那須博之 ナスヒロユキ

  • 出身地:東京都杉並区桃井
  • 生年月日:1952年1月27日

略歴 / Brief history

生家は土建業経営。76年東京大学経済学部社会政策論専攻を卒業と同時に、日活に入社、助監督となる。最初についたのは曽根中生の「嗚呼!!花の応援団・役者やのォー」(76)。以後曽根のほか、澤田幸弘、田中登らについた後、82年5月、にっかつ作品「ワイセツ家族・母と娘」で監督デビュー。第2作「セーラー服百合族」は、男の同性愛の薔薇族に対する女の百合族、というネーミングが話題を呼び、作品的にも好評で続編が作られた。85年、にっかつを離れフリーとなり、東映で「ビー・バップ・ハイスクール」を監督。きうちかずひろの同名漫画の映画化だが、主演の清水宏次郎と仲村トオルの人気もあってヒット、映画独自の魅力を作り出せたこともあって次々に続編が作られることとなった。このシリーズは今や東映の看板番組の一つとなり、88年現在も作り続けられている。76年結婚した真知子夫人は脚本家となり、那須とは処女作のほか、“ビー・パップ”シリーズ全作品、「新宿純愛物語」でコンビを組んでいる。87年、「ビー・バップ・ハイスクール/高校与太郎哀歌」、「紳士同盟」により、ヨコハマ映画祭とくまもと映画祭の監督賞を受賞。

那須博之の関連作品 / Related Work

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  • デビルマン

    永井豪原作の人気漫画の実写映画化、デビルマンとデーモン族の戦いを、CG技術を駆使して描いたモンスター・バトル・アクション。監督は「ピンチランナー」の那須博之。脚色は「実録外伝 武闘派黒社会」の那須真知子。撮影を「マナに抱かれて」のさのてつろうが担当している。主演は、映画初出演となる人気ユニット“FLAME”の伊崎登。
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  • ピンチランナー モーニング娘。

    駅伝に青春を賭ける女子高生たちの姿を描いた学園ドラマ。監督は「実録外伝 武闘派黒社会 GOKUDO STREET」の那須博之。萩原史子による原案を基に斎藤葉子と益川知実が共同で脚本を執筆。撮影を「スペーストラベラーズ」の藤石修が担当している。主演は、人気絶頂のアイドル・グループ、モーニング娘。で、クライマックスの駅伝シーンは、実際の駅伝に彼女たちが参加し撮影された。
  • 実録外伝 武闘派黒社会

    数奇な運命の糸で結ばれた、黒社会に生きる人間たちの生き様を描いたバイオレンス・アクション。監督は「ろくでなしBULES」の那須裕之。脚本は「わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語」の那須真知子。撮影を「ろくでなしBLUES」の森勝が担当している。主演は「惚れたらあかん 代紋の掟」の的場浩司。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • 地獄堂霊界通信

    ワンパク小学生3人組が、町外れの薬屋のオヤジから授かった不思議な力を持つ武器を駆使して、妖怪たちと戦う様を描いたジュブナイル・ホラー。監督は「ろくでなしBLUES(1996)」の那須博之。原作は香月日輪の同名著書で、これを「ろくでなしBLUES(1996)」の菅良幸と「霧の子午線」の那須真知子が脚色している。撮影は「ろくでなしBLUES(1996)」の森勝。主演の3人組には、一般公募によって選ばれた新人・田中鈴之助、大竹隆太、中山貴将があたっている。
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  • ろくでなしBLUES(1996)

    不器用だが、青春をがむしゃらに走り抜けていく高校生たちの恋と友情、そして熱い戦いを描いた青春アクション。以前にアニメーション化されている『週刊少年ジャンプ』連載の森田まさのりの同名コミックの実写映画版。監督は「代打教師 秋葉、真剣です!」の那須博之。脚本は「汚い奴」のこがねみどりと「SLAMDUNK 湘北最大の危機!燃えろ桜木花道」の菅良幸が共同で執筆した。主人公の前田太尊には、現役キックボクシング世界チャンピオンで今作で俳優デビューした前田憲作がふんし、ヒロイン役にこれが映画初出演の小沢真珠、前田のライバルに「哭きの竜」の川本淳一、ほか若手の現役キックボクサーが多数共演している。
  • 代打教師 秋葉、真剣です!

    とある私立高校に代打教師として就任した破天荒教師の姿を痛快に描く青春学園ドラマ。M・A・T(作)、早坂よしゆき(画)の同名コミックの映画化で、脚本は「新・極道の妻たち」の那須真知子が執筆。監督は「右曲がりのダンディー」の那須博之。撮影は同作の森勝がそれぞれ担当。
  • 右曲がりのダンディー

    仕事も遊びもバリバリのエリート・ビジネスマンの生活をコミカルなタッチで描く。末松正博原作の同名漫画の映画化で、脚本は「桜の樹の下で」の那須真知子が執筆。監督は「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎完結篇」の那須博之、撮影は同作の森勝がそれぞれ担当。主題歌は、Koji Tamaki(「I'm Dandy」)。
  • ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎完結篇

    喧嘩にあけくれる高校生達の青春を描く。「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズの第6弾。きうちかずひろの同名漫画の映画化で、脚本は「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎音頭」の那須真知子が執筆。監督は同作の那須博之、撮影は同作の森勝がそれぞれ担当。
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  • ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎音頭

    中間徹の愛徳高校と前川新吾の北高との仁義なき戦いを描く。「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズの第5弾。きうちかずひろ原作の同名漫画の映画化で、脚本は「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲」の那須真知子が執筆。監督は同作の那須博之。撮影も同作の森勝がそれぞれ担当。
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  • 新宿純愛物語

    新宿を舞台に少女への純愛を貫くため、ヤクザや警察と戦う青年の姿を描く。桑原譲太郎の原作を基に「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲」の那須真知子が脚本化。監督は同作の那須博之、撮影は「黒いドレスの女」の浜田毅がそれぞれ担当。
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  • 紳士同盟(1986)

    たて続けに詐欺に欺されてしまった女子大生が、お金に窮した仲間たちとコン・ゲームを始める姿を描く。小林信彦原作の同名小説の映画化で、脚本は「ア・ホーマンス」の丸山昇一、監督は「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌」の那須博之、撮影は同作の森勝がそれぞれ担当。
  • ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌

    愛徳高校の二人のツッパリ・アイドル、ヒロシとトオルが、敵対する城東工業の番長たちと闘う、昨年公開された「ビー・バップ・ハイスクール」の第二弾。『ヤングマガジン』連載中のきうちかずひろ原作の同名漫画の映画化で、脚本は前作の那須真知子、監督も前作の那須博之、撮影は「蕾の眺め」の森勝がそれぞれ担当。主題歌は、中山美穂(「JINGI・愛してもらいます」)。
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  • ビー・バップ・ハイスクール(1985)

    二人の男子高校生のツッパリの学園生活と恋を描く。きうちかずひろ原作の同名漫画の映画化で、脚本は「早春物語」の那須真知子、監督は「ヴァージンなんか怖くない」の那須博之、撮影は「(金)(ビ)の金魂巻」の森勝がそれぞれ担当。主題歌は、中山美穂(「Be Bop High School」)。
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  • ヴァージンなんか怖くない

    リクエストをボツにしてしまったことから、暴力集団に襲われるDJの姿を描く。脚本は「女高生日記 乙女の祈り」の宮下教雄、監督は「ルージュ」の那須博之、撮影は「不純な関係」の山崎善弘がそれぞれ担当。
  • ルージュ(1984)

    石井隆原作の名美と村木のシリーズで、輪姦されるところをビデオに撮られてしまった女の姿を描く。脚本は「縄姉妹奇妙な果実」の石井隆、監督は「美少女プロレス 失神10秒前」の那須博之、撮影は「誘拐報道」の姫田真佐久がそれぞれ担当。
  • 姉日記

    夏の海を舞台に、ギリギリのところで揺れ動く姉と弟の関係を描く。脚本は「女猫」の桂千穂、監督は「美少女プロレス 失神10秒前」の那須博之、撮影は「夕ぐれ族」の水野尾信正かそれぞれ担当。
  • 美少女プロレス 失神10秒前

    仲良しの二人が別々の女子大に入り、レスリング部に入部してライバルとして戦う姿を描く。脚本は「愛獣 猟る」の佐伯俊道、監督は「セーラー服・百合族2」の那須博之、撮影は「ケンちゃんちのお姉さん」の森勝がそれぞれ担当。
  • セーラー服 百合族2

    夏休みを軽井沢で過ごした二人のレズビアン高校生と級友たちの姿を描くシリーズ第二作。脚本は前作「セーラー服 百合族」と同じく今回も監督を務める那須博之と斎藤博の共同執筆、撮影は「お姉さんの太股」の杉本一海がそれぞれ担当。
  • セーラー服 百合族

    レズビアン・セックスに耽ける女子高校生の姿を描く。脚本は斎藤博、監督は「ワイセツ家族 母と娘」の那須博之、撮影は「悪魔の人質」の前田米造がそれぞれ担当。
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  • (本)噂のストリッパー

    一人のストリッパーに思いを寄せる青年の姿を描く。脚本・監督は「シブがき隊 ボーイズ&ガールズ」の森田芳光、撮影は「団鬼六 蒼い女」の水野尾信正がそれぞれ担当。
  • ワイセツ家族 母と娘

    やもめ暮しをする初老の男と、その財産を狙う母娘の姿を描く。脚本は「オン・ザ・ロード」の那須真知子、監督はこの作品がデビュー作となる那須博之、撮影は「ズームアップ 聖子の太股」の杉本一海がそれぞれ担当。
  • 女事務員 色情生活

    十代の恋人たちを嫉妬する適齢期を過ぎつつあるキャリアウーマンの姿を描く。脚本は田部俊行、監督は「女高生 恥ずかしい瞬間」の白鳥伸一、撮影は野田悌男がそれぞれ担当。
  • ズームアップ 暴行白書

    理由もわからず暴走族集団にレイプされる人妻と背後に隠されたサスペンスを描く。飯干晃一の原作の映画化で、脚本は「密猟妻奥のうずき」のいとあきお、監督は「女教師のめざめ」の藤井克彦、撮影は「遠雷」の安藤圧平がそれぞれ担当。
  • 朝はダメよ!

    自由奔放なセックスライフをエンジョイするキャリアウーマンを描く。丸山賀世子の同名の原作を映画化。脚本は竹山洋、監督は「暴行儀式」の根岸吉太郎、撮影は鈴木耕一がそれぞれ担当。
  • 真説 タイガーマスク

    初代タイガーマスク・佐山聡を描いた高森真士の原作小説を、『デビルマン』の那須博之監督が哀川翔を主演に迎えて映像化。人気絶頂の中、忽然とマットから姿を消したタイガーマスク。その謎を追うライター・片桐譲二は、次第に事件に巻き込まれていく。【スタッフ&キャスト】製作・原作・出演:真樹日佐夫(高森真士) 企画:伊藤秀裕 監督:那須博之 脚本:堀内靖博 出演:哀川翔/船木誠勝/夏生ゆうな/佐山聡
  • ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲

    トオルとヒロシのツッパリコンビが敵対する番長、無期停学組を相手に大暴れする「ビー・バップ・ハイスクール」の第三作目。『ヤングマガジン』に連載中のきうちかずひろ原作の同名漫画の映画化で、脚本は「化身(1986)」の那須真知子、監督は「紳士同盟」の那須博之、撮影は同作の森勝がそれぞれ迫当。
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  • ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲

    ツッパリの高校生コンビ、トオルとヒロシが敵対するツッパリ相手に大喧嘩する「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズの第四作。『ヤングマガジン』連載中のきうちかずひろ原作の同名漫画の映画化で、脚本は「別れぬ理由」の那須真知子が執筆。監督は「新宿純愛物語」の那須博之、撮影は「シャコタン・ブギ」の森勝がそれぞれ担当。
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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日命日の映画人 1/26

エイブ・ヴィゴーダ(2016)

アンダーワールド(1996)

自分と父親を陥れた真犯人を見つけるため、正体不明の謎の男に接近する青年のパラノイアックな復讐劇を描いた異色サスペンス。本作の後「マッド・ドッグス」(日本では98年1月公開)で監督デビューも果たしたヴェテラン俳優ラリー・ビショップ(本作で助演も)の脚本を、「スター・ウォーズ」(美術監督としてアカデミー装飾部門最優秀賞を受賞)、『The Sender』(日本未公開、監督作)のロジャー・クリスチャンの監督で映画化。美術はアキ・カウリスマキ監督作品(「ラ・ヴィ・ド・ボエーム」ほか)でも知られるジョン・エブデン。出演は「ネオン・バイブル」のデニス・レアリー、「アンカーウーマン」のジョー・モントーニャ、「フューネラル」のアナベラ・シオラ、「ゴッドファーザー」のアベ・ヴィゴダ、「シリアル・ママ」のトレイシー・ローズほか。

シュガー・ヒル

ニューヨーク・ハーレムの暗黒街で、ドラッグ売買のトップにのし上がった2人の兄弟の葛藤を軸に展開する、愛と暴力に彩られたブラック・ムービー。監督はキューバ出身で、カンヌ国際映画祭で上映された「クロスオーバー・ドリーム」やテレビ映画「心臓が凍る瞬間」(日本では劇場公開)などの作品があるレオン・イチャソ。脚本はバリー・マイケル・クーパー。製作は「ラブ・クライム 官能の罠」のルディ・ラングレイスと、グレゴリー・ブラウン。エグゼクティヴ・プロデューサーは「ザ・コミットメンツ」のアーミヤン・バーンスタインとトム・ローゼンバーグ、マーク・エイブラハムズの共同。撮影は「ディープ・カバー」「カリフォルニア(1993)」のボージャン・バゼリ。音楽はテレンス・ブランチャードで、ジャズ、ファンク、ソウル、ラップ、ヒップホップ、ブラック・コンテンポラリー、アフリカン・ミュージックからゴスペルに至るまで、さまざまなブラック・ミュージックの挿入曲が全編に流れる。美術は「再会の時」のマイケル・ヘルミー、主人公兄弟の人物造形や作品世界の上でも重要な要素を占める衣装は、「ディック・トレイシー」のエドゥアルド・カストロで、ヴェルサーチ、ヨージ・ヤマモトなどのスーツが使用されている。主演は「ニュー・ジャック・シティ」「デモリションマン」「ドロップ・ゾーン」など出演作が相次ぐウェズリー・スナイプスと、「ストリーマーズ 若き兵士たちの物語」『ファイブ・ハートビーツ』(V)のマイケル・ライト。「クロウ 飛翔伝説」のアーニー・ハドソン、「ビバリーヒルズ・コップ3」のテレサ・ランドルらが共演。