西村純二 ニシムラジュンジ

  • 出身地:佐賀県
  • 生年月日:1955年12月23日

略歴 / Brief history

(アニメーション作家)明治学院大学社会学部社会学科を80年3月に卒業し、アニメ製作会社にしこプロに入社。演出で師事したのは「レンズマン」の広川和之監督だ。テレビ作品『戦国魔人ゴーショーグン』『魔法のプリンセスミンキーモモ』『六神合体ゴッドマース』(81~82)の演出に参加、2年でにしこプロを退社、以後フリー演出家になる。押井守チーフ・ディレクターのヒット作「うる星やつら」(83)の中でみるみる個性を出し始める。押井監督の「うる星やつら/ビューティフル・ドーリーマー」には演出として参加している。『うる星やつら』のテレビで押井守脚本の野心作『みじめ!愛とさすらいの母!?』(101話)の絵コンテ、演出を担当、あたるの母の心象世界の押井不条理ワールドを見事に視覚化した。藤子不二雄原作のシンエイ動画のテレビアニメ『プロゴルファー猿』(85)のチーフ・ディレクターとなり、劇画タッチの描写やダイナミックな作風を併用、藤子アニメに新風を生んだ。2本の劇場用の「プロゴルファー猿」監督。2本の中では2本めの「プロゴルファー猿/影の忍法ゴルファー参上」(87)がダイナミックなゴルフ対決を劇画調のキャラクターの見せ場で描き、劇場をわかせた。パワーファイトばかりになりがちな作品に、軽いユーモアや兄弟愛、わかばや紅蜂との恋の香りや明るさを足したのは、アニメのスタッフの力であった。子供向けの作品ながら、ドラマ面でも見ごたえのある力作シリーズだったといえるだろう。趣味はオートバイ。78年に結婚、一児がある。

西村純二の関連作品 / Related Work

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  • 六門天外 モンコレナイト 伝説のファイア ドラゴン

    モンスターが住むファンタジーワールドを舞台に、少年と少女の冒険を描いた短篇ジュブナイル・アニメーション。監督は「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz-特別篇-」の青木康直。安田均とグループSNEによる原案を基に、原作者でもある「MAZE☆爆熱時空 天変脅威の大巨人」のあかほりさとると「アキハバラ電脳組 2011年の夏休み」の長谷川勝己が共同で脚色。撮影監督に「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」の沖野雅英があてっている。声の出演にサエキトモと堀江由衣。尚、本作は「★とびだせ★2000年夏の角川まんが大行進」の一作として公開された。
  • 逮捕しちゃうぞ the MOVIE

    大都市・東京にふりかかったテロによる危機を、墨東署に勤務する交通課のお騒がせ婦人警官コンビが解決するアクションとコメディ満載のポリス・アニメーション。監督は、本作のテレビ・シリーズを手がけてきた西村純二。藤島康介による同名人気コミックを基に、十川誠志が脚本を執筆。撮影を吉田光伸が担当している。声の出演に、「SPRIGGAN」の玉川紗己子と「キューティーハニーF」の平松晶子。
    70
  • らんま1/2 超無差別決戦! 乱馬チームVS伝説の鳳凰

    伝説の鳳凰剣を会得できるへんてこな鳥・鳳凰をめぐる乱馬とそのライバル・九能の争いを中心に、おなじみのキャラクターの活躍を描くアニメ。「週刊少年サンデー」(小学館・刊)に連載中の高橋留美子のアニメを原作に、西村純二が監督。脚本は山口亮太が担当。「東映アニメスペシャル」の1本として公開。
  • プロゴルファー猿 甲賀秘境!影の忍法ゴルファー参上!

    ゴルフ・アニメ「プロゴルファー猿」の劇場版長篇アニメ第2作目。原作は藤子不二雄、脚本は「プロゴルファー猿 スーパーGOLFワールドへの挑戦!!」の城山昇、監督も同作の西村純二がそれぞれ担当。
  • プロゴルファー猿 スーパーGOLFワールドへの挑戦!!

    プロゴルファー猿が活躍する人気ゴルフ・アニメの劇場版第一作。原作は藤子不二雄の同名漫画。脚本は「プロ野球を10倍楽しく見る方法」の城山昇、監督は西村純二がそれぞれ担当。
  • うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

    昨年2月に公開された「うる星やつら オンリー・ユー」に続く第二作。ひょんなことから、夢邪気の作った夢の世界へ放り込まれた友引町の人々の姿を描く。週刊少年サンデーに連載中の高橋留美子の同名漫画の映画化で、監督は前作「うる星やつら オンリー・ユー」の押井守で、脚本も手がけている。
    90

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 8/5

柴咲コウ(1981)

燃えよ剣

新選組副長・土方歳三を軸に激動の幕末を描いた司馬遼太郎による歴史小説を、「関ヶ原」の原田眞人監督・岡田准一主演のコンビで映画化。武州多摩のならず者だった土方は同志と共に京都に向かい、市中を警護する新選組を結成。しかし時代は倒幕へと傾き……。新選組局長近藤勇を鈴木亮平が、土方の思い人・お雪を柴咲コウが、新選組一番隊組長・沖田総司を山田涼介が演じる。また、衣装デザインを原田作品はじめ数々の日本映画・ドラマに携わってきた宮本まさ江が、ヘアー&メイクアップを「沈黙-サイレンス-」などハリウッドで活躍するノリコ・ワタナベが担当。

クルエラ

ディズニーアニメ「101匹わんちゃん」の悪役クルエラの誕生秘話を「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーン主演で実写映画化。70年代のロンドンでデザイナーを目指す少女エステラ。カリスマ的デザイナー、バネロスとの出会いが彼女の運命を大きく変えていく。出演は、「ウォルト・ディズニーの約束」のエマ・トンプソン、「リチャード・ジュエル」のポール・ウォルター・ハウザー、「キングスマン」のマーク・ストロング。監督は、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のクレイグ・ギレスビー。
オリヴィア・ホルト(1997)

ステータス・アップデート

「ヘアスプレー」のアダム・シャンクマン監督が製作総指揮を務めた青春ドラマ。自分に自信のないカイルは学校になじめず、恋人もいない。そんなある日、不思議な男から、投稿したことが現実になるアプリ“ユニバース”がダウンロードされたスマホを渡される。出演は、ドラマ『オースティン&アリー』のロス・リンチ、ドラマ『やってないってば!』のオリヴィア・ホルト、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のコートニー・イートン、「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」のロブ・リグル、「X-MEN」シリーズのファムケ・ヤンセン。監督は、「ミッドナイト・サン タイヨウのうた」のスコット・スピアー。

ディズニーネイチャー クマの親子の物語

ディズニーが贈るドキュメンタリーシリーズ。アラスカの厳しい環境で暮らすクマの親子に密着。監督は「アース」のアラステア・フォザーギルと「ディズニーネイチャー サバンナを生きる百獣の王」のキース・スコーリー。音楽は「ガンジー」のジョージ・フェントン。日本語ナレーションは「エイプリルフールズ」の小澤征悦。

NEW今日命日の映画人 8/5

マリリン・モンロー(1962)

マリリン・モンロー 瞳の中の秘密

「ノックは無用」で注目され、「ナイアガラ」「紳士は金髪がお好き」で確固たる地位を築き、「お熱いのがお好き」では第17回ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門主演女優賞を獲得したものの、36歳の若さでこの世を去った女優マリリン・モンロー。私的な文書をもとに、セックス・シンボルと謳われた自らのイメージを貫いた彼女の実像に迫るドキュメンタリー。監督はドキュメンタリーを数多く手がけてきたリズ・ガルバス。「キル・ビル」のユマ・サーマン、「フォーチュン・クッキー」のリンジー・ローハン、「アルバート氏の人生」のグレン・クローズ、「レスラー」のマリサ・トメイらが彼女の姿を浮き彫りにする。

モンタン、パリに抱かれた男。

戦後フランスを代表する大スターであり、91年に他界したイヴ・モンタンの伝記ドキュメンタリー。モンタンの自伝『Tu vois Je n'ai pas oubli氏x(名曲『枯葉』の一節。邦訳は『イヴ・モンタン ぼくの時代―パリに抱かれて』で、文藝春秋社刊)をもとに、この本の基になった60時間におよぶインタビュー・テープに遺されたモンタン自身の声と、出演映画、コンサートの記録、ニュースフィルムなど彼と直接/間接に関係するさまざまな映像を構成して、彼の70年の生涯を浮き彫りにしていく。監督はモンタンの盟友コスタ・ガヴラスの「Z」「告白」などに参加し、主にテレビで活躍するジャン・ラビブ。製作はミシェル・ロトマン、エグゼクティヴ・プロデューサーはT・セラル。原作の自伝の共著者であるエルベ・アモンとパトリック・ロトマンが脚本を担当。モンタンとシモーヌ・シニョレの旧居などの追加映像の撮影はジャン・ジャック・フロリ、音楽構成はジャン・ルイ・ヴァレロ、編集はベルナール・ジョッセ、録音はヤニック・シュヴァリエがそれぞれ担当。使用されるモンタンの歌は『パリで』、『枯葉』などの代表作をはじめ、フランスの国民的愛唱歌『さくらんぼの実のなるころ』、恋人エディット・ピアフの持ち歌だった『君は誰にも似ていない』、それに『ルナ・パーク』、『ラ・ミレット』、『ベラ・チャオ』などなど。引用される映画は実質上のデビュー作であり、プレヴェール・コスマの『枯葉』と出会った映画でもある『夜の門』(V)、アメリカに進出しマリリン・モンローとの恋愛が話題になった「恋をしましょう」、名作メロドラマ「夕なぎ」、政治性の強い題材を節度をもって演じ、単なる歌う二枚目スターから脱皮して名優として深い尊敬を集めるに至った「戦争は終った」「告白」「Z」など、代表作の数々から、晩年の「想い出のマルセイユ」「愛と宿命の泉」「IP5-愛を探す旅人たち-」まで、ほかにも糟糠の妻シモーヌ・シニョレの「肉体の冠」や、マルセイユ時代のアメリカへの憧れを表す「マルクス一番乗り」、そして左翼政党の宣伝記録映画など多数。