徳川夢声 トクガワムセイ

  • 出身地:島根県益田市
  • 生年月日:1894年4月13日
  • 没年月日:1971年8月1日

徳川夢声の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 臍閣下

    文化映画出身の西江孝之が飯島善太郎と脚本を執筆し、自身が監督した喜劇。撮影は中島彰亮。主役には榎本健一が扮している。
  • 「可否道」より なんじゃもんじゃ

    獅子文六原作“可否道”より「真赤な恋の物語」の白坂依志夫が脚色、「無宿人別帳」の井上和男が監督した喜劇。撮影は、「女弥次喜多 タッチ旅行」の堂脇博。
  • 続雲の上団五郎一座

    菊田一夫原作を「ガンパー課長」の矢田良と蓮池義雄が共同で脚色、「風流温泉 番頭日記」の青柳信雄が監督した喜劇。撮影もコンビの安本淳が担当。
  • 雪之丞変化(1963)

    昭和十年朝日新聞連載三上於菟吉同名の原作から「王将(1962)」の伊藤大輔と「抜打ち鴉」の衣笠貞之助が共同で脚色、「私は二歳」の和田夏十がシナリオ化。市川崑が監督した仇討ちもの。撮影もコンビの小林節雄。出演は「秦・始皇帝」長谷川一夫、山本富士子、勝新太郎、若尾文子、「秦・始皇帝」「陽気な殿様」の市川雷蔵、真城千都世、尾上栄五郎など。
    90
  • おとぎの世界旅行

    横山隆一が「ひょうたんすずめ」につづいて作った長篇色彩漫画映画。製作・原作・監督を彼自身が担当している。
  • 花のお江戸のやくざ姫

    「霧丸霧がくれ 南海の狼」の高田宏治と、氷登尚三の脚本を「右門捕物帖 まぼろし燈篭の女」の工藤栄一が監督した、ひばりのユーモア時代劇。撮影は「旗本退屈男 謎の七色御殿」の伊藤武夫。
  • 九千万の明るい瞳

    小松君郎の脚本を「続スーパー・ジャイアンツ 毒蛾王国」の赤坂長義が監督、「続性と人間」の岡戸嘉外が撮影したホームドラマ。
  • 爆笑水戸黄門漫遊記

    「緋鯉大名」の共同執筆者・中田竜雄の脚本を、「大笑い江戸っ子祭」の斎藤寅次郎が久方ぶりに監督した喜劇。「ある日わたしは」の飯村正が撮影した。
  • 頑張れゴキゲン娘

    「潜水艦イ-57降伏せず」の共同執筆者、須崎勝弥の脚本を新人古沢憲吾が監督したコメディ。撮影は「コタンの口笛」の玉井正夫。
  • 悪魔の発明

    十九世紀末の空想科学小説家ジュール・ヴェルヌの小説「国旗の表」の映画化。ヴェルヌの初版本に使われた銅版画挿絵のアイデァを画面に生かし、アニメーションとライヴ・アクションを併用した特異な作品である。監督はカレル・ゼマン。脚本をゼマンとフランチェセック・ハルビンが共同で書き、撮影はイリー・タルンティック。音楽をズデニェク・リシュカ、特殊美術をズデニェク・オストラチル、ジョセフ・ゼーマンが担当している。出演者はラボル・トコス、アールノヒト・ナブラチール、ヤーナ・ザトロウカロバ等。日本語版解説は徳川夢声、声の出演は劇団四季。
  • 孫悟空(1959)

    『西遊記』から、村田武雄・山本嘉次郎が脚本を執筆、「東京の休日(1958)」の山本嘉次郎が監督したもので、特撮技術を使い動画の手法も併用してファンタジックな味を出そうというもの。撮影は「すずかけの散歩道」の小泉一。パースペクタ立体音響。
  • 弥次喜多道中双六

    「弥次喜多道中記」の続篇で、今回は弥次喜多が大井川を渡り京へ着くまでを描く。原作・十返舎一九、脚色は「ひばり捕物帖 自雷也小判」の笠原良三、監督は「大番 (完結篇)」の千葉泰樹、撮影は「サザエさんの婚約旅行」の西垣六郎。小林桂樹・加東大介ら前作のメンバーに、鶴田浩二・八千草薫・団令子らが新しく加わる。
  • 大江戸千両祭

    柳家金語楼の芸能生活五十周年記念として作られた人情喜劇。宇野信夫の『心の灯』を原作に、竹井諒と、「ジャズ娘に栄光あれ」の蓮池義雄が共同で脚本を書き、「サザエさんの婚約旅行」の青柳信雄が監督、「続々・サラリーマン出世太閤記」の鈴木斌が撮影した。主演は金語楼のほか、「旅姿鼠小僧」の八千草薫、「ドジを踏むな」の小泉博、「大学の人気者」の太刀川洋一、ほかに榎本健一、ミヤコ蝶々などの喜劇陣が総出演する。
  • 大自然にはばたく

    日本列島に生棲する生物を、その自然を背景に、カラーで記録したもの。約一年間、北は北海道の天売島から、南は鹿児島県荒崎に至るまで、日本縦断ロケを行ったという。鳥類や昆虫の、めずらしい生態がとらえられているが、なかでも、世界で始めて撮影に成功した朝日連峰でのブロッケン現象や青森県小湊での浮島現象などが興味をひこう。監督は「激怒する牡牛」の古賀聖人。
  • 弥次喜多道中記(1958)

    十返舎一九の『東海道中膝栗毛』の吉原仲の町から駿府までを、「続社長三代記」の笠原良三が脚色、「続々大番 (怒涛篇)」の千葉泰樹が監督、「お父さんはお人好し」の西垣六郎が撮影した滑稽篇。「続社長三代記」の加東大介と小林桂樹が弥次喜多に扮し、宝田明、雪村いづみ、乙羽信子、淡路恵子などが出演。助演陣は三木のり平、有島一郎、柳家金語楼、山茶花究、八波むと志、大泉滉、中田康子など。また池部良、三船敏郎、宮城まり子、草笛光子、水谷良重、徳川夢声らも賛助出演する。色彩はイーストマンカラー。
  • 命を賭ける男

    「遊侠五人男」の八尋不二のオリジナル・シナリオを、同じく「遊侠五人男」の加戸敏が監督、「江戸っ子祭」の牧田行正が撮影した娯楽時代劇。主演は「忠臣蔵(1958)」の長谷川一夫、「天竜しぶき笠」の山本富士子、「旅は気まぐれ風まかせ」の市川雷蔵、「愛河」の川口浩。ほかに浦路洋子、近藤美恵子、田崎潤などが出演。色彩は大映カラー。
  • 続社長三代記

    「社長三代記」の後篇で、脚本笠原良三、監督松林宗恵、撮影小原譲二とスタッフはいずれも前作と同様。出演は森繁久彌、加東大介、小林桂樹、司葉子、雪村いづみら前作のメンバーに、淡路恵子、藤間紫、白石奈緒美が加わり他に徳川夢声が特別出演。
  • 江戸っ子祭

    「日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里」の共同執筆者の一人小国英雄のオリジナル・シナリオを、「有楽町で逢いましょう」の島耕二が監督し、「銭形平次捕物控 八人の花嫁」の牧田行政が撮影した時代劇。主演は「遊侠五人男」の長谷川一夫、「有楽町で逢いましょう」の川口浩、「白い悪魔」の野添ひとみ。ほかに林成年、角梨枝子、中村鴈治郎など。色彩は大映カラー。
  • 世界は恐怖する 死の灰の正体

    「生きていてよかった」「流血の記録 砂川」(編集)の亀井文夫が、原水爆実験が生み出す“死の灰”の恐るべき実体を伝え、全世界の良心に訴える長篇記録映画。各大学、研究所の多くの科学者の協力により完成されたもの。解説は亀井文夫戦前の名作「信濃風土記・小林一茶」で組んだことのある徳川夢声。16ミリ。
  • 伴淳・アチャコ・夢声の活弁物語

    長谷川幸延の原作を「くちづけ(1957)」の舟橋和郎が脚色、「赤城の血煙 国定忠治」の福田晴一が監督、同じく片岡清が撮影した。主演は「伴淳・森繁の糞尿譚」の伴淳三郎、「怪談色ざんげ 狂恋女師匠」の花菱アチャコ、「大忠臣蔵」の瑳峨三智子に徳川夢声が加わる。ほかに、中村是好、山野一郎、関千恵子、山田周平など。
  • 「朝雲暮雲」より 野武士と女

    中山義秀の原作『朝雲暮雲』(同光社刊)より「顔(1957)」の井手雅人が脚本を書き「相馬の唄祭」の酒井辰雄が監督した異色時代劇。撮影は「この女に手を出すな」の竹野治夫。主な出演者は「炎の氷河」の高橋貞二、「りんどう鴉」の北上弥太郎、高峰三枝子、「男の牙」の名和宏、「松竹まつりスタア総動員 スタジオ超特急 女優誕生 (二部作)」の島崎雪子。ほかに徳川夢声、石黒達也、伊沢一郎、市川春代など。
  • ノンちゃん雲に乗る

    文部大臣賞を得たベストセラーを、「殿様ホテル」の倉田文人が新人村山節子と共同で脚色し、倉田文人が監督にあたる。撮影は「鶏はふたたび鳴く」の小原譲治である。「山の音」以来、病気で静養していた原節子が出演するほか、少女ヴァイオリニストの鰐淵晴子、「緋牡丹記」の藤田進、「女性に関する十二章」の徳川夢声、「森繁の新入社員」の大泉滉など。
  • スラバヤ殿下

    菊田一夫の原作を「お月様には悪いけど」の柳沢類寿が脚色した喜劇で、「天国と地獄」の佐藤武が日活入社第一回監督に「黒い潮」の横山実が撮影に当る。出演者は、「陽気な天国」の森繁久彌、丹下キヨ子、三木のり平、「女人の館」の馬淵晴子、「鉄腕巨人」の内海突破のほか飯田蝶子、有島一郎、市村俊幸など。なほ徳川夢声が解説者として声の出演をしている。
  • 女性に関する十二章

    伊藤整のエッセエ「女性に関する十二章」をもとに、和田夏十がシナリオを書き、「億万長者(1954)」の市川崑が監督する。撮影は「母の初恋」の三浦光雄、音楽は「潮騒(1954)」の黛敏郎が担当。「愛と死の谷間」の津島恵子、「母の初恋」の小泉博と上原謙、「結婚期」の有馬稲子はじめ、久慈あさみ、徳川夢声、太刀川洋一、伊豆肇のほか小牧正英が特別出演する。
  • 権九郎旅日記(1953)

    講談倶楽部所載の田岡典夫の原作を城三平が脚色、「姫君と浪人」、の志村敏夫、平野好美が監督、撮影を担当した。「安五郎出世」の森繁久彌、「アジャパー天国」の伴淳三郎、南寿美子、田中春男、星美智子などが出演している。
  • 親分の青春

    東京映画目黒スタジオ作品で製作は「春の囁き」の加藤譲雑誌オール読物掲載の林房雄原作『鑵詰結婚事件』から「ハワイの夜」の松浦健郎が脚本を書き、村田武雄が監督、撮影は「浮雲日記」の山崎一雄。出演者は「春の囁き」の二本柳寛、「底抜け青春音頭」の清川虹子、「夫婦」の木匠マユリに久しぶりの桜緋紗子や徳川夢声などである。
  • あゝ青春に涙あり

    製作は佐藤一郎、「女豹の地図」の八田尚之の脚本で、「結婚案内」の杉江敏男が監督に当っている。撮影は「喧嘩安兵衞」の会田吉男。主な出演者は、「腰抜け巌流島」の森繁久彌、「足にさわった女(1952)」の池部良、越路吹雪、「春の囁き」の岡田茉莉子、「港へ来た男」の久慈あさみ、その他霧立のぼる、加東大助、久しぶりの徳川夢声など。
  • 拾った人生

    「芸者ワルツ」の笠原良三の脚本を西村元男が監督している。撮影は糸田頼一、佐原福松、音楽は池譲の担当。清水金一を主役に「流れの旅路」の市川春代、「二人の母」の植村謙二郎、その他、徳川夢声、三木のり平、戦前童謡歌手だった杉山道子、コロムビアの柴田つる子、青木光一などが助演する。
  • 野獣大陸

    上野動物園スタッフによりアフリカ奥地の猛獣の生態を記録した短編ドキュメンタリー。語りは徳川夢声が担当。同時上映「明日は日曜日」。
  • 三太と千代ノ山

    NHKの連続放送劇「三太物語」の再映画化で、青木茂の原作から、「三等重役」の脚本を井手俊郎と共同で書いた山本嘉次郎が木村英一と共同でシナリオ化している。山本嘉次郎は芸苑プロで撮った「三太物語」のシナリオも書いている。監督は「涙の恋千鳥」の小田基義、撮影は廣川朝次郎。出演者は三太役に神戸文彦、花荻先生に「若き日のあやまち」の新人左幸子を起用、その他徳川夢声など劇団及び各方面からの脇役陣で、横綱千代ノ山が特別出演する。尚この映画は新理研映画と大日本相撲協会映画部との共同で製作に当っている。配給は新東宝。
  • 西遊記(1952)

    高桑義生の企画で、中国の著名な空想小説から「阿波狸屋敷」の八尋不二が脚本を書き、「銭形平次・恋文道中」の冬島泰三が監督に当たり、「瞼の母(1952)」の牧田行正が撮影を担当している。出演者は、「修羅城秘聞 双龍の巻」の坂東好太郎、「阿波狸屋敷」の日高澄子、花菱アチャコ、南米への旅から帰った伏見和子、久しぶりの映画出演の徳川夢声などという顔ぶれである。
  • 大当りパチンコ娘

    製作は「東京河童まつり」の杉原貞雄で、大草史郎が脚本を書き、「歌くらべ青春三銃士」の斎藤寅次郎が監督に当たっている。カメラは「東京河童まつり」の友成達雄。出演者は、柳家金語楼、古川緑波以下「東京河童まつり」のメンバーに、「この春初恋あり」の関千恵子、石黒敬七、並木一路、石田一松、徳川夢声などが加わっている。
  • 剣難女難 剣光流星の巻

    「十六文からす堂 千人悲願」と同じく、高村將嗣の製作による新東宝と宝プロとの提携作品。市川英治の原作から、「十六文からす堂 千人悲願」の木下籐吉が脚色、加藤泰の監督で、「神変美女峠」の藤井春美が撮影に当っている。出演者は「十六文からす堂 千人悲願」の黒川弥太郎、市川春代、春日あけみ、澤村國太郎などのほかに徳川夢声、阿部九洲男、川喜多小六などである。
  • 剣難女難 女心転心の巻

    「十六文からす堂 千人悲願」と同じく、高村將嗣の製作による新東宝と宝プロとの提携作品。市川英治の原作から、「十六文からす堂 千人悲願」の木下籐吉が脚色、加藤泰の監督で、「神変美女峠」の藤井春美が撮影に当っている。出演者は「十六文からす堂 千人悲願」の黒川弥太郎、市川春代、春日あけみ、澤村國太郎などのほかに徳川夢声、阿部九洲男、川喜多小六などである。
  • 自由学校(1951 吉村公三郎)

    松竹と競うことになったこの映画の大映側のスタッフは、製作は「紅蝙蝠(1950)」の服部靜夫で、脚色、監督、撮影は、「偽れる盛装」と同じく新藤兼人、吉村公三郎、中井朝一のトリオである。配役は南村五百助に、文芸春秋出版部長小野詮造こと小野文春、駒子には、「熱砂の白蘭」の木暮実千代、ユリには「恋の阿蘭陀坂」をあげた京マチ子、隆文には大泉滉、羽根田博士の徳川夢声、銀子の英百合子、辺見の山村聡、その他藤原釜足、藤田進、斎藤達雄、殿山泰司、荒川さつきなどである。
  • 鬼姫しぐれ

    宝プロダクションと新東宝提携第一回作品。製作は高村將嗣、原作は山手樹一郎「右門捕物帖 片眼狼」の中川信夫が脚色、監督したもの。主演は、「右門捕物帖 片眼狼」の嵐寛寿郎と花井蘭子、「とんぼ返り道中」の宮城千賀子で、新人女優梅村美智子のほかに伊藤雄之助、進藤英太郎、宮川玲子、香川良介などが助演している。
  • 仔熊物語・野性のめざめ

    1951年3月10日に「仔熊物語」のタイトルで再公開。
  • オオ・細君三日天下

    中野実の原作を「なやましき五人男」の小崎政房が脚色し、もと日活多摩川及び満映にいた大谷俊夫が戦後第一回の演出作品である。「帰国」の山崎一郎が撮影に当たる。出演者は「なやましき五人男」の花菱アチャコ、「東京カチンカ娘」の清川虹子をはじめ、「女の流行」の日守新一、他に新東宝の野上千鶴子、益田喜頓、坊屋三郎、河井坊茶のアキレタボーイズ、三木鶏郎のグループらがそれぞれ出演する。
  • ホームラン狂時代

    「花嫁と乱入者」「無頼漢長兵衞」のマキノ満男の製作で、吉田信が企画を担当。サトウ・ハチローの原作を、山崎謙太が脚色した。演出は「タヌキ紳士登場」「地獄の貴婦人」の小田基義、撮影は「どぶろくの辰(1949)」の伊佐山三郎が当る。出演者には「恋愛三羽烏」の灰田勝彦。「無頼漢長兵衞」の三谷幸子をはじめその他多勢の芸能人が参加助演する。
  • 流れる星は生きている

    日比谷出版社発行記録文学「流れる星は生きている」藤原てい子の原作を「彼女は答える」の館岡謙之助が脚色、「どぶろくの辰(1949)」の根岸省三が企画、「母三人(1949)」についで小石栄一がメガフォンをとり、キャメラは姫田真佐久の担当。出演は「母紅梅」「母三人(1949)」につぐ三益愛子、「美貌の顔役」につぐ三条美紀、のほか「どぶろくの辰(1949)」の羽島敏子、徳川夢声、新人大野守保がデヴューする。
  • 春の戯れ

    「風の子」につぐ映画芸術協会の第二回作品。原案はマルセル・パニョルの原作「マリウス」の飜案である。製作は「嫁入聟取花合戦」の青柳信雄と「風の子」につぐ山本嘉次郎で、脚本・監督も同じく山本嘉次郎、カメラは山崎一雄が担当する。主演は「わが生涯のかがやける日」「破戒(1948 木下恵介)」の宇野重吉と「三百六十五夜(1948)」「虹を抱く処女」の高峰秀子、それに「幽霊塔」の徳川夢声「殿様ホテル」の飯田蝶子「遊侠の群れ」の三島雅夫「白頭巾現わる」の鳥羽陽之助「嫁入聟取花合戦」の一の宮あつ子らが出演する。なお監督の山本嘉次郎、出演者の徳川夢声、高峰秀子の三名は「綴方教室」以来の久しぶりの顔合わせである。
  • 幽霊塔(1948)

    「誰に恋せん」を企画した黒岩健而が当たり、江戸川乱歩の原作を「狸になつた和尚さん」の岡田豊と「死美人事件」の笠原良三の協同脚本、監督は「鉄拳の街」以来の佐伯幸三が一年ぶりの担当、カメラは「誰に恋せん」の柿田勇、出演者は「殺すが如く」の羽鳥敏子「三面鏡の恐怖」の船越英二や「すいれん夫人とバラ娘」の見明凡太朗「死美人事件」の美奈川麗子らが助演する。
  • 死美人事件

    原作は今より二十九年前物故し、往年一世を風びした故黒岩涙香の探てい小説で「音楽二十の扉」の笠原良三がこれを脚色、「母(1948)」につぐ小石栄一が監督した。カメラは「母(1948)」の山崎安一郎が担当。出演は「千姫御殿(1948)」の月形龍之介、「音楽二十の扉」の小林桂樹、「母(1948)」「誰に恋せん」の見明凡太朗、「Zの戦慄」の河津清三郎、「三面鏡の恐怖」の船越英二、「ぜったい愛して」「音楽二十の扉」の日高澄子、「三面鏡の恐怖」の瀧花久子、「母(1948)」の江川宇禮雄、「二十一の指紋」「音楽二十の扉」の美奈川麗子、「ぜったい愛して」の曉照子、それに「母(1948)」「幽霊曉に死す」の徳川夢声らである。
  • 幽霊曉に死す

    マキノ正博が主宰するC・A・C(映画芸術協同)と新演伎座とのユニット作品で「ぼんぼん」以来長谷川一夫が一年ぶりに出演する。脚本は「親馬鹿大将」「狙われた女」の小国英雄、演出は「肉体の門(1948)」につぐマキノ正博で、カメラは「愉快な仲間(1947)」の三木滋人の担当。出演者は長谷川一夫のダブルロールの他「肉体の門(1948)」の轟夕起子、月丘千秋、「野球狂時代」の沢村貞子に斎藤達雄、飯田蝶子、「母(1948)」の徳川夢声、新派の藤村秀夫、村田正雄、花菱アチャコ、「武装警官隊」についで流行歌手の田端義夫等が特出する。
  • 母(1948)

    「オリオン星座」「三面鏡の恐怖」の中代富士男企画。脚本は「面影」「三百六十五夜(1948)」等東宝で書続けて来た館岡謙之助、監督は「初恋物語(1947)」の小石栄一。主演は「山猫令嬢」のコンビ三益愛子・三條美紀。新人若原芳子が出演する。製作タイトル「濁流を泳ぐ女」。
  • 手をつなぐ子等(1948)

    特異児童研究家として著名な田村一二の原作より故伊丹万作が脚色した遺作シナリオを、稲垣浩が「壮士劇場」に次いで監督する。撮影も「壮士劇場」の宮川一夫の担当。一般より募集した少年俳優のほか、徳川夢声、杉村春子らが出演している。
  • 馬車物語

    「恋する妻」につぐ伊藤基彦の製作で、石坂洋次郎の原作(文藝春秋所載「馬事物語」)を「面影」「雲は天才である」の館岡謙之助が脚色し、「虞美人草」「ワンワン物語」の中川信夫復帰第一回の演出である。撮影は終戦後第一回の平野好美担当。主演は「新馬鹿時代」の榎本健一、「浮世も天国」の水原久美子で、それに「踊子物語」の徳川夢声、「春の目ざめ」の飯田蝶子、「見たり聞いたりためしたり」の灰田勝彦らが助演。
  • 浮世も天国

    新東宝・吉本提携第一回作品、「地下街二十四時間」「戦争と平和」の八住利雄の脚本を「見たり聞いたりためしたり」の斎藤寅次郎が演出し、山中晋が撮影に当る。主演は「縁は異なもの」「俺もお前も」のエンタツ、アチャコ、横尾泥海男、徳川夢声、高瀬実乘、松竹の岡村文子、吉川満子のほか大映より転じた水原久美子(旧名西條秀子)が新東宝作品に初めて出演する。
  • 初恋物語(1947)

    「踊子物語」の八木沢武孝の脚本を同じく「踊子物語」の小石栄一が監督する。撮影は「盗まれかけた音楽祭」の高橋通夫の担当。主演も「踊子物語」と同じく上原謙、三條美紀のコンビ。
  • 看護婦の日記

    太宰治の原作『パンドラの匣』より「踊子物語」の八木沢武孝が脚色、吉村廉が久方振りにメガホンをとる作品で、キャメラは「花咲く家族」の峰重義が当る。抜擢された関千恵子は昨秋応募したニュー・フェイスで本年度研究所第一期卒業生である。なおコロムビアの奈良光枝も特別出演する。
  • 踊子物語

    「絢爛たる復讐」に次ぐ小石栄一監督作品。
  • 勝利の日まで

    監督の成瀬巳喜男が試作中のTV放送にヒントを得てつくられた映画。戦後GHQにより上映禁止となった。
  • 天晴れ一心太助

    【スタッフ&キャスト】原作:黒澤明 脚本:黒澤明 監督:佐伯清 撮影:山崎一雄 出演者:榎本健一/轟夕起子/徳川夢声/菅井一郎
  • 敵は幾万ありとても

    【スタッフ&キャスト】原作:山形雄策 脚本:山形雄策/伏見晁 監督:斎藤寅次郎 撮影:木塚誠一 出演:古川緑波/月田一郎/山根寿子/徳川夢声
  • 決戦

    【スタッフ&キャスト】原作:久坂栄二郎 脚本:久坂栄二郎 監督:吉村公三郎/荻山輝男 撮影:生方敏夫 出演:丸山定夫/菅井一郎/上原謙/徳川夢声/阿部徹/高峰三枝子
  • 子宝夫婦

    【スタッフ&キャスト】原作:一堺漁人 脚本:志村敏夫 監督:斎藤寅次郎 撮影:木藤誠一 音楽:飯田信夫 出演:徳川夢声/英百合子/里見藍子/月田一郎
  • 昨日消えた男(1941)

    【スタッフ&キャスト】原作:小国英雄 脚本:小国英雄 監督:マキノ正博 撮影:伊藤武夫 出演:長谷川一夫/徳川夢声/高峰秀子/鳥羽陽之助/山田五十鈴/江川宇礼雄/川田義雄
  • 孫悟空 前後編(1940)

    天竺へと旅立った三蔵法師は途中で山に閉じ込められた猿と出会う…「西遊記」をエノケン主演で描くオペレッタ超大作。監督は山本嘉次郎。特殊技術撮影は圓谷英一。出演は、榎本健一、花井蘭子、李香蘭、岸井明、高峰秀子ほか。別題「エノケンの孫悟空」。前編81分・後編64分(14巻)。
  • 風流浮世床

    【スタッフ&キャスト】製作:竹井諒 脚本:岡田敬 監督:岡田敬 撮影:立花幹也 音楽:谷口又士 出演:徳川夢声/藤原釜足/岸井明/山根寿子
  • 忠臣蔵 後篇(1939)

    【スタッフ&キャスト】製作:森田信義/青柳信雄 原作:三村伸太郎 脚本:三村伸太郎 監督:山本嘉次郎 撮影:唐沢弘光 音楽:飯田信夫 出演:大河内伝次郎/長谷川一夫/黒川弥太郎/丸山定夫/月田一郎/北沢彪/徳川夢声/生方明/入江たか子/山田五十鈴/千葉早智子/原節子/霧立のぼる/高峰秀子
  • はたらく一家

    【スタッフ&キャスト】製作:武山政信 原作:徳永直 脚本:成瀬巳喜男 監督:成瀬巳喜男 撮影:鈴木博 出演:徳川夢声/大日方伝/本間敬子/生方明
  • 水戸黄門漫遊記 中仙道の巻

    【スタッフ&キャスト】製作:滝村和男 原作:小国英雄/小林正 脚本:小国英雄/小林正 監督:斎藤寅次郎 撮影:町井春美 音楽:栗原重一 出演:徳川夢声/深見泰三/大崎時一郎/横山エンタツ/花菱アチャコ/柳家金語楼
  • 綴方教室

    小学四年生だった豊田正子の文集を原作に、貧しい生活の中明るさを失わず綴方に生きがいを求める少女を描くドラマ。監督は山本嘉次郎。出演は高峰秀子、徳川夢声、清川虹子ほか。第15回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第5位。(8巻)
  • 水戸黄門漫遊記 東海道の巻

    【スタッフ&キャスト】製作:滝村和男 原作:小国英雄 脚本:小国英雄 監督:斎藤寅次郎 撮影:町井春美 音楽:栗原重一 出演:徳川夢声/横山エンタツ/花菱アチャコ/江戸川蘭子/柳家金語楼
  • 吾輩は猫である(1936)

    【スタッフ&キャスト】原作:夏目漱石 脚本:小林勝 監督:山本嘉次郎 撮影:唐沢弘光 出演:徳川夢声/丸山定夫/藤原釜足/宇留木浩/千葉早智子/英百合子/北沢彪
  • すみれ娘

    【スタッフ&キャスト】原作:白井鉄造 脚本:永見隆二 監督:山本嘉次郎 撮影:唐沢弘光 音楽:紙恭輔 出演:堤真佐子/リキー宮川/伊達里子/宇留木浩/徳川夢声/岸井明/梅園竜子
  • あるぷす大将

    【スタッフ&キャスト】原作:吉川英治 脚本:松崎啓次 監督:山本嘉次郎 撮影:唐沢弘光 出演:伊東薫/丸山定夫/竹久千恵子/徳川夢声
  • 平和記念都市ひろしま

    被爆からの復興の実情を内外に伝えようと、広島県と広島市などが1948年から1949年にかけて製作した記録映画。一時、所在不明となっていたが、現在は川崎市市民ミュージアムが所蔵。 脚本・演出は戦前から記録映画の監督として知られた秋元憲、徳川夢声がナレーターを務めている。
  • とらんぷ譚

    フランス劇壇の異彩で、今日では映画界にも独歩の地位を占めているサッシャ・ギトリーが自作の小説『詐欺師の物語』を自ら脚色・監督・主演したもので、彼の第二回のトーキーである。そして全篇彼のモノローグによって筋を運んでいる異色作品である。ギトリー以外の出演者は彼の夫人で彼と度々共演しているジャックリーヌ・ドゥリュバック「乙女の湖」「或る映画監督の一生」のロジーヌ・ドレアン、「巨人ゴーレム(1936)」「隊長ブーリバ」のロジェ・デュシェーヌ、「望郷(1937)」のフレール、新人ピエール・アッシィ、「コゼットの恋」のマルグリット・モレノ、「上から下まで」のポーリーヌ・カルトン、「最後の戦闘機」のセルジュ・グラーヴ少年、「夜の空を行く」のピエール・ラブリ、ガストン・デュプレー等である。音楽はアドルフ・ボルシャール、撮影はマルセル・リュシアン、装置はピエール・メネシエが担当している。なお日本版はギトリーに代わって徳川夢声がモノローグを受け持っている。
  • 勝組負組奇譚 バルガス平原の決闘

    太平洋戦争の終局間際、海外為替市場における日本円の暴落に乗じた国際密輸団がブラジル在住の日本人移民を相手に日本軍の大勝利を宣伝、日本円の売却に狂奔した、いわゆる「勝組負組事件」に取材したセミ・ドキュメンタリ映画で、この事件に直接関係した移民が主体となって製作された。佐藤吉映が原作を書き、これをドン・セバスチャン・サトーと戦前戦中、俳優として活躍した大日方伝が共同で脚色、サトーが監督した。撮影はルイス・フーレミグ、音楽はポール・ヤング。主演は大日方伝、イタリア系のジョルジア・マヤ、スイスから帰化したヴェレーネ・スタルデアなど。日本語解説は徳川夢声があたる。

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 7/24

ジェニファー・ロペス(1969)

ハスラーズ

ニューヨーク・マガジンに掲載された記事を原案に、ウォール街を震撼させた驚愕の実話を映画化。ストリップクラブで働くデスティニーとラモーナは、リーマン・ショックの影響で客の入りが激減するなか、薬物を入れた酒を客に飲ませて大金を奪う計画を企てる。出演は、「クレイジー・リッチ!」のコンスタンス・ウー、「PARKER パーカー」のジェニファー・ロペス、「ボーン」シリーズのジュリア・スタイルズ。監督は「エンド・オブ・ザ・ワールド」のローリーン・スカファリア。

PARKER パーカー

ドナルド・E・ウェストレイクの小説『悪党パーカー』の映画化。強盗の復讐劇を描く犯罪アクション。出演は「トランスポーター」のジェイソン・ステイサム、「メイド・イン・マンハッタン」のジェニファー・ロペス。監督は「Ray/レイ」のテイラー・ハックフォード。脚本は「ブラック・スワン」のジョン・マクラフリン。
ガス・ヴァン・サント(1952)

ドント・ウォーリー

ガス・ヴァン・サント監督が風刺漫画家ジョン・キャラハンの半生を映画化。酒浸りのジョンは自動車事故により胸より下が麻痺し車いす生活を余儀なくされる。ますます酒に溺れ荒れる彼だったが、やがて持ち前の辛辣なユーモアを活かして風刺漫画を描き始める。俳優ロビン・ウィリアムズがジョン・キャラハンの自伝『Don't Worry He Won't Get Far on Foot: The Autobiography of Dangerous Man』の映画化権を得ており、当初からガス・ヴァン・サントを監督にと相談を持ち掛けていた。不屈のジョン・キャラハンを「ビューティフル・デイ」のホアキン・フェニックスが演じる。

追憶の森

富士山麓に広がる青木ヶ原樹海を舞台に、ガス・ヴァン・サント監督が豪華スターを迎え紡いだミステリードラマ。死に場所を求めて樹海に入ったアメリカ人男性が、瀕死の男性を助けようと出口を探しさまよう中で、人生を見つめ直していく。絶望の淵に立つアメリカ人男性を「インターステラー」のマシュー・マコノヒーが、妻子の元に戻ろうとする男性を「硫黄島からの手紙」の渡辺謙が、アメリカ人男性の妻を「インポッシブル」のナオミ・ワッツが演じる。第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。

NEW今日命日の映画人 7/24

イーゴリ・タランキン(2010)

セルギー神父

監督作「戦争と平和」で米アカデミー賞最優秀外国語映画賞を獲得、俳優としても活躍したセルゲイ・ボンダルチュクが主演したトルストイ原作の人間ドラマ。婚約者の裏切りを知った近衛士官スチェパン・カサツキーは修道僧になるが、女性地主に誘惑され……。監督は「チャイコフスキー」のイーゴリ・タランキン。2008年、トルストイ生誕180周年記念ロシア名画フェスティバルにて上映(上映タイトル「司祭セルギー(神父セルギー)」)。2020年9月18日より開催のセルゲイ・ボンダルチュク生誕100周年記念特集にて2Kデジタル版が劇場上映される。

チャイコフスキー

ロシアの大地が生んだ偉大な作曲家チャイコフスキーの愛と苦悩を掘りさげる感動の人間ドラマであり、ソビエトのベストメンバーをよりすぐった名演奏による不滅のメロディが奏でられる音楽映画。総指揮・音楽監督を「ハイヌーン」「アラモ」「OK牧場の決闘」のメロディで名高いディミトリ・ティオムキン、監督・脚本はイーゴリ・タランキン、撮影はおそく世界にただ一人の女性撮影監督であろう、マルガリータ・ピリーヒナ、ほかに来日したボリショイ・オペラ、ボリショイ・バレエのメンバー、レニングラード管弦楽団、ボリショイ劇場管弦楽団、至宝ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー等々ソビエト音楽界のベストメンバーが演奏・出演している。出演は「ハムレット(1964)」のインノケンティ・スモクトゥノフスキー、「戦争と平和」のアントニーナ・シュラーノワ、世界バレエ界のプリマ・バレリーナのマイヤ・プリセツカヤ、「戦争と平和」のウラジスラフ・ストルジェリチクなど。カラー、七〇ミリ。