小林桂樹 コバヤシケイジュ

  • 出身地:群馬県群馬郡室田町(現・高崎市)
  • 生年月日:1923年11月23日
  • 没年月日:2010年9月16日

略歴 / Brief history

群馬県群馬郡室田町(現・高崎市)の生まれ。オリンピックの優勝者に贈られる月桂樹からとって、父親に“桂樹”と命名されたという。県立前橋中学(現・前橋高校)卒業の年に父親が病死し、千葉県市川市の叔父を頼って一家で転居。日本大学専門部芸術科に進学したが学費が続かず、1941年に中退する。同年、日活、東宝、松竹の入社試験を受けて日活に入社、ほかの二社は学歴の問題で不合格だった。42年、古賀聖人監督「微笑の国」の端役で俳優デビュー。翌43年に日活の解散とともに大映へと移籍するが、応召で満州へ渡る。戦後は大映の島耕二監督「君かと思ひて」46で映画界へ復帰し、千秋実の代役として主演した「その人の名は言えない」51が出世作となる。52年、藤本真澄にスカウトされて東宝へ入社。「ラッキーさん」「三等重役」52を皮切りに、一連のサラリーマン喜劇に出演した。この成功が56年の「へそくり社長」に始まる森繁久彌主演の「社長」シリーズ56~71誕生へと繋がり、小林も社長秘書の役でレギュラー出演を続けた。小林の役は、サラリーマンの世界に何の矛盾も不満も感じず会社のために精一杯働くことに喜びを感じる平凡で健全な庶民、それでいて正義感が強くユーモアもあるという、いかにもホームドラマ的な味が売りものだった。その間の55年、今井正監督「ここに泉あり」で毎日映画コンクールの男優助演賞を受賞。58年には堀川弘通監督「裸の大将」で実在の画家・山下清を本物そっくりに熱演し、毎日映画コンクール男優主演賞に輝いた。60年、松本清張原作、堀川弘通監督の社会派サスペンス「黒い画集・あるサラリーマンの証言」で、保身のために裁判での証言を拒否する小市民的なサラリーマンをシリアスに演じる。これまでとは趣向を一変した作品で新境地を開き、キネマ旬報賞男優賞、毎日映画コンクール男優主演賞を受賞。続いて、脚本家・松山善三の初監督作品「名もなく貧しく美しく」61では高峰秀子と共演で、聾唖という逆境に生きる美しい夫婦愛を演じ、これまた新たな役に果敢に挑んだ。演技に円熟味を増した63年には、山口瞳原作、岡本喜八監督の「江分利満氏の優雅な生活」に主演。戦中派の男の哀歓を見事に表現して、三度目の毎日映画コンクール男優主演賞に選ばれている。その役柄の守備範囲の広さも相当なもので、60年代以降はサラリーマンものの喜劇を基調として、それ以外のさまざまなジャンルの映画にも出演して東宝映画の質の部分を支え続けた。松山監督「われ一粒の麦なれど」64、「六条ゆきやま紬」65などのシリアスドラマや、岡本監督「侍」65、沢島忠監督「新選組」69、伊藤大輔監督「幕末」70などの時代劇での堅実な巧演が光り、中でも黒澤明監督「椿三十郎」62の人質となって押入れに留置される敵方の侍の飄々たる姿はまさに圧巻だった。さらに、サスペンスものでも異彩を放つ。容疑者を執拗に追い詰める検事に扮した堀川監督「白と黒」63、悪徳刑事の須川栄三監督「けものみち」65、親友の妻を誤って殺し、罪の意識に煩悶する男を演じた成瀬巳喜男監督「女の中にいる他人」66、変死事件の謎に挑む弁護士を熱演した森谷監督「首」68。そして“東宝8.15”シリーズでは、堀川監督「激動の昭和史・軍閥」70では東条英機、岡本監督「激動の昭和史・沖縄決戦」71では牛島中将と、実在の人物を絶妙に演じるなど、風格ある演技を披露して、それぞれ代表作とした。73年の森谷司郎監督「日本沈没」では、日本の沈没を予言する田所博士をパワフルに演じる。小林には特異な容姿も強烈な個性もないが、その没個性がかえって役に幅を持たせ、役者として長生きさせたものと思われる。しかし、日本映画の衰退と歩調を同じくして、映画界には小林を活かせる企画が極端に減少していく。80年代からは松林宗恵監督「連合艦隊」81の山本五十六、橋本幸治監督「ゴジラ」84の総理大臣など、作品の要となる重鎮の役柄を振られることが多くなった。64年の「われ一粒の麦なれど」でブルーリボン賞主演男優賞、99年の大林宣彦監督「あの、夏の日・とんでろじいちゃん」で毎日映画コンクール男優主演賞を受賞している。テレビドラマには、65年のTBS『おじさん』から出演し始め、倉本聰も脚本に参加したNHK『赤ひげ』72~73、山田太一脚本によるホームドラマに新風を吹き込んだTBSの問題作『それぞれの秋』73、映画と同じ役を好演した同局『日本沈没』74、ベテラン同心を演じて第1作『同心部屋御用帳・江戸の旋風』75から10年間に渡る長寿作品となった一連のフジテレビ『江戸の~』シリーズ、珍しく殺し屋役に扮して陰のある男を好演した同局『仕掛人・藤枝梅安』シリーズ82~83、83年から晩年の07年まで続いたテレビ朝日『牟田刑事官事件ファイル』など、多くのヒット作に主演している。ほかにもNHK大河ドラマ『竜馬がゆく』68、『勝海舟』74、『風と雲と虹と』76、『徳川家康』83、『春の波濤』85などに出演。異色なところでは、テレビ朝日『土曜ワイド劇場』の第1回作品『田舎刑事・時間よ止まれ』77で、渥美清の刑事を向こうに回して完全犯罪を目論む犯人役を熱演した。85年紫綬褒章、94年勲四等旭日小綬章受章。2010年9月16日、心不全のために死去した。

小林桂樹の関連作品 / Related Work

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  • そばにいるよ! 自閉症(オーティズム)と車椅子の監督

    劇映画「星の国から孫ふたり」が遺作となった槙坪夛鶴子監督を追ったドキュメンタリー。リウマチが進行し車椅子での演出を余儀なくされた姿や、車椅子で全国を回る上映活動、また自閉症を持つ家族への取材も記録した。監督は、本作が初の劇場公開作品となる床波ヒロ子。文部科学省選定作品、あいち国際女性映画祭上映作品。
  • 八甲田山 完全版

    劇場版「八甲田山」ではカットされた、徳島大尉が案内人たちに「八甲田で見たことは一切口外してはならん」と言うシーンを追加した「八甲田山」完全版。映画の上映から5年後、昭和57年10月6日の日本テレビ「水曜ロードショー」で初放送された。2014年4月19日より、東京・恵比寿 東京都写真美術館にて開催された「山岳映画:特集上映-黎明期のドイツ映画から日本映画の名作まで-」にて35ミリニュープリントを上映。
  • 星の国から孫ふたり

    門野晴子の著書『星の国から孫ふたり-バークレーで育つ「自閉症」児-』を、舞台を日本に置き換えて映画化。自閉症の孫たちとコミュニケーションを取ろうとする祖母の奮闘を描く。出演は、「パッチギ! LOVE&PEACE」の馬渕晴子。監督は、「母のいる場所」の槙坪夛鶴子。あいち国際女性映画祭2009出品作品。
  • 恋する彼女、西へ。

    現代の広島を舞台に、東京からやってきた女性と60年前からタイムスリップしてきた青年軍人の恋の顛末を描くラブロマンス。原作・脚本を手掛けたのはNHK大河ドラマ『篤姫』の田渕久美子。「京極夏彦 怪 七人みさき」の酒井信行が監督した。出演は「半落ち」の鶴田真由、「嗤う伊江右衛門」の池内博之、「1リットルの涙」のかとうかず子など。
  • 転校生 さよならあなた

    思春期の男女が、心と身体の入れ替わりを通し、自分自身や周囲を改めて見つめ、成長していく過程を、爽やかに描く青春ファンタジー。監督は1982年版「転校生」でもメガホンをとった大林宣彦。原作は、過去の同名作品と同様に山中恒作「おれがあいつで あいつがおれで」であるが、舞台を尾道から信州へ移し、リメイクではなく新たな「転校生」を、という意気込みで作られている。ヒロインは、三万人以上のオーディションを勝ち抜いた期待の新人・蓮佛美沙子。
    70
  • 成瀬巳喜男 記憶の現場

    成瀬巳喜男の映画に魅せられた女性撮影監督が、生前の彼を知るスタッフや俳優たちにインタビューを行なったドキュメンタリー。成瀬の人柄を偲ばせる裏話や、貴重な資料が満載。
  • 母のいる場所

    老いと介護をテーマに、老後の夫婦のあり方と親子関係を見つめたヒューマン・ドラマ。原作者の実体験に基づき、槙坪夛鶴子監督が、女性ならではの視点に立って作り上げた。親と子、介護する側とされる側が、「ともに輝いて生きる」ことが出来る環境とは何か。介護とはどういうことか、人間にふさわしい最後の居場所はどこなのか。豊かな人間性を育み、支え合う高齢社会の実現への方法を模索する家族ドラマ。
  • いつかA列車に乗って

    内田吐夢監督の名作「たそがれ酒場」(55)のリメイクで、作詞家・荒木とよひさの初監督作品。とあるジャズBARを舞台に、店を訪れた市井の人々の人生の一瞬を切り取った群像ドラマ。出演は、津川雅彦小林桂樹、峰岸徹、栗山千明、真矢みき。サックス奏者加藤大治郎、佐々木エヘラ俊一、松林末太郎といった豪華ジャズメンが迫力の演奏を聴かせる。
  • 手紙(2002)

    地方の片田舎で長年働き続ける郵便配達員と住民との触れ合いを、手紙に託して描く人間ドラマ。主演は本作のプロデューサーも兼ねる古谷一行。監督は松尾昭典。古谷一行の息子でDragon Ashのボーカル降谷建志が特別出演し、初の父子共演が実現したことでも話題に。
  • 助太刀屋助六

    仇討ちの助太刀稼業を気取るヤクザ者が、まだ見ぬ父のそれに巻き込まれていく姿を描いた時代活劇。監督は「EAST MEETS WEST」の岡本喜八。生田大作の原作を、岡本監督自身が脚色。撮影を「NATTU ナトゥ 踊る!ニンジャ伝説」の加藤雄大が担当している。主演は「陰陽師」の真田広之。第14回東京国際映画祭特別招待作品。
  • 告別

    人生に疲れた中年サラリーマンの心の再生を描いたファンタジー。監督は「淀川長治物語 神戸篇 サイナラ」の大林宣彦。赤川次郎による原作を基に、「あの、夏の日―とんでろ じいちゃん―」の石森史朗と大林監督が共同で脚色。撮影を「淀川長治物語 神戸篇 サイナラ」の稲垣涌三が担当している。主演は「RUSH! ラッシュ」の峰岸徹。尚、本作はデジタルBS局・BS―iのデジタル・ハイビジョン・ドラマとして制作され、『ハイブリッド・ムービー2001』の中で2001年2月24日放映された。平成13年度日本民間放送連盟賞ドラマ部門最優秀賞、ハイビジョン国際映像祭2001ドラマ部門アストロラビウム賞(最優秀賞)受賞、2000年度日本映画撮影監督協会撮影賞作品。Full HD作品。DLP上映。
  • 老親

    離婚した夫の父親と奇妙な同居生活を送りながら、自立への道を歩き出す中年女性の姿を描くヒューマン・ドラマ。監督は「わたしがSuki」の槙坪夛鶴子。門野晴子の原作を基に、原田佳夏が脚色。撮影を「カラフル」の藤沢順一が担当している。主演は、「すずらん 少女萌の物語」の萬田久子と「あの、夏の日 とんでろ じいちゃん」の小林桂樹。東京女性財団助成作品。
  • あの、夏の日 とんでろ じいちゃん

    夏の尾道を舞台に、おじいちゃんと孫の少年が繰り広げる不思議な冒険を描いたファンタジー。監督は「風の歌が聴きたい」の大林宣彦で、同監督による『新・尾道三部作』の最終作。山中恒による『とんでろじいちゃん』を、「故郷」の石森史郎と大林監督が共同脚色。撮影を「風の歌が聴きたい」の坂本典隆が担当している。主演は、「SADA」の小林桂樹と子役・厚木拓郎。
  • SADA

    昭和11年、愛した男の性器を切断するという事件を起こして世間を騒がせた阿部定の半生を綴る人間ドラマ。監督は「三毛猫ホームズの推理」の大林宣彦。脚本は、自らの原作を基に執筆した西澤裕子。撮影を「良寛」の坂本典隆が担当している。主演は、「失楽園」の黒木瞳と「でべそ」の片岡鶴太郎。第48回ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞受賞作品。
  • 愛する(1997)

    ハンセン病と誤診されたことにより、人間としての生き方に目覚めていく孤独な少女の心の成長を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「深い河」の熊井啓。原作は、かつて浦山桐郎が映画化した遠藤周作の『わたしが・棄てた・女』で、今回は原作に忠実に熊井自身が脚色。撮影には「深い河」の栃沢正夫があたっている。主演は「誘拐」の酒井美紀と「スワロウテイル」の渡部篤郎。
    60
  • 耳をすませば

    少女期の恋と出会いの奇跡をテーマに描いたアニメーション。監督はこの作品がデビュー作となる近藤喜文。脚色・絵コンテ・製作プロデューサーには「紅の豚」の宮崎駿が名を連ねている。
  • タスマニア物語

    オーストラリアの雄大なタスマニア島を舞台に、その美しい自然に生きる父と子の心の対話を描く。脚本は「自由な女神たち」の金子成人が執筆。監督は「あ・うん」の降旗康男。撮影は「家族輪舞曲」の林淳一郎がそれぞれ担当。
  • YAWARA!

    天才的な柔道の素質を持つ少女の青春を描く。浦沢直樹の同名漫画の映画化で、脚本は「クレージーボーイズ」の関本郁夫が執筆。監督は新人の吉田一夫、撮影は「19ナインティーン」の岸本正広がそれぞれ担当。主題歌は、浅香唯(「NEVERLAND~YAWARA!/メインテーマ~」)。
  • 刑事物語5 やまびこの詩

    狙われる美人姉妹をたった一人で守りぬく片山刑事の姿を描いた「刑事物語」シリーズの第5作目。片山蒼の原案をもとに、片山、榎本修、鳥井欽圭が脚本を共同執筆。監督は「刑事物語3 潮騒の詩」の杉村六郎、撮影は「ウホッホ探険隊」の丸池納がそれぞれ担当。
    80
  • マルサの女

    国税局査察部に勤める女性が、ラブホテル経営者を脱税で摘発するまでを描く。脚本は監督も兼ねている「タンポポ」の伊丹十三が執筆。撮影は「時計 Adieu_l'Hiver」の前田米造が担当。
  • 紳士同盟(1986)

    たて続けに詐欺に欺されてしまった女子大生が、お金に窮した仲間たちとコン・ゲームを始める姿を描く。小林信彦原作の同名小説の映画化で、脚本は「ア・ホーマンス」の丸山昇一、監督は「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌」の那須博之、撮影は同作の森勝がそれぞれ担当。
  • 落葉樹

    老作家が少年時代を回想する中で、亡き母への追憶と思慕が描かれる。原作・脚本・監督は「地平線」の新藤兼人、撮影は三宅義行がそれぞれ担当。
  • そろばんずく

    広告代理店業界を二分する代理店同士の喰うか喰われるかの熾烈な戦いを描くコメディー。脚本・監督は「それから」の森田芳光、撮影は「野蛮人のように」の前田米造がそれぞれ担当。主題歌は、とんねるず(「寝た子も起きる子守唄」)。
  • 泰造

    アンコールワットに魅せられた一匹狼の報道カメラマンの生と死を描く。一ノ瀬泰造の『地雷を踏んだらサヨナラ』と一の瀬信子の『わが子泰造』をかがみおさむが脚本化、監督は渡辺範雄、撮影は「この子を残して」の岡崎宏三がそれぞれ担当。
  • ゴジラ(1984)

    火山の爆発で出現した怪獣ゴジラの大破壊と、それに対する人間の行動を描く。田中友幸の原案に基づき永原秀一が脚色。監督は「さよならジュピター」の橋本幸治、特技監督は「日本海大海戦 海ゆかば」の中野昭慶、撮影は「さよならジュピター」の原一民がそれぞれ担当。
    70
  • エル・オー・ヴィ・愛・N・G

    ファッション界を舞台に殺人事件に巻き込まれたひとりの青年の野望と愛を描く。脚本は「陽暉楼」の高田宏治、監督は「日本海大海戦 海ゆかば」の舛田利雄、撮影は「TOSHI_in_TAKARAZUKA_Love_Forever ラブ・フォーエバー」の西垣六郎がそれぞれ担当。
  • オキナワの少年

    映画に情熱を賭ける一人の男の少年時代と、十一年後の東京での青春時代を交錯させながら沖縄人としての葛藤を描く。沖縄出身の東峰夫原作の同名小説の映画化で、脚本は、中田信一郎、高際和雄、沖縄出身でこれが第一回監督作品の新城卓の共同執筆、撮影は「嵐を呼ぶ男(1983)」の姫田真佐久がそれぞれ担当。
  • 父と子(1983)

    父と子の絆を求めて旅に出る二人の姿を描く。朝日新聞に連載された水上勉の同名の小説を映画化したもので、脚本は「日本の熱い日々 謀殺・下山事件」の菊島隆三、監督はこの作品がデビュー作となる保坂延彦、撮影は「英霊たちの応援歌 最後の早慶戦」の村井博がそれぞれ担当。
  • ハイティーン・ブギ

    たのきんトリオ主演シリーズ第4作目。暴走族から足を洗い、少女との愛に目覚めた主人公と、仲間達の青春群像を描く。「プチセブン」に連載中の後藤ゆきお、牧野和子による同名劇画の映画化で、脚本は「獣たちの熱い眠り」の永原秀一と「大日本帝国」の舛田利雄の共同執筆、監督も舛田利雄、撮影は「地震列島」の西垣六郎がそれぞれ担当。
  • 連合艦隊

    太平洋戦争を背景に、そこに生きた人々の愛、悲しみ、苦闘、怒りを描く。脚本は「どんぐりッ子」の須崎勝弥、監督は「関白宣言」の松林宗恵、撮影は「トラブルマン 笑うと殺すゾ」の加藤雄大、特技監督は「地震列島」の中野昭慶がそれぞれ担当。
    90
  • ホワイトラブ

    スペイン語を習うスタイリストの女と、スペイン語講師との愛を描く。山口百恵、三浦友和共演十作を記念して、オリジナル・ストーリーを一般公募し、選ばれた中川美知子の原案をもとに、脚本は「もっとしなやかにもっとしたたかに」の小林竜雄と「帰らざる日々」の藤田敏八の共同執筆、監督は「ピンク・レディーの活動大写真」の小谷承靖、撮影は「炎の舞」の萩原憲治がそれぞれ担当している。
  • 残照

    大宅歩著『詩と反逆と死』、『ある永遠の序奏』を素材として、しのびよる死の幻影と闘いながら、限りある日々を必死に生きようとした青春を描く。脚本は「四年三組のはた」の勝目貴久と「夏の栄光」で城戸賞を受賞した中岡京平の共同執筆、監督は「若い人(1977)」の河崎義祐、撮影は「告訴せず」の福沢康道がそれぞれ担当。
  • 八甲田山

    新田次郎の原作『八甲田山死の彷徨』をもとに、大部隊で自然を克服しようとする部隊と小数精鋭部隊で自然にさからわず、折り合いをつけようとする部隊の様子を冬の八甲田山を舞台に描く。脚本は「続人間革命」の橋本忍、監督は「日本沈没」の森谷司郎、撮影は「阿寒に果つ」の木村大作がそれぞれ担当。
  • 喜劇 百点満点

    現代社会の一つの象徴と縮図である予備校を舞台にした、笑いと涙の人生コメディ。昭和11年、芸能界に第一歩を踏み出して以来、今日まで映画、演劇、テレビ、ラジオ、レコードと幅広く活躍してきた森繁久彌の芸能生活四〇周年記念映画である。脚本は高橋玄洋と監督も兼任の松林宗恵、監督の松林宗恵は、社長シリーズなど一連の森繁喜劇を二十一本撮ったベテラン。撮影は「挽歌(1976)」の村井博がそれぞれ担当。
  • スリランカの愛と別れ

    スリランカを舞台に展開する様々な四つの愛のドラマを描いた恋愛映画。原作・脚本・監督は「なつかしき笛や太鼓」の木下恵介、撮影は「デルス・ウザーラ」の中井朝一がそれぞれ担当。
  • 男はつらいよ 葛飾立志篇

    “男はつらいよ”シリーズ第16作目。今回は教養を身につけようと心機一転して学問を始めた寅さんを描く。脚本は「同胞 はらから」の朝間義隆、原作・監督は脚本も執筆している同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
  • わが青春のとき

    新発足した大映の第一回作品で、昭和19年の朝鮮を舞台にに様々な厳しさの中で真実の愛をみつけ、人間として目覚め、強く生きぬく人妻を描く。小林勝原作の『狙撃者の光栄』の映画化。脚本は立原りゅうと山内久、監督は「若者たち」の森川時久、撮影は黒田清巳がそれぞれ担当。
  • 日本沈没(1973)

    日本海溝の異変から日本列島が沈没すると予測した博士を中心に、日本民族救出のためのプロジェクト・チームが秘密裡に結成され、活動する様を、列島が大異変をくり返しながら沈没するまでを描く。脚本は「現代任侠史」の橋本忍、監督は「放課後」の森谷司郎、撮影は「日本侠花伝」の村井博と、木村大作がそれぞれ担当。
    90
  • にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻

    「にっぽん三銃士」第二部。世代も、職業も、考え方もまるっきり違う戦中、戦後、戦無派の代表選手が九州・博多を舞台にシンジゲートの大組織を敵にまわして大活躍する喜劇。脚本は「にっぽん三銃士 おさらば東京の巻」の長野洋、監督は同作の脚本も執筆している岡本喜八、撮影も同作の村井博がそれぞれ担当。
  • にっぽん三銃士 おさらば東京の巻

    四十代の戦中派、三十代の戦後派、二十代の戦無派と思想も、職業も、年令も全く違う三人が意気投合し、大騒動をひき起こす。原作は五木寛之の同名小説で、第一部“おさらば東京の巻”第二部、“博多帯しめ一本どっこの巻”と二部構成のうちの第一部。脚本は「雨は知っていた」の長野洋、監督は脚本も執筆している「激動の昭和史 沖縄決戦」の岡本喜八、撮影も同作の村井博がそれぞれ担当。
  • 紙芝居昭和史 黄金バットがやって来る

    時代と共に移り変る紙芝居を描いた、加太こうじ原作の『紙芝居昭和史、拍子木の音が聞える』の映画化。脚本は「昭和ひとけた社長対ふたけた社員 月月火水木金金」の笠原良三。監督、撮影も同作の石田勝心と志費邦一がそれぞれ担当。
  • 昭和ひとけた社長対ふたけた社員 月月火水木金金

    新社長シリーズ第二作。脚本はシリーズ前作「昭和ひとけた社長対ふたけた社員」の笠原良三。監督は「父ちゃんのポーが聞える」の石田勝心。撮影も同作の志賀邦一がそれぞれ担当。
  • 父ちゃんのポーが聞える

    現代の医学では治療の方法すら発見されていない、筋肉が萎縮してしまうハンチントン舞踊病という病気と戦いながら、ベットの中で綴った松本則子という一少女の詩集『父ちゃんのポーが聞こえる』の映画化で、死に直面しながらも、けなげに生きようとする少女の心理を追求する。脚本は「昭和ひとけた社長対ふたけた社員」の笠原良三。監督・撮影も同作の石田勝心と志賀邦一がそれぞれ担当。
  • 激動の昭和史 沖縄決戦

    沖縄戦を舞台に、十万の軍人と十五万の民間人の運命を描く。脚本は「裸の十九才」の新藤兼人。監督は「座頭市と用心棒」の岡本喜八。撮影は「学園祭の夜 甘い経験」の村井博がそれぞれ担当。1971年7月17日より、東京・日比谷映画にて先行ロードショー。
    90
  • 昭和ひとけた社長対ふたけた社員

    二代目社長森繁久弥に代って三代目の小林桂樹が登場の社長シリーズ三十五作目。脚本は「激動の昭和史 軍閥」の笠原良三。監督は「喜劇 三億円大作戦」の石田勝心。撮影も同作の志賀邦一が各各担当。
  • 幻の殺意

    平和で明るい生活を営んでいた家庭が、一つの事件をきっかけにガタガタに崩れ去ってしまう。結城昌治の「幻影の絆」を「新選組(1969)」の沢島忠が監督し、沢島忠と岡本育子が共同執筆した。撮影は「走れ!コウタロー 喜劇・男だから泣くサ」の岡崎宏三がそれぞれ担当。
  • 激動の昭和史 軍閥

    激動の時代を生きた日本人の魂の真実を描こうとした「日本のいちばん長い日」につづく“激動の昭和史”シリーズ第二作。新名丈夫著『政治』をもとに、「続社長学ABC」の笠原良三が脚本を書き、「狙撃」の堀川弘通が監督した。撮影は「待ち伏せ」の山田一夫が担当。全国公開は1970年9月12日より。
    80
  • 続社長学ABC

    前作「社長学ABC」のコンビ笠原良三と松林宗恵が脚本、監督を担当したシリーズ第三十三作。撮影も「社長学ABC」の長谷川清が担当。
  • 幕末

    「徳川家康」の伊藤大輔が脚本、監督した歴史もの。撮影は「新選組(1969)」の山田一夫。
    70
  • 社長学ABC

    「続社長えんま帖」の笠原良三と松林宗恵のコンビが、脚本・監督を担当したシリーズ第三十二作。撮影は「水戸黄門漫遊記(1969)」の長谷川清が担当した。
  • 新選組(1969)

    「女賭博師」の松浦健郎の脚本を、「ボルネオ大将 赤道に賭ける」の沢島忠が監督し、三船プロが「赤毛」に続いて発表した時代劇。撮影は「地獄変」の山田一夫が担当。
    70
  • 大日本スリ集団

    藤本義一の原作『ちりめんじゃこ』を作者自身が脚色し、「コント55号 俺は忍者の孫の孫」のコンビ福田純、逢沢譲が監督、撮影を担当した喜劇。
  • ブラック・コメディ ああ!馬鹿

    リチャード・スティガーの原作を「日本一の裏切り男」の須川栄三が、脚色、監督した異色喜劇。撮影は「フレッシュマン若大将」の相沢譲。
  • 続社長えんま帖

    「社長えんま帖」の笠原良三が脚本を執筆し、松林宗恵がメガホンをとったシリーズ第三十一作目。撮影はトリオを組んだ鈴木斌。
  • 社長えんま帖

    「若者よ挑戦せよ」の笠原良三がシナリオを執筆し、「続社長繁盛記」の松林宗恵が監督した社長シリーズ(第一作は昭和三十一年、千葉泰樹監督の「へそくり社長」)の第三十作目。撮影は「社長忍法帖」の鈴木斌が担当した。
  • 若者よ挑戦せよ

    「続やくざ坊主」の笠原良三がシナリオを執筆し、「河内フーテン族」の千葉泰樹がメガホンをとった青春もの。撮影は「斬る(1968)」の西垣六郎が担当した。1968年10月5日より、東京・有楽町有楽座にて先行ロードショー。
  • 正木ひろしの原作『弁護士』(講談社刊)を、「日本のいちばん長い日」の橋本忍が脚色、「育ちざかり」の森谷司郎が監督した実話の映画化。撮影は「ドリフターズですよ! 前進前進また前進」の中井朝一。
  • 続社長繁盛記

    「社長繁盛記」のトリオの笠原良三がシナリオを執筆し、松林宗恵が監督、長谷川清が撮影を担当した“社長”シリーズ第二十八作目。
  • 社長繁盛記

    「てなもんや幽霊道中」のトリオの笠原良三がシナリオを執筆し、松林宗恵が監督した“社長”シリーズ第二十七作目で、撮影は長谷川清が担当。
  • 日本のいちばん長い日(1967)

    大宅壮一名義(実際の著者は当時編集者だった半藤一利)で当時の政治家宮内省関係、元軍人や民間人から収録した実話を編集した同名原作(文芸春秋社刊)を、「上意討ち -拝領妻始末-」の橋本忍が脚色し、「殺人狂時代」の岡本喜八が監督した終戦秘話。撮影は「喜劇 駅前競馬」の村井博。
    90
  • 続社長千一夜

    前作「社長千一夜」の笠原良三がシナリオを執筆し、コンビの松林宗恵が監督した“社長”シリーズ第二十六作目、撮影はこれが第一作の長谷川清。
  • 続・名もなく貧しく美しく 父と子

    「千曲川絶唱」の松山善三がオリジナル・シナリオを執筆し、自から監督した「名もなく貧しく美しく」の続編である。撮影も「千曲川絶唱」の岡崎宏三。
  • 社長千一夜

    「赤い天使」の笠原良三がシナリオを執筆し、「てなもんや東海道」の松林宗恵が監督した“社長”シリーズ二十五作目。撮影は新人長谷川清。
  • 栄光への挑戦

    「十七人の忍者 大血戦」の池上金男と「夜のバラを消せ」の監督舛田利雄が共同で脚本を執筆、舛田利雄が監督したアクションもの。撮影はコンビの山崎善弘。
  • 沈丁花

    「仰げば尊し」の松山善三が原作・脚色を担当、それに「バンコックの夜」の監督千葉泰樹が加わり、千葉泰樹が監督した女性もの。撮影は「戦場にながれる歌」の中井朝一。
  • 狸の王様

    「狸の大将」の山本嘉次郎と「クレージーの無責任清水港」の坪島孝が共同でシナリオを執筆、山本嘉次郎が監督した“狸”シリーズ第三作目。撮影は「女の中にいる他人」の福沢康道。
  • 続社長行状記

    「社長行状記」の笠原良三がシナリオを執筆、コンビの松林宗恵が監督したサラリーマンもの。撮影もコンビの鈴木斌。
  • 女の中にいる他人

    エドワード・アタイヤの「細い線」を「肉体の学校」の井手俊郎が脚色、「乱れる」の成瀬巳喜男が監督した心理ドラマ。撮影は「けものみち」の福沢康道。
  • 社長行状記

    「日本一のゴマすり男」の笠原良三のオリジナル・シナリオを、「続社長忍法帖」の松林宗恵が監督したサラリーマンもの。撮影もコンビの鈴木斌。
  • 六條ゆきやま紬

    「喜劇 各駅停車」の松山善三がオリジナル・シナリオを執筆、松山善三が監督した女性ドラマ。撮影は「喜劇 駅前金融」の岡崎宏三。
  • けものみち(1965)

    松本清張の同名小説を、「大根と人参」の白坂依志夫と「君も出世ができる」の須川栄三が共同で脚色、須川栄三が監督した推理もの。撮影は「自動車泥棒」の福沢康道。
  • 戦場にながれる歌

    作曲家団伊玖磨の随想『陸軍軍楽隊始末記』を「われ一粒の麦なれど」の松山善三が脚色・監督したヒューマンな戦争ドラマ。撮影は「赤ひげ」の中井朝一。
  • 狸の大将

    「花のお江戸の無責任」の山本嘉次郎が脚本を執筆、監督した人情喜劇。撮影は「日本一のゴマすり男」の斎藤孝雄。
  • 続社長忍法帖

    「社長忍法帖」でコンビの笠原良三がシナリオを執筆、松林宗恵が監督した社長シリーズ。撮影もコンビの鈴木斌。
  • 社長忍法帖

    「ホラ吹き太閤記」の笠原良三がシナリオを執筆「万事お金」の松林宗恵が監督した社長シリーズ再開第一作目。撮影もコンビの鈴木斌。
  • 侍(1965)

    群司次郎正の原作「侍ニッポン」を「仇討」の橋本忍が脚色「ああ爆弾」の岡本喜八が監督した幕末もの。撮影は「われ一粒の麦なれど」の村井博。
    80
  • 団地・七つの大罪

    “二人自身”所載『団地七つの大罪』と塩田丸男の「2DK夫人」を「喜劇 駅前天神」の長瀬喜伴が脚色、「裸の重役」の千葉泰樹と「お姐ちゃん三代記」の筧正典が共同で監督したオムニバス喜劇。撮影は「ホラ吹き太閤記」の西垣六郎と「沙羅の門」の梁井潤。
  • われ一粒の麦なれど

    「みれん」の松山善三のオリジナル・シナリオを「名もなく貧しく美しく」の松山善三が監督した社会ドラマ。撮影は「くたばれ!社用族」の村井博。
  • 天才詐欺師物語 狸の花道

    町田浩二の原作「詐欺の天才奮戦記」を平戸延介が脚色「銀座退屈娘」の山本嘉次郎が監督した喜劇。撮影は「蟻地獄作戦」の小泉福造。
  • ただいま診察中

    村松博雄の原作「ぼくは町医者」を「こんにちは赤ちゃん(1964 松林宗恵)」の長瀬喜伴と「続雲の上団五郎一座」の矢田良が共同で脚色「続雲の上団五郎一座」の青柳信雄が監督した社会ドラマ。撮影もコンビの安本淳。
  • こんにちは赤ちゃん(1964 松林宗恵)

    「喜劇 駅前女将」の長瀬喜伴がオリジナル・シナリオを執筆「続社長紳士録」の松林宗恵が監督した歌謡劇。撮影もコンビの鈴木斌。
  • 続社長紳士録

    「社長紳士録」の笠原良三がオリジナル・シナリオを執筆、「社長紳士録」の松林宗恵が監督したサラリーマンもの。撮影もコンビの西垣六郎。
  • 社長紳士録

    「香港クレージー作戦」の笠原良三がオリジナル・シナリオを執筆、「続社長外遊記」の松林宗恵が監督した社長シリーズの一編。撮影は「みれん」の西垣六郎。
  • やぶにらみニッポン

    週刊新潮連載、ヤン・デンマン「東京情報」より奥山長春が脚色、「旅愁の都」の鈴木英夫が監督した社会風刺劇。撮影は「続社長漫遊記」の完倉泰一。
  • われらサラリーマン

    「喜劇 駅前茶釜」の長瀬喜伴がオリジナル・シナリオを執筆、「地方記者」の丸山誠治が監督したサラリーマンもの。撮影は、「クレージー作戦 先手必勝」の玉井正夫。
  • 江分利満氏の優雅な生活

    山口瞳の同名小説より、「わんぱく天使」の井手俊郎が脚色、「戦国野郎」の岡本喜八が監督したサラリーマンもの。撮影は「白と黒」の村井博。
    90
  • 続社長外遊記

    「社長外遊記」に引続き笠原良三がオリジナル・シナリオを執筆、松林宗恵が監督したサラリーマン喜劇。撮影もコンビの鈴木斌。
  • 社長外遊記

    「続社長漫遊記」の笠原良三のオリジナル・シナリオを、「太平洋の翼」の松林宗恵が監督したサラリーマン喜劇。撮影もコンビの鈴木斌。
  • 白と黒(1963)

    橋本忍のオリジナルシナリオより「娘と私」の堀川弘通が監督した推理ドラマ。撮影は「ぶらりぶらぶら物語」の村井博。第37回キネマ旬報ベスト・テン第9位。
  • 続社長漫遊記

    スタッフは前作「社長漫遊記」に同じ。
  • 社長漫遊記

    「大学かぞえうた 先輩・後輩」の笠原良三のオリジナル・シナリオを、「私と私」の杉江敏男が監督したサラリーマン喜劇。撮影もコンビの完倉泰一。
    80
  • 風流温泉 番頭日記

    井伏鱒二原作「掛け持ち」より、「喜劇 駅前温泉」の長瀬喜伴が脚色「雲の上団五郎一座」の青柳信雄が監督した風俗喜劇。撮影は「放浪記(1962)」の安本淳。
  • 河のほとりで

    “毎日新聞連載”石坂洋次郎原作より「放浪記(1962)」の井手俊郎が脚色、「香港の星」の千葉泰樹が監督したホーム・ドラマ。撮影もコンビの西垣六郎。
  • ぶらりぶらぶら物語

    「名もなく貧しく美しく」の脚本・監督の松山善三が、これについで、脚本・監督した風刺コメディ。撮影は「氷壁」で三浦賞を受賞した村井博が、大映を離れて、東京映画と契約第一回作品。
  • 忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1962)

    「如何なる星の下に」の八住利雄のオリジナル・シナリオを、「どぶろくの辰(1962)」の稲垣浩が監督。撮影もコンビの山田一夫。東宝創立30周年記念映画、昭和37年度芸術祭参加作品。
    70
  • 放浪記(1962)

    東宝が創立三十周年記念映画の一つとして、林芙美子原作から「旅愁の都」の井手俊郎と「女ばかりの夜」の田中澄江が共同で脚色、「女の座」の成瀬巳喜男が監督した文芸もの。撮影もコンビの安本淳。創立30周年記念映画、昭和37年度芸術祭参加作品。
    90
  • 早乙女家の娘たち

    壷井栄原作『どこかでなにかが』を、「愛のうず潮」の堀江史朗と「女性自身」の樫村三平が共同で脚色、「愛のうず潮」の久松静児が監督する女性ドラマ。撮影もコンビの飯村正。
  • 続社長洋行記

    「社長洋行記」の続篇で同じく笠原良三脚本、杉江敏男監督、完倉泰一撮影。
  • 山河あり

    久板栄二郎と「酔っぱらい天国」の松山善三が共同で脚本を執筆、松山善三が監督した夫婦の苦闘物語。撮影は「今年の恋」の楠田浩之。
  • 社長洋行記

    「続サラリーマン清水港」の笠原良三のオリジナル・シナリオを「銀座の若大将」の杉江敏男が監督したサラリーマン喜劇。撮影もコンビの完倉泰一。

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 8/3

エヴァンジェリン・リリー(1979)

アントマン

「アベンジャーズ」のマーベル・スタジオが生んだ新ヒーロー“アントマン”の活躍を描いたアクション。身長1.5センチの極小サイズに変身し、オモチャや掃除機など身近な生活用品の中で、ユーモアを交えつつ迫力のアクションを展開する。出演は「40歳の童貞男」のポール・ラッド、「恋するリベラーチェ」のマイケル・ダグラス。

ホビット 決戦のゆくえ

J.R.R.トールキンの冒険物語『ホビットの冒険』をピーター・ジャクソン監督が映画化した3部作の最終章。ドワーフの王国を取り戻したビルボやドワーフ一行がさらなる魔の手と対峙する。前作に続きマーティン・フリーマン、イアン・マッケラン、オーランド・ブルームらが集結。さらに「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のケイト・ブランシェット、ヒューゴ・ウィーヴィングも顔を見せる。2D/3D同時上映。
行定勲(1968)

窮鼠はチーズの夢を見る

水城せとな原作のコミックを「リバーズ・エッジ」の行定勲が実写映画化。広告代理店に勤める大伴恭一は、受け身の性格が災いして不倫を繰り返していた。ある日、妻から派遣された浮気調査員として大学の後輩・今ヶ瀬渉が現れ、恭一への一途な想いを告白する。出演は、「100回泣くこと」の大倉忠義、「カツベン!」の成田凌、「チワワちゃん」の吉田志織、ドラマ『ルパンの娘』のさとうほなみ、ドラマ『まだ結婚できない男』の咲妃みゆ、「ジムノペディに乱れる」の小原徳子。

破壊の日

豊田利晃がクラウドファンディングを利用して製作した作品。ある炭鉱で正体不明の怪物が見つかってから7年。やがて村で疫病の噂が広がり、心を病む者が増えていく。そんな中、修験道者の賢一は、この世を救う究極の修行・即神仏に挑むことを決意するが……。出演は「酔うと化け物になる父がつらい」の渋川清彦、バンド“GEZAN”のヴォーカリストとして活躍し、これが映画初出演となるマヒトゥ・ザ・ピーポー、「漫画誕生」のイッセー尾形、「影裏」の松田龍平。

NEW今日命日の映画人 8/3

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