福田純 フクダジュン

  • 出身地:満州(中国東北部)奉天
  • 生年月日:1923年2月17日

略歴 / Brief history

父は満鉄に勤務。中学まで満州で過ごす。41年奉天第一中学を卒業単身帰国、松山高等学校へ入学。43年に中退して、日本大学芸術科へ入学。半年後に学徒動員で戦地に。異郷で見た稲垣浩「無法松の一生」に感銘を受け映画監督になろうと決心。終戦で復員し、46年5月東宝撮影所演出助手部に入社。稲垣浩、山元嘉次郎、谷口千吉らに師事したが、主として稲垣のスタッフに加えられ、「宮本武蔵」「柳生武芸帳」などにつく。59年5月、監督に昇進、「恐るべき火遊び」でデビュー。以後、“暗黒街”もののアクション、“若大将”シリーズなど青春もので東宝娯楽路線にそって器用に、歯切れのよい映画づくりを続け、中堅監督として活躍した。「エスパイ」(75)、「惑星大戦争」(77)を撮る。76年青雲社代表取締役に。80年以降は東宝映画製作のドキュメンタリー作品を手がける。その後、「スターダスト・ストーリー/星砂物語」(87/矢作大輔監督)の監修をした。テレビ映画は65年から手がけ、TBS『平四郎危機一発』(67)、『日本沈没』(74)、日本テレビ『西遊記P1』(79)、『西遊記P2』(80)など。52年7月17日、結婚、二女あり。

福田純の関連作品 / Related Work

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  • スターダスト・ストーリー 星砂物語

    与論島を舞台にウィンド・サーフィン部の大学生と島の娘との恋を描く青春映画。監督は矢作大輔。出演は石井浩、荒井玉青、神山繁ほか。
  • 惑星大戦争

    一九八八年、金星に謎の基地を建設した第三惑星人が地球征服を企み、襲撃してきた。地球軍は秘密兵器スペース・ファイターを装備した轟天を出撃させ、宇宙戦争となる。脚本は「愛のなぎさ」の中西隆三と「白熱(デッドヒート)」氷原秀一、監督は「エスパイ」の福田純、撮影は「若い人(1977)」の逢沢譲がそれぞれ担当。
    80
  • エスパイ

    「エスパイ」とは、人並はずれた超能力を持った人間“エスパー”たちによって組織された国際秘密機構で、どの国家にも属さず、利益を追わず、権力をも求めず破壊者の手から世界平和を守る正義の〈力〉である。このエスパイたちと、正体不明の姿なき殺人者との超能力を駆使しての対決を描いたアクション映画。原作は小松左京の同名SF小説。脚本は「血を吸う薔薇」の小川英、監督は「ゴジラ対メカゴジラ」の福田純、撮影は「急げ! 若者」の上田正治がそれぞれ担当。
    80
  • 喜劇 だましの仁義

    全国を股にかけてだましまくる四人のサギ師と、彼らを追う元刑事との知恵比べを描く喜劇。原作は山本一夫の『狸の代紋』。脚本は小林一邦、西川常三郎、「涙のあとから微笑みが」の田波靖男、監督は脚本も執筆している「ゴジラ対メカゴジラ」の福田純、撮影も同作の逢沢譲がそれぞれ担当。
  • ゴジラ対メカゴジラ

    ゴジラ誕生20周年記念映画。地球侵略を企む宇宙人が、地球最強の怪獣ゴジラを徹底的に分析して造り上げたサイボーグ“メカゴジラ”を日本に出現させ、ゴジラをピンチに追いやる。他にアンギラス、新怪獣キングシーサーも登場。脚本は山浦弘靖、監督は脚本も執筆している「ゴジラ対メガロ」の福田純、撮影も同作の蓬沢譲がそれぞれ担当。
    70
  • 狼の紋章

    驚くべき強靭な肉体を持ちながらも、どこか暗い虚無の影を宿した少年に次々と怪奇な事件が巻き起こる。“人狼伝説”に材を得て書き下した平井和正のSF小説の映画化。脚本は「ときめき」の石森史郎、と「ゴジラ対メガロ」の福田純、監督は脚本も執筆している「戦争を知らない子供たち」の松本正志、撮影は上田正治がそれぞれ担当。
    80
  • ゴジラ対メガロ

    東宝の怪獣特撮シリーズ第25作目。今作の新怪獣としては、昆虫怪獣“メガロ”、電子ロボット“ジェット・ジャガー”が初登場。脚本・監督は「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」の福田純、撮影は「その人は炎のように」の逢沢譲がそれぞれ担当。
    70
  • 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン

    昭和二十九年「ゴジラ(1954)」以来のシリーズ二十四本目。未来怪獣ガイガンは十八代目の新怪獣。脚本は「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」の関沢新一。監督は「西のペテン師・東のサギ師」の福田純。撮影は「愛ふたたび」の長谷川清がそれぞれ担当。
    70
  • 西のペテン師・東のサギ師

    変化自在、口八丁手八丁の大阪と東京のペテン師が、悪い奴らの懐にうなる悪銭をつぎつぎとまきあげるさまをコミカルに描く。原作は藤本義一の『珍魂商才』で、脚本も「喜劇 ソレが男の生きる道」の彼自身が執筆した。監督は「3000キロの罠」の福田純、撮影も同作の逢沢譲がそれぞれ担当。
  • 3000キロの罠

    俳優の田宮二郎が設立した田宮企画の第一回作品。原作は、推理小説や現代的な感覚で描く股旅物で人気のある笹沢左保の同名小説。脚本は「喜劇 昨日の敵は今日も敵」の石松愛弘。監督は「喜劇 ソレが男の生きる道」の福田純。撮影は「刑事物語 兄弟の掟」の逢沢譲がそれぞれ担当。また音楽は前田憲男が打楽器を中心にした新しいバンド編成でジャズ調の主題曲を作曲した。
  • 喜劇 ソレが男の生きる道

    敗戦の焼跡で青春時代をおくった二人の中年男の生き方をコミカルに描く。藤本義一の『骨までいただき』を藤本自身が脚色し、監督は「野獣都市」の福田純。撮影は「激動の昭和史 軍閥」の山田一夫がそれぞれ担当。
  • 野獣都市

    シリアス・タッチのハードボイルド・アクション。大藪春彦の原作をもとに「でんきくらげ」の石松愛弘が脚本を執筆、監督は「コント55号 宇宙大冒険」の福田純。撮影も同作の逢沢譲が担当。
  • コント55号 宇宙大冒険

    「ひばり・橋の花と喧嘩」のジェームス三木が脚本を書き、「大日本スリ集団」の福田純・逢沢譲が監督、撮影を担当したシリーズ第四作。
  • 大日本スリ集団

    藤本義一の原作『ちりめんじゃこ』を作者自身が脚色し、「コント55号 俺は忍者の孫の孫」のコンビ福田純、逢沢譲が監督、撮影を担当した喜劇。
  • コント55号 俺は忍者の孫の孫

    山田風太郎原作の「忍法相伝73」(講談社刊)を、桜井康裕と伊達八郎が共同脚色し「コント55号 人類の大弱点」の福田純が監督したシリーズ第三作。撮影は、「ブラック・コメディ ああ!馬鹿」の逢沢譲が担当した。
  • コント55号 人類の大弱点

    町田浩二の原作「詐欺の天才奮戦記」を江古武郎と平戸延介が脚色し、「ニュージーランドの若大将」の福田純が監督したシリーズ第二作。撮影は宇野晋作が担当。
  • ニュージーランドの若大将

    「クレージーの大爆発」の田波靖男が脚本を書き、「フレッシュマン若大将」の福田純が監督したシリーズ第14作。撮影は宇野晋作が担当。
  • フレッシュマン若大将

    「空想天国」の田波靖男がシナリオを執筆し、「100発100中 黄金の眼」の福田純が監督した若大将シリーズ第十三作。撮影は「街に泉があった」の逢沢譲が担当した。
  • 100発100中 黄金の眼

    都筑道夫と、「殺人狂時代」の小川英、「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」の福田純の三人が共同でシナリオを執筆、福田純が監督したアクションもの。撮影はコンビの山田一夫。
  • 怪獣島の決戦 ゴジラの息子

    「ウルトラマン(1967)」の関沢新一と、「ゼロ・ファイター 大空戦」の斯波一絵が共同でシナリオを執筆し、「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」の福田純が監督した怪獣もの。特技監督には新人の有川貞昌があたり、撮影は「育ちざかり」の山田一夫が担当した。
    70
  • ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘

    「ゼロ・ファイター 大空戦」の関沢新一がシオリオを執筆し、「怒涛一万浬」の福田純が監督した怪獣特撮もの。撮影も「ゼロ・ファイター 大空戦」の山田一夫。なお、特技監督には「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」の円谷英二があたっている。
    70
  • 怒涛一万浬

    「暗黒街全滅作戦」の小川英、福田純、「怪獣大戦争」の関沢新一が共同でシナリオを執筆し、「100発100中」の福田純が監督した海洋もの。撮影は「狸の大将」の斎藤孝雄。
  • 100発100中(1965)

    都筑道夫と「血と砂」の岡本喜八が共同でシナリオを執筆、「香港の白い薔薇」の福田純が監督したアクションもの。撮影もコンビの宇野晋作。
  • 香港の白い薔薇

    橋本忍の原案から、「青春前期 青い果実」の池田一朗が脚本を執筆、「暗黒街全滅作戦」の福田純が監督したメロドラマ。撮影もコンビの宇野晋作。
  • 暗黒街全滅作戦

    「血とダイヤモンド」の小川英「黒の挑戦者」の石松愛弘それに「血とダイヤモンド」の福田純が共同でシナリオを執筆、福田純が監督したアクションもの。撮影もコンビの宇野晋作。
  • 血とダイヤモンド

    「蟻地獄作戦」の小川英と間藤守之が共同でシナリオを執筆「国際秘密警察 虎の牙」の福田純が監督したアクションもの。撮影は「ああ爆弾」の宇野晋作。
  • 国際秘密警察 虎の牙

    安藤日出男のオリジナルシナリオを「のら犬作戦」の福田純が監督したアクション・ドラマ。撮影もコンビの内海正治。
  • のら犬作戦

    「やま猫作戦」の関沢新一がオリジナル・シナリオを執筆、「ハワイの若大将」の福田純が監督した活劇もの。撮影もコンビの内海正治。
  • ハワイの若大将

    「続社長道中記 女親分対決の巻」の笠原良三と「ニッポン無責任野郎」の田波靖男が共同で脚本を執筆、「にっぽん実話時代」の福田純が監督した若大将シリーズの第四作。撮影は「妻という名の女たち」の内海正治と「ホノルル・東京・香港」の西垣六郎。
    80
  • にっぽん実話時代

    「月給泥棒」の松木ひろしが脚本を執筆、「暗黒街の牙」の福田純が監督した記者もの。撮影は「やま猫作戦」の小泉福造。
  • 暗黒街の牙

    “暗黒街シリーズ”の第五作目。「俺に賭けた奴ら」の小川英と「日本一の若大将」を監督した福田純・坪島孝が共同で脚本を執筆、福田純が前作「暗黒街撃滅命令」についで二作目の暗黒街もの。撮影は「虹の空」の内海正治。
  • 日本一の若大将

    「大学の若大将」「銀座の若大将」についで「若大将」シリーズの第三弾。「銀座の若大将」のコンビ、笠原良三と田波靖男が共同で脚本を執筆、「女性自身」の福田純が監督した青春明朗編。撮影は「愛のうず潮」の飯村正。
  • 女性自身

    女性自身連載、源氏鶏太原作を「愛のうず潮」の堀江史朗、樫村三平と、「情無用の罠」の福田純が共同で脚本を執筆。福田純が監督したB・Gもの。撮影は「ある大阪の女」の遠藤精一。
  • 吼えろ脱獄囚

    宮下幻一郎の小説を「東から来た男」の須崎勝弥が脚色、「有難や三度笠」の福田純が監督したサスペンス・ドラマ。撮影も「有難や三度笠」の内海正治。
  • 暗黒街撃滅命令

    「野獣の門」の小川英のオリジナル・シナリオを「有難や三度笠」の福田純が監督したアクションもの。撮影もコンビの内海正治。
  • 有難や三度笠

    守屋浩の三度笠シリーズの第二作。スタッフは前作「泣きとうござんす」と同じ顔ぶれ。
  • 泣きとうござんす

    守屋浩の三度笠シリーズの第一作で、「暗黒街の弾痕」の関沢新一の脚本を、「情無用の罠」の福田純が監督した。撮影は「青い夜霧の挑戦状」の内海正治。
  • 情無用の罠

    飛鳥高の「死を運ぶトラック」を、「三兄弟の決闘」の須崎勝弥が脚色し、「電送人間」の福田純が監督したアクション・ドラマ。撮影は「銀座の恋人たち」の内海正治。
  • 電送人間

    「暗黒街の対決」の関沢新一の脚本を「恐るべき火遊び」の福田純が監督した怪奇スリラー。撮影は「暗黒街の対決」の山田一夫。特技監督・円谷英二。パースペクタ立体音響。
    70
  • 恐るべき火遊び

    東宝助監督・秋山正のオリジナル・シナリオにより新人・福田純が監督したハイティーンもの。福田純は大正十二年満州生れ。松山高校文科中退後、昭和二十一年東宝入り稲垣浩に師事していた人。撮影は「檻の中の野郎たち」の小泉福造が担当した。
  • 花の慕情

    吉屋信子の「花」から、池田忠雄・杉田彰・沢村勉の三人が脚色し、「脱獄囚」の鈴木英夫が監督、「女であること」の飯村正が撮影したラヴ・ロマンスである。「東京の休日(1958)」の司葉子、「弥次喜多道中記」の宝田明・草笛光子、「杏っ子」の三井美奈に、杉村春子、千秋実、長岡輝子などが出演する。いけ花指導は勅使河原蒼風。色彩はイーストマン・カラー。パースペクタ立体音響。
  • 空の大怪獸 ラドン

    翼長二七〇米、体重一〇〇トンの大怪獣ラドンをめぐってのスペクタクル。黒沼健の原作から、「いで湯の姉妹」の村田武雄と「リンゴ村から」の木村武が共同脚色、「東京の人さようなら」の本多猪四郎が監督、「お嬢さん登場」の芦田勇が撮影を担当。色彩はイーストマン・カラー。主な出演者は、石原忠改め佐原健二、「兄とその妹」の平田昭彦、「婚約指輪」の白川由美、「天上大風」の中田康子、ほかに小堀明男、田島義文、大仲清治など。
    90
  • 宮本武蔵 完結篇 決闘巖流島

    吉川英治の原作を北条秀司が劇化、それを「忘れじの人」の若尾徳平と「旅路(1955)」の稲垣浩が・共同脚色し、同じく稲垣浩が監督、「初恋三人息子」の山田一夫が撮影を担当した。主なる出演者は「応仁絵巻 吉野の盗賊」の鶴田浩二、志村喬、「生きものの記録」の三船敏郎、「青い果実」の岡田茉莉子、「俺は藤吉郎」の嵯峨三智子、「三四郎」の八千草薫など。色彩はイーストマン・カラー。
    60
  • ジャンケン娘

    明朗な二人の女学生と祇園の舞妓をめぐる友情行状記。雑誌『平凡』に連載された中野実の小説を「三四郎」の八田尚之が脚色、「新鞍馬天狗 夕立の武士」のコンビ杉江敏男が監督、完倉泰一が撮影を担当した。主なる出演者は「たけくらべ」の美空ひばり、「女の学校」雪村いづみ、「ジャズ娘乾杯!」の江利チエミ、「三四郎」の山田真二、「夫婦善哉」の浪花千栄子など。色彩はイーストマンカラー。

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 8/3

エヴァンジェリン・リリー(1979)

アントマン

「アベンジャーズ」のマーベル・スタジオが生んだ新ヒーロー“アントマン”の活躍を描いたアクション。身長1.5センチの極小サイズに変身し、オモチャや掃除機など身近な生活用品の中で、ユーモアを交えつつ迫力のアクションを展開する。出演は「40歳の童貞男」のポール・ラッド、「恋するリベラーチェ」のマイケル・ダグラス。

ホビット 決戦のゆくえ

J.R.R.トールキンの冒険物語『ホビットの冒険』をピーター・ジャクソン監督が映画化した3部作の最終章。ドワーフの王国を取り戻したビルボやドワーフ一行がさらなる魔の手と対峙する。前作に続きマーティン・フリーマン、イアン・マッケラン、オーランド・ブルームらが集結。さらに「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のケイト・ブランシェット、ヒューゴ・ウィーヴィングも顔を見せる。2D/3D同時上映。
行定勲(1968)

窮鼠はチーズの夢を見る

水城せとな原作のコミックを「リバーズ・エッジ」の行定勲が実写映画化。広告代理店に勤める大伴恭一は、受け身の性格が災いして不倫を繰り返していた。ある日、妻から派遣された浮気調査員として大学の後輩・今ヶ瀬渉が現れ、恭一への一途な想いを告白する。出演は、「100回泣くこと」の大倉忠義、「カツベン!」の成田凌、「チワワちゃん」の吉田志織、ドラマ『ルパンの娘』のさとうほなみ、ドラマ『まだ結婚できない男』の咲妃みゆ、「ジムノペディに乱れる」の小原徳子。

破壊の日

豊田利晃がクラウドファンディングを利用して製作した作品。ある炭鉱で正体不明の怪物が見つかってから7年。やがて村で疫病の噂が広がり、心を病む者が増えていく。そんな中、修験道者の賢一は、この世を救う究極の修行・即神仏に挑むことを決意するが……。出演は「酔うと化け物になる父がつらい」の渋川清彦、バンド“GEZAN”のヴォーカリストとして活躍し、これが映画初出演となるマヒトゥ・ザ・ピーポー、「漫画誕生」のイッセー尾形、「影裏」の松田龍平。

NEW今日命日の映画人 8/3

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