山口美也子 ヤマグチミヤコ

  • 出身地:大阪市天王寺区の生まれ
  • 生年月日:1952年4月8日

略歴 / Brief history

染色図案家の父・正輔、母・登美の一男三女の二女。市立夕陽丘中学を経て71年、兵庫県の武庫川女子高校卒業とともに上京。自由劇場、黒色テントの演劇センター68/71など劇団に加わり、『鼠小僧次郎吉』シリーズや『翼を燃やす天使たちの舞踏』などに出演したのち77年、日活にスカウトされ、藤本義一・原作、西村昭五郎監督のロマン・ポルノ「本番」の主役に抜擢されて映画デビュー。施設で育ち、義父に犯されたのちドサまわりのストリッパーとなり、男から男へと渡り歩くヒロインの哀歓を乾いた演技で見事に演じて注目される。ついで安酒場の街を舞台に吹きだまりのような青春群像を描いた曽根中生監督「新宿乱れ街・いくまで待って」77で女優志望のヒロイン・ミミにふんし、女のやさしさと厳しさを体当たりで熱演、独特な存在感を示して演技派女優として若者たちの人気を獲得。以後、「昼下りの情事・すすり泣き」77で宮下順子の異父妹、「肉体の門」77で小政のせん、根岸吉太郎監督のデビュー作「オリオンの殺意より・情事の方程式」78に主人公の高校生(加納省吾)の若く美しい義理の母、「女教師・秘密」78では魅力的な英語の教師、田中登監督「ピンクサロン・好色五人女」78には元ストリッパーのホステス万子を演じたほか「赫い髪の女」「むちむちネオン街・私たべごろ」「ホールインラブ・草むらの欲情」79、「おんなの細道・濡れた海峡」80などに準主演。80年、日活を離れ、前田陽一監督の松竹「土佐の一本釣り」に助演した。テレビ出演はフジ『結婚の四季』『ピーマン白書』80ほか。舞台は日劇ミュージックホール『愛を唄う乳房の舞』79、名古屋・御園座『山城新伍公演/あんぽんたん』80など。80年11月21日、前衛劇団・演劇団主宰者の流山児祥(本名・藤岡祥二)とホテル・グランドパレスで結婚式を挙げた。

山口美也子の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 羊の木

    ギャグ漫画の巨匠2人による同名漫画を基にした、「紙の月」の吉田大八監督の人間ドラマ。6名の男女を受け入れるよう命じられる市役所職員・月末。不審な様子の彼らは新仮釈放制度により自治体が身元引受人となった元殺人犯で、やがて町の日常が狂い始める。2014年文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した原作を大きくアレンジ、関ジャニ∞の錦戸亮、「伊藤くん A to E」の木村文乃、「散歩する侵略者」の松田龍平らオールスターキャストを迎え、人間の本性に迫る。
    50
  • くらげとあの娘

    クラゲ展示種類数世界一としてギネス認定を受けている山形県の鶴岡市立加茂水族館を舞台に、くらげの飼育員とある女性の出会いを描いたラブストーリー。本作の音楽を担当したゴンチチのメンバー、チチ松村が執筆した『私はクラゲになりたい』が原案。出演は「遺体 明日への十日間」の宮平安春、「シムソンズ」の派谷恵美。2014年5月31日より、山形県先行公開。
  • 朱花の月

    「殯の森」でカンヌ国際映画祭審査員特別グランプリに輝いた河瀬直美監督が、奈良県の飛鳥地方を舞台に、1人の女性と彼女を愛する2人の男性の関係を描いたドラマ。出演は本作が長編映画デビューとなるこみずとうた、「ヘヴンズ ストーリー」の大島葉子、“ドリアン助川”の名でも知られ、作家としても活動する明川哲也。
  • デンデラ

    佐藤友哉の同名小説を「世界で一番美しい夜」の天願大介監督が映画化。70歳になると老人を姥捨てする風習が残る山間部を舞台に、捨てられた老婆たちが困難な状況に立ち向かっていく姿を描く。出演は「ジーン・ワルツ」の浅丘ルリ子、「あしたのジョー」の倍賞美津子、「必殺!5 黄金の血」の山本陽子、「武士の家計簿」の草笛光子。
    60
  • トルソ

    是枝裕和監督の「誰も知らない」、「歩いても 歩いても」を始め、数々の映画でカメラマンとして活躍してきた山崎裕の初監督作品。煩わしい人間関係を避け、トルソと呼ばれる人形を拠りどころに生きる都会の女性の姿を繊細なタッチで描く。出演は「愛のむきだし」の渡辺真起子、「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」の安藤サクラ。
  • 最高でダメな男 築地編

    築地を舞台に3人のダメ男を描いたオムニバス映画。監修は、「ドラゴンヘッド」の飯田譲治。監督は、「ビートロック・ラブ」の内田英治、「サドル184ペダル∞」の藤橋誠、「hard cold greenhouse」の小澤雅人。出演は、バナナマンの日村勇紀、「恋極星」の加藤和樹、「やる気まんまん」の中野英雄。
  • 砂の影

    日常と隣り合わせの絶望を、8ミリフィルム独特の映像で印象的に描き出す。監督・脚本は「すべては夜から生まれる」の甲斐田祐輔。撮影は青山真治作品などで知られるたむらまさき。出演は「全然大丈夫」の江口のりこ、「プルコギ」のARATA、「歓喜の歌」の米村亮太郎ら。
  • サッドヴァケイション

    『Helpless』から11年、『EUREKA ユリイカ』から7年。青山真治が描き出してきた“北九州サーガ”の集大成。“ゆるぎない女たち”が運命に翻弄される男を未来へと導く。原作・監督・脚本は青山真治。出演は浅野忠信、石田えり、宮崎あおい、板谷由夏、中村嘉葎雄、オダギリジョー。
    60
  • おばちゃんチップス

    建設会社のエリートだった家弓修平は、長年の夢であった方言研究をするために会社を辞め、はるばる東京から大阪までやって来る。しかし大阪は修平にとって異国の地。のっけから下宿先・樋元商店のおかみさん千春を筆頭に、“おばちゃん”たちが修平の前に立ちはだかり、その勢いに振り回される。唯一の安らぎは、向かいのアパートに住む麻衣子との時間だった。そんな中、実は借金まみれだった樋元商店に、地上げ屋の魔の手が迫ってくるが……。監督は「タナカヒロシのすべて」の田中誠。主演は船越英一郎。ヒロイン・麻衣子役には、ソロシンガーとして活躍中のmisono。
    80
  • 全身と小指

    兄妹間の愛、誰にもいえない2人だけの秘密の恋を描いた禁断のラブストーリー。主人公に「ロックンロールミシン」の池内博之。妹・久美にモデルとしてカリスマ的な人気の福田明子。監督・脚本・原作は、「渋谷怪談」や「ベロニカは死ぬことにした」で才能を発揮する若き俊英、堀江慶。
  • ガッツ伝説 愛しのピット・ブル

    人情商店街を舞台に、元ボクサーの心優しいやもめ男と薄倖の人妻が織り成す淡い恋物語。監督は「MUSASHI」の野伏翔。野伏監督の原案を基に、「揮発性の女」の宇治田隆史と野伏監督が共同で脚本を執筆。撮影を「幽霊VS宇宙人 ぼくの宇宙人」の渡辺厚人が担当している。主演は「歌舞伎町案内人」のガッツ石松。
    90
    • 感動的な
    • 笑える
  • ミラクルバナナ

    大使館の派遣員としてハイチ共和国に赴任した主人公が、ノートを買い与えてもらえない子供を見て、捨てられているバナナの木から紙をつくるプロジェクトをスタートさせ、その中で奮闘し、成長していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。大使館派遣員の幸子に「オー・ド・ヴィ」の小山田サユリ。大学院生の中田には、大河ドラマ『新撰組!』の山本耕史。現地職員のフィリップを『さんまのスーパーからくりTV』でおなじみのアドゴニーが熱演する。監督・脚本は「白い船」の錦織良成。
  • 日曜日は終わらない

    NHKハイビジョンドラマとして1999年に放送された後、再放送もソフト化もされないまま伝説と化していた幻の傑作ドラマが<由美香 Oh My Love!>特別企画として上映。監督は『天うらら』の高橋陽一郎。 2005年6月27日、35歳の若さで急逝した女優・林由美香が風俗嬢・佐知子役を自然体の演技で見せ、彼女自身もカンヌ映画祭へ招待されたという記念碑的作品であり、隠れた代表作である。
  • カタルシス

    少年犯罪の“罪の償い”をテーマに、加害者側の家族に焦点を絞り描いたドラマ。監督は、本作が「青の塔」(00)に続く第2作となる坂口香津美。主演は「本日またまた休診なり」の尾上寛之と「火垂」の山口美也子。また、少年の叔父役で格闘技団体“大道塾”塾長・東孝が特別出演している。
  • 凶気の桜

    渋谷のストリート、若きナショナリストたちの過激な青春を活写したドラマ。監督は、本作が初監督作となる薗田賢次。ヒキタクニオの同名小説を基に、「走れ!イチロー」の丸山昇一が脚色。撮影を「実録・安藤組外伝 餓狼の掟」の仙元誠三が担当している。主演は「ピンポン」の窪塚洋介。
    60
  • 白い船

    島根県の自治体・団体・市井の人々が協力して製作した作品。監督は、地元出身で「守ってあげたい!」の錦織良成。2002年5月18日より島根県先行公開。
  • クロエ(2001)

    奇病に侵された妻と、彼女を支える夫の愛を描いたドラマ。監督は「BeRLin」の利重剛。ボリス・ヴィアンの『日々の泡』『うたかたの日々』をモチーフに、利重監督と「楽園」の萩生田宏治が共同で脚本を執筆。撮影を「リリイ・シュシュのすべて」の篠田昇が担当している。主演は、「自殺サークル」の永瀬正敏と「センチメンタルシティマラソンSENTIMENTALCITYMARATHON」のともさかりえ。J-WORKS第3回作品として製作・公開された。第51回ベルリン国際映画祭コンペティション部門正式招待、第23回モスクワ国際映画祭正式招待、第23回ぴあフィルムフェスティバル上映、第76回本誌ベスト・テン日本映画新人女優賞(小西真奈美)受賞、第57回毎日映画コンクール男優助演賞(塚本晋也)受賞、第24回ヨコハマ映画祭助演男優賞(塚本晋也)受賞作品。
  • とらばいゆ

    女流棋士の姉妹と、その夫と恋人の4人が巻き起こす恋愛騒動を描いた喜劇。監督・脚本は「avec mon mari」の大谷健太郎。撮影を「好き者家族 バイブで慰め」の鈴木一博が担当している。主演は、「パレット・オブ・ラブ」の瀬戸朝香、「殺し屋1」の塚本晋也、「タイムレスメロディ」の市川実日子、「FILAMENT」の村上淳。
  • 火垂(2000)

    雄大な自然と歴史情緒溢れる奈良を舞台に、ストリッパーと陶芸家の愛を描くドラマ。監督・脚本・撮影は「杣人物語」の仙頭直美(河瀬直美)。撮影監督に「独立少年合唱団」の猪本雅三があたっている。主演は、「TRUTHS:A STREAM」の中村優子と「ざわざわ下北沢」の永澤俊矢。尚、本作は“J-WORKS”の第2回作品として製作・公開された。2000年第53回ロカルノ国際映画祭国際批評家連盟賞、同ヨーロッパ国際芸術映画連盟賞受賞作品。2009年のカンヌ国際映画祭で河瀬監督が「黄金の馬車賞」を受賞した際に、再編集版が制作されている。
  • 平成金融道 マルヒの女

    倒産回避のプロと悪徳金融業者の因縁の闘いを描いた金融ドラマのシリーズ第2弾。監督は「Nile ナイル」の和泉聖治。向谷匡史による原作を基に、「新宿やくざ狂犬伝 一匹灯」の香月秀之が脚本を執筆。撮影を「新極道渡世の素敵な面々 きりとりブルース」の近森眞史が担当している。主演は「Nile ナイル」の夏樹陽子。ゲストスターとして「凶犯」の白島智恵子、「新極道渡世の素敵な面々 きりとりブルース」の宍戸錠が出演している。
  • ワンダフルライフ(1999)

    天国への入口で、人生を振り返り一番印象的な想い出を選択する死者たちと、彼らの手助けをする人々の交流を描いたファンタジックな人間賛歌のドラマ。監督は「幻の光」の是枝裕和。脚本も是枝監督自らが執筆。撮影を「肉筆浮世絵の発見」の山崎裕が担当している。主演は、モデル出身のARATA。98年度トロント映画祭出品、第46回サン・セバスチャン映画祭国際映画批評家連盟賞受賞、第16回トリノ映画祭最優秀脚本賞受賞、第20回ナント三大陸映画祭グランプリ受賞作品。スーパー16ミリからのブローアップ。
    70
  • ポッキー坂恋物語 かわいいひと

    江崎グリコの人気商品”ポッキー”のCMから誕生した3話構成のオムニバス恋愛ドラマ。総監督の相米慎二を中心に、監督デビューとなる村本天志、冨樫森、前田哲がそれぞれ演出を担当。脚本に「てなもんや商社」の榎祐平、撮影に「押繪と旅する男」の町田博があたっている。それぞれの主演は、「NIGHT HEAD」の奥菜恵と「イノセント ワールド」の安藤政信、「ジューンブライド 6月19日の花嫁」の椎名桔平と新人・中村綾乃、「デボラがライバル」の吉川ひなのと「ぼくは勉強ができない」の鳥羽潤。尚、本作はポッキーの9千本限定プレゼント・ビデオとして製作された作品である。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • 新生 トイレの花子さん

    ある中学校を舞台に、邪悪な霊と戦う教師と生徒たちの姿を描いたジュブナイル・ホラー。監督は「金田一少年の事件簿上海魚人伝説」の堤幸彦。脚本は「リング」の高橋洋。撮影を「金田一少年の事件簿上海魚人伝説」唐沢悟が担当している。主演は、「トイレの花子さん」の前田愛と「黒の天使 Vol.1」の高島礼子。「ズッコケ三人組 怪盗X物語」と2本立て公開。
  • 東京日和

    写真集出版の準備を進める写真家が回想する、亡き妻との日々を綴った純愛ドラマ。監督は「119」の竹中直人。写真家・荒木経惟とその妻・陽子による写真&エッセイ集『東京日和』をベースに、岩松了が脚本を執筆。撮影を「大統領のクリスマスツリー」の佐々木原保志が担当している。主演は「HAPPY PEOPLE」の竹中直人と「Love Letter」の中山美穂。97年度キネマ旬報ベスト・テン第9位。
  • 岸和田少年愚連隊 血煙り純情篇

    恋と喧嘩の日々を繰り返す若者たちの姿を描いた青春コメディの第2弾。監督は「極道戦国志 不動」の三池崇史。中場利一による同名小説を、「MACROSS PLUS」の信本敬子とOV『ケンカの花道』のNAKA雅MURAが共同脚色。撮影を「狼の眼」の山本英夫が担当している。主演は映画初登場となる吉本興業の若手コンビ・千原兄弟のふたりと、やはり映画初登場の鈴木沙理奈。1997年3月22日より大阪・シネマワイズinうめだ花月シアターにて先行上映。
    80
  • 宮澤賢治 その愛

    96年に生誕100年を迎えた宮澤賢治の、愛と苦悩に満ちた半生を描いた伝記ドラマ。監督は「三たびの海峡」の神山征二郎。脚本を「午後の遺言状」の新藤兼人、撮影を伊藤嘉宏が担当している。主演は「スワロウテイル」の三上博史。共演に「EAST MEETS WEST」の仲代達矢、「いつかどこかで」の八千草薫、「ひめゆりの塔(1995)」の酒井美紀、「犯人に願いを」の中山忍、「四姉妹物語」の牧瀬里穂ほか。宮澤賢治生誕100年記念映画。
  • ありがとう(1996)

    5年ぶりに単身赴任から戻ってきた父親が、崩壊してしまった家族の再生のために奮闘する姿を、ドライな高校生の次女の目を通してシニカルに描く異色ホームドラマ。『ビッグコミック・スピリッツ』に連載された山本直樹の同名コミックを、「眠らない街・新宿鮫」の荒井晴彦が脚色した。監督はこれが劇場映画初監督となる、テレビ・ドラマ『金(キム)の戦争』などの小田切正明。主演の父親役には「新・極道記者 逃げ馬伝説」の奥田瑛二、次女役には「ひめゆりの塔(1995)」の早勢美里がふんしている。“フジテレビ□MOVIES”の1本として製作された。R指定。
  • 渚のシンドバッド

    同性の同級生に恋心を抱く青年、そんな彼に接近してくる風変わりな少女。同級の六人の17歳の男女が織り成す、ひと夏の青春群像劇。監督・脚本は「二十才の微熱」の橋口亮輔。音楽を元“男闘呼組”の高橋和也が担当し、主題歌も歌っている。主演はテレビ・ドラマ『正義は勝つ』の岡田義徳、『走らんか!』の草野康太、「麗霆”子!! 総長最後の日」の浜崎あゆみ。ぴあフィルムフェスティバルを背景に、東宝とぴあが提携するニューレーベル“YES”(Young Entertainment Square)の第一弾として製作された。第8回東京国際映画祭ヤングシネマ・コンペティション参加作品。95年度キネマ旬報ベストテン第10位。
    80
  • のぞき屋

    『週刊ヤングサンデー』に連載中の山本英夫の人気漫画を原作とし、覗きというショッキングな題材をテーマに、現代社会のスレ違いのコミニュケーションを乾いたユーモアで描いた青春ドラマ。監督は「湾岸バッド・ボーイ・ブルー」の富岡忠文。主演は「河童」の陣内孝則と「イルカに逢える日」の松岡俊介。
  • 女帝(1995)

    バブル最盛期に株で大儲けしたある料亭の女将の生き様を描いたドラマ。主人公のモデル問題で話題を呼んだ作品でもある。監督、脚本は「連れ込み旅館の若女将」のすずきじゅんいちが担当。撮影は、やはり同作品や「ただひとたびの人」を手がけた田中一成。主演は「未来の想い出 Last Christmas」の真行寺君枝。スーパー16ミリ。
  • 教祖誕生

    ある新興宗教団体に加わることになった青年がその教祖に任命されてしまう姿を毒と笑いをもって描くドラマ。ビートたけしの原作を、彼の監督作品に監督補としてついた天間敏弘が監督したもので、これが初監督作。脚本は加藤祐司と中田秀子の共同。音楽は元チェッカーズの藤井尚之が担当している。
  • 人間交差点・不良

    昭和三〇年代後半のある地方都市を舞台に、一人の不良少年が、ヤクザや若い娼婦との交流を通して成長していく姿を描く。『ビッグコミック・オリジナル』(小学館刊)に掲載された連作劇画『人間交差点』シリーズ(原作・矢島正雄/作画・弘兼憲史)の一編の映画化で、監督は「獅子王たちの最后」の高橋伴明。脚本は「BEST GUY」の高田純。撮影は「愛について、東京」の安藤圧平が担当。主役の男女二人にこれが本格的映画デビューとなる志村東吾と森崎めぐみが扮した。
  • リング・リング・リング 涙のチャンピオンベルト

    女子プロレスのチャンピオンを目指すヒロインの戦いと愛を描くドラマ。元女子プロレス出身で、現在芝居をはじめ他方面で活躍する長与千種の映画デビュー作であり、彼女が自らの役を演じたつかこうへい作・演出による同名の舞台の映画化。監督は「赤と黒の熱情」の工藤栄一。アジャコング、ブル中野をはじめ現役のレスラーも多数出演。
  • 無能の人

    多摩川の河原で石を売る男とその家族を中心に、現代社会から落ちこぼれた人々をユーモラスかつ暖かく描くドラマ。つげ義春原作の同名漫画の映画化で、脚本は「われに撃つ用意あり」の丸内敏治が執筆。監督は本作が第一回作品となる俳優の竹中直人。撮影は「さわこの恋」の佐々木原保志がそれぞれ担当。
  • キスより簡単2 漂流編

    亡き父親の幻影を探し求めながら、自由奔放な恋愛に生きるヒロインと彼女を取り巻く男たちの姿を描く青春映画。石坂啓原作の同名コミックの映画化第2弾で、脚本は小野寺崇が執筆。監督は「われに撃つ用意あり」の若松孝二。撮影は同作の田中一成がそれぞれ担当。
  • われに撃つ用意あり

    国際都市・新宿を舞台に、そこで生きる孤高なアウトローの世界を描く。佐々木譲原作『真夜中の遠い彼方』の映画化で、脚本は「ほんの5g」の丸内敏治が執筆。監督は「パンツの穴 ムケそでムケないイチゴたち」の若松孝二。撮影は同作の伊東英男と「スクラップストーリー ある愛の物語」の田中一成が共同でそれぞれ担当。
    80
  • SO WHAT

    ロックが好きな4人の男子高校生の恋愛や友情など青春群像を描く。大友克洋原作の同名漫画の映画化で、脚本は「バツ&テリー」の平野靖士と「Theえれくと」の水谷俊之(村松悟)と「不可思議物語 FANTASTIC COLLECTION」(「ワン・ステップ・ビヨンド」「猫はよく朝方帰ってくる」)の山川直人が共同で執筆。監督は同作の山川、撮影は「噛む女」の篠田昇がそれぞれ担当。
  • さらば愛しき大地

    農業と工業が、新旧渾然一体となってぶつかり合う茨城県鹿島地方を舞台に、ある農家の崩壊を描く人間ドラマ。脚本・監督は「十九歳の地図」の柳町光男、撮影は「三里塚 辺田部落」の田村正毅がそれぞれ担当。
    80
  • ガキ帝国 悪たれ戦争

    大阪の衛星都市を舞台に、落ちこぼれ少年たちの喧嘩に明け暮れる日々を描くシリーズ第二作目。脚本は「ガキ帝国」の西岡琢也、監督も同作の井筒和幸、撮影も同作の牧逸郎がそれぞれ担当。
  • 土佐の一本釣り(1980)

    中学を卒業すると、海に生きる漁師に憧れ、カツオ船に乗った若者と、二歳年上の恋人を中心に土佐の人々の生きる姿を描く。「ビッグコミック」に連載中の青柳裕介の人気漫画を映画化したもので、脚本は「神様のくれた赤ん坊」の前田陽一と松原信吾の共同執筆、監督も同作の前田陽一、撮影は「サッちゃんの四角い空」の長沼六男がそれぞれ担当。
  • 夕暮まで

    一緒に寝ても、体を開こうとしない若い女と、中年の作家の関係を描く吉行淳之介の同名の小説の映画化で、脚本は浜地一郎と田辺泰志の共同執筆、監督は「原子力戦争 Lost Love」の黒木和雄、撮影は鈴木達夫がそれぞれ担当。
  • 女子大生の告白 赤い誘惑者

    キャンパスライフにあきたらず、ホステス、ストリッパーなどのバイトを通じて現実社会を学ぶ女子大生の姿を描く。和歌山大学の現役女子大生紀ノ山涼子が脚本を書き、主演して話題を呼んだもので、監督は「宇能鴻一郎のあつく湿って」の加藤彰、撮影は「果てしなき絶頂」の荻原憲治がそれぞれ担当。
  • おんなの細道 濡れた海峡

    ストリッパーの女を愛する小心な男と、彼をとりまく女たちを描く。田中小実昌の原作『島子とオレ』と『オホーツク妻』を合せて映画化したもので、脚本は「夢一族 ザ・らいばる」の田中陽造、監督は「ひと夏の秘密」の武田一成、撮影は「修道女 黒衣の中のうずき」の前田米造がそれぞれ担当。
    80
  • ホールインラブ 草むらの欲情

    覚醒剤常習容疑でゴルフ界を追放になり、ハスラーとして生きる女子プロゴルファーを描く。脚本は宮下教雄、監督は「エロス学園 発情時代」の林功、撮影は米田実がそれぞれ担当。
  • 天使のはらわた 名美

    強姦された女性達のその後をルポする女性週刊誌記者名美の姿を描く。石井隆の人気劇画の映画化シリーズ三作目。脚本は「天使のはらわた 赤い教室」の石井隆、監督は「ピンクサロン 好色五人女」の田中登、撮影は「むちむちネオン街 私たべごろ」の森勝がそれぞれ担当。
  • レイプショット 百恵の唇

    覚醒剤中毒の疑いのある売出中の純情派歌手と、嗅ぎ回るトップ屋の姿を描く。響京介の『スポーツニッポン』紙に連載された原作の映画化で、脚本は「殺人遊戯」の播磨幸治、監督は「クライマックス・レイプ 剥ぐ!」の藤井克彦、撮影は「泉大八の女子大生の金曜日」の水野尾信正がそれぞれ担当。
  • 希望ヶ丘夫婦戦争(1979)

    なんとかマイホームを建てたものの、残りの人生が住宅ローンの返済だけではと感じた中年のサラリーマンが、セックスの自由を女房から取り戻そうとする姿を描く。実相寺昭雄が『問題小説』に発表した同名の小説の映画化で、脚本は「昼下りの女 挑発!!」の桂千穂、監督は「禁じられた体験」の西村昭五郎、撮影も同作の山崎善弘がそれぞれ担当。
    80
  • さらば映画の友よ インディアンサマー

    映画を一年に三六五本見ることを二十年続けるとうそぶく中年の映画狂と映画館で甘い夢にまどろむ青年の友情に一人の少女を絡めて描く。脚本、監督は映画ジャーナリストからこの作品でデビューする原田眞人、撮影は「戒厳令」の長谷川元吉がそれぞれ担当。
  • むちむちネオン街 私たべごろ

    キャバレーのホステスから足を洗おうとするが、男に騙されて逆戻りを繰り返す二人の女を描く。脚本は「宇能鴻一郎の濡れて開く」の大工原正泰、監督はこれがデビュー作となる中川好久、撮影は「女教師 汚れた噂」の森勝がそれぞれ担当。
  • 赫い髪の女

    建設会社でダンプカーの運転をする主人公と道で拾った赫い髪の女との、ただれた愛欲のうねりを描く。中上健次の原作『赫髪』の映画化で、脚本は「トルコ110番 悶絶くらげ」の荒井晴彦、監督は「壇の浦夜枕合戦記」の神代辰巳、撮影は「団鬼六 縄化粧」の前田米造がそれぞれ担当。
  • 修道女 濡れ縄ざんげ

    結婚生活に破れ、修道院に入った主人公は、神聖なはずのその世界で想像を絶する体験をする。脚本は「ひと夏の関係」の中野顕彰、監督は「青春PARTII」の小原宏格、撮影は「天使のはらわた 赤い教室」の水野尾信正がそれぞれ担当。
  • ピンクサロン 好色五人女

    ストリッパー、人妻などの女達がピンクサロンのホステスとなり、転落していく姿を描く、井原西鶴の「好色五人女」をもとに映画化したもの。脚本は「オリオンの殺意より 情事の方程式」のいどあきお、監督は「人妻集団暴行致死事件」の田中登、撮影も同作の森勝がそれぞれ担当している。
  • 女教師 秘密

    既婚の女教師と男子学生の、心の隙間をうずめ合う不倫の恋を描く。脚本は「団地妻 二人だけの夜」の鹿水晶子、監督は「課外授業 熟れはじめ」の白鳥信一、撮影は「ひと夏の関係」の畠中照夫がそれぞれ担当。
  • 白い肌の狩人 蝶の骨

    地味で控えめな女子大生が卒業後、容貌を変え、洗練されていく姿を描く、赤江瀑の原作の映画化。脚本は「肉体の悪魔」の白坂依志夫、監督は「黒薔薇夫人」の西村昭五郎、撮影は「高校大パニック」の山崎善弘がそれぞれ担当。
  • オリオンの殺意より 情事の方程式

    財力で人を抑えこもうとする保守的なエゴイストの父を殺そうとする若者の姿を描く、勝目梓原作小説の映画化。脚本は「順子わななく」のいどあきお、監督はこの作品でデビューした根岸吉太郎、撮影は「さすらいの恋人 眩暈(めまい)」の森勝がそれぞれ担当。
  • 肉体の門(1977)

    終戦直後の荒廃した有楽町を舞台に体を張って必死に生きる、ボルネオ・マヤはじめ五人の女たちの生きざまを生々しく描いた田村泰次郎原作の同名小説の映画化。脚本は「性と愛のコリーダ」の田中陽造、監督は「肉体の悪魔」の西村昭五郎、撮影も同作の山崎善弘がそれぞれ担当。
  • 昼下りの情事 すすり泣き

    父親が異なり、性格もまったく違う姉妹の生きざま描く。脚本は「東京チャタレー夫人」の大工原正泰、監督は「宇能鴻一郎の上と下」の白鳥信一、撮影は「襲られる」の畠中照夫がそれぞれ担当。
  • 新宿乱れ街 いくまで待って

    新宿の裏街を舞台に、酒と女を求めて、集散する若者の哀歓を描く。脚本は「不連続殺人事件」の荒井晴彦、監督は「嗚呼!! 花の応援団 男涙の親衛隊」の曽根中生、撮影は「女囚101 しゃぶる」の水野尾信正がそれぞれ担当。
  • 本番 ほんばん

    藤本義一原作の『市井』より、映画初出演の山口美也子を主人公にストリッパーとその世界を描く。脚本は「野球狂の詩」の熊谷禄朗、監督は「赤い花弁が濡れる」の西村昭五郎、撮影も同作の山崎善弘がそれぞれ担当。
  • Midnight Comedy Theater「温泉タマゴ」 湯けむり奇談

    角住隆夫、増田龍治他、映画、CM、3DCGアニメの精鋭スタッフとアイドル声優のコラボレーションによる実写ドラマと、3DCGアニメのカップリング。温泉旅館を舞台に繰り広げられるハートフルコメディ。「背流しユーナ」「温泉小町ドキッ」他を収録。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:角住隆夫/増田龍治 監督:鈴木大介 出演:榎本温子/山口美也子/神戸宏/近藤芳正
  • 隙魔 すきま

    「背中を叩かれても決して振り向いてはいけない」という高層団地周辺で語られている噂話を聞いたルミ。ある日ルミと一緒に歩いていた担任は肩を叩かれ振り向いてしまう。以来、ルミの周辺で異変が起こり始め…。「隙間」の恐怖を描く新感覚ホラー。【スタッフ&キャスト】監督:中田圭 製作総指揮:松下順一 製作:今井朝幸 脚本:林民夫 出演:野村恵理/米里友利/伊藤さやか/山口美也子
  • 隙魔 すきま 幽霊団地

    「隙間」の恐怖を描く新感覚ホラーと、その撮影現場で起こった不可解な出来事を捉えたドキュメンタリーを1本にまとめた特別版。ある高層団地群の周辺では「背中を叩かれて振り向いてしまうと3日後に死んでしまう」という噂話が語られていて…。【スタッフ&キャスト】監督:中田圭 脚本:林民夫 製作:松下順一 プロデューサー:今井朝幸 出演:野村恵理/山口美也子/米里友利/宇佐美なな
  • 脱出(1972・日本)

    殺人犯のハーフを日本から脱出させようと試みる五人の若者達、果して彼らの真意は何か?脚本は、岡田文亮と「銭ゲバ」の和田嘉訓。監督も同じく和田嘉訓、撮影は「日本一のショック男」の鷲尾馨がそれぞれ担当。東宝系での公開予定であったが諸事情により公開されなかった。

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 4/11

加山雄三(1937)

ジュマンジ/ネクスト・レベル

ゲームの世界に吸い込まれた若者が現実世界に戻るためサバイバルするアクション映画の続編。大学生になったスペンサーは、再びジュマンジの世界に吸い込まれてしまう。彼を救おうと仲間たちもログインするが、バグを起こしたゲームは難易度がアップしていた。出演は、「ワイルド・スピード」シリーズのドウェイン・ジョンソン、「ルイスと不思議の時計」のジャック・ブラック、「リベンジ・マッチ」のケヴィン・ハート、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのカレン・ギラン、「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」のニック・ジョナス。監督は、「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」のジェイク・カスダン。

茅ヶ崎物語 MY LITTLE HOMETOWN

茅ヶ崎出身のミュージシャン、桑田佳祐を核に“芸能の地、茅ヶ崎”の秘密を探る音楽探訪記。サザンオールスターズの名付け親である宮治淳一が、人類学者の中沢新一、本作の監督を務めた「人狼ゲーム」の熊坂出と共に茅ヶ崎と芸能との関係性を多角的に分析する。高校生時代の宮治の記憶をもとに撮影されたドラマパートでは、宮治の学生時代を「3月のライオン」の神木隆之介が、桑田の学生時代を「サクラダリセット」の野村周平が演じる。そのほか「森山中教習所」の賀来賢人、「銀魂」の安田顕、そして桑田佳祐自身も出演。2017年6月25日、第6回茅ヶ崎映画祭にてワールドプレミア上映。2017年7月21~23日、TOHOシネマズ六本木ヒルズほかで特別劇場公開。
武田鉄矢(1949)

海辺の映画館 キネマの玉手箱

大林宣彦監督が20年ぶりに出身地である広島県尾道でメインロケを敢行、戦争や映画の歴史を辿るファンタジー劇。尾道の海辺にある映画館が閉館の日を迎え、日本の戦争映画大特集のオールナイト興行を見ていた3人の若者がスクリーンの世界へタイムリープする。大林作品に多数出演する厚木拓郎と細山田隆人、「武蔵 -むさし-」に主演した細田善彦が銀幕の世界にタイムリープし移動劇団『桜隊』の運命を変えようとする3人の若者を、『桜隊』の看板女優を「野のなななのか」「花筐/HANAGATAMI」と近年の大林作品を支える常盤貴子が演じる。第32回東京国際映画祭Japan Now部門にてワールドプレミア上映、大林監督に特別功労賞が授与された。

いのちスケッチ

福岡県の動物園を舞台にしたヒューマンドラマ。東京で漫画家になる夢を諦めて故郷の福岡県に帰ってきた亮太は、動物福祉に取り組む地元の動物園のアルバイトを紹介され、獣医師の彩と出会う。彩は園の取り組みを広めるため、亮太に漫画を描いてほしいと頼む。出演は、「今日も嫌がらせ弁当」の佐藤寛太、「猫忍」の藤本泉、「岬の兄妹」の芹沢興人、「よこがお」の須藤蓮、「ガチ星」の林田麻里。監督は、「恋のしずく」の瀬木直貴。