藤田まこと フジタマコト

  • 出身地:東京市豊島区(現・東京都豊島区)
  • 生年月日:1933/03/13
  • 没年月日:2010/02/17

略歴 / Brief history

東京市豊島区(現・東京都豊島区)の生まれ。本名・原田眞。父は時代劇俳優の藤間林太郎で、子供の頃から子役として映画に顔を出していた。父の仕事の関係で、東京、大阪、京都を転々とし、1951年に京都市立堀川高校を学費が続かずに1年で中退。19歳で地方回りの劇団に入り、司会や歌、コントなどを担当する。23歳で歌う声帯模写を開業、流行歌手の物真似で一本立ちした。57年に地方回りをやめて、大阪・北野劇場の準専属コメディアンとなり、朝日放送の『ダイラケのびっくり捕物帖』57~60を皮切りにテレビに出演する。同局『スチャラカ社員』61~66で一躍人気者となり、主演した『てなもんや三度笠』62~70は大阪で60%、東京で50%の視聴率を獲得する国民的ヒット作になった。その傍ら、映画には60年代前半から顔を出していたが、63年にテレビ版をリメイクした東映「てなもんや三度笠」では引き続き主演。以降は、クレージー・キャッツ主演映画の客演や、多くの喜劇映画に出演を重ねる。ただ、それらは彼のユニークな馬面と関西弁を駆使したテンポのいい台詞回しを前面に押し出した、テレビのイメージの延長線上にある役が多かった。その中で注目されるのが、小林正樹監督「日本の青春」68である。ここでは学徒出陣して恐怖の体験をした男の戦後の半生をシリアスに演じて、俳優としての実力を見せつける。『てなもんや三度笠』の放送終了後、キャバレーでドサ回りをしたりと低迷した時期があったが、73年に朝日放送の『必殺仕置人』で同心・中村主水役に起用されて転機が訪れる。奉行所では“昼行灯”、家に帰れば“種無しかぼちゃ”と馬鹿にされながら、実は凄腕の殺し屋である主水のキャラクターは、若い頃から人生の裏と表を見てきた彼にとって一世一代のはまり役となった。『必殺』シリーズは以後も中断を挟んで92年3月まで続いたが、藤田が演じる主水はシリーズの顔として不動の人気を得る。さらに、88年からテレビ朝日の人情刑事ドラマ『はぐれ刑事純情派』では主役の安浦刑事を18年間に渡って演じ、98年から亡くなる年まで、池波正太郎原作のフジテレビ『剣客商売』では老剣客・秋山小兵衛を演じるなど、主水以外にも長い期間をかけて当たり役を次々に育てていった。また舞台でも、ミュージカル『その男ゾルバ』や、歌手・東海林太郎の生涯を演じた『東海林太郎物語・歌こそ我がいのち』など、何度も再演されたヒット作がある。基本の活動フィールドをテレビに置いていたため、70年代に『必殺』シリーズで人気が再燃してからも映画出演はそれほど多くないが、83年の齋藤光正監督「積木くずし」では非行に走る娘に苦悩する父親を好演したほか、計6本作られた『必殺』シリーズの劇場版ではテレビの世界観をさらにスケールアップさせて、仕事人・主水の多面的な人間性を披露するなど、その演技巧者ぶりはどの作品からもじゅうぶんに窺うことができる。さらに、晩年を代表する役となったのが、2008年の小泉堯史監督「明日への遺言」で演じた岡田資中将で、太平洋戦争中の米兵捕虜刺殺事件に関する戦犯裁判を描いたこの作品で、藤田はすべての最終的な責任を引き受けようとする岡田中将を誇りを持った軍人として、また包容力のあるひとりの人間として見事に演じた。同作でおおさかシネマフェスティバルの主演男優賞を受賞。しかし、08年4月に食道癌が見つかり、その後は入退院を繰り返したが、10年2月16日、大動脈瘤破裂によって76歳でこの世を去った。亡くなる前年、最後の『剣客商売スペシャル』を撮影中、藤田は同じ池波正太郎原作でも「『鬼平犯科帳』は嫌いだ」と語っていた。その理由は、主人公が権力側の人間だからだという。確かに、藤田の当たり役はどれも社会の底辺で生きる庶民ばかりだった。社会的に高い地位を演じても権力を振りかざすような役は少なく、俳優人生は常に大衆とともにある、それが俳優・藤田まことの基本姿勢だったと言える。2010年2月16日、逝去。享年76歳。

藤田まことの関連作品 / Related Work

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  • ラストゲーム 最後の早慶戦

    太平洋戦争のさ中、野球は敵国アメリカの国技だという理由で六大学野球は解散を余儀なくされる。そして、学業優先で徴兵を猶予されていた学生たちも戦争に駆り出される、学徒出陣はすぐそこに控えていた―。そんな時、戦場に赴く前の最後の願いとして行われた“出陣学徒壮行早慶戦”の、実現までの紆余曲折が描かれる。やがて死地へ向かう選手たちが、試合中、悦びに満ちた表情を見せるたび、哀しさが胸を突く。試合後の両校応援団によるエール合戦には涙を禁じえないだろう。本作が凡百の青春映画ではないポイントの一つとして、選手たちを見つめる顧問・飛田の真摯な描き方が挙げられる。演じる柄本明の“熱さ”は大きな見どころだ。
    80
  • 明日への遺言

    第二次大戦中、無差別爆撃を実行した米兵を略式裁判で処刑した罪で、B級戦犯として裁かれた東海軍司令官・岡田資中将の法廷での闘いと、彼を見守る家族たちの絆を描いたヒューマン・ドラマ。大岡昇平のノンフィクション『ながい旅』を原作に「博士の愛した数式」の小泉堯史が監督。主演は、『必殺仕事人』シリーズの藤田まこと。共演に、「あ・うん」の富司純子、「フラガール」の蒼井優ら。
    80
  • 椿三十郎(2007)

    黒澤明監督の1962年の同名時代劇をリメイク。浪人・椿三十郎が、上級役人の巨悪を暴こうとする若侍たちを助ける様を痛快に描く。原作は山本周五郎の小説『日日平安』。出演は「県庁の星」の織田裕二、「犯人に告ぐ」の豊川悦司、「デス・ノートの松山ケンイチ。監督は「サウスバウンド」の森田芳光。
  • 大奥(2006)

    “大奥”史上最大のスキャンダル「絵島生島事件」を下敷きに、一人の奥女中が奥内に渦巻く女たちの陰謀に抗いつつも巻き込まれていく様を描いた時代劇。主演は「SHINOBI」の仲間由紀恵。共演に「メゾン・ド・ヒミコ」の西島秀俊。監督はTV版「大奥」シリーズに引き続いて林徹。
    70
  • 穴の牙

    土屋隆夫の原作を大和屋竺が脚色。関西テレビと大映京都、大映企画が制作し1978年から79年にかけて放送された『日曜恐怖シリーズ』の1本として作られた。
  • 突入せよ! あさま山荘事件

    72年に実際に起こったあさま山荘事件を材に、その顛末を警察サイドから描き出した群像ドラマ。監督・脚色は「狗神」の原田眞人。原作は佐々淳行によるノンフィクション『連合赤軍『あさま山荘』事件』。撮影を「6週間 プライヴェートモーメント」の阪本尚善が担当し、劇映画初、撮影齣数を任意で選べるHDカメラが使用された(HDからのキネコ)。主演は「赤い橋の下のぬるい水」の役所広司。
    70
  • 京極夏彦 怪 七人みさき

    ある城下町で起こった連続殺人事件の謎に迫る時代ミステリー。監督は『女犯十手裏仕置II』の酒井信行。京極夏彦による原作を基に、京極自身が脚色。撮影を「必殺!主水死す」の石原興が担当している。主演は、「あつもの 杢平の秋」の田辺誠一。本作は2000年1月にWOWOWで放映されたテレビ・シリーズを劇場用に再編集したもの。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • 女侠 夜叉の舞い

    極道の養父に育てられた娘が、養父の死をきっかけに裏社会に蔓延る悪を根絶やしにすべく立ち上がる姿を描いた任侠アクション。監督は「極道の妻たち リベンジ」の関本郁夫。高村圭と川崎三枝子による原作コミックを基に、「極道の妻たち 死んで貰います」の高田宏治が脚色。撮影を「チンパオ 珍宝的故事」の伊藤嘉宏が担当している。主演は、新人の妃今日子。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • 必殺! 三味線屋勇次

    江戸の町に流行する秘薬を巡り、仕事人たちが卑劣な悪漢どもを成敗する痛快時代活劇のシリーズ第7弾。監督は「日本極道史 野望の軍団」の石原興。脚本は「鬼平犯科帳」の野上龍雄。撮影を「花のお江戸の釣りバカ日誌」の藤原三郎が担当している。主演は「安藤組外伝 群狼の系譜」の中条きよし。
  • 必殺! 主水死す

    1972年から20年間に渡って放送されたテレビ時代劇『必殺!』シリーズの5年ぶりの劇場版第6作。監督は初期テレビシリーズから『必殺!』にかかわり、劇場版第1作「必殺!」も監督した貞永方久。脚本は「復活の朝」の吉田剛、撮影は「忠臣蔵外伝 四谷怪談」の石原興がそれぞれ担当している。音楽はシリーズ全てを手掛ける平尾昌晃。『必殺!』の代名詞ともいえる仕事人・中村主水にはテレビ版同様に藤田まことがふんし、三田村邦彦、菅井きん、白木万理、中条きよしらテレビのレギュラー陣に加え、名取裕子、津川雅彦、東ちずる、野村祐人、細川ふみえら多彩な顔触れのゲストが華を添えている。
    50
  • 鬼平犯科帳

    小説・テレビ・舞台でと、幅広くその人気を誇る鬼平こと長谷川平蔵の活躍を描いたチャンバラ時代劇。監督は同テレビシリーズの監督もつとめている小野田嘉幹。原作は池波正太郎の同名ベストセラー。主演はテレビシリーズでもおなじみの中村吉右衛門。松竹創業100周年記念作品。
  • スペインからの手紙 ベンポスタの子どもたち

    スペインにある子供たちの自治による共同体・ベンポスタを舞台に、日本とスペインで離れ離れに暮らすことになった兄弟を描くヒューマン・ドラマ。監督・脚本は「椿姫」の朝間義隆。主役の少年にはオーディションにより映画初出演の源啓介が選ばれた。
  • 必殺!5 黄金の血

    問答無用で悪を斬る仕事人の活躍を描く時代劇シリーズ第五弾。脚本は「必殺! ブラウン館の怪物たち」の吉田剛が執筆。監督は「動天」の舛田利雄。撮影は「必殺4 恨みはらします」の石原興がそれぞれ担当。
    40
  • 本気!(1991)

    冷酷無情なヤクザ社会の中で揉まれながらも、男として成長していく若者の姿を描く。立原あゆみ原作の同名コミックの映画化で、脚本は笠井健夫が執筆。監督は「はぐれ刑事純情派」の吉川一義。撮影は「ふうせん」の池田健策がそれぞれ担当。
  • はぐれ刑事純情派

    人情味あふれる中年刑事・安浦吉之助の活躍を描く。同名TVシリーズの映画化で脚本は石原武龍が執筆、監督は吉川一義、撮影は西山誠とTVシリーズと同じスタッフがそれぞれ担当。
  • 必殺4 恨みはらします

    貧乏長屋で起きた殺人事件を陰で仕掛ける美男の奉行と、仕事人たちの戦いを描いた「必殺」シリーズ4作目。脚本は「必殺!III 裏か表か」の野上龍雄、「火宅の人」の深作欣二、中原朗の共同執筆。監督は深作欣二、撮影は「必殺!III 裏か表か」の石原興がそれぞれ担当。
    90
  • 必殺!III 裏か表か

    闇の金融集団と闘う仕事人たちの姿を描く“必殺!”シリーズ第三弾。脚本は「必殺!」の野上龍雄、保利吉紀、中村勝行の共同執筆。監督は「逃がれの街」の工藤栄一。撮影は「必殺! ブラウン館の怪物たち」の石原興がそれぞれ担当。
    90
  • 必殺! ブラウン館の怪物たち

    徳川家康が建てたという黒谷屋敷の謎をかぎつけた倒幕派と外国人グループと戦う仕事人たちを描く。昨年公開された「必殺!」の第二弾。脚本は「哀しい気分でジョーク」の吉田剛、監督は「港町紳士録」の広瀬襄、撮影は「必殺!」の石原興がそれぞれ担当。
    70
  • 必殺!

    江戸の仕事人殱滅をたくらむ殺し屋軍団と戦う中村主水ほか仕事人の姿を描く。TV映画「必殺シリーズ」の映画化で、脚本は「白蛇抄」の野上龍雄と「恋の空中ぶらんこ」の吉田剛の共同執筆。監督は「海嶺」の貞永方久、撮影は「典子は、今」の石原興がそれぞれ担当。
    70
  • 積木くずし

    非行に走った娘とそれを更生させようとする両親との凄まじい闘いを描く。超ベストセラーとなった穂積隆信原作の同名ノンフィクションの映画化で、脚本は「北斎漫画」の新藤兼人、監督は「伊賀忍法帖」の斎藤光正、撮影は田端金重がそれぞれ担当。
  • 野獣刑事

    かつて逮捕した男の情婦との関係を軸に、有能だがやり過ぎと評判のある刑事の姿を描く。脚本は「狂った果実(1981)」の神波史男、監督は「ヨコハマBJブルース」の工藤栄一、撮影は「セーラー服と機関銃」の仙元誠三がそれぞれ担当。
    80
  • 真夜中の招待状

    失踪したフィアンセとその兄弟の謎を追う一人の女性の姿を描く。遠藤周作の小説「闇の呼ぶ声」の映画化で脚本は「魔界転生」の野上龍雄、監督は「震える舌」の野村芳太郎、撮影も同作の川又昂がそれぞれ担当。
  • 炎のごとく

    幕末の京都を舞台に、激しく変ろうとする時代の中でひとりの女を限りなく愛した博奕打ちの姿を描く。飯干晃一の原作「会津の小鉄」の映画化。脚本監督は「江戸川乱歩の陰獣」の加藤泰、撮影は丸山恵司がそれぞれ担当。
  • わるいやつら

    女から金をまきあげて経営の赤字を埋める病院長とまわりをとりまく女たちを描く。松本清張の同名の小説を映画化したもので、脚本は「影武者」の井手雅人、監督は「配達されない三通の手紙」の野村芳太郎、撮影も同作の川又昂がそれぞれ担当。
    60
  • 衝動殺人 息子よ

    息子を殺された父親の悲しみと、同様の境遇の人々と共に、被害者遺族を保護する法律を作る運動を進める姿を描く。昭和五十三年『中央公論』三月号に掲載された佐藤秀郎の同名のノンフィクションを映画化したもので、脚本は砂田量爾と「スリランカの愛と別れ」の木下恵介の共同執筆、監督も同作の木下恵介、撮影は「燃える秋」の岡崎宏三がそれぞれ担当。
  • 闇の狩人

    金権政治が蔓延った徳川十代将軍家治の世、江戸の総元締を狙い、次々と悪人狩りをを引き受ける五名清右衛門の率いる“闇の狩人”の姿を描く。池波正太郎の同名の原作の映画化で、脚本は北沢直人、監督は「雲霧仁左衛門」の五社英雄、撮影は酒井忠がそれぞれ担当。
    50
  • 沖縄10年戦争

    本士復帰を間近に控えた沖縄を舞台に、地元と本土系暴力団の抗争を描く。脚本は「ゴルゴ13 九竜の首」の松本功と「恐竜・怪鳥の伝説」の大津一郎と「らしゃめん」の志村正浩の共同執筆、監督は「仁義と抗争」の松尾昭典、撮影は「ゴルゴ13 九竜の首」の赤塚滋がそれぞれ担当。
  • 新宿馬鹿物語

    半村良の同題名小説の映画化。新宿のバーのマスター仙田を主人公に不思議な女性の生態を捉えつつ、愛するが故に憎み合う、男と女のからみ合いを、明るく描く。脚本は「壇の浦夜枕合戦記」の神代辰巳、監督は「美女放浪記」の渡辺祐介、撮影は「坊っちゃん(1977)」の竹村博がそれぞれ担当。
  • 悪名 縄張荒らし

    かって大映で映画化された「悪名」シリーズの再映画化。河内生まれの暴れん坊朝吉が、腕と度胸で男を売り出していく姿を猫く。脚本は依田義賢、監督は「御用牙 かみそり半蔵地獄責め」の増村保造、撮影も同作の宮川一夫が担当。
  • 王将(1973)

    明治四十年から大正八年にかけて一介の雪駄作りの職人から裸一貫で身をおこし、後に日本の将棋界を東西に二分し、名人位の覇を競い、人をして関西に王将ありといわしめた将棋の鬼、坂田三吉の波乱にとんだ半生を描く。北条秀司の同名小説の映画化。脚本は「紙芝居昭和史 黄金バットがやって来る」の笠原良三、監督は「激動の昭和史 軍閥」の堀川弘通、撮影は「恋の夏」の逢沢譲がそれぞれ担当。
  • 喜劇 泥棒大家族 天下を取る

    九州の築豊炭田にある全集落民二百余人が血縁で結ばれ、それが一大万引き団、前科しめて三百九犯、年間稼ぎ高二億という泥棒大家族のさまざまな人間模様を描く。原作は、東京新聞の加藤延之記者が実際に集落に潜入して取材したルポルタージュ「こちら特報部・泥棒村潜入記」。脚本は中西隆三と「蒼ざめた日曜日」の田波靖男、監督は「日本一のショック男」の坪島孝、撮影は「出所祝い」の岡崎宏三がそれぞれ担当。
  • 西のペテン師・東のサギ師

    変化自在、口八丁手八丁の大阪と東京のペテン師が、悪い奴らの懐にうなる悪銭をつぎつぎとまきあげるさまをコミカルに描く。原作は藤本義一の『珍魂商才』で、脚本も「喜劇 ソレが男の生きる道」の彼自身が執筆した。監督は「3000キロの罠」の福田純、撮影も同作の逢沢譲がそれぞれ担当。
  • 花も実もある為五郎

    義理と人情に生きる男、「為五郎」シリーズ第4作。脚本は前作「やるぞみておれ為五郎」の加藤泰と、監督の野村芳太郎。撮影も同作の川又昂がそれぞれ担当。
  • 喜劇 ソレが男の生きる道

    敗戦の焼跡で青春時代をおくった二人の中年男の生き方をコミカルに描く。藤本義一の『骨までいただき』を藤本自身が脚色し、監督は「野獣都市」の福田純。撮影は「激動の昭和史 軍閥」の山田一夫がそれぞれ担当。
  • ズンドコズンドコ全員集合!!

    ドリフターズ“全員集合”シリーズ五作目。脚本は「アッと驚く為五郎」の田坂啓、撮影は「たぬき坊主」の荒野諒一が当り。監督は脚本にも参加している「たぬき坊主」の渡辺祐介。
  • 日本一のヤクザ男

    “日本一”シリーズの第八作、植木等の無責任ヤクザぶり。脚本は「喜劇 負けてたまるか!」の田波靖男、監督は「蝦夷館の決闘」の古沢憲吾。撮影は「続社長学ABC」の長谷川清が担当。
  • 喜劇 新宿広場

    柳沢類寿と椿澄夫が共同で脚本を書き、「ザ・タイガース 華やかなる招待」の山本邦彦が監督した新シリーズ第一作。撮影は、「ボルネオ大将 赤道に賭ける」の黒田徳三が担当した。
  • 喜劇 大激突

    広田信之と田中康義が共同で脚本を執筆し、「夕月」の田中康義が監督した喜劇。撮影は「極道社員遊侠伝」の堂脇博が担当した。
  • ザ・タイガース ハーイ! ロンドン

    「クレージーの大爆発」の田波靖男が脚本を書き、「砂の香り」の岩内克己がメガホンをとったファンタジック・コメディ。撮影は「死ぬにはまだ早い」の原一民。
  • クレージーの大爆発

    「クレージーのぶちゃむくれ大発見」の田波靖男、古沢憲吾、永井仙吉のトリオがそれぞれ脚本、監督、撮影を担当した喜劇。
  • 手錠無用

    樫原一郎の原作「闇を裂く男」(週刊言論連載)を「謝国権「愛」より (秘)性と生活」の池田一朗が脚色し、「秘録おんな寺」の田中徳三が監督したアクションもの。撮影はコンビの牧浦地志。
  • 愛のきずな

    松本清張の原作『たづたづし』を坪島孝監督と「燃える大陸」の小川英が脚色したミステリーロマン。撮影は「ドリフターズですよ! 冒険・冒険また冒険」の内海正治が担当した。
  • 日本一の裏切り男

    いまはテレビ畑で仕事をしている早坂暁と、「帰ってきたヨッパライ」の佐々木守が共同でシナリオを執筆し、「サラリーマン悪党術」の須川栄三が監督した風刺喜劇。撮影は「年ごろ」の福沢康道。
  • ドリフターズですよ! 冒険・冒険また冒険

    「年ごろ」の松木ひろしが脚本を執筆し、「ドリフターズですよ! 前進前進また前進」の和田嘉訓が監督した喜劇。撮影は「クレージーの怪盗ジバコ」を担当した内海正治。
  • 空想天国

    「悪党社員遊侠伝」の田波靖男がシナリオを執筆し、「燃えろ!太陽」の松森健が監督したコメディ。撮影は「春らんまん」の西垣六郎。
  • 日本の青春

    遠藤周作の原作『どっこいショ』を、「喜劇 駅前開運」の広沢栄が脚色し、「上意討ち -拝領妻始末-」の小林正樹が監督した社会ドラマ。撮影は「君に幸福を センチメンタル・ボーイ」の岡崎宏三。
  • クレージーメキシコ大作戦

    「ゴー!ゴー!若大将」の田波靖男がシナリオを執筆し、「クレージーの怪盗ジバコ」の坪島孝が監督したコメディ。撮影はコンビの内海正治。
  • 喜劇 駅前開運

    「悪の紋章」の広沢栄がシナリオを執筆し、「喜劇 駅前百年」の豊田四郎が監督した“駅前”シリーズ第二十二作目。撮影は「日本のいちばん長い日」の村井博。
  • 惚れた強み

    北条秀司の原案を、「やればやれるぜ 全員集合!!」の森崎東と、梶浦政男が共同でシナリオ化し、「さそり」の水川淳三が監督したコメディ。撮影はコンビの笠川正夫。
  • 悪名十八番

    今東光の原作『裸蟲』を、「なみだ川」の依田義賢が脚色し、「ある殺し屋の鍵」の森一生が監督した“悪名”シリーズ第十四作目。撮影は「若親分兇状旅」の今井ひろし。
    90
  • 稲妻(1967)

    林芙美子の同名小説を、「宴」の堀江英雄が脚色、「春日和」の大庭秀雄が監督した文芸もの。撮影は「激流(1967)」の長岡博之。
  • クレージーの怪盗ジバコ

    北杜夫の小説『怪盗ジバコ』(文芸春秋社刊)を、「南太平洋の若大将」の田波靖男と、市川喜一が脚色し、「クレージー黄金作戦」の坪島孝が監督したコメディ。撮影はコンビの内海正治。
  • ドリフターズですよ! 前進前進また前進

    「石中先生行状記(1966)」の松木ひろしがシナリオを執筆し、「自動車泥棒」以来、三年ぶりに和田嘉訓が監督したコメディ。撮影は「続・何処へ」の中井朝一。
  • 喜劇 大風呂敷

    「二人の銀座」の才賀明がシナリオを執筆し、「赤いグラス」の中平康が監督したコメディ。撮影は「陽のあたる坂道(1967)」の高村倉太郎。
  • てなもんや幽霊道中

    香川登志緒の原作を「クレージー黄金作戦」の笠原良三と「幕末 てなもんや大騒動」の沢田隆治が共同で脚色し、「落語野郎 大泥棒」の松林宗恵が監督した“てなもんや”シリーズ第三作目。撮影は、コンビの長谷川清。
  • 幕末 てなもんや大騒動

    香川登志緒の原作「てなもんや三度笠」を、「続社長千一夜」の笠原良三と「てなもんや東海道」の沢田隆治が共同で脚色し、「クレージー大作戦」の古沢憲吾が監督した“てなもんや”シリーズの第二作目。撮影はコンビの永井仙吉。
  • 座頭市鉄火旅

    子母沢寛の原作を、「赤い天使」の笠原良三が脚色、「殺人者」の安田公義が監督した“座頭市”シリーズ第十五作目。撮影は「兵隊やくざ大脱走」の武田千吉郎。
  • 喜劇 駅前競馬

    「続・鉄砲犬」の藤本義一がシナリオを執筆し、「喜劇 駅前番頭」の佐伯幸三が監督した“駅前シリーズ”十七作目。撮影は「新・事件記者 大都会の罠」の村井博。
  • てなもんや東海道

    香川登志緒の原作を「喜劇 駅前漫画」の長瀬喜伴、「喜劇 駅前音頭」の新井一と沢田隆治が共同で脚色、「続社長行状記」の松林宗恵が監督した喜劇。撮影もコンビの鈴木斌。
  • クレージーだよ 奇想天外

    「じゃじゃ馬ならし」の田波靖男がシナリオを執筆、「狸の王様」の坪島孝が監督したS・F喜劇。撮影は「100発100中」の宇野晋作。
  • ほんだら捕物帖

    前作「ほんだら剣法」でコンビの笠原良三がシナリオを執筆、森一生が監督した“ほんだら”シリーズ第二作目。撮影は「処女が見た」の牧浦地志。
  • 運が良けりゃ

    山内久と「霧の旗(1965)」の山田洋次が共同でシナリオを執筆、山田洋次が監督した時代喜劇。撮影もコンビの高羽啓夫。
    70
  • 日本一のゴリガン男

    「続社長行状記」の笠原良三がオリジナル・シナリオを執筆、「大冒険」の古沢憲吾が監督した“日本一”シリーズ第三作目。撮影は「クレージーの無責任清水港」の小泉福造。
  • 喜劇 駅前弁天

    「喜劇 駅前大学」の長瀬喜伴がシナリオを執筆、コンビの佐伯幸三が監督した“駅前”シリーズ第十四作目。撮影は「あんま太平記」の黒田徳三。
  • ほんだら剣法

    野村胡堂原作“磯川兵助功名噺”を、「大冒険」の笠原良三が脚色、「座頭市逆手切り」の森一生が監督した喜劇。撮影はコンビの今井ひろし。
  • 大阪ど根性物語 どえらい奴

    長谷川幸延原作“冠婚葬祭”より、「股旅 三人やくざ」の中島貞夫と鈴木則文が共同で脚色、新人鈴木則文が監督した喜劇。撮影は「バラケツ勝負」の川崎新太郎。
  • 大工太平記

    工匠平田雅哉の談義を、内田克巳が“大工一代”にまとめ、八住利雄が脚色、「四谷怪談(1965)」でコンビの豊田四郎が監督した人情喜劇。撮影もコンビの村井博。
  • 続西の王将・東の大将

    「日本一のゴマすり男」の笠原良三と「青春前期 青い果実」の池田一朗が共同でシナリオを執筆、「無責任遊侠伝」の杉江敏男が監督した“王将・大将”シリーズ第二作目。撮影は「続社長忍法帖」の鈴木斌。
  • 一発かましたれ

    「続社長忍法帖」の笠原良三と安倍徹郎が共同でオリジナル・シナリオを執筆、新人小山幹夫が監督した喜劇。撮影は「孤独の賭け」の坪井誠。
  • 日本一のゴマすり男

    「社長忍法帖」の笠原良三がシナリオを執筆「ホラ吹き太閤記」の古沢憲吾が監督したサラリーマン喜劇。撮影は「赤ひげ」の斎藤孝雄
  • 大日本コソ泥伝

    花登筐の原作を花登筐と「ああ青春の胸の血は」の才賀明が共同で脚色「ポンコツおやじ」の春原政久が監督した喜劇。撮影は「赤い殺意」の姫田真佐久。
  • 赤いダイヤ

    梶山季之の同名小説を「この道赤信号」の柳沢類寿と「やくざの歌」の池田雄一が共同で脚色「東京丸の内」の小西通雄が監督した風俗ドラマ。撮影は「ジャコ万と鉄(1964)」の坪井誠。
    100
  • 西の王将東の大将

    「無責任遊侠伝」の笠原良三がシナリオを執筆「日本一のホラ吹き男」の古沢憲吾が監督した喜劇。撮影は「裸の重役」の西垣六郎。
  • くたばれ!社用族

    「続社長紳士録」の笠原良三がオリジナル・シナリオを執筆、秦幸三郎が監督したサラリーマン喜劇。撮影は「江分利満氏の優雅な生活」の村井準。
  • 続若い季節

    小野田勇の原作を、「喜劇 駅前女将」の長瀬喜伴が脚色「日本一の色男」の古沢憲吾が監督した青春もの。撮影は「士魂魔道 大竜巻」の山田一夫。
  • 芸者学校

    花登筐の原作を、田口耕三が脚色、「温泉女医」の木村恵吾が監督した風俗ドラマ。撮影もコンビの宗川信夫。
  • 大笑い殿様道中

    野上龍雄の原案を「東海一の鬼紳士」の若井基成が脚色「続・てなもんや三度笠」の内出好吉が監督した時代もの喜劇。撮影もコンビの羽田辰治。
  • 続・ニッポン珍商売

    「喜劇 団地親分」の花登筐がオリジナル・シナリオを執筆、「民謡の旅 秋田おばこ」の渡辺邦男が監督した喜劇。撮影は、「舞妓はん」の倉持友一。
  • 次郎長三国志(1963)

    村上元三の原作より「大暴れ五十三次」のマキノ雅弘と山内鉄也が共同で脚色「九ちゃん 刀を抜いて」のマキノ雅弘が監督した任侠もの。撮影は、「柳生武芸帳 剣豪乱れ雲」の三木滋人。第一部102分、第二部89分。
    80
  • 続・てなもんや三度笠

    香川登志緒の原作より、沢田隆治、鈴木則文が共同で脚色、「柳生武芸帳 剣豪乱れ雲」の内出好吉が監督した喜劇。撮影は「てなもんや三度笠」の羽田辰治。
  • 新・夫婦善哉

    「台所太平記」の八住利雄のオリジナル・シナリオを、同じく「台所太平記」の豊田四郎が監督した文芸もの。撮影もコンビの岡崎宏三。
  • 悪名波止場

    今東光原作“悪名”より「悪名市場」の依田義賢が脚色、「てんやわんや次郎長道中」の森一生が監督した悪名シリーズ。撮影は「舞妓と暗殺者」の本多省三。
  • ニッポン珍商売

    「二人で胸を張れ」の富田義朗と小林久三が共同で脚本を執筆、「二人で胸を張れ」の酒井欣也が監督した喜劇。撮影もコンビの小原治夫。
  • てんやわんや次郎長道中

    「手討」の八尋不二がオリジナル・シナリオを執筆、「悪名市場」の森一生が監督した時代喜劇。撮影はコンビの今井ひろし。出演は「手討」の市川雷蔵、「すてきな16才」の姿美千子など。
  • てなもんや三度笠

    テレビの連続コメディ、香川登志緒原作を「いれずみ半太郎」の野上龍雄が脚色、「夜霧の上州路」の内出好吉が監督した時代喜劇。撮影は「唄祭り赤城山」の羽田辰治。
    80
  • 残酷の河

    「天国と地獄」の脚本を執筆した菊島隆三の原作を、彼と「禁猟区」の監督内川清一郎が共同で脚色、同じく内川清一郎が監督した異色時代劇。撮影は「星屑の町」の太田喜晴。
  • 悪名市場

    今東光原作を「新・悪名」の依田義賢が脚色、「陽気な殿様」の森一生が監督したヤクザもの。撮影もコンビの今井ひろし。
  • つむじ風

    東京新聞連載・梅崎春生原作を助監の宮崎守と企画部の清水俊男が共同で脚色、「古都(1963)」の中村登が監督した喜劇。撮影もコンビの成島東一郎。
  • 星屑の町(1963)

    「パラキンと九ちゃん 申し訳ない野郎たち」の高橋二三が脚本を執筆、「太陽先生青春記」の的井邦雄が監督した歌謡ドラマ。撮影は「大当り三代記」の太田喜晴。
  • 新・狐と狸

    熊王徳平原作「甲州商人」より、「花影」の菊島隆三が脚色、「続サラリーマン清水港」の松林宗恵が監督したコミカル・ドラマ。撮影は「夜の傾斜」の鈴木斌。日本喜劇人協会結成記念。
  • ある大阪の女

    「続 悪名」の依田義賢と「「挑戦」より 愛と炎と」の須川栄三が共同で脚本を書き、須川が監督した社会ドラマ。撮影は「駅前団地」の遠藤精一。溝口健二監督作「浪華悲歌」(1936)のリメイク的作品。パースペクタ立体音響。
  • 喜劇 団地親分

    「秀才はんと鈍才どん」の花登筐のオリジナル・シナリオを、「風来先生」の市村泰一が監督した喜劇篇。撮影は「ひとり寝」の倉持友一。
  • アワモリ君西へ行く

    秋好馨のマンガ「アワモリ君」の第三回目。前作「アワモリ君乾杯!」の新井一と「続サラリーマン弥次喜多道中」の長瀬喜伴が共同で脚色。監督は前二作に続いての古沢憲吾。撮影は「続新入社員十番勝負 サラリーマン一刀流」の飯村正。パースペクタ立体音響。
  • 出世武士道

    「新黄金孔雀城 七人の騎士」の結束信二の脚本を「橋蔵の若様やくざ」の河野寿一が監督、「新吾二十番勝負 第二部」の川崎新太郎が撮影した娯楽時代劇。
  • サザエさんとエプロンおばさん

    おなじみのサザエさんシリーズの一作で、今回はエプロンおばさんが新たに登場する。笠原良三と蓮池義雄が脚本を書き、「噛みついた若旦那」の青柳信雄が監督した。撮影は「ああ女難」の西垣六郎。パースペクタ立体音響。
  • お姐ちゃんに任しとキ!

    おなじみお姐ちゃんシリーズの第五作。「羽織の大将」の笠原良三のオリジナル・シナリオを、「サラリーマン出世太閤記・完結篇 花婿部長No.1」の筧正典が監督した。撮影も同じく「サラリーマン出世太閤記・完結篇 花婿部長No.1」の完倉泰一が担当。
  • 金語楼純情日記 珍遊侠伝

    淀橋太郎と中田竜雄の原作を館直志が劇化し、松竹新喜劇で公演した「お礼参り奇談」の映画化。脚色民門敏雄、監督田尻繁、撮影岡崎宏三と「金語楼純情日記 初恋社長」と同様。出演者も柳家金語楼、清川虹子、扇千景、小原新二、中田ダイマル、中田ラケット、万代峰子、環三千世と「金語楼純情日記 初恋社長」と同様である。
  • 金語楼純情日記 初恋社長

    松竹新喜劇で公演の館直志原作“京の雲・大阪の水”の映画化、人情喜劇。脚色は「弥次喜多道中」の民門敏雄、監督は「イカサマ紳士録」の田尻繁、撮影は「極楽島物語」の岡崎宏三の担当。主な出演者は、「てんてん娘・二部作」の柳家金語楼、扇千景、清川虹子、漫才コンビの中田ダイマル、中田ラケット、そのほか万代峰子、宝塚の小原新二、汐風享子、環三千世、夏亜矢子、小城しのぶ、藤原久美子など。
  • 首領への道 10

    清水健太郎、渡辺裕之、藤田まことなどの豪華キャストが出演の好評シリーズ10弾。大阪連合会の結成により、島田組組長・桜井と、白虎会会長・越智は決別の危機にあった。そして大阪連合会に籍を置く越智の態度に桜井は釈然としないでいた…。【スタッフ&キャスト】監督:津島勝 脚本:原田聡明 企画協力:柳瀬太郎 撮影:渡辺伸二 出演:清水健太郎/渡辺裕之/藤田まこと/白竜
  • 首領への道 9

    村上和彦原作、清水健太郎、渡辺裕之、藤田まことなどの豪華キャストが顔を揃えた好評シリーズ「首領への道」第9弾。大阪で活発化する外国人マフィアに対する任侠団体の連合組織大阪連合会が結成。これを機に島田組に仕組まれた策謀の危機が訪れる。【スタッフ&キャスト】監督:津島勝 脚本:原田聡明 企画協力:柳瀬太郎 撮影:渡辺伸二 出演:清水健太郎/渡辺裕之/藤田まこと/白竜

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日命日の映画人 3/3

安井昌二(2014)

小梅姐さん

「炭坑節」や「黒田節」など多くの民謡をヒットさせ、NHK紅白歌合戦でも美声を聞かせた芸者出身の歌手・赤坂小梅の生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリー。生まれ育った筑豊や芸者修行に励んだ北九州など彼女ゆかりの地を訪ね、数々の記録映像や関係者へのインタビューを交え、歌一筋に生きた彼女の生涯に迫る。監督は『ハイビジョンふるさと発~有明海に生きるカメラマンの物語~』などのドキュメンタリー番組を数多く手掛けた山本眸古。ナレーションを「悪名」の水谷八重子、作曲・音楽アドバイザーを「上方苦界草紙」の本條秀太郎が担当した。赤坂小梅。本名、向山コウメは明治39年(1906)年4月、福岡県川崎町に9人兄姉の末っ子として生まれる。16歳の時に自ら芸者を志し北九州の置屋「稲本」に。通常1年間の芸者修行を3ヶ月でこなし、1年で芸者デビュー、“梅若”を名乗る。昭和4(1929)年、九州一円の民謡研究のため小倉を訪れていた野口雨情、藤井清水らに認められ、レコードデビューを果たし、同6年に上京。同8年、コロムビアから発売した「ほんとにそうなら」が大ヒット。以来、端唄、舞踊小唄などを含め、多くの流行歌や民謡をレコーディングしヒットさせた。NHK紅白歌合戦にも4回出場、その豪放磊落な性格から多くの文化人や政・財界人などに愛され、大衆から支持された。酒豪でも知られ、恰幅のいい体型が特徴的だった彼女は昭和56(1981)年4月、75歳で引退。晩年は民謡の普及や福祉活動に勤しみ、平成4(1992)年1月17日死去。享年85歳であった。

楳図かずお恐怖劇場 まだらの少女

人の憎しみが生み出す蛇の呪いの恐怖を描いた中篇ホラー。監督は「恋する幼虫」の井口昇。楳図かずお原作の同名コミックを基に、「ホラ~番長 稀人」の小中千昭が脚色。撮影を「着信アリ2」の喜久村徳章が担当している。主演は、「Last Quarter 下弦の月」の中村有沙と「TRICK  劇場版」の成海璃子。尚、本作は「楳図かずお恐怖劇場」の中で、「ねがい」と2本立公開された。楳図かずおデビュー50周年作品。