ジーン・ティアニー

  • 出身地:アメリカ、ニューヨーク市ブルックリン
  • 生年月日:1920年11月19日(20日説も)
  • 没年月日:1991年11月6日

略歴 / Brief history

アメリカ・ニューヨーク市ブルックリン生まれ。西海岸を旅行した折、ワーナー・ブラザーズ・スタジオを見学した際に映画監督のアナトール・ルトバクの目にとまり、女優になるよう勧められる。39年にブロードウェイの舞台に立ち、40年の映画“Hudson’s Bay”で映画デビュー(公開は続いて撮影した「地獄への逆襲」の方が先)。44年の「ローラ殺人事件」が評価され、“最も美しい女優の一人”として、40年代ハリウッドを代表するスターとなる。若き日のジョン・F・ケネディなど恋のスキャンダルも多く、それゆえ55年から精神を患って映画界から離れていたが、62年「野望の系列」で7年ぶりに映画出演を果たした。

ジーン・ティアニーの関連作品 / Related Work

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  • 天国は待ってくれる(1943)

    死んで地獄に落ちた男が、そこで自分の人生を回想する姿を描くコメディ。製作・監督はエルンスト・ルビッチ。ラディスラウス・ブス・フェケテの原作『誕生日』を元に、脚本はサムソン・ラファエルソン、撮影はエドワード・クロンジェガー、音楽はアルフレッド・ニューマンが担当。出演はドン・アメチ、ジーン・ティアニーほか。日本版字幕は古田由紀子。カラー、スタンダード。1943年作品。
  • タバコ・ロード

    アメリカ南部のプア・ホワイトを描く。アースキン・コールドウェルの原作、ジャック・カークランドによる舞台劇の映画化。製作はダリル・F・ザナック、監督はジョン・フォード。撮影はアーサー・ミラー、音楽はデイヴィッド・バトルフが担当、出演はチャーリー・グレイプウィン、ジーン・ティアニーほか。
  • 剃刀の刃(1946)

    「雨ぞ降る」「快傑ゾロ(1940)」のタイロン・パワーが参戦出征して以来の復員第一回主演映画で、「月と六ペンス」「クリスマスの休暇」と同じくW・サマセット・モーム作の小説の映画化である。脚色は「運命の饗宴」のラマー・トロッティが当り、監督は「愛の勝利(1939)」「永遠の処女」のエドモンド・グールディングで、キャメラは「アンナとシャム王」「アバナデットの歌」でアカデミー撮影賞を得たアーサー・ミラーが指揮し、「アバナデットの歌」の作曲賞を得たアルフレッド・ニューマンが音楽を担当している。主演のパワーを囲って、「ローラ殺人事件」のジーン・ティアニー及びクリフトン・ウェッブ「センチメンタル・ジャーニー」のジョン・ペイン、この演技で助演演技賞をとった新人アン・バクスターが出演し、作者モームの役には「青春の宿」のハーバート・マーシャルが扮している。他にエルサ・ランチェスター、フリッツ・コートナー等が助演する。1946年作品である。
  • マドリードで乾杯

    ジョン・H・セコンダリの原作を、エディス・ソマーが脚色、「すてきなジェシカ」のジーン・ネグレスコが監督した青春もの。撮影は「不沈のモリー・ブラウン」のダニエル・L・ファップ、音楽は「女房は生きていた」のライオネル・ニューマンが担当した。出演は「泥棒を消せ」のアン・マーグレット、「リオ・コンチョス」のアンソニー・フランシオサ、「枢機卿」のキャロル・リンレイ、「翼のリズム」のパメラ・ティフィンなど。製作はデイヴィッド・ワイスバート。
  • 野望の系列

    アレン・ドルーリーの原作を、ウェンデル・メイスが脚色し、「栄光への脱出」のオットー・プレミンジャーが製作・監督した上院を舞台にした政界ドラマ。撮影は「栄光への脱出」のサム・リーヴィット、音楽はジェリー・フィールディングが担当した。出演は「西部開拓史」のヘンリー・フォンダ、「スパルタカス」の故チャールズ・ロートンのほかに、ドン・マレイ、ウォルター・ピジョン、ピーター・ローフォード、ジーン・ティアニーなど。
  • エジプト人

    「キリマンジャロの雪」のダリル・F・ザナック自ら製作する古代エジプト王朝史劇で、フィンランドの作家ミカ・ワルタリの小説より「ディミトリアスと闘士」のフィリップ・ダンと「西部の2国旗」のケイシー・ロビンソンが脚色、「ホワイト・クリスマス」のマイケル・カーティズが監督に当った。撮影は「壮烈カイバー銃隊」のレオン・シャムロイ、音楽は「地獄と高潮」のアルフレッド・ニューマンと「悪の花園」のバーナード・ハーマン。出演者は、「アンドロクレスと獅子」のジーン・シモンズ、「ディミトリアスと闘士」のヴィクター・マテュア、「街の野獣(1950)」のジーン・ティアニー、「熱砂の舞」のマイケル・ワイルディング、「地獄と高潮」のベラ・ダーヴィ、「クオ・ヴァディス」のピーター・ユスチノフ、新人エドモンド・パーダム、ジュディス・イヴリンら。
  • 憧れの小徑

    「ジェット機M7号」のアンソニー・ダーンボローが一九五三年に製作した思春期映画。「落ちた偶像」(附加台詞)のレスリー・ストームが脚本をかき、わが国初登場のアンソニー・ペリッシア(「アンコール」)が監督した。撮影は「四重奏」のレジナルド・ワイヤー、音楽作曲は「バラントレイ卿」のウィリアム・オルウィンの担当。出演者は「哀愁の湖」のジーン・ティアニー、「クオヴァディス」のレオ・ゲン、「剣と薔薇」のグリニス・ジョンズ、「ホフマン物語」のパメラ・ブラウン、ウォルター・フィッツジェラルド(「落ちた偶像」)、メグス・ジェンキンズなどである。
  • 哀愁の湖(1945)

    ベン・エイムズ・ウィリアムズの小説を映画化したテクニカラー作品で、女のニュロティックな心理を描くメロドラマ。ウィリアム・A。バッカーが製作し、「王国の鍵」のジョン・M・スタールが監督に当たった。脚色は「潜航決戦隊」のジョー・スワーリング、撮影、音楽は「わが心に歌えば」と同じくレオン・シャムロイとアルフレッド・ニューマンの担当。主演は「脱獄者の秘密」のジーン・ティアニーと「ゴールデン・コンドルの秘宝」のコーネル・ワイルド、それに「人生模様」のジーン・クレインで、ヴィンセント・プライス「呪われた城」、レイ・コリンズ「我が心の呼ぶ声」、メアリー・フィリップス、ジーン・ロックハート「壮烈第7騎兵隊」らが助演する。
  • 脱獄者の秘密

    フランク・P・ローゼンバーグ(「クマオンの人喰虎」)が製作し、「シラノ・ド・ベルジュラック」のマイケル・ゴードンが監督した西部メロドラマ1951年作品。実話にもとずいてアンナ・ハンガーとジャック・ポレックスフェンが書いたストーリーをヴィクター・トリヴァスが潤色し、オスカー・ポウルが脚色した。撮影は「地球の静止する日」のレオ・トーヴァー、作曲はソル・カプラン。主演は「カルメン(1948)」のグレン・フォードと「夫は偽者」のジーン・ティアニーで、エセル・バリモア(「ジェニーの肖像」)、ザカリー・スコット(「セントルイシ」)、アン・ヴォーザーク(「地獄への逆襲」)、バーバラ・ベイツ(「イヴの総て」)、シリル・キューザック(「邪魔者は殺せ」)、ヘレン・ウェストコット、ジャネット・ノーランらが助演する。
  • 砂丘の敵

    「愛と血の大地」のウォルター・ウェンジャーが製作、「Gメン対間諜」のヘンリー・ハザウェイが監督に当った1941年作品。サタディ・イヴニング・ポストに連載されたバリー・リンドンの小説を自身脚色し、撮影は「囁きの木陰」ノチャールズ・ラング、音楽は「白い恐怖」のミクロス・ロジャー。出演者は「夫は偽者」のジーン・ティアニー、「イヴの総て」のジョージ・サンダース、「無法者の群」ノブルース・キャボット、サー・セドリック・ハードウィック、ハリー・ケイリーなどである。
  • 南仏夜話 夫(ハズ)は偽者

    「虹を掴む男」「ヒット・パレード」のダニー・ケイが主演する1951年度色彩音楽喜劇で、「暗黒の恐怖」のソル・C・シーゲルが製作を担当する。ルドルフ・ルーターとハンス・アドラーの舞台劇から「日曜は鶏料理」のヴァレンタイン・デイヴィースとフーブおよびヘンリー・エフロンが協同脚色、「一ダースなら安くなる」のウォルター・ラングが監督した。撮影は「潜航決戦隊」のレオン・シャムロイ、音楽監督は「イヴの総て」のアルフレッド・ニューマン。ダニー・ケイは2役を演じ、相手役は「呪われた城」のジーン・ティアニーと、「欲望の砂漠」のコリンヌ・カルヴェ。他に「海の牙」のマルセル・ダリオ、「悲恋」のジャン・ミュラ、「アニーよ銃をとれ」のクリントン・サンドバーグ、アンリ・レトンダル、シグ・ルーマン、ジョイス・マッケンジー、モニク・シャンタルらが出演。
  • 地獄への逆襲

    ジェシー・ジェームズの半生を描いた「地獄への道」の続編、1940年作品。前作同様ダリル・たF・ザナックが製作指揮に当たり、サム・ヘルマン(「荒野の決闘」の潤色)のオリジナル・シナリオを、「扉の影の秘密」のフリッツ・ラングが監督している。撮影はジョージ・バーンズ(「レベッカ」)とウィリアム・V・スコール(「ジャンヌ・ダーク」)の協同。「地獄への道」と同じくヘンリー・フォンダがフランクを、ジョン・キャラダインが敵役ボブを演ずる他、「夫は偽者」のジーン・ティアニー、かつての子役ジャッキー・クーパー、「ジェニーの肖像」のヘンリー・ハルらが共演。
  • 呪われた城

    「三人の妻への手紙」のジョセフ・L・マンキーウィッツが、一九四六年に発表した第一回監督作品で、ベストセラーとなったアニア・シートンの歴史小説を、マンキーウィッツ自身脚色したもので、製作指揮はダリル・ザナック自ら当たっている。撮影のアーサー・ミラー、音楽のアルフレッド・ニューマンは「三人の妻への手紙」と同じ協力者である。「幽霊と未亡人」のジーン・ティアニー、故人となった「黄金」のウォルター・ヒューストン、「聖処女」のヴィンセント・プライスが主演し、グレン・ランガン、コニー・マーシャル、ヘンリー・モーガン等が助演している。
  • ローラ殺人事件

    「タバコ・ロード」で認められ現在は大スターたるジーン・ティアニー が、新人ダナ・アンドリュースおよび舞台俳優で映画初演のクリフトン・ウェップと共に主演する映画で、ヴェラ・キャスパリー作の探偵小説をジェイ・デラトラーと「運命の饗宴」のサミュエル・ホフェンシュタインおよび「春の序曲」のベティー・ラインハートが協力脚色し、中欧劇団出身でプロデューサーであり監督であり俳優でもあるオットー・プレミンジャーが製作監督し、この映画でアカデミー賞をとったジョセフ・ラシェルが撮影した。助演者も「王国の鍵」のヴィンセント・プライス、「嵐の青春」のジュディス・アンダーソンという腕利きぞろいである。
  • 大空の戦士 サンダーバード

    『つばさ』で第1回アカデミー作品賞を受賞したウイリアム・A・ウェルマン監督による航空戦争映画。アメリカのサンダーバード基地。戦闘飛行士の訓練を受けるため、イギリスから来た男と教官の確執と絆、そしてふたりが愛する女性とのロマンスを描く。【スタッフ&キャスト】監督:ウイリアム・A・ウェルマン 出演:ジーン・ティアニー/プレストン・フォスター/ジョン・サットン/ジャック・ホルト
  • 上海ジェスチャー

    ハリウッドの巨匠、ジョセフ・フォン・スタンバーグの傑作選第3弾。欲望渦巻く上海で、中国人と英国人の混血の美女が、その出自ゆえに陰謀に引きずり込まれていく。ジーン・ティアニーが、美しく知的で強情だが騙されて落ちていく女を熱演する。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:ジョセフ・フォン・スタンバーグ 脚本:ゲザ・ヘルツェグ 撮影:ポール・イヴァーノ 音楽:リチャード・ヘイゲマン 出演:ジーン・ティアニー/ウォルター・ヒューストン/ヴィクター・マチュア/オナ・マンスン
  • 疑惑の渦巻

    『ローラ殺人事件』のオットー・プレミンジャー監督による犯罪ミステリー。不眠症に悩む精神分析医の妻・アンは、催眠術療法を研究する医師・コルヴォの治療を受けることに。だが、彼には裏の顔があり、アンは殺人犯に仕立て上げられていく。【スタッフ&キャスト】監督・製作:オットー・プレミンジャー 原作:ガイ・エンドア 脚本:ベン・ヘクト 撮影:アーサー・ミラー 出演:ジーン・ティアニー/リチャード・コンテ/ホセ・ファーラー/チャールズ・ビックフォード
  • 幽霊と未亡人

    「ローラ殺人事件」「激闘」のジーン・ティアニー「アンナとジャム王」「茶碗の中の嵐」のレックス・ハリソン及び「謎の下宿人」「激闘」のジョージ・サンダースが主演する映画で、R・A・デイック作のベスト・セラー小説を「ボストン物語」「雨で降る」のフイリップ・ダンが脚色し「王国の鍵」「ボストン物語」のジョセフ・L・マンキウイッツが監督した1947年作品である。音楽は「アンナとシャム王」のバーナード・ハーマンが作曲し「北海の子」のチャールズ・ラングが撮影を監督した。助演者は「ボストン物語」のヴアネッサ・ブラウン「肉体と幻想」のアンナ・リー「天国への階段」のロバート・クート、英国女優のエドナ・ベスト「生きてる死骸」のイゾベル・エルソムその他である。
  • 街の野獣(1950)

    「荒野の襲撃」のサミュエル・G・エンジェルが1950年に製作したロンドンに巣食うやくざ者を描く映画で、ジェラルド・カーシュの小説をジョー・アイシンガーが脚色し、「裸の町」のジュールス・ダッシンが監督に当った。撮影は「嵐に叛く女」のマックス・グリーン、音楽は「赤い山」のフランツ・ワックスマン。主演は「地獄と高潮」のリチャード・ウィドマークと「憧れの小径」のジーン・ティアニーで、「恋の人魚」のグージー・ウイザースと「豪傑カサノヴァ」のヒュー・マーロウが共演、以下「腰抜けモロッコ騒動」のフランシス・L・サリヴァン、「渓谷の騎士」のハーバート・ロムなどが助演する。アメリカでは廿世紀フォックス発売である。
  • アダノの鐘

    ピューリッツァー賞を受賞したジョン・ハーシーの同名小説を映画化。第2次大戦のシチリア侵攻中、戦争でボロボロになった町・アダノの平和を取り戻す任務を与えられたイタリア系アメリカ人・ジョッポロ少佐が、人々の信頼と愛情を得ていく姿を描く。【スタッフ&キャスト】監督:ガーソン・カニン 原作:ジョン・ハーシー 出演:ジーン・ティアニー/ジョン・ホディアック/ウィリアム・ベンデックス
  • 激闘(1942)

    「剃刀の刄」と同じくタイロン・パーワーとジーン・ティアニーが主演する映画で1942年作品。エディソン・マーシャル作の小説を「ボストン物語」のフイリップ・ダンが脚色、「アンナとシャム王」と同じくジョン・クロムウェル監督、アーサー・ミラー撮影、アルフレッド・ニューマン音楽によって成りたつもので、助演者は「謎の下宿人」のジョージ・サンダース、「王国の鍵」のロディ・マクドウォール、「ラッキー・パートナー」のハリー・ダヴェンポート、「駅馬車(1939)」のジョン・キャラディン、フランセス・ファーマー、ケイ・ジョンソン、エルザ・ランチェスター、ダッドリー・ディグス等である。
  • 草原の追跡

    『キャット・ピープル』のジャック・ターナー監督による異色西部劇。仲間を殺害して投獄されたガウチョのマルティンは、先住民の討伐のため兵役に駆り出されるが脱走。そんな中、先住民に襲われ逃げて来たテレサと遭遇し、彼女を牧場へ送り届けるが…。【スタッフ&キャスト】監督・演出:ジャック・ターナー 撮影:ハリー・ジャクソン 出演:ロリー・カルホーン/ジーン・ティアニー/リチャード・ブーン
  • 鉄のカーテン

    カナダにおける原子力秘密漏洩事件の映画化で、オタワのソ連大使館員だったイゴール・グーゼンコの実話に基づいて、メルトン・クリムスが脚色を執筆し、「消え行く灯」「翼の人々」「母」などのウィリアム・A・ウェルマンが監督、「三十四丁目の奇跡(1947)」のチャールズ・G・クラークが撮影した。主演は「ローラ殺人事件」と同じくダナ・アンドリュースとジーン・ティアニーで、助演はオペラ出身のジューン・ハヴォックをはじめ、「幽霊と未亡人」のエドナ・ベスト、ベリー・クローガー、ステファン・シュナーベル、ニコラス・ジョーイ、エデュアール・アランツ、フレデリック・トセレ等の新顔が多い。音楽はショスタコヴィチ、ブロコフィエフ、アラム・カチャチュリアン、ミヤスコウスキイ等のソ連音楽家の作品から抜粋している。
  • 歩道の終わる所

    良心に追い詰められていく刑事の姿を描いたフィルム・ノワールの傑作。手荒な捜査で有名な刑事・ディクソンは、尋問中に誤って容疑者を殴り殺してしまう。隠蔽した死体はやがて発見され、その嫌疑が思いも寄らぬ人物に掛けられてしまい…。【スタッフ&キャスト】監督・製作:オットー・プレミンジャー 原作:ウィリアム・L・スチュアート 脚本:ベン・ヘクト 撮影:ジョセフ・ラシェル 出演:デイナ・アンドルーズ/ジーン・ティアニー/ゲアリー・メリル/バート・フリード