小林奈那

小林奈那の関連作品 / Related Work

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  • オオカミの護符

    街中で見かける犬が描かれた“護符”のルーツを辿るとともに、古来から受け継がれてきた“お狗さま信仰”と日本人のつながりを探るドキュメンタリー。絶滅したといわれるニホンオオカミの生息地だった関東平野の山地を巡り、農家の人々と触れ合ううちに、“講”と呼ばれる伝統行事と“オオカミの護符”の関連が明かされてゆく。都心からほど近い、川崎市宮前区土橋の古い土蔵の扉に貼られた一枚の護符。この護符には、土地の人が“お狗(いぬ)さま”と呼ぶ獣が描かれている。今や、日本列島の1/3の人々が生活を営み、首都圏として激しく移り変わる関東平野。その“新しい町”の片隅に見かける古い土蔵や家の戸口、畑には、今なおその“護符”が貼られている。“武蔵の国”と呼ばれていた頃から、関東の農民が伝えてきた“御嶽講(みたけこう)”。この行事を取材するうちに、“御嶽講”を通じて護符がもたらされてきたこと、描かれた獣が、その山々で生きたヤマイヌ、ニホンオオカミであることを知る。関東平野を取り巻く山地はかつて、絶滅したといわれるニホンオオカミの一大生息地であった。この山々にある数々の神社が、“オオカミの護符”を発行していた。その背景には、古くから土地に根差して暮らしてきた“山びと”とオオカミの関わりがあった。関東の農民は田畑を耕し、作物を作るだけの存在ではなかった。自らの地域を自らの手で治め、御嶽山をはじめ、大山、筑波山、榛名山など関東を取り巻く山々に“講”を組んで参拝し続けてきた。そこにあるのは、庶民の心が受け継いできた山岳信仰の素朴な姿。命の源である身近な自然を慈しみ、畏れ、敬う。人々の素朴な信心の世界がそこにあった。

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日命日の映画人 1/25

円谷英二(1970)

ゴジラ 60周年記念 デジタルリマスター版

日本怪獣特撮映画の金字塔“ゴジラ”。その第1作目の公開から60年をむかえ、初回上映状態を再現することを目標に7ヵ月かけて制作されたデジタルリマスター版。4Kスキャンされたデータを元に、ソフトウェアおよび手作業による1コマ1コマのごみ取り処理がなされた。また音声も違和感が生じないよう細心の注意が払われたノイズ除去が行われている。監督は本多猪四郎。特技監督は円谷英二。出演は宝田明、河内桃子、平田昭彦、志村喬ほか。

ネオ・ウルトラQ 特別上映 part.II

1966年に放送された伝説のテレビドラマ『ウルトラQ』。その後の「ウルトラマンシリーズ」の礎となった作品。2013年、円谷プロダクション×WOWOWの共同製作による“セカンドシーズン”として全12話のまったく新しいドラマシリーズ『ネオ・ウルトラQ』が最新鋭4Kカメラを導入し、石井岳龍、中井庸友、入江悠、田口清隆ら4人の気鋭のクリエイターたちにより制作された。WOWOWでの放映に続き、2013年より順次、劇場公開される。 TV放映された全12話の内3話に加え、モノクロ作品であったオリジナルの『ウルトラQ』をハリウッドのデジタル技術でHDリマスター&カラー化した『総天然色ウルトラQ』から、選んだ一話を加えた計4話構成で上映。