当した風俗もの。撮影は「待っていた極道」のわし尾元也が担当した。
  • 前科者 縄張荒し

    「博徒列伝」の笠原和夫と小野竜之助がシナリオを共同執筆し、小沢茂弘かメガホンをとったアクションもの。撮影は「残酷・異常・虐待物語 元禄女系図」の吉田貞次が担当した。
  • 待っていた極道

    「兵隊極道」でコンビを組んだ松本功と鳥居元宏が共同でシナリオを執筆し、「大奥絵巻」の山下耕作が、監督した極道シリーズ第四作目。撮影は「徳川女刑罰史」のわし尾元也が担当した。
  • 残酷・異常・虐待物語 元禄女系図

    「徳川女刑罰史」でメガホンをとった石井輝男と「大奥(秘)物語」の掛札昌裕が脚本を共同執筆した風俗もの。監督は石井輝男、撮影は「横紙破りの前科者」の吉田貞次が担当した。
  • 緋牡丹博徒 一宿一飯

    「産業スパイ」の野上龍雄と、前作「緋牡丹博徒」の鈴木則文が共同でシナリオを執筆し、鈴木則文が監督した“緋牡丹博徒”シリーズ第二作。撮影は同じ古谷伸。
    90
  • (秘)トルコ風呂

    「夜の手配師」の下飯坂菊馬と新人播磨幸治が脚本を共同執筆し、「あゝ予科練」の村山新治が監督した風俗もの。撮影は「代貸」の稲田喜一が担当。
  • 極悪坊主

    「侠骨一代」の村尾昭と山本英明が共同でシナリオを執筆し、「代貸」の佐伯清が監督したアクションもの。撮影は「馬賊やくざ」の山岸長樹。
  • 侠客列伝

    「代貸」の棚田吾郎がシナリオを執筆し、「日本侠客伝 絶縁状」のマキノ雅弘が監督した任侠もの。撮影は「前科者」の鈴木重平。
    80
  • 温泉あんま芸者

    「徳川女系図」の石井輝男と内田弘三が共同でシナリオを執筆し、石井輝男が監督したコメディー。撮影も同じ吉田貞次。
  • 帰って来た極道

    シナリオは「極道」を共同執筆した鳥居元宏と松本功があたり監督も同じく山下耕作。“極道”シリーズ第二作。撮影は「日本侠客伝 絶縁状」のわし尾元也。
  • 極道

    「侠客の掟」の鳥居元宏と「侠骨一代」の松本功が共同でシナリオを執筆し、「博奕打ち 総長賭博」の山下耕作が監督したやくざもの。撮影はコンビの山岸長樹。
  • 日本侠客伝 絶縁状

    「人間魚雷 あゝ回天特別攻撃隊」の棚田吾郎がシナリオを執筆し、「日本侠客伝 斬り込み」のマキノ雅弘が監督した“日本侠客伝”シリーズ第八作目。撮影は「任侠 魚河岸の石松」のわし尾元也。
    80
  • 喜劇 夫婦善哉

    織田作之助の原作「夫婦善哉」(新潮文庫版)を、森崎東と土井行夫が共同で脚色し、「そっくり大逆転」の土居通芳が監督した人情喜劇。撮影は「夜のひとで」の平瀬静雄。
  • 博奕打ち 総長賭博

    「日本侠客伝 斬り込み」の笠原和男がシナリオを執筆し、「男の勝負 関東嵐」の山下耕作が監督した“博奕打ち”シリーズ第四作目。撮影は「博奕打ち 不死身の勝負」の山岸長樹。
    100
  • 任侠 魚河岸の石松

    宮本幹也の同名原作(芸文社刊)を、「男の勝負 関東嵐」の高田宏治が脚色し、「侠客道」の鈴木則文が監督したアクションもの。撮影は「男涙の破門状」のわし尾元也。
  • 男の勝負 関東嵐

    「博奕打ち 不死身の勝負」の高田宏治がシナリオを執筆し、「兄弟仁義 関東命知らず」の山下耕作が監督した任侠もの。撮影は「銭形平次(1967)」の古谷伸。
  • 博奕打ち 不死身の勝負

    「博奕打ち 一匹竜」のコンビの小沢茂弘と高田宏治が共同でシナリオを執筆し、小沢茂弘が監督した“博奕打ち”シリーズ第三作目。撮影は「兄弟仁義 続・関東三兄弟」の山岸長樹。
    100
  • 男涙の破門状

    「兄弟仁義 続・関東三兄弟」の村尾昭がシナリオを執筆しコンビの山下耕作が監督したやくざもの。撮影は「博奕打ち 一匹竜」のわし尾元也。
  • お尋ね者七人

    「博徒七人」の笠原和夫と小沢茂弘がシナリオを執筆、小沢茂弘が監督した“七人”シリーズ二作目。撮影もコンビの鈴木重平。
  • 任侠柔一代

    富田常雄の原作を、「男の勝負」の中島貞夫と金子武郎が共同で脚色し、中島貞夫が監督した時代もの。撮影は「893愚連隊」の赤塚滋。
  • 三等兵親分出陣

    前作「三等兵親分」の棚田吾郎がシナリオを執筆、「ゴキブリ部隊」の小山幹夫が監督したシリーズ第二作目。撮影はコンビの坪井誠。
  • 続・兄弟仁義

    「大陸流れ者」の村尾昭が脚本を執筆、コンビの山下耕作が監督した仁侠もの。撮影は「骨までしゃぶる」のわし尾元也。
    80
  • 昭和残侠伝 一匹狼

    「流れ者仁義」を共同執筆した山本英明と、松本功が今度も二人でシナリオを執筆。「昭和最大の顔役」の佐伯清が監督した「昭和残侠伝シリーズ」第三作。撮影は、「続・おんな番外地」の星島一郎が担当した。
    80
  • 男の勝負

    紙屋五平の原作『浪花太平記』を「十七人の忍者 大血戦」の鳥居元宏と「893愚連隊」の中島貞夫が共同で脚色し、中島貞夫が監督したやくざもの。撮影は「日本大侠客」の山岸長樹。
  • 三等兵親分

    「逃亡」の棚田吾郎のシナリオを、「おゝい、雲!」の瀬川昌治が監督した喜劇もの。撮影は「肉体の盛装」の坪井誠。
  • 893愚連隊

    菅沼照夫の原作を「旗本やくざ(1966)」の中島貞夫が脚色・監督したアクションもの。撮影は「十七人の忍者 大血戦」の赤塚滋。
  • 関東やくざ嵐

    「脅迫 おどし」の宮川一郎と「関東果し状」の小沢茂弘が共同でシナリオを執筆、小沢茂弘が監督した“関東”シリーズ第五作目。撮影は「四畳半物語 娼婦しの」の鈴木重平。
  • 求婚旅行

    「けものみち」の白坂依志夫がシナリオを執筆、「あの娘と僕 スイム・スイム・スイム」の市村泰一が監督した“旅行”シリーズ第一作。撮影は大越千虎。
  • 蝶々雄二の夫婦善哉

    ミヤコ蝶々の原案を「悪名幟」の依田義賢がシナリオ化、「色ごと師春団治」のマキノ雅弘が監督した人情喜劇。撮影もコンビの鈴木重平。
  • 青い目の花嫁はん

    松山善三の原作を、林秀彦が脚色、「ローマに咲いた恋」の川頭義郎が監督したメロドラマ。撮影は「歌くらべ満月城」の荒野諒一。
  • 残酷の河

    「天国と地獄」の脚本を執筆した菊島隆三の原作を、彼と「禁猟区」の監督内川清一郎が共同で脚色、同じく内川清一郎が監督した異色時代劇。撮影は「星屑の町」の太田喜晴。
  • 河内の風より あばれ太鼓

    今東光の原作を「彼女に向って突進せよ」の若井基成と「海猫が飛んで」の長谷和夫が共同で脚色、「海猫が飛んで」の酒井辰雄が監督した勝負師もの。撮影は関根重行。
  • 新・第三の極道 II

    『妖怪大戦争』の三池崇史監督、主演の中条きよしが全面的に製作に携わった任侠アクション第2弾。正木組の若頭・相馬を失った礼ニ郎と彼が率いる“裏盃”の軍団に謎のヒットマンが近づく。その後、正木組と武侠会系組織の争いは意外な方向に転じ…。【スタッフ&キャスト】監督:三池崇史 原作・脚本:村上和彦 製作・出演:中条きよし 脚本:井上眞介 出演:清水紘治/羽村英/坂田雅彦/小島慶四郎
    90

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 3/9

木梨憲武(1962)

劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer

ライダーたちが時空を超えて戦いを繰り広げる特撮TV『仮面ライダージオウ』の劇場版。50年後に自分が世界を支配する魔王オーマジオウとなることを知った常磐ソウゴ。ついにその時がきたが、歴史の管理者クォーツァーが現れ、王誕生に隠された陰謀が明らかになる。奥野壮、押田岳、大幡しえり、渡邊圭祐らレギュラー陣に加え、ダンス&ボーカルグループのDA PUMP、「旅猫リポート」の前野朋哉、「覚悟はいいかそこの女子。」の若林時英らがゲストキャストとして参加。同時上映は「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!」。

いぬやしき

「GANTZ」の佐藤信介監督が、同作の原作者・奥浩哉の漫画を木梨憲武×佐藤健主演で実写化。謎の事故に巻き込まれ、超人的な能力を得た初老のサラリーマン犬屋敷壱郎と高校生・獅子神皓。犬屋敷は人を助けることに奔走する一方、獅子神は悪事に手を染めていき……。共演は「鋼の錬金術師」の本郷奏多、「リバーズ・エッジ」の二階堂ふみ、「グッモーエビアン!」の三吉彩花、「もういちど」の福崎那由他、「愚行録」の濱田マリ、「三度目の殺人」の斉藤由貴、「新宿スワン」シリーズの伊勢谷友介。脚本を「映画 ビリギャル」の橋本裕志、音楽を「チア・ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」のやまだ豊が務める。
千葉雄大(1989)

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼

恋人がスマートフォンを落としたのを契機に過去を暴かれ命を狙われるミステリー「スマホを落としただけなのに」の続編。連続殺人事件から数ヶ月後、同じ現場から次々と若い女性の遺体が見つかり、刑事の加賀谷は先の事件で逮捕した浦野に捜査協力を依頼する。前作に引き続き「リング」の中田秀夫がメガホンを取り、刑事・加賀谷役の千葉雄大、連続殺人鬼・浦野役の成田凌が続投。謎の男から狙われる加賀谷の恋人・美乃里を乃木坂46の白石麻衣が演じる。

決算!忠臣蔵

大石内蔵助が残した決算書を元に、赤穂浪士の吉良邸討ち入りをお金の面から描いた山本博文の『「忠臣蔵」の決算書』を映画化。元禄14年、お家再興の望みを絶たれた赤穂藩筆頭家老・大石内蔵助は、吉良邸討ち入りを計画。だが、その予算には上限があり……。出演は「泣くな赤鬼」の堤真一、「土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI」の岡村隆史。監督は「忍びの国」の中村義洋。

NEW今日命日の映画人 3/9

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