ルース・ゴードン

  • 出身地:アメリカのマサチュ―セッツ州ウォラストン
  • 生年月日:1896年10月30日
  • 没年月日:1985年8月28日

略歴 / Brief history

本名はRuth Gordon Jones。クィンシー高校、AADAに学ぶ。若い頃より舞台の名女優として知られ、戯曲の執筆、二度目の夫ガーソン・ケニンと組んでのシナリオ(主としてジョージ・キューカー監督)など、映画・演劇界の才女であった。舞台デビューは15年の『ピーターパン』で、ジェームズ・バリー原劇化のごく初期(アメリカ初演は1905年)のことである。ブロ―ドウェイでの代表には『人形の家』(37)、『三人姉妹』(42)などの名戯曲のほかに、自の"Over 21"(44)、"Year's Ago"(46)などもある。映画にもごく初期から出演しているが、重くかかわっていたのは脚本家としてであり、演技者としては「ロ―ズマリ―の赤ちゃん」(68)でアカデミ―助演女優賞を受けた。以後、元気闊達な老女役として顔をみせていたが、85年8月28日、就寝中の心臓発のためマサチュ―セッツ州マ―ザスヴィンヤ―ドの別荘で死去した。TVでは"Taxi"で79年度のエミ―賞を受賞。自伝は二冊、"Myself Among Others"(71)、"My Side"(76)がある。

ルース・ゴードンの関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • マイ・ボディガード(1980)

    不良グループが勢力を張るハイスクールにナイーブな15歳の少年が転校してきたことで起こる騒動を笑いと涙で描く青春映画。製作はドン・デヴリン、監督はトニー・ビル、脚本はアラン・オームズビー、撮影はマイケル・マーギュリース、音楽はデイブ・グルーシンが各々担当。出演はクリス・メイクピース、アダム・ボールドウィン、マット・ディロン、ルース・ゴードン、マーティン・マル、ジョン・ハウスマン、クリス・リチャード・ネルソンなど。
  • ダーティファイター 燃えよ鉄拳

    長距離トラックの運転手でケンカ好きの男ファイロ・ベドーの世紀の対決を恋と笑いで描く。製作総指揮はロバート・デイリー、製作はフリッツ・マーネイズ、監督はこれがデビューのバディ・バン・ホーン。ジェレミー・ジョー・クロンスバーグの原案を基にスタンフォード・シャーマンが脚色。撮影はデイヴィッド・ワース、音楽はスナッフ・ギャレットとスティーヴ・ドーフ、編集はフェリス・ウェブスターとロン・スパング、製作デザインはウィリアム・J・クリーバーが各々担当。出演はクリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、ジョフリー・ルイス、ウィリアム・スミス、ハリー・ガーディノ、ルース・ゴードン、マイケル・カバナーなど。
    90
  • ダーティファイター

    長距離トラックの運転手が、全米各地の荒くれ男たちを相手に捲きおこすケンカと、恋を猫く。製作はロバート・デイリー、監督は「ダーティハリー3」のジェームズ・ファーゴ、脚本はジェレミー・ジョー・クロンスバーグ、撮影はレックスフォード・メッツ、音楽はスナッフ・ガレッツ、美術はエレイン・セダーが各々担当。出演はクリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、ジョフリー・ルイス、ビバリー・ダンジェロ、ルース・ゴードン、ウォルター・バーンズ、ロイ・ジェンソンなど。
    80
  • 弾丸特急 ジェット・バス

    全長50メートル、重量75トンという原子力バスの処女運転で捲き起こるパニックを喜劇タッチで描く。製作指揮はマイケルとジュリア・フィリップス、監督はTV出身のジェームズ・フローリー、撮影は「ミッドウェイ」のハリー・ストラドリング・ジュニア、音楽はデイヴィッド・シャイア、編集はエドワード・A・ワーシルカ・ジュニアが各々担当。出演はジョセフ・ボローニャ、ストッカード・チャニング、ジョン・ベック、ルネ・オーベルジョノワ、ネッド・ビーティ、ボブ・ディシー、ホセ・フェラーなど。
  • ハロルドとモード 少年は虹を渡る

    死の幻想に酔い、自殺を夢見る19歳の少年と、生を謳歌する80歳の老婆の恋を描く。製作はコリン・ヒギンズとチャールズ・B・マルヴェヒル、監督は「真夏の青春」のハル・アシュビー、脚本もコリン・ヒギンズ、撮影はジョン・A・アロンゾ、音楽はキャット・スティーヴンス、編集はウィリアム・A・ソーヤーとエドワード・A・ワーシルカ・ジュニア、美術はマイケル・ホーラーが各々担当。出演はルース・ゴードン、バッド・コート、ヴィヴィアン・ピックルズ、シリル・キューザック、チャールズ・タイナー、エレン・ギーア、エリック・クリスマス、G・ウッド、ジュディ・エングルズなど。
    80
  • ローズマリーの赤ちゃん

    アイラ・レヴィンの同名小説の映画化で、脚色・監督はポーランド出身の異才ロマン・ポランスキーである。撮影は「女狐」のウィリアム・A・フレイカー、音楽は「水の中のナイフ」でポランスキーに協力し、あとを追って西欧に逃れたポーランドのクリストファー・コメダが担当した。彼はポーランド時代、ワイダの「夜の終りに」のスコアを担当したことがある。なお、夢のシーンの合成撮影は、ファーシオット・エドワードが招かれて担当している。出演は「バタシの鬼軍曹」やTV「ペイトンプレイス物語」に出演していたミア・ファロー、「特攻大作戦」「暴力波止場」などに出演し、監督でもあるジョン・カサヴェテス、舞台の名女優ルース・ゴードン、「女房の殺し方教えます」のシドニー・ブラックマー、「猿の惑星」のモーリス・エヴァンスほか。
    90
  • サンセット物語

    ギャビン・ランバートの小説を彼自身が脚色、「マンハッタン物語」のロバート・マリガンが監督したハリウッド・スターの出世物語。撮影はチャールズ・ラング、音楽は「マイ・フェア・レディ」のアレンジャー、アンドレ・プレヴィンが担当、彼の作曲になるミュージック・ナンバーが3曲挿入されている。なお主演ナタリー・ウッドの衣裳を、イーディス・ヘッドが「グレート・レース」につづき担当している。出演はナタリー・ウッドのほかに「サウンド・オブ・ミュージック」のクリストファー・プラマー、「逃亡地帯」の新人ロバート・レッドフォードほか。製作は「アラバマ物語」「マンハッタン物語」など、ロバート・マリガンとはコンビのアラン・J・パクラ。
  • 暴力に挑む男

    「断固戦う人々」のルイス・マイルストーンが1943年に監督した反ナチ抗戦映画。ウィリアム・ウッズのベストセラー小説を「海の狼(1941)」のロバート・ロッセンが脚色した。製作は「語らざる男」のヘンリー・ブランクである。「コマンド」のシド・ヒコックスが撮影監督にあたった。「勇魂よ永遠に」のエロール・フリンと「無法者の群」のアン・シェリダンが共演、以下、故ウォルター・ヒューストン、「戦場を駆ける男」のナンシー・コールマン、トム・ファッデン、ジュディス・アンダーソンなどが出演。
  • 北大西洋

    「ママは大学一年生」のロイド・ベーコンが監督した1942年作品。ガイ・ギルパトリックの原作を「サハラ戦車隊」のジョン・ハワード・ロウスンが脚色し、撮影には「情熱の狂想曲」のテッド・マッコード、作曲には「大雷雨」のアドルフ・ドイッチェが当る。主演は「渡洋爆撃隊」のハムフリイ・ボガート、「摩天楼」のレイモンド・マッシーで、故アラン・ヘール、ジュリー・ビショップ(「婿探し千万ドル」)、ルース・ゴードン(「二重生活」の脚色)、サム・レヴィーン、デーン・クラークらが助演する。
  • アダム氏とマダム

    弁護士夫婦が男女問題の法廷で反対の立場に立って争う姿を描くコメディ。脚本はルース・ゴードンとガーソン・カニンが共同で執筆。製作はローレンス・ウェインガーテン、監督はジョージ・キューカー、撮影はジョージ・J・フォルシー、音楽はミクロス・ローザ、編集はジョージ・ベームラーが担当。出演はスペンサー・トレイシー、キャサリン・ヘップバーン、デイヴィッド・ウェイン、トム・イーウェル、ジュディ・ホリディなど。
  • 二重生活(1947)

    「心の旅路」「ボストン物語」のロナルド・コールマンが主演する映画で、ルース・ゴードンとガーソン・カニンの夫婦チームが共作したオリジナル脚本から「フィラデルフィア物語」「ガス燈」のジョージ・キューカーが監督した1948年作品である。コールマンの相手はスウェーデン生まれのシグネ・ハッソが勧めるが、彼女は1937年映画に入り欧州で15本の映画に出演し、ハリウッドではこれが12本目の映画である。彼女と共に「ノートルダムのせむし男(1939)」のエドモンド・オブライエンを始め、新人シェリー・ウィンタース、「我等の生涯の最良の年」のレイ・コリンズ、フィリップ・ローブ、ミラード・ミッチェル等が出演している。撮影は「ミネソタの娘」「暗い鏡」のミルトン・クラスナーが指揮し、音楽は「失われた週末」「赤い家」のミクロス・ローザが作曲した。
    100
  • エイブ・リンカン

    ロバート・E・シャーウッドがヒューリッツアー賞を獲得した舞台劇に基づき、シャーウッド自身が脚色し、ジョン・クロムウエルが監督した作品で、舞台劇で主役を演じたレイモンド・マッシーが同じくリンカーンに扮している。最近売り出しているジーン・ロックハートや、舞台出身のメアリー・ハワードとルース・ゴードン、その他ドロシー・ツリー、ハーヴェイ・スティーブンス、マイナー・ワトソン、アラン・バクスター等が主要な役を演じている。1940年初頭ニューヨークのラジオ・シティー・ミュージック・ホールでこれは封切された。
  • 奥様は顔が二つ

    「征服」「クリスチナ女王」のグレタ・ガルボが、「天使」「愛の弾丸」のメルヴィン・ダグラスと共に主演する映画で、ルドヴィグ・フルダ作の戯曲を素材として「クリスチナ女王」のS・N・ベールマン及びザルカ・フィアテルが「ローマ太平記」のジョージ・オッペンハイマーと協力して脚本を書きおろし、「フィラデルフィア物語」「ガス燈」と同じくジョージ・キューカー監督、ジョゼフ・ルッテンバーグ撮影によって、ゴットフリード・ラインハルトが製作したもの。助演者は「紅の翼(1939)」「天国散歩」のコンスタンス・ベネット、「焔の女」「フィラデルフィア物語」のローランド・ヤング、「エイブ・リンカン」のルース・ゴードン、ロバート・スターリング、フランセス・カーソン等である。

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 8/4

ダニエル・デイ・キム(1968)

ラーヤと龍の王国

「ベイマックス」のドン・ホール監督と「ブラインドスポッティング」のカルロス・ロペス・エストラーダ監督がタッグを組んだアニメ。龍の石の守護者一族の娘ラーヤは、姿を消した“最後の龍”の力を蘇らせ、分断された世界を再び一つにするため、旅に出る。「モアナと伝説の海」のオスナット・シューラー、「アナと雪の女王」シリーズのピーター・デル・ヴェッコが製作に参加。人を信じることができず一人で生きてきたラーヤの戦いと成長を描く。

ヘルボーイ(2019)

ギレルモ・デル・トロが二度映画化した人気アメコミを、原作者マイク・ミニョーラ製作総指揮の下、再映画化。超常現象調査防衛局の最強エージェント、ヘルボーイは、人類に復讐を誓う魔女ニムエに戦いを挑むが、ニムエの魔力により、世界滅亡の危機が訪れる。特殊メイクを駆使して主人公ヘルボーイに扮したのは、Netflix『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で注目のデヴィッド・ハーバー。共演は「記者たち 衝撃と畏怖の真実」のミラ・ジョヴォヴィッチ、「ジョン・ウィック:チャプター2」のイアン・マクシェーン。監督を務めたのは、「ディセント」のニール・マーシャル。
檀れい(1971)

奥様は、取り扱い注意

2017年に放送されたドラマ『奥様は、取扱注意』の劇場版。元特殊工作員の専業主婦・菜美と、菜美の夫で、実は彼女を監視する公安警察の勇輝。ある出来事がきっかけで菜美が記憶喪失になると、二人は名前を変え、地方都市・珠海市で新生活を始めるが……。出演は、「今夜、ロマンス劇場で」の綾瀬はるか、「空母いぶき」の西島秀俊。監督は、「カイジ ファイナルゲーム」の佐藤東弥。

累 かさね

松浦だるまの同名コミックを実写映画化。伝説の女優を母に持ち、天才的な演技力がありながら、醜い容姿を恨み続けて生きてきた累。母は累に、キスした相手の顔を奪える不思議な口紅を遺していた。累は、美貌に恵まれながら花開かずにいる女優・ニナと出会う。監督は、「ストロベリーナイト」の佐藤祐市。出演は、「となりの怪物くん」の土屋太鳳、「心が叫びたがってるんだ。」の芳根京子、「破門 ふたりのヤクビョーガミ」の横山裕、「ママレード・ボーイ」の檀れい、「幼な子われらに生まれ」の浅野忠信。

NEW今日命日の映画人 8/4

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