ジョン・フォード

  • 出身地:アメリカ、メイン州ケイプ・エリザベス
  • 生年月日:1894/02/01
  • 没年月日:1973/08/31

略歴 / Brief history

【西部劇の名作を次々に手がけた巨匠】両親はアイルランド移民、11人兄弟の10番目としてメーン州ケイプエリザベスに生まれた。1895年に生誕したという説もあり、墓石には95年の方が彫られている。本名はJohn Martin Feeney。半世紀以上のキャリアで140本の映画を監督した。ポートランド高校で学び、1914年7月、映画監督、俳優をしていた12歳上の兄のフランシス(1881-1953)を頼ってハリウッドへ。俳優となり、ジャック・フォードと名乗る。D.W.グリフィス監督の「國民の創生」にもクランスマンの一人として出演した。大道具係、助監督を経て、17年に二巻ものの西部劇で監督となる。フォードの回想によると、ユニヴァーサルのボスであるカール・レムリが「ジャック・フォードに仕事をさせろ、あいつの叫び声はいい」と言ったからだという。以後、2、3日の撮影期間で1本というペースで、二、三巻ものを量産。20年に、3年間で36本を監督したユニヴァーサルを離れてフォックスに移る。23年の「俠骨カービー」からジョンの名前を使い始めた。大陸横断鉄道の建造をテーマにした「アイアン・ホース」は、製作費28万ドルで全世界での興行収入が200万ドルを超える大ヒットとなり、彼の才能が認められるようになった。28年にフォックス初のトーキー「マザー・マクリー」を監督。この映画にエキストラで出ていたジョン・ウェインとは、その後長く実り多いコンビを組むことになる。【フォード一家と西部劇】ウェインの出世作となった「駅馬車」(39)は、シャイアン族の襲撃をかわしながらひた走る駅馬車と乗客たちの多彩な人間ドラマがテンポよく描かれ、今日では西部劇の古典となっている。ウェインとは騎兵隊三部作「アパッチ砦」(48)、「黄色いリボン」(49)、「騎兵隊」(59)ほか多くの作品でも組み、彼のほかにもハリー・ケリー(フォードの無声映画25本に出演)、ウォード・ボンド、ヴィクター・マクラグレン、ベン・ジョンソンなどを好んで起用し、彼らはフォード一家と呼ばれている。46年、メリアン・C・クーパーと組んでアーゴシーを設立し、「三人の名付け親」(48)、「幌馬車」(50)、「静かなる男」(52)等を製作し、56 年に解散。西部劇だけではなく、アカデミー賞監督賞を受賞した二作「男の敵」(35)、「怒りの葡萄」(40)のように危機的状況にある男の行動と心情を綴る作品もあれば、少女スターのシャーリー・テンプル主演作「軍使」(37)、文芸映画「わが谷は緑なりき」(41)、「逃亡者」(47)、南海メロドラマ「ハリケーン」(37)、軍隊を舞台にした「長い灰色の線」(54)、「ミスタア・ロバーツ」(55)と、ヴァラエティに富んだ作品群を手がけている。

ジョン・フォードの関連作品 / Related Work

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  • 譽れの一番乗

    競馬を題材に、困窮してアイルランドからアメリカに渡った人々が成功するまでをラブストーリーを軸に描いたドラマ。監督はジョン・フォード。出演はジャネット・ゲイナー、レスリー・フェントン、ウィラード・ルイスほか。無声。2014年10月23日より開催された「第27回東京国際映画祭 N.Y.近代美術館映画コレクション」にて、柳下美恵のピアノ伴奏付で上映(於:東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール)。
  • 周遊する蒸気船

    巨匠ジョン・フォード監督がアメリカの国民的スター、ウィル・ロジャースを主演に迎え、アメリカ南部を舞台に繰り広げる笑いと涙にあふれる一連の人情喜劇〈ウィル・ロジャース三部作〉最後の作品。ロジャースはこの後まもなく飛行機事故で急逝し、本作が遺作となった。三部作の2本目「プリースト判事」に引き続き、製作はソル・M・ワーツェル、脚本は「男の敵」「駅馬車」など30年代のフォード作品の大半を手掛けたダドリー・ニコルズと、のちに「若き日のリンカン」を書くラマー・トロッティ、撮影は「アイアン・ホース」などのジョージ・シュナイダーマンがそれぞれ担当。美術はウィリアム・ダーリング、音楽は南部などのアメリカ民謡をもとに、サミュエル・ケイリンが監修。共演はジョン・マクガイア、アン・シャーリーほか、「天国は待ってくれる」「レディ・イヴ」などの名性格俳優ユージン・パレット、監督の兄で「太陽は光輝く」までほとんどの作品に顔を出す元西部劇スターのフランシス・フォード、三部作のレギュラーの黒人俳優ステピン・フェチット(「プリースト判事」のリメイク「太陽は光輝く」でも同じ役を演じた)、長年ロジャースと組んで舞台に立ち、また作家で「プリースト判事」の原作者でもあるアーヴィン・S・コッブなどが脇を固める。
  • プリースト判事

    19世紀末の南部ケンタッキー州を舞台にした人情喜劇。ジョン・フォード監督が名コメディアンでコラムニストとして全米で愛されたウィル・ロジャースと組んだ三部作の第2作。製作は三部作を通してフォックス社(「周遊する蒸気船」製作中にダリル・ザナックの20世紀映画と合併して20世紀フォックスとなる)のソル・ワーツェル。脚本は「駅馬車」「周遊する蒸気船」のダドリー・ニコルズと「若き日のリンカン」のラマー・トロッティ。原作はウィル・ロジャースのギャグマンで共演者でもあったアーヴィン・S・コッブ(「周遊する蒸気船」に出演)の『太陽は光輝く』『神の思し召し』『マサックからの暴徒』ほかの短編小説。撮影は「アイアン・ホース」のジョージ・シュナイダーマン。音楽はシリル・モックリッジと「周遊する蒸気船」のサミュエル・ケイリン。共演は「国民の創生」などグリフィス映画の主役スター、ヘンリー・B・ウォルソールほか。フォードのの兄フランシス・フォードが酔っ払い役で顔を見せる。なおフォードは53年に本作と同じ原作から「太陽は光輝く」を監督している。(16ミリ版で上映)
  • ドキュメント真珠湾攻撃

    真珠湾奇襲攻撃を扱った戦時プロパガンダ映画。第二次大戦に中佐として参戦した巨匠ジョン・フォードがOSS(のちCIAの前身となった戦時情報局)の参加に設立したアメリカ海軍野戦撮影隊の製作。フォードとは「怒りの葡萄」と「果てなき船路」で組んでいる伝説的撮影監督グレッグ・トーランドの共同名義となっているが、実際にはほとんどトーランドが監督していたという。トーランドが脚本と撮影も担当。音楽は「怒りの葡萄」「わが谷は緑なりき」などのアルフレッド・ニューマン。編集は、のちに監督となるロバート・パリッシュ。当初は「黄金」の名優ウォルター・ヒューストンらが出演する劇映画部分を含めた一時間半弱におよぶ長編として製作されたが、“海軍が真珠湾で軍務をおろそかにしていた印象を与える”という当局の命令で再編集され、後半の真珠湾攻撃の描写を中心に34分の中編ドキュメンタリーとしてまとめられ、公開された。(海軍当局に接収された長編ヴァージョンのフィルムも再現され、95年に「真珠湾攻撃」の題で日本公開)さらに工場や学校などの映画館以外での啓蒙上映会のために20分の版も製作されている。本作は何度か「十二月七日」の題で特殊上映されていたが、1995年12月26日から東京・三百人劇場で開催された「ジョン・フォードの世界」で初の正式公開となった。「ミッドウェイ海戦」と併映。
  • ミッドウェイ海戦

    第2次大戦における太平洋戦線の戦況の大きな転機となったミッドウェイ海戦の模様を、戦闘に従軍した巨匠ジョン・フォードが撮影・監督した戦争ドキュメンタリー。フォードは撮影フィルムに合わせた台詞形式のナレーションを「駅馬車」のダドリー・ニコルズと「リオ・グランデの砦」のジェームズ・ケヴィン・マッギネスの両脚本家と共同で執筆。フォード自身とのちの監督ロバート・パリッシュが編集。音楽は「怒りの葡萄」のアルフレッド・ニューマン。16mmのコダクロームでカラー撮影され、35mmのテクニカラー・プリントで一般公開された(今回の上映は16mm版)。アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞に輝き、フォードにとっては「怒りの葡萄」「わが谷は緑なりき」に続く3年連続の受賞になった。「ドキュメント真珠湾攻撃」と併映。ナレーションはヘンリー・フォンダ、ドナルド・クリスプらフォード作品の名優が吹き込んだ。1995年12月23日より東京・三百人劇場で開催された『生誕100年 ジョン・フォードの世界』にて公開。
  • 真珠湾攻撃

    アメリカ参戦の契機となった日本軍のハワイ真珠湾奇襲攻撃を扱った、海軍中佐(当時)ジョン・フォード監督・製作によるアメリカ軍の戦争プロパガンダ映画。監督は「男の敵」「怒りの葡萄」「わが谷は緑なりき」と、アカデミー監督賞を三度受賞していたフォードと、フォードとは「怒りの葡萄」「果てなき航路」(再公開時題名「果てなき航路」)で組んだ「市民ケ-ン」「偽りの花園」の伝説的撮影監督グレッグ・トーランド。本作はトーランドにとって初の監督作品に当たり、自ら撮影だけでなく脚本も担当し、演出も大部分はトーランドの手になると言われている。音楽は「若き日のリンカン」「怒りの葡萄」「わが谷は緑なりき」のアルフレッド・ニューマン。編集はのちに監督となるロバート・パリッシュ。戦闘シーンはすべて再現で、ミニチュアを使った大規模な爆撃シーンはフォードの古巣、20世紀フォックス映画が担当し、同社の特撮部長レイ・ケロッグの指揮で撮影。前半部では真珠湾攻撃前夜のアメリカの状況がアメリカを象徴するアンクル・サム(頭文字がUS)とミスターCの会話で進行する劇映画で、出演はアンクル・サムに「孔雀夫人(1936)」「黄金(1948)」で知られる名優ウォルター・ヒューストン(監督ジョン・ヒューストンの父)、ミスターCに名性格俳優のハリー・ダヴェンポート。真珠湾で戦死した兵士たちを象徴する水兵の霊に「スワンプ・ウォーター」のダナ・アンドリュース、死後の世界にいる先の大戦の戦死者たちの霊に「太陽は光輝く」のポール・ハースト。オリジナルの長編ヴァージョンは、戦前アメリカの孤立主義を支持する風潮への批判や、戦争準備の不足の指摘が厳し過ぎるとみなされ、海軍当局から「海軍で真珠湾が軍務をおろそかにしている印象を与える」として没収、後半の真珠湾攻撃の戦闘部分を中心に34分の短編版が43年に製作・公開された。再発見・復元され、『The Movie』との副題をつけた長編版の劇場公開は今回が世界初。短編版は44年アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞、これは前年の「ミッドウェイ海戦」がやはり同賞を獲得したことに続き、フォード監督にとっては「怒りの葡萄」から四年連続、五度目のアカデミー賞に当たる。(戦後の「静かなる男」で監督賞、監督としては最多の六度受賞)。ちなみに、発見された映像素材はデジタル・ビデオに変換されて復元されたため、今回の上映ではデジタル・マスターからのビデオ=フィルム変換によるプリント。(オリジナル35mm/16mm版上映)
  • タバコ・ロード

    アメリカ南部のプア・ホワイトを描く。アースキン・コールドウェルの原作、ジャック・カークランドによる舞台劇の映画化。製作はダリル・F・ザナック、監督はジョン・フォード。撮影はアーサー・ミラー、音楽はデイヴィッド・バトルフが担当、出演はチャーリー・グレイプウィン、ジーン・ティアニーほか。
  • ギデオン

    ロンドン警視庁のギデオン警部のある1日を描いた警察映画。製作をマイケル・キラーニン、監督は「駅馬車」のジョン・フォード、脚本はT・E・B・クラーク、原作はJ・J・マリックの『ギデオンの一日』(早川書房刊)、撮影はフレデリック・A・ヤング、音楽はダグラス・ガムレイが各々担当。出演はジャック・ホーキンス、アンナ・リー、アンナ・マッシー、ダイアン・フォスター、アンドリュー・レイ、デレク・ボンド、グリゼルダ・ハーベイ、ロナルド・ハワード、ローレンス・ナイスミス、シリル・キューサックなど。
  • 海ゆかば(1974)

    1941年12月7日日本軍による真珠湾攻撃に端を発した日米の第2次世界大戦の模様をジョン・フォード撮影指揮による米海兵隊指令部が撮影したドキュメント・フィルムを、山田洋造と御法川清一が編集した。音楽は利根常昭が担当。1974年作品。
  • 男の敵

    新興アイルランド文学の第一線に立つライアム・オフラーティーの出世作「密告者」のトーキー化で「肉弾鬼中隊(1934)」を脚色し「戦争と母性」の台詞を書いたダドリー・ニコルズが脚色し「世界は動く」「肉弾鬼中隊(1934)」のジョン・フォードが監督に当たり、「海を嫌う船長」「ますらを」のジョセフ・オーガストが撮影した。主演は「肉弾鬼中隊(1934)」「絢爛たる殺人」のヴィクター・マクラグレンで、「幻の合唱」のヘザー・エンジェル、「苦闘五十年」のプレストン・フォスター、「ソレルとその子」のマーゴット・グラハム、「肉弾鬼中隊(1934)」のウォーレス・フォード、「透明人間」のユーナ・オコナー、ジョセフ・ソーアス、J・M・ケリガン、ドナルド・ミークが助演するほか愛蘭民謡歌手ラリー・バークが特別出演している。
  • 太陽は光り輝く

    アービング・S・コップの短編小説『太陽は光り輝く』『虐殺の暴徒』『神は救う』の3編から、「黄色いリボン」のローレンス・ストーリングスが脚色、ジョン・フォードが監督した人情ドラマ。撮影は「アパッチ砦」のアーチー・スタウト、音楽は「八十日間世界一周」のヴィクター・ヤングが担当した。出演は舞台俳優のチャールズ・ウィニンジャー、アーリーン・ウィラン、ステピン・フェチット、「荒野の決闘」のラッセル・シンプソンほか。
  • 荒野の女たち

    ノーラ・ロフツの短編小説「中国風の終幕」を「ミサイル空爆戦隊」のジャネット・グリーンとジョン・マコーミックが脚色、「シャイアン」のジョン・フォードが監督したヒューマニズムドラマ。撮影は「長く熱い夜(1958)」のジョセフ・ラシュル、音楽は「ビッグトレイル(1965)」のエルマー・バーンスタインが担当した。出演は「女が愛情に渇くとき」のアン・バンクロフト、「イグアナの夜」のスー・リオン、舞台出身のマーガレット・レイトン、「北京の55日」のフローラ・ロブソン、ほかにベティ・フィールド、アンナ・リーなど。製作は「シャイアン」のバーナード・スミス。
  • シャイアン

    マリ・サンドスの同名小説をジェームズ・R・ウェッブが脚色、「リバティ・バランスを射った男」のジョン・フォードが演出した西部劇。撮影はウィリアム・H・クローシア、音楽はアレックス・ノースが担当した。出演は「西部開拓史」のジェームズ・スチュアート、同じくキャロル・ベイカー、「7人の愚連隊」のエドワード・G・ロビンソン、「誰が私を殺したか?」のカール・マルデン、「アラビアのロレンス」のアーサー・ケネディ、「栄光への脱出」のサル・ミネオ、「長い船団」のリチャード・ウィドマーク、「ビッグ・サーカス」のギルバート・ローランドなど。製作はバーナード・スミス。
  • ドノバン珊瑚礁

    ジェームズ・A・ミッチェナーのオリジナル・スートリーを「馬上の2人」のフランク・S・ニュージェントとジェームズ・エドワード・グラントの2人が脚色し、「西部開拓史」のジョン・フォードが制作・監督したコメディ。撮影は「リバティ・バランスを射った男」のウィリアム・クローシア、音楽は「リバティ・バランスを射った男」のシリル・モックリッジ。出演者は「西部開拓史」のジョン・ウェイン、「皆殺しのトランペット」のリー・マーヴィン、「ダイヤモンド・ヘッド」のエリザベス・アレン。ジャック・ウォーデン、シーザー・ロメロなど。
  • 怒りの葡萄

    1940年度ピュリツァー受賞、ジョン・スタインベック原作を、ナナリー・ジョンソンが脚色、「我が谷は緑なりき」のジョン・フォードが監督した社会ドラマ。撮影は「嵐ケ丘」など、主にウィリアム・ワイラーの作品を受け持つグレッグ・トーランド。音楽はアルフレッド・ニューマンが担当している。出演者は「荒野の決闘」のヘンリー・フォンダ。この映画でアカデミー女優助演賞を得たジェーン・ダーウェル、「駅馬車(1939)」のジョン・キャラダインなど。製作はダリル・F・ザナック。
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  • 西部開拓史

    1830年から80年代に至る50年間に、ある開拓一家が3代にわたって経験した西部開拓の物語でシネラマ劇映画第1作である。ライフ誌に連載された絵物語にヒントを得たジェームズ・R・ウェッブが195冊の歴史書をもとに脚本を書いた。監督は第1、第2、第5話が「アラスカ魂(1960)」のヘンリー・ハサウェイ、第3話が「リバティ・バランスを射った男」のジョン・フォード、第4話を「嬉し泣き」のジョージ・マーシャルが担当。出演は「太陽にかける橋」のキャロル・ベイカー、「ママは二挺拳銃」のデビー・レイノルズ、「ロープ」のジェームズ・スチュアート、「恐怖の岬」のグレゴリー・ペック、「ハタリ!」のジョン・ウェイン、「ティファニーで朝食を」のジョージ・ペパード、「フロッグメン」のリチャード・ウィドマーク、「怒りの葡萄」のヘンリー・フォンダ、「終身犯」のカール・マルデン、同じくセルマ・リッターなど。撮影は「黙示録の四騎士(1961)」のミルトン・クラスナー、「硫黄島の英雄」のジョセフ・ラシェル、「ブルー・ハワイ」のチャールズ・ラング、「九月になれば」のウィリアム・ダニエルスの4人が担当。音楽は「偽の売国奴」のアルフレッド・ニューマンである。「エルマー・ガントリー 魅せられた男」のバーナード・スミスが製作した。
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  • リバティ・バランスを射った男

    モンタナ州立大学教授ドロシー・M・ジョンソンが1949年に書いた同名小説をジェームズ・ワーナー・ベラとウィリス・ゴールドベックが共同脚色、「馬上の二人」のジョン・フォードが監督した異色西部劇。撮影は「馬上ー」と同じくウィリアム・H・クローシア、音楽はシリル・モックリッジが担当。出演は「コマンチェロ」のジョン・ウェイン、「馬上の二人」のジェームズ・スチュアート、「連邦警察」のヴェラ・マイルズほかにリー・マーヴィン、ウディ・ストロード、エドモンド・オブライエンなど。製作はウィリス・ゴールドベック。
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  • 逃亡者(1947・アメリカ)

    ジョン・フォードがメリアン・C・クーパーと創立したアーゴシー・プロの第1作でグレアム・グリーンの小説「迷路のような道」の映画化である。脚色は「駅馬車(1939)」その他多くのフォード作品を手がけているダドリー・ニコルズが担当し、フォードが監督した。撮影はメキシコの名手ガブリエル・フィゲロア、音楽はリチャード・ヘイゲマンが担当している。出演はヘンリー・フォンダ、ペドロ・アルメンダリス、ドロレス・デル・リオ、ワード・ボンド、J・キャロル・ナイシュなど。製作はフォード、クーパーのほかにエミリオ・フェルナンデスが協力している。
  • 馬上の二人

    サタデイ・イヴニング・ポスト連載のウィル・ククの西部小説を「捜索者」のフランク・ニュージェントが脚色、「バファロー大隊」のジョン・フォードが監督した異色西部劇。撮影はチャールズ・ロートン・ジュニア、音楽はジョージ・ダニング。出演は「戦略爆破部隊」のジェームズ・スチュアート、「アラモ」のリチャード・ウィドマークとリンダ・クリスタル、それに「ペペ」のシャーリー・ジョーンズ、ほかにジョン・マッキンタイア、ハリー・ケイリー・ジュニアなど。製作スタン・シュペトナー。
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    • 手に汗握る
    • かっこいい
    • 考えさせられる
  • バファロー大隊

    「騎兵隊」に続くジョン・フォード監督の西部劇。ただしおなじみの騎兵隊を描いてはいるが、これは、法廷劇構成の室内劇である。ジェームズ・ワーナー・ベラとウィリス・ゴールドベックが共同で脚本を書き下ろし、撮影担当は「ミシシッピ決死隊」のバート・グレノン。音楽を受けもったのはハワード・ジャックソン。主題歌”キャプテン・バファロー”をマック・ダビットが作詞し、ジェリー・リビングストンが作曲している。出演するのは「赤い崖」のジェフリー・ハンター、「騎兵隊」のコンスタンス・タワーズ、「最後の航海」の黒人俳優ヴッディ・ストロードら。製作ウィリス・ゴールドベック、パトリック・フォード。
  • 騎兵隊

    「最後の歓呼」のジョン・フォード監督作。主演には「リオ・ブラボー」のジョン・ウェインと「戦場の誓い」のウィリアム・ホールデンが顔を合せる。ハロルド・シンクレアの原作をジョン・リー・メインとマーティン・ラッキンが共同で脚色、撮影を「特攻決死隊」のウィリアム・H・クローシアが担当している。音楽はデイヴィッド・バトルフ。他に出演するのは新人コンスタンス・タワーズ、全米女子テニス選手権者アルシア・ギブスン、ラッセル・シンプソン、アンナ・リー、フート・ギブスンら。主題歌“アイ・レフト・マイ・ラブ”をウェブ・オーバーランダーとスタン・ジョーンズが作詞作曲している。製作ジョン・リー・メインとマーティン・ラッキン。
  • 最後の歓呼

    エドウィン・オコナーのベスト・セラー小説を「荒鷲の翼」のジョン・フォードが映画化した市長選挙に立候補して戦う男の不屈の闘魂の物語。脚本はフランク・S・ニュージェント。撮影は「決断の3時10分」のチャールズ・ロートン・ジュニア。「老人と海」のスペンサー・トレイシー、「赤い空」のジェフリー・ハンターが主演し他にディアンヌ・フォスター、パット・オブライエン、ドナルド・クリスプ、バジル・ラスボーン等が出演している。製作ジョン・フォード。黒白・スタンダードサイズ。1958年作品。
  • 荒鷲の翼

    第2次大戦史に不滅の名を残したアメリカ海軍航空隊のフランク・W・“スピック”・ウィードの伝記と作品から「野性の女(1955)」のフランク・フェントンとウィリアム・ウィスター・ヘインズが脚本を書き「捜索者」のジョン・フォードが監督した叙事詩。撮影は「上流社会」のポール・C・ヴォーゲル、音楽は「誘拐」のジェフ・アレクサンダー。主な出演者は「捜索者」のジョン・ウェイン、「灼熱の勇者」のモーリン・オハラ、「ラスヴェガスで逢いましょう」のダン・デイリー、「捜索者」のワード・ボンドなど。
  • 捜索者

    久方ぶりにジョン・フォードが取組む西部の叙事詩。廣野を背景に、深い愛情を呵責ない非情で包む西部男の物語。サタデー・イヴニング・ポスト誌連載、アラン・ルメイ原作“復讐するテキサス人”を「ミスタア・ロバーツ」のフランク・S・ニュージェントが脚色、「ミスタア・ロバーツ」に続きジョン・フォードが監督、ウィントン・C・ホックが撮影を担当。主演は「中共脱出」のジョン・ウェイン、「白い羽根」のジェフリー・ハンター、「フェザー河の襲撃」のヴェラ・マイルズ、「理由なき反抗」のナタリー・ウッド、他にフォード一家のワード・ボンド、ハリー・ケイリー・ジュニア、ジョン・ウェインの息子パトリック・ウェイン等が助演。
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  • ミスタア・ロバーツ

    トーマス・ヘッゲンの同名の原作は、米国における第二次世界大 戦を扱った文学として1946年のベスト・セラーとなった。ついでブロードウエイのプロデューサー、ジョシュア・ローガンが原作者ヘッゲンと共同で劇化し1948年から1952年まで3シーズンに亘ってブロードウエイで続演された。製作は舞台と同様、ブロードウエイのヒット作「南太平洋」などのプロデューサー、リーランド・ヘイワード。監督は「長い灰色の線」のジョン・フォードと「荒野の貴婦人」のマーヴィン・ルロイが共同で当り、脚色も「静かなる男」でアカデミー賞を得たフランク・S・ニュージェントとジョシュア・ローガンが共同担当している。撮影は「楽園に帰る(1953)」のウィントン・C・ホック、音楽は「陽の当る場所」でアカデミー賞を得たフランツ・ワックスマン。主な出演者は舞台で主役のロバーツ中尉を演じた「アパッチ砦」のヘンリー・フォンダが映画にも同役で登場し、「エディ・フォイ物語」のジェームズ・キャグニー、「百万長者と結婚する方法」のウィリアム・パウエル、「私の夫は二人いる」のジャック・レモン、「長い灰色の線」のベッツィ・パーマー、ワード・ボンド、フィル・ケイリー、ハリー・ケイリー・ジュニア、「愛欲と戦場」のペリイ・ロペス、ジョン・ウエインの息子パット・ウエインなど。ワーナー・カラーによる1955年作品。
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  • 長い灰色の線

    「フォルウォスの黒楯」のロバート・アーサーが製作し、「コレヒドール戦記」のジョン・フォードが監督するシネマスコープで、ウェスト・ポイント陸軍士官学校を舞台としたマーティ・マーの自伝を映画化したものである。脚色はエドワード・ホープ。テクニカラー撮影は「彼等は馬で西へ行く」のチャールズ・ロートン・ジュニア、音楽は「殺人者はバッジをつけていた」のモリス・W・ストロフ。「壮烈カイバー銃隊」のタイロン・パワーと「マラガ」のモーリン・オハラが主演し、以下「彼等は馬で西へ行く」のロバート・フランシス、「愛の決断」のドナルド・クリスプ、「ホンドー」のワード・ボンド、テレビ女優ベッツィ・パーマー、「彼等は馬で西へ行く」のフィル・ケイリーらが出演する。
  • コレヒドール戦記

    「モガンボ」のジョン・フォードが1945年に海軍に協力して製作監督した海戦映画。ウィリアム・L・ホワイトのベスト・セラー小説を「空の要塞」のフランク・ウィードが脚色した。撮影は「ジェニーの肖像」のジョセフ・オーガスト、音楽はハーバート・ストサートである。出演者は「恋人よ今1度」のロバート・モンゴメリー、「ホンドー」のジョン・ウェイン、「素晴らしき哉、人生!」のドナ・リード、ジャック・ホルト、ウォード・ボンド、マーシャル・トンプソン、ポール・ラングトンなど。
    70
  • モガンボ

    ウィルスン・コリスンの戯曲の映画化で、アフリカ大陸の原始林を舞台にしたテクニカラーの冒険メロドラマ。「クオ・ヴァディス」のサム・ジンバリストが製作し、「静かなる男」のジョン・フォードが監督した1953年作品。脚色は「クオ・ヴァディス」のジョン・リー・メイン、撮影はロバート・サーティース(「クオ・ヴァディス」)とフレディ・ヤング(「黒騎士」)の担当。なお音楽監督はなく原住民音楽、自然音をバックに使っている。主演は「栄光の星の下に」のクラーク・ゲーブル、「荒原の疾走」のエヴァ・ガードナー、「真昼の決闘」のグレイス・ケリーで、ドナルド・シンデン(「怒りの海」)、フィリップ・ステイントン、エリック・ポールマン、デニス・オディアらが助演する。
    70
  • 三人の名付け親

    「静かなる男」と同じくジョン・フォードとメリアン・C・クーパーが主宰するアーゴシイ・プロ製作の1949年作品。すでに3回映画化されているピーター・B・カインの原作を、「黄色いリボン」のローレンス・ストーリングスと「静かなる男」のフランク・S・ニュージェントが脚色し、「栄光何するものぞ」のジョン・フォードが監督したテクニカラー作品。撮影は「静かなる男」のウィントン・ホック、音楽は「黄色いリボン」のリチャード・ヘイゲマンの担当。主演は「静かなる男」のジョン・ウェイン、「アパッチ砦」のペドロ・アルメンダリス、「黄色いリボン」のハリー・ケイリー・ジュニア(初出演)の3人で、「静かなる男」のワード・ボンド、「リオ・グランデの砦」のベン・ジョンソン、「アパッチ砦」のメイ・マーシュ、「静かなる男」のミルドレッド・ナットウィック、ジェーン・ダーウェルらが助演する。
    80
  • 栄光何するものぞ

    「静かなる男」のジョン・フォード監督によるマクスウェル・アンダーソン(「キーラーゴ」)=ローレンス・ストーリングスス(「黄色いリボン」)合作舞台劇の映画化(1952年)で脚色は「夫は偽者」のフィービーとヘンリー・エフロン夫妻。「ポーリンの冒険」のソル・C・シーゲル製作、撮影は「革命児サパタ」のジョー・マクドナルド、音楽監督は同じく「革命児サパタ」のアルフレッド・ニューマンである。主演は「白熱(1949)」のジェームズ・キャグニー、「底抜け艦隊」のコリンヌ・カルヴェ、「彼女は2挺拳銃」のダン・デイリーで、以下「ポーリンの冒険」のウィリアム・デマレスト、「探偵物語」のクレイグ・ヒル、ロバート・ワグナー「わが心に歌えば」、ケイシー・アダムス「ナイアガラ」それにピア・アンジェリの双生児の妹マリサ・パヴァンなどが出演する。なおこの原作は1926年にラウール・ウォルシュの監督で映画化されたことがある。
    0
  • 静かなる男

    「リオ・グランデの砦」と同じくジョン・フォードとメリアン・C・クーパーの主宰するアーゴシイ・プロの第7作で、フォードの故郷アイルランドにロケしたテクニカラー1952年作品。監督は「アパッチ砦」のジョン・フォード。モーリス・ウォルシュの小説をフランク・S・ニュージェント「アパッチ砦」が脚色し、撮影は「愛と血の大地」のウィントン・C・ホックと「リオ・グランデの砦」のアーチー・スタウト「第二班」、音楽は「血闘」のヴィクター・ヤングの担当。なお映画中にはアイルランド民謡6曲が使用されている。主演は「アパッチ砦」のジョン・ウェインと「剣豪ダルタニアン」のモーリン・オハラで、バリー・フィッツジェラルド「武装市街」、ワード・ボンド「アパッチ砦」、ミルドレッド・ナットウィック「すべての旗に背いて」、フランシス・フォード「幌馬車(1950)」、アーサー・シールズ「赤い灯」らが助演。
    70
  • アパッチ砦

    「荒野の決闘」のジョン・フォードがメリアン・C・クーパーと創立したアーゴシー・プロの第2回作品(1948)で、自ら製作・監督に当たった。ジェームズ・ワーナー・ベラの原作を「レッド・リヴァ」のフランク・S・ニュージェントが脚色、西部劇を得意とするアーチー・スタウトが撮影、「駅馬車(1939)」「果てなき航路」のリチャード・ヘイゲマンが音楽を担当した。主演は「炎の街」のジョン・ウェイン、「荒野の決闘」のヘンリー・フォンダ、「独身者と女学生」のシャーリー・テンプル、新人ジョン・エイガーで、その他「真珠」のペドロ・アルメンダリス、「果てなき航路」のウォード・ボンド、「男の敵」のヴィクター・マクラグレン、「ケンタッキー魂」のジャック・ペニック等、フォード作品常連や、アイリーン・リッチ、アンナ・リー、ディック・フォーラン、ガイ・キッビー等が助演している。
    60
  • 猿人ジョー・ヤング

    「黄色いリボン」「リオ・グランデの砦」を共同製作したジョン・フォードとメリアン・C・クーパーのアーコ・プロ1949年の作品で、クーパーが往時製作した「キング・コング(1933)」を再現しようとするトリック映画である。「キング・コング(1933)」のルース・ローズが再び脚本を執筆、その夫アーネスト・B・シューザックが監督した。撮影はロイ・ハント、音楽は「ネヴァダ男」のC・バカライニコフの担当。主演は「ガス燈」のテリー・ムーア、「リオ・グランデの砦」のベン・ジョンソン。「南支那海」のロバート・アームストロング、「裏街(1941)」のフランク・マクヒューらが助演する。
  • リオ・グランデの砦

    ジョン・フォードが「黄色いリボン」に次いで製作、監督した1950年度西部劇で、彼とメリアン・C・クーパーの協同製作になるアーゴシイ・プロ作品。サタデイ・イヴニング・ポスト誌所載のジェイムズ・ウォーナア・ベラの原作をジェイムズ・ケヴィン・マクギネスが脚色、撮影は「駅馬車(1939)」のバート・グレノン、音楽監督はヴィクター・ヤングが担当する。主演は「黄色いリボン」のジョン・ウェインとベン・ジョンソン、「わが谷は緑なりき」のモーリン・オハラのほか、「仔鹿物語」のクロード・ジャーマン・ジュニア、「タルサ」のチル・ウィルス、「血と砂(1941)」のJ・キャロル・ナイシュ、「黄色いリボン」のハリイ・ケリイ・ジュニアとヴィクター・マクラグレンらが出演。リパブリック日本支社開設第1回作品。
    80
  • 黄色いリボン

    「幌馬車(1950)」と同じく、ジョン・フォードがメリアン・C・クーパーと組んだアーゴシイ・ピクチュア・プロダクションの1949年度色彩西部劇。サタディ・イヴニング・ポスト誌所載のジェームズ・ワーナー・ベラの原作を、「幌馬車(1950)」のフランク・S・ニュージェントと、「ジャングル・ブック(1942)」の潤色者で劇評価のローレンス・ストーリングスが共同脚色、ジョン・フォード(「幌馬車(1950)」)が監督している。撮影は新人のウィントン・ホッホとチャールズ・ボイル、音楽監督はルシアン・カイリエ。主演は「男性都市」のジョン・ウェインが老大尉に扮し、「幌馬車(1950)」の主要メンバーであるジョアン・ドルー、ベン・ジョンソン、ハリー・ケイリー・ジュニア、「アパッチ砦」のジョン・エイガー及び「男の敵」以来フォードお気に入りのヴィクター・マクラグレンが共演、他に、ミルドレッド・ナットウィック、ジョージ・オブライエン、アーサー・シールズ、マイケル・デュウガンらが助演する。
    80
  • 幌馬車

    メリアン・C・クーパーとジョン・フォードのアーゴシー・プロの製作になる1950年度作品。「レッド・リヴァ」のフランク・S・ニュージェントがパトリック・フォードと協力した脚本を、「わが谷は緑なりき」のジョン・フォードが監督した。撮影は「モホークの太鼓」のバート・グレノン、音楽は「駅馬車(1939)」のリチャード・ヘイゲマン。主演は「彼女は黄色いリボンをつけていた」のベン・ジョンソン、ジョアン・ドルー、ハリー・ケイリー・ジュニア。「若き日のリンカン」のワード・ボンド、「荒野の決闘」のアラン・モーブレイとフランシス・フォード、ルース・クリフォードらが共演する。
  • 若き日のリンカーン

    青年時代のリンカンを描いたラマー・トロッティ(「剃刀の刄」)のオリジナル・シナリオを、「わが谷は緑なりき」「幌馬車隊長」のジョン・フォードが監督、ダリル・ザナック指揮の許に、「スタンレイ探検記」のケネス・マクゴワンが製作した1939年度作品。撮影は「赤い家」のバート・グレノン、音楽は「頭上の敵機」のアルフレッド・ニューマン。リンカンには「荒野の決闘」「地獄への道」のヘンリー・フォンダが扮し、「天使の花園」のアリス・ブラディ、「チャイナ・クリッパー」のマージョリー・ウィーヴァー、「恋は特ダネ」のポーリン・ムーア、「地獄への道」のドナルド・ミーク、「焔の女」のエディ・クィラン、「ブロンディ仲人の巻」のスペンサー・チャータース、「マルタの鷹(1931)」のワード・ボンド、「ロイドの牛乳屋」のミルバーン・ストーン、フレッド・コーラー・ジュニア、エドウィン・マクスウェルらが共演する。
  • わが谷は緑なりき

    ダリル・F・ザナック製作になる1941年度作品で、「荒野の決闘」「果てなき航路」のジョン・フォードが監督し、同年のアカデミー作品賞、監督賞、撮影賞、男優助演賞、美術賞、装置賞をうけた傑作。リチャード・レウエリンのベスト・セラー小説より、「ボストン物語」のフィリップ・ダンが脚色し、「呪われた城」のアーサー・ミラーが撮影、音楽は「嵐ケ丘」のアルフレッド・ニューマンが書いた。「奥様武勇伝」のウォルター・ピジョン、「西部の王者」のモーリン・オハラ、「嵐ケ丘」のドナルド・クリスプ、「幽霊と未亡人」のアンナ・リー、「激闘」のロディ・マクドウォール、「旧友」のジョン・ローダー、「果てなき航路」のバリー・フィッツジェラルド、「凸凹探偵の巻」のパトリック・ノウルズ、「熱血児」のアーサー・シールズ等が出演している。
    90
  • 果てなき船路

    「荒野の決闘」のジョン・フォードが「怒りの葡萄」のあと「タバコ・ロード」の前に、ウォルター・ウェンジャーのために監督したもので、1940年作品である。ユージーン・オニールの初期の海洋劇4篇に基づいて「世界の母」「男の敵」のダドリー・ニコルズが脚本を書いた。撮影は最近物故した「我等の生涯の最良の年」のグレッグ・トーランドである。出演は「駅馬車(1939)」「拳銃の町」のジョン・ウェイン、「冒険」「駅馬車」のトーマス・ミッチェル、「ベデリア」のアイアン・ハンター、「裸の町」のバリー・フィッツジェラルド、「悪魔の金」のジョン・クェーレン、「荒野の決闘」のワード・ボンド、英国の俳優のウイルフレッド・ロースン、「青春の宿」のミルドレッド・ナットウィック、アーサー・シールズ、ジョセフ・ソーヤー、J・M・ケリガン等で、音楽はリチャード・ヘイゲマンが作曲している。
  • 荒野の決闘

    「駅馬車(1939)」「怒りの葡萄」のジョン・フォードの復員第二作で、ス テュアート・N・レイクの著作に基くサム・ヘルマンのストーリーから、この映画の製作者のサミュエル・G・エンジェルがウィンストン・ミラーと協力して脚本を書いたもの。主演は「運命の饗宴」のヘンリー・フォンダ、「血と砂(1941)」のリンダ・ダーネル、新人ヴィクター・マチュアの三人で「スタンレー探険記」のウォルター・ブレナン、新人キャシー・ダウンズ、「春の序曲」のアラン・モーブレイ、「駅馬車(1939)」のティム・ホルト等が助演している。撮影はジョー・マクドナルドの担当である。1983年12月10日よりのリバイバル時に邦題を「いとしのクレメンタイン~荒野の決闘」に改題し公開。
    90
  • 駅馬車(1939)

    「台風」「男の敵」「肉弾鬼中隊(1934)」のジョン・フォードがウォルター・ウェンジャー・プロで監督した映画で、雑誌コリアース掲載のアーネスト・ヘイコックスス作「ローズバーグへの駅馬車」に基づき、右記3映画と同じくダドリー・ニコルズが脚本を執筆した。出演者は「デッド・エンド」「15処女街」のクレア・トレヴァー、「ビッグ・トレイル(1930)」以降西部劇専門のジョン・ウェインを始め、「翼の人々」のアンディ・デヴァイン、「サブマリン爆撃隊」「台風」のジョン・キャラダイン、「コンドル(1939)」「台風」のトーマス・ミッチェル、「北海の子」のルイズ・プラット、「サブマリン爆撃隊」のジョージ・バンクロフト、「わが家の楽園」のドナルド・ミーク、「牧童と貴婦人」のバートン・チャーチル、「ステラ・ダラス(1937)」のティム・ホルト、「硝煙牧場」のトム・タイラその他である。撮影は「台風」「虎鮫島脱獄」のバート・グレノンが主宰している。
    90
  • 河上の別荘

    舞台から来たスペンサー・トレイシーと「曠野に叫ぶ(1930)」「最後の一人」のウォーレン・ハイマーの共演映画でモーリン・ワトキンスが原作、脚色並びに台詞を付し、「最後の一人」「最敬礼」のジョン・フォードが監督し、「最後の一人」「名物三羽鳥」のジョセフ・オーガストが撮影した。助演者は舞台出のハンフリー・ボガート、クレア・ルース、シャロン・リン、ノール・フランシス、ウィリアム・コリアー・シニアなどである。
  • アイアン・ホース

    1860年代におけるアメリカ横断鉄道敷設の困難を描いた映画でチャールズ・ケニオン氏とジョン・ラッセル氏とが原作を書き「森の鍛冶屋」「オーロラの彼方へ」等同じくジョン・フォード氏が監督した。主役は「戦禍」等出演のマッジ・ベラミー嬢を始め、シリル・チャドウィック氏、グラディス・ヒューレット嬢、J・ファーレル・マクドナルド氏等が助演している。(十二巻)
  • 大海の底

    「曠野に叫ぶ(1930)」「海の復讐」のジョージ・オブライエンが主演する映画で、ジェームズ・パーカーの原作を「最後の一人」のダドリー・ニコルズが脚色し、台詞を付し、「河上の別荘」「最後の一人」のジョン・フォードが監督し、「河上の別荘」「哄笑の世界」のジョセフ・オーガストが撮影した。助演者は舞台から来たマリオン・レッシング、「河上の別荘」のウォーレン・ハイマー、「哄笑の世界」「アリゾナ怪盗異聞」のモナ・マリス、ウォルター・C・ケリー、「曠野に叫ぶ(1930)」のウォルター・マッグレイル、「屠殺者」のゲイロード・ペンドルトン、ウィリアム・コリアー・Sr.ナット・ベンドルトン、ラリー・ケント、ヘンリー・ヴィクター、ジョン・ローダー、フランシス・フォードなどの顔ぶれである。
  • 俺は善人だ

    「笑う巨人」「吾れは愛せり」のエドワード・G・ロビンソンが2役を勤めて主演するギャングスター・コメディーで「世界は動く」「肉弾鬼中隊(1934)」のジョン・フォードが監督に当たったもの。原作はW・R・バーネットが書き下ろし「或る夜の出来事」「カーニバル」のロバート・リスキンと「青空天国」「恩讐」のジョー・スワーリングが協力して脚色した。キャメラは「青空天国」「海を嫌う船長」のフォゼフ・オーガストが受け持った。相手役は「町内大人気」「珍暗黒街」のジーン・アーサーで、「青空天国」のアーサー・ホール、「肉弾鬼中隊(1934)」のウォーレス・フォード、「地獄の市長」のアーサー・バイロン、エチエンヌ・ジラルド、ポール・ハーヴェイ等が助演している。
  • 戦争と母性

    「名門芸術」に出演した舞台の名女優ヘンリッタ・クロスマンが主演する映画で、I・A・R・ワイリー原作の小説を「街の狼」「軟派ガール」と同じくフィリップ・クラインとバリイ・コナーズが共同脚色し、「肉体」「人類の戦士」のジョン・フォードが監督に当たり、「輝く西部」のジョージ・シュナイダーマンが、撮影した。助演者は「あめりか祭」のノーマン・フォスター、「懐かしの谷」のマリアン・ニクソン、欧州映画界の花形だったヘザー・エンジェル、「白馬王国」のチャールズ・グレイプウィン及びルシル・ラヴァーン、「お気に召すまま(1932)」のヘッダ・ホッパーその他である。
  • 虎鮫島脱獄

    リンカーン暗殺事件の陰の哀話を映画化したもので、「コブラ・タンゴ」「其の夜の真心」のワーナー・バクスターが「羅馬太平記」「これがアメリカ艦隊」のグロリア・スチュアートを相手に主演する。「百萬遍の感激」「ロスチャイルド」のナタリー・ジョンスンがマッド医師の実録に拠って脚色し「男の敵」「俺は善人だ」のジョン・フォードが監督にあたり、「恋のページェント」のバート・グレノンが撮影した。助演者は「海を嫌う船長」のクロード・ギリグォーター、「支那ランプの石油」のアーサー・バイロン、「フランダースの犬(1935)」のO・P・ヘギー、「黄金(1936)」のハリー・ケイリー、「男の敵」のフランシス・フォード等である。
  • 人類の戦士

    「国際盗賊ホテル」に次ぐロナルド・コールマン主演映画で、「本町通り」「バビット」と同じくシンクレア・ルイス作の小説を「怪紳士」「曳かれゆく男」等のコールマン映画の脚色者シドニー・ハワードが脚色に当り、「大空の闘士」「餓鬼娘」のジョン・フォードが監督し、「海賊(1931)」「即興恋愛詩」のレイ・ジューンが撮影した。「マデロンの悲劇」「武器よさらば」のヘレン・ヘイズがコールマンの相手役を勤め、「百万円貰ったら」「頬は薔薇色」のリチャード・ベネット、「シンガポール航路」のA・E・アンソン、「愛に叛く者」のマーナ・ローイ、「街の風景」のラッセル・ホプトン及びデイヴィッド・ランドー、クラレンス・ブルックス、アレック・B・フランシス等助演。
  • 大空の闘士

    「大海の底」「河上の別荘」のジョン・フォードがユニヴァーサルのために監督した映画で、「大飛行船」「太平洋爆撃隊」のフランク・ウィードと「ボルネオの東」「蹴球大学」のデール・ヴァン・エヴァリーが共同で脚本を書き下ろし、「小間使(1931)」「モルグ街の殺人」のカール・フロイントが撮影を担当した。主演者は、「死の航空路」「夫を殺すまで」のパット・オブライエンと「真実の力」「素晴らしき嘘」のラルフ・ベラミィで、「死の拳銃狩」のラッセル・ホプトン、新人グロリア・スチュアート、「異国の母」のリリアン・ボンド、「西部のラスカ」のスリム・サマーヴィル、「天晴れウォング」のレスリー・フェントン、「愉快な武士道」のフランク・アルバートソン、「七万人の目撃者」のデイヴィッド・ランドーが共演する。
  • メアリー・オブ・スコットランド

    16世紀半ば、生後間もなく王に即位したスコットランド女王、メアリー・スチュアートの数奇な運命を描いた伝記ドラマ。王権争い、夫殺しの容疑、国外逃亡、幽閉生活そして処刑と、波乱万丈の人生を送った“悲劇の女王”をキャサリン・ヘプバーンが好演。【スタッフ&キャスト】監督:ジョン・フォード 脚色:ダドリー・ニコルズ/マックスウェル・アンダーソン 撮影:ジョゼフ・H・オーガスト 出演:キャサリン・ヘプバーン/フレドリック・マーチ/フローレンス・エルドリッジ/ジョン・キャラダイン
  • マザー・マクリー

    リダ・ジョンソン・ヤング女史作の歌謡及び物語りに基づいてガートルード・オール女史が脚色し、「3悪人」「青鷲」等と同じくジョン・フォード氏が監督したもので、主役は「ステラ・ダラス(1925)」「肉体の道」等出演のベル・ベネット嬢が演じ、「栄光」「カルメン(1927)」等出演のヴィクター・マクラグレン氏、「悲恋の楽聖」「ボー・ジェスト(1927)」等出演のニール・ハミルトン氏を始め、コンスタンス・ハワード嬢、フイリップ・デ・レシー君、エセル・クレイトン嬢、テッド・タツクナラ氏等が助演する母性愛を描いた映画である。
  • 餓鬼娘

    「河上の別荘」「大海の底」と同じくジョン・フォードが監督する作品で原作はモード・フルトンの筆になる舞台劇、それを「リリオム」のS・N・ベールマンを「我が心の歌(1930)」「リリオム」のソニア・レヴィーンの二人が映画劇に書き改めた。主演者は「天下無敵」「マイク」のサリー・オニールで、舞台出のアラン・ダインハート、「愉快な武士道」「繁昌娘」のフランク・アルバートソン、「河上の別荘」「大海の底」の老ウィリアム・コリヤー、チャップリンに見いだされて「街の灯」に出演したヴァージニア・チェリル、「おしゃれ牧場」のジューン・コリアー、「蹴球大学」のJ・ファーレル・マクドナルド、マーガレット・マンが助演。カメラは「妾は貴方のものなのよ」「速成成金」のジョセフ・オーガストが担当である。
  • シャムロック大競馬

    ピーター・B・カイン氏作の物語をジョン・ストン氏が脚色し「3悪人」「電光」等と同じくジョン・フォード氏が監督したもので、主役は「ジョンスタウンの大洪水」に出演したジャネット・ゲイナー嬢と「サンディー」「なまけ者」等出演のレスリー・フエントン氏で、J・ファーレル・マクドナルド氏、故ウィラード・ルイス氏、クレーア・マクドウエル嬢等が共演している。
  • 血涙の志士

    ドン・バーン氏の有名な小説の映画化で、「マザー・マクリー」「四人の息子(1928)」等と同じくジョン・フォード氏の監督作品である。原作を映画向きに書き改めたのはフィリップ・クライン氏、撮影台本を製作したのはマリオン・オース女史である。主役は「港々に女あり」「マザー・マクリー」等出演のヴィクター・マクラグレン氏で、「四人の息子(1928)」のジューン・コリアー嬢、「恋せよ乙女」のラリー・ケント氏、「アンニー・ローリー」のホバート・ボスウォース氏、「モガ地獄」のアール・フォックス氏、等が助演している。
  • 四人の復讐

    「ハリケーン(1937)」「軍使」のジョン・フォードが監督したもので、「四つの恋愛」「狙われたお嬢さん」のロレッタ・ヤングと英国から招かれたリチャード・グリーンが主演する。デイヴィッド・ガース作の大衆小説のリチャード・シャーマンが「シカゴ」「魔城大脱走」のソーニャ・レヴィーン及び「勝鬨」「響け凱歌」のウォルター・フェリスと協力脚色した。助演は「奴隷船」「勝鬨」のジョージ・サンダース、「孔雀夫人(1936)」「進め龍騎兵」のデイヴィッド・ニーヴン、「ハリケーン(1937)」のC・オーブリー・スミス及びジョン・キャラディン、「ターザンの逆襲」のウィリアム・ヘンリー、「ステラ・ダラス(1937)」のアラン・ヘール、「彼氏と女秘書」のレジナルド・デニー、「第7天国」のJ・エドワード・プロムバーグ等である。撮影は「奴隷船」「アリババ女の都へ行く」のアーネスト・パーマーの擔任。
  • 肉體

    「チャンプ(1931)」「太平洋爆撃隊」のウォーレス・ビアリーが主演する映画で、「心の青空」も同じくエドモンド・グールディングが原作し、「人類の戦士」「大空の闘士」のジョン・フォードが監督に当たった。脚色は「愛に叛く者」「チャンプ(1931)」のレオナード・プラスキンスが「裸一貫(1931)」のエドガー・アレン・ウルフと共同し、台詞は劇作家モス・ハートが書いている。助演者は、「マルタの鷹(1931)」「十仙ダンス」のリカルド・コルテス、「マタ・ハリ」「暗黒街の顔役(1932)」のカレン・モーリーを始め、「愛に叛く者」「街の野獣(1932)」のジーン・ハーショルト、「スザン・レノックス」「進め女性軍」のジョン・ミルジャン、「今宵ひととき」のグレタ・マイヤー、ヴィンス・バーネット等で、キャメラは「魔の家(1932)」「待ちかねる処女」のアーサー・エディソンがクランクした。
  • サブマリン爆撃隊

    「ハリケーン(1937)」「四人の復讐」に次ぐジョン・フォード監督作品で、「四人の復讐」「煌めく銀星」のリチャード・グリーンと新人ナンシー・ケリーが主演する。ストーリーはレイ・ミルホーランドが書卸し、「ニューヨークの顔役」「報道戦」ノライアン・ジェームズが、「煌めく銀星」「天晴れテンプル」のジャック・イェレン及び「大学3人男」の原作者ダーレル・ウェーアと協力して脚本を執筆した。撮影は「ハイディ」「天晴れテンプル」のアーサー・ミランドの担任である。助演者は「北半球SOS」「海の巨人(1937)」のプレストン・フォスター、「第2の女」「世紀の逃亡者」のジョージ・バンクロフト、「狙われたお嬢さん」のスリム・サマーヴィル、「四人の復讐」のジョン・キャラダイン、「生活の悦び」のウォーレン・ハイマー、「花婿往来」のマキシー・ローゼンブルーム、「ボビーの初舞台」のヘンリー・アーメッタ、新人のジョーン・ヴァレリー等である。
  • 肉弾鬼中隊(1934)

    「戦争と母性」「肉体」のジョン・フォードが監督に当たった映画で、フィリップ・マクドナルド作の実話小説「偵察隊」に基づいて、「ニューヨークの仇討ち」「七万人の目撃者」のギャレット・フォートが改作、「西部の渡り鳥」のダドリー・ニコルズが脚色した。撮影は「キートンの麦酒王」「快走艇」のハロルド・ウェンストロムの担当である。主役は「武装ラグビー」「藪睨み武勇伝」のヴィクター・マクラグレンで、「ミイラ再生」「魔の家(1932)」のボリス・カーロフ、「三角の月」「ビッグ・ゲージ」のウォーレス・フォード、「昨日」「カイロの一夜」のレジノルド・デニー、「流れる青空」のJ・M・ケリガン、「青白い瞼」のダグラス・ウォルトン、アラン・ヘール、ブランドン・ハースト、ビリー・ビーヴァン等が助演している。
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  • モホークの太鼓

    「荒野の決闘」「果てなき航路」「駅馬車(1939)」のジョン・フォードが監督した1939年作品。ウォルター・D・エドモンズの同名の小説を「剃刀の刄」のラマー・トロッティと「育ち行く年」のソニア・レヴィーンが協力脚色した。撮影は「赤い家」「駅馬車(1939)」のバート・グレノンと色彩映画専門のレイ・レナハンが担当した、元来は色彩映画であるが輸入されたのは黒白板である。主演は「卵と私」「結婚五年目(パーム・ビーチ・ストーリー)」のクローデット・コルベールと「荒野の決闘」「運命の饗宴」のヘンリー・フォンダで、助演は「若草物語(1933)」などの故エドナ・メイ・オリヴァー、「駅馬車(1939)」のジョン・キャラディン、エディ・コリンズ、ドリス・ボードン、ロバート・ローリー其他である。
  • 豪雨の一夜

    ヘンリー・アーサー・ジョーンズとウィルスン・バーレット合作の舞台劇に基づきチャールズ・ケニヨンが脚色し、ジョン・フォードが監督したもの。主役は「海底の大宮殿」「村の鍛冶屋」出演のデイヴィッド・バトラーで対手役には「飴売娘」等出演のグラディス・ヒューレット、「紐育の不夜城」等出演のマーク・マクダーモット等が出演する。
  • 海の底

    第一次大戦時、独潜水艦・Uボート撃沈作戦に駆り出された偽装船・Qボートの戦いを描いた戦争ドラマ。米国海軍にその武名を轟かしていたポップ・キングスレイは、独潜水艇討伐の命を受け、商船に偽装した囮船と米潜水艦を率いて大西洋に出撃する。【スタッフ&キャスト】監督:ジョン・フォード 原作:ジェームズ・パーカー・Jr 脚色:ダドリー・ニコルズ 撮影:ジョゼフ・H・オーガスト 出演:ジョージ・オブライエン/マリオン・レッシング/ヘンリー・ヴィクター/ゲイロード・ペンドルトン
  • 野人の勇

    ジョン・フォード監督作品。
  • 黒時計連隊

    「名物三羽烏」「血涙の志士」と同じくジョン・フォード氏が監督したヴィクター・マクラグレン氏主演映画で、タルポット・マンディ氏原作の物語を「港々の女難想」「青春万歳(1928)」のジョン・ストーン氏が脚色した。撮影は「名物三羽烏」「美人国二人行脚」のジョセフ・オーガスト氏が担任している。助演俳優は「太平洋横断」「純情無敵」のマーナ・ローイ嬢、「青春万歳(1928)」「モダーン三銃士」のデイヴィッド・ローリンス氏を始め、「娘乱暴記」のラムズデン・ヘーア氏、「メリー・ウイドー(1925)」のロイ・ダルシー氏、「闇を行く」のミッチェル・ルイス氏、「カヴァリヤ」のデイヴィッド・トーレンス氏等である。
  • 侠骨カービー

    ハリー・レオン・ウィルソン氏とブース・ターキントン氏の合作に成る舞台劇に基づきロバート・N・リー氏が脚色し、最近「鉄路万里」を監督して名を挙げたジョン・フォード氏が監督の任に当たった。主役は「巌窟王(1922)」「狼の血」「ブロードウェイ颪」等出演のジョン・ギルバート氏と、「勇気凛々」「ロビンソン・クルーソー漂流記」等出演のガートルード・オルムステッド嬢で、その他アラン・ヘール氏、リチャード・タッカー氏、フィリップス・スモーリー氏等が共演している。
  • 3悪人

    フォックス社が「アイアン・ホース」以上をモットーとして製作した特作映画で1870年代のダコタ州土地解放時代を背景とした仁侠と恋との物語たるハーマン・ホイッテイカー氏作の「国境越えて」を映画化したものである。脚色はジョン・ストーン氏の筆になり「アイアン・ホース」「雪辱の大快戦」等と同じくジョン・フォード氏が監督し、ジョージ・オプライエン氏が主演したもので、相手役は「無果実の葉」「奮い起つ快男児」出演のオリーヴ・ボーデン嬢が勤め、ルー・テリジェン氏が敵役を演じ、3人の悪人にはトム・サンテ氏、フランク・カンポー氏及びジョー・ファレル・マクドナルド氏が扮する。その他プリシラ・ボナー嬢、ジェイ・ハント氏、アレック・B・フランシス氏及びフィリス・ヘイヴァー嬢等が助演している。
  • サンキュー

    ウィンチェル・スミス氏とトム・カッシング氏合作の舞台劇に基づきフランセス・マリオン女史が台本を書き「アイアン・ホース」「銀色の翼」等と同じくジョン・フォード氏が監督したもので、「アイアン・ホース」「戦禍」等出演のジョージ・オブライエン氏と「孔雀の羽根」「北緯三十六度」等出演のジャクリーン・ローガン嬢とが主演し、アレック・B・フランシス氏ジョージ・フォーセット氏、シリル・チャドウイック氏等の腕利き連も出演している。
  • 無法者仁義

    「硝煙牧場」と同じくハリー・ケイリー、フート・ギブスン、トム・タイラーが主演する映画で、ジョン・フォードとE・マレイ・キャンベルとが共作し、「愛の弾丸」のジョン・ツウィストがジャック・タウンリーと協力して脚色し、「二つの顔(1935)」と同じくクリスティー・キャバンヌが監督、ジャック・マッケンジーが撮影した。助演者は「太平洋横断機」のヘンリー・B・ウォルソール、新人女優マーガレット・カラハン、「恋愛放送局」のラッセル・ホプトン、「嵐の翼」のフランク・M・トーマス等である。
  • 最敬礼

    「黒時計連隊」「名物三羽烏」と同じくジョン・フォード氏の監督作品で「河(1928)」「クリスティナ」の原作者トリストラム・タッパー氏とジョン・ストーン氏の筆になったストリーからジェームズ・ケヴィン・マッギネス氏が脚色したもの。主役を演ずるのは「朦朧術」「輝く天国」のジョージ・オブライエン氏と「コケット」のウィリアム・ジャニイ氏でほかに「悲恋の楽聖」のヘレン・チャンドラー嬢、フランク・アルバートソン氏、ジョイス・コンプトン嬢、ステピン・フェチット氏、デーヴィット・バトラー氏等が出演している。キャメラは「黒時計連隊」「名物三羽烏」のジョーゼル・オーガスト氏が担任。
  • 青鷲

    ジェラルド・ボーモン氏の物語をL・G・リグビー氏が脚色し「3悪人」「アイアン・ホース」等に同じくジョン・フォード氏が監督したもので、主役は「3悪人」「海底の銀宝」「愛の投縄」等出演のジョージ・オブライエン氏がジャネット・ゲイナー嬢が相手役を演じ、ウィリアム・ラッセル氏、マーガレット・リヴィングストン嬢、デイヴィッド・バトラー氏、ロバート・エデイソン氏等が助演している。
  • 意気天に冲す

    ジュールス・ファースマン氏原作を「アイアン・ホース」を監督して一躍有名に成ったジョン・フォード氏が監督して、「天下の名物男」「猛獣乱闘」等出演のトム・ミックス氏が主演した極北劇で、相手役にキャスリーン・キイ嬢フランク・カンポー氏等が出演する。
  • 四人の息子(1928)

    I・A・R・ワイリー嬢の原作の映画化で、「マザー・マクリー」「3悪人」等と同じくジョン・フォード氏の監督作品である。脚色者はフィリップ・クライン氏。主役にはマーガレット・マン夫人が抜擢せられて務め、その4人の息子には「娘十八泳けや泳げ」「オール持つ手に」出演のジェームズ・ホール氏を始めとしフランシス・X・ブッシュマン・ジュニア、チャールズ・モートン氏、ジョージ・ミーカー氏が夫々扮している。その他、「タイタニック」出演のジューン・コリアー嬢やアール・フォックス氏、アルバート・グラン氏等が出演している。
  • 世界は進む

    「肉弾鬼中隊(1934)」「戦争と母性」と同じジョン・フィードの監督作品で、「カヴァルケード」「心の緑野」の脚色を行ったレジナルド・バークレイが原作並びに脚本を書いた。主演するのは「空襲と毒ガス」のマデリーン・キャロルと「ダンシング・レディ」「南風」のフランチョット・トーンとの2人で、これを助けて「昨日」「肉弾鬼中隊(1934)」のレジナルド・デニー、舞台俳優のシグ・ルーマン、「巨人ジョーンズ」「地獄の市長」のダッドリー・ディグス、「心の緑野」「歓呼の嵐」のステピン・フェチット、「空中レヴュー時代」「素晴らしき人生」のラウル・ルーリエン、その他、ルイズ・ドレッサー、ラムスデン・ヘーア、ジョルジェット・ロード、ラッセル・シンプソン、等多数に出演している。撮影は「ヤング・アメリカ」「戦争と母性」と同じくジョージ・シュナイダーマンの担任である。
  • 軍使

    「テンプルちゃんのえくぼ」「テンプルちゃんの上海脱出」に次ぐシャーリー・テンプル主演映画で、「二国旗の下に」「男の敵」のヴィクター・マクラグレンが相手役を勤める。原作はルドヤード・キプリングの物語で「勝鬨」のアーネスト・パスカルが「彼女の戦術」のジュリエン・ジョゼフスンと協力脚色し、「男の敵」「虎鮫島脱獄」のジョン・フォードが監督に当たり、「テンプルちゃんの上海脱出」のアーサー・ミラーが撮影した。助演者は「小公子」C・オーブリー・スミス「密林の復讐」のジューン・ラング、「結婚劇場」のマイケル・ウェーレン、「15処女街」のシーザー・ロメロ、「小公子」のコンスタンス・コリア、「家族一連隊」のダグラス・スコット、「小都会の女」のウイリー・ファング等である。
  • 名物三羽烏

    「大河の奇賊」「港々の女難想」と同じくヴィクター・マクラグレン氏の主演する映画で、フレデリック・ハズリット・ブレナン氏の原作により「赤毛布恋の渦巻」「四人の息子(1928)」と同じくジョン・フォード氏が監督したものである。マクラグレン氏の相手役は「ダニューブの漣」のリートリス・ジョーイ嬢が演じているが、そのほかに「港々の女難想」のクライド・クック氏、「赤毛布恋の渦巻」のJ・ファーレル・マクドナルド氏、近頃ではフートギブスンの活に携っている古い喜劇俳優のスリム・サマービル氏、等も出演している。キャメラは「無実の罪」「田舎娘」と同じくジョセフ・オーガスト氏。
  • 赤毛布恋の渦巻

    「四人の息子(1928)」「血涙の志士」と同じくジョン・フォード氏の監督作品で、「アビーの白薔薇」「お針娘バーサ」のJ・ファーレル・マクドナルド氏が主演する映画である。フレッド・スタンリー氏とジェームズ・グルーエン氏とが協力して書卸したシナリオによったものである。「速成恋愛術」のルイズ・ファゼンダ嬢、「青春万歳(1928)」のデイヴィッド・ローリンス氏、「光明の彼岸へ」のナンシー・ドレクセル嬢が、助演するほか、トム・ウィルスン氏、ビリー・ビーヴァン氏、等も出演している。
  • 最後の一人 潜航艇哀話

    「最敬礼」「黒時計連隊」と同じくジョン・フォード氏の作品で同氏およびジェームズ・ケヴィン・マッギネス氏が共同でストーリーを組立てダドリー・ニコルズ氏が脚色及び台詞をつけ「娘青春裏表」「名物三羽烏」のジョセフ・オーガスト氏が撮影した。主演者は「俄か海賊」に出演したことのある舞台俳優のケネス・マッケンナ氏で「踊るカレッジ」「最敬礼」のフランク・アルバートソン氏、「ハバナから来た女」「紐育万華鏡」のポール・ペイジ氏、「ロマンスの河」「女秘聞」のウォルター・マッグレイル氏、ウォーレン・ハイマー氏、J・ファーレル・マクドナルド氏、スチュアート・アーウィン氏その他が共演している。
  • 雪辱の大快戦

    サタデイ・イヴニング・ポースト誌に連載されたラリー・エヴァンス氏作の小説「一度はすべての男に」を映画化したものでリリー・ヘイワード女史が脚色し、「アイアン・ホース」「香も高きケンタッキー」等と同じくジョン・フォード氏が監督したもの、主役は「アイアン・ホース」「戦禍」等出演のジョージ・オブライエン氏が演じ、相手役は「虚栄地獄」「西部の星影(1925)」等出演のビリー・ドウ嬢で、J・ファーレル・マクドナルド氏、ダイアナ・ミラー嬢ヴィクター・マクラグレン氏等が助演するボクシング劇である。因みに比の原作に基いて映画化されたフローマン映画「最後の栄冠」は大正九年十二月我国でも公開されたことがある。
  • 香も高きケンタッキー

    ドロシー・ヨースト女史の原作により「アイアン・ホース」「村の鍛冶屋」等と同じくジョン・フォード氏が監督した競馬劇で、主人公は馬である。それで俳優は全部二三流所でヘンリー・B・ウォルソール氏、J・ファーレル・マクドナルド氏、ガートルード・アスター嬢、ウィンストン・ミラー君、ビーチェス・ジャックソン嬢等が出演している。
  • ハリケーン(1937)

    東太平洋に浮かぶ島を舞台に、妻子に会うために脱獄してきた若者が台風に巻き込まれる様を描くドラマ。監督はジョン・フォード。
  • 悪に咲く華(1930・アメリカ)

    「藪睨みの世界」「ハッピイ・デイス」のエドモンド・ロウが主演する映画で、 ドナルド・ヘンダーソン・クラーク原作の小説から「鉄骨エロ騒動」「最後の一人」のダドリー・ニコルズが脚色し、「最後の一人」「最敬礼」のジョン・フォードが監督にあたったもの。助演者は「悪漢の唄」のキャサリン・デール・オーウェン、「巴里見るべし」のマーゲリット・チャーチル、「藪睨みの世界」「最後の一人」のウォーレン・ハイマー、「鉄骨エロ騒動」のウィリアム・ハリガン、リー・トレイシー、フランク・アルバートソンその他でカメラは「四人の息子(1928)」のジョージ・シュナイダーマンが担任している。

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日命日の映画人 3/3

安井昌二(2014)

小梅姐さん

「炭坑節」や「黒田節」など多くの民謡をヒットさせ、NHK紅白歌合戦でも美声を聞かせた芸者出身の歌手・赤坂小梅の生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリー。生まれ育った筑豊や芸者修行に励んだ北九州など彼女ゆかりの地を訪ね、数々の記録映像や関係者へのインタビューを交え、歌一筋に生きた彼女の生涯に迫る。監督は『ハイビジョンふるさと発~有明海に生きるカメラマンの物語~』などのドキュメンタリー番組を数多く手掛けた山本眸古。ナレーションを「悪名」の水谷八重子、作曲・音楽アドバイザーを「上方苦界草紙」の本條秀太郎が担当した。赤坂小梅。本名、向山コウメは明治39年(1906)年4月、福岡県川崎町に9人兄姉の末っ子として生まれる。16歳の時に自ら芸者を志し北九州の置屋「稲本」に。通常1年間の芸者修行を3ヶ月でこなし、1年で芸者デビュー、“梅若”を名乗る。昭和4(1929)年、九州一円の民謡研究のため小倉を訪れていた野口雨情、藤井清水らに認められ、レコードデビューを果たし、同6年に上京。同8年、コロムビアから発売した「ほんとにそうなら」が大ヒット。以来、端唄、舞踊小唄などを含め、多くの流行歌や民謡をレコーディングしヒットさせた。NHK紅白歌合戦にも4回出場、その豪放磊落な性格から多くの文化人や政・財界人などに愛され、大衆から支持された。酒豪でも知られ、恰幅のいい体型が特徴的だった彼女は昭和56(1981)年4月、75歳で引退。晩年は民謡の普及や福祉活動に勤しみ、平成4(1992)年1月17日死去。享年85歳であった。

楳図かずお恐怖劇場 まだらの少女

人の憎しみが生み出す蛇の呪いの恐怖を描いた中篇ホラー。監督は「恋する幼虫」の井口昇。楳図かずお原作の同名コミックを基に、「ホラ~番長 稀人」の小中千昭が脚色。撮影を「着信アリ2」の喜久村徳章が担当している。主演は、「Last Quarter 下弦の月」の中村有沙と「TRICK  劇場版」の成海璃子。尚、本作は「楳図かずお恐怖劇場」の中で、「ねがい」と2本立公開された。楳図かずおデビュー50周年作品。