ジョン・アーヴィン

  • 出身地:イギリス、ロンドン
  • 生年月日:1940年

略歴 / Brief history

ダーハム大、ブリクストンのロンドン映画技術学校、RADA等に学ぶ。ランクで編集の仕事をし、やがてBFIの奨学金を得て、ドキュメンタリー“Gala Day”を発表。多数のドキュメンタリーや、ジョン・ル・カレ原作の“Tinker Taylor Soldier Spy”(79)他のTVMで辛口作家として頭角を現わした。劇場用映画初監督作品「戦争の犬たち」(81)でさすがドキュメンタリー出身の緊迫感をみせ、フレッド・アステア、メルヴィン・ダグラス、ダグラス・フェアバンクスJr.、ジョン・ハウズマンが4つに組んだ「ゴースト・ストーリー」(V)(81)、難病もの「チャンピオンズ」(84)、アーノルド・シュワルツェネッガーの荒唐無稽アクション「ゴリラ」(86)等とジャンルを問わない多芸多才ぶりだ。

ジョン・アーヴィンの関連作品 / Related Work

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  • バッド・デイズ(1997)

    ロサンゼルスを巻き込だ新旧のギャングたちの抗争を描いた本格的なフィルム・ノワール。ジャン=ピエール・メルビル監督の55年作品「賭博師ボブ」を現代風にアレンジした。監督は「湖畔のひと月」のジョン・アーヴィン。製作は「ストーリービル」のエヴゼン・コーラー。脚本はTVシリーズの脚本家として知られるケン・ソラーツ(製作も)。製作総指揮はバー・ポッター。撮影は「トイ・ソルジャー」のトーマス・バースティン。音楽は「ハーモニー」のスティーヴン・エンデルマン、美術はマイケル・ノヴォトニー。編集はマーク・コンテ。衣裳はエデュアルド・カストロ。主演は「レザボアドッグス」「真夏の出来事」のハーヴェイ・カイテル。共演は「スペース・トラッカー」のスティーヴン・ドーフ、「ビューティフル・ガールズ」のティモシー・ハットン、『ロード・オブ・イリュージョン』(V)のファムケ・ヤンセンほか。なお、エリオット・グールドがノンクレジットで出演している。
  • 湖畔のひと月

    イタリアの高級リゾート地に展開する、熟年カップルの軽妙でロマンチックな恋物語。英国のチェーホフといわれた作家H・E・ベイツの同名小説(本邦未訳)を、英国演劇界の裏方から脚本家に転身したトレヴァー・ペンサムが脚色、「戦争の犬たち」「ロビン・フッド」(91)のジョン・アーヴィンが監督にあたって映画化。製作は英国演劇界の名プロデューサーで、劇映画は「アナザー・カントリー」以来となるロバート・フォックス。エグゼクティブ・プロデューサーは「スモーク」のボブ・ワインスタインとハーヴェイ・ワインスタイン、ドナ・ジグリオッティ。撮影は「ロミオとジュリエット」(68)など数多くの作品で知られるイタリア映画界の名キャメラマン、パスカリーノ・デ・サンティス。音楽は「おっぱいとお月さま」のニコラ・ピオヴァーニが担当。主演は「ジュリア」「リトル・オデッサ」のヴァネッサ・レッドグレイヴで、このところ老いや衰えを強調した役が続いた彼女が、美しい水着姿を含めて久々に若々しさをアピールしている。共演は「ジャッカルの日」「クワイ河からの帰還/戦場にかける橋2」のエドワード・フォックス、「パルプ・フィクション」のユマ・サーマン、イタリアの名優ヴィットリオ・ガスマンの実子ヴィットリオ・ガスマン、そして「ルナ」のベテラン、アリダ・ヴァリほか。
  • フリーフォール

    国際警察の暗殺者リストをめぐる争いに巻き込まれた女流カメラマンの心理を中心に描くサスペンス・アクション。見どころである滝や断崖での高所アクション・シーンは、南アフリカとベネズエラで撮影された。監督は「ハンバーガー・ヒル」のジョン・アーヴィン、製作・脚本はデイヴィッド・ジートとレス・ウェルトン、撮影はヨッシ・ウェイン、音楽はリー・ホールドリッジが担当。出演は「完全犯罪(1994)」のエリック・ロバーツ、「ワイアット・アープ」のジェフ・フェイヒー、「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最後の七日間」のパメラ・ギドリーほか。
  • ロビン・フッド(1991・パトリック・バーギン)

    期せずして競作となった「ロビン・フッド」、こちらは先に公開となったパトリック・バーギン主演版。エグゼクティブ・プロデューサーはジョン・マクティアナン、製作はセイラ・ラドリクリフ、監督は「ゴリラ(1986)」のジョン・アーヴィン、脚本はサム・レスニック、ジョン・マッグラスの共同、撮影はジェーソン・リーヘル、音楽をジョッフリー・バーゴンが担当。出演はほかにユマ・サーマンら。
    80
  • ハンバーガー・ヒル

    ヴェトナムで凄惨な戦闘を強いられた兵士たちの姿を描く。製作はマーシャ・ナサティアと脚本も執筆しているジム・カラバトソス、共同製作はラリー・ド・ワーイ、エグゼクティヴ・プロデユーサーはジェリー・オフセイとデイヴィッド・コルダ、監督は「ゴリラ(1986)」のジョン・アーヴィン、撮影はピーター・マクドナルド、音楽はフィリップ・グラスが担当。出演はアンソニー・バリル、マイケル・P・ボードマンなど。
    80
  • ゴリラ(1986)

    「ターミネーター」「コマンドー」のアーノルド.シュワルツェネッガーがFBI捜査官に扮したアクション映画。製作はマーサ・シュマッチャー、監督は「チャンピオンズ」のジョン・アーヴィン、脚本はゲーリー・M・デュヴォアとノーマン・ウェクスラー、撮影はアレックス・トムソンが担当。出演は他に、キャスリン・ハロルド、ダレン・マックギャヴィン、サム・ワナーメーカーなど。
    70
  • チャンピオンズ

    ガンを宣告された花形騎手と骨折事故から廃馬に追いやられようとしていた名馬が、共に窮地から立ち直るまでの姿を実話に基づいて描く。製作はピーター・ショウ、監督はジョン・アーヴィン、ボブ・チャンピオンとジョナサン・パウエルの原作(集英社)をエヴァン・ジョーンズが脚色、撮影はロニー・テイラー、音楽はカール・デイヴィスが担当。出演はジョン・ハート、ジュリア・アダムス、エドワード・ウッドワード、ジャン・フランシス、ピーター・バークワースなど。
  • 戦争の犬たち(1980・アメリカ)

    西アフリカの黒人独裁国を舞台にイギリスの大資本から依頼された4人の戦争プロたちが現政権転覆のために襲撃をかけるという戦争アクション。製作総指揮はノーマン・ジュイソンとパトリック・パーマー、製作はラリー・ド・ワーイ、監督はTV界出身でこれが劇場映画第1作に当るジョン・アービン。フレデリック・フォーサイスの原作(角川書店刊行)を基にゲイリー・デヴォアとジョージ・マルコが脚色。撮影はジャック・カーディフ、音楽はジョフリー・バーゴン、編集はアンソニー・ギブス、製作デザインはピーター・マリンズが各々担当。出演はクリストファー・ウォーケン、トム・ベレンジャー、コリン・ブレイクリー、ヒュー・ミレース、ポール・フリーマン、ジャン・フランソワ・ステヴナン、ジョージ・W・ハリスなど。
  • ミネハハ 秘密の森の少女たち

    『ハンバーガー・ヒル』のジョン・アーヴィン監督が、ジャクリーン・ビセット主演で描いたミステリー。深く閉ざされた森の中に佇む全寮制の女学園。人知れず集められた少女たちは、外界と接触することを禁じられ、厳しい規則の中で生活していた。【スタッフ&キャスト】監督:ジョン・アーヴィン 原作:フランク・ヴェデキント 脚本:ジェームズ・キャリントン 音楽:ポール・グラボウスキー 出演:ジャクリーン・ビセット/ハナ・テイラー・ゴードン/ナタリア・テナ/アンナ・マグワイア
  • フォース・エンジェル

    ジャック一家は家族旅行に出発。幸せな旅となるはずが、飛行機がハイジャックに遭い、彼の妻子は射殺されてしまう。怒りに燃えるジャックは、テロリストが釈放されるに及んで復讐することを誓う。『プライベート・ソルジャー』のJ・アーヴィン監督作。【スタッフ&キャスト】監督:ジョン・アーヴィン 製作:アラン・スコット 製作総指揮:アル・マンティーヌ 原作:ロビン・ハンター 出演:ジェレミー・アイアンズ/フォレスト・ウィティカー/シャーロット・ランプリング/ジェイソン・プリーストリー
  • ガーデンオブエデン 失楽園の3人

    完成前にヘミングウェイが他界し、編集者によって加筆されて出版されたという原作を元に、「ゴリラ」のジョン・アーヴィンが監督した官能ドラマ。主演は「アメリカン・ビューティー」のミーナ・スヴァーリ、「ファクトリー・ガール」のジャック・ヒューストン。
  • パトリック・スウェイジ 復讐は我が胸に

    『ゴースト/ニューヨークの幻』のパトリック・スウェイジ主演によるアクション。山奥からシカゴへやって来た刑事・トルーマンの弟がギャングによって殺害される。“どんどんやるぜ!ワーナーのブルーレイ2,500円!”。【スタッフ&キャスト】監督:ジョン・アーヴィン 製作:レス・アレクサンダー 製作総指揮:ラリー・ドヴェイ 脚本:マイケル・ジェニング 出演:パトリック・スウェイジ/リーアム・ニーソン/ヘレン・ハント/アダム・ボールドウィン
    90
  • ミネハハ

    フランク・ヴェデキントの原作をジョン・アーヴィン監督が映画化。閉ざされた森の学校に集められた少女たちが紡ぐミステリアスな物語。学園の謎に気付き始めた3人の少女は秘密の部屋に忍び込むが、ヴェラが閉じ込められ翌日学園から消えてしまい…。【スタッフ&キャスト】監督:ジョン・アーヴィン 製作:マリオ・コトネ 原作:フランク・ヴェデキント 脚本:ジェームズ・キャリントン 出演:ジャクリーン・ビセット/ハナ・テイラー・ゴードン/ナタリア・テナ/アンナ・マグワイア

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 7/31

イ・ジョンヒョク(1974)

ラブ・アゲイン 2度目のプロポーズ

「探偵なふたり」のクォン・サンウ主演によるラブコメディ。“離婚式”を経て、夢にまで見たシングルライフを満喫するヒョヌ。だが、6か月ぶりに元妻ソニョンと再会、第二の結婚のような危険な生活が始まった。そんななか、旧友で恋愛音痴のサンチョルが現れ……。共演は『パーフェクト・ボウル 運命を賭けたピン』のイ・ジョンヒョン、「お料理帖 息子に遺す記憶のレシピ」のイ・ジョンヒョク。監督は『用意周到ミス・シン』のパク・ヨンジプ。

お料理帖 息子に遺す記憶のレシピ

母親が遺した一冊の料理帖から浮かび上がる、家族への複雑な想いと愛情を映し出すヒューマンドラマ。惣菜屋を経営するエランと、非常勤講師の息子ギュヒョンとは冷ややかな親子関係が続いていた。そんなある日、突如エランにアルツハイマー病の兆候が現れ……。出演は「美しき野獣」のイ・ジュシル、「飛べない鳥と優しいキツネ」のイ・ジョンヒョク。監督は「犬どろぼう完全計画」のキム・ソンホ。『京都国際映画祭2018』、第31回東京国際映画祭提携企画『コリアン・シネマ・ウィーク2018』にて「母のノート」のタイトルで上映。
マイケル・ビーン(1956)

フルリベンジ

2012年ファンタジア国際映画祭で上映されたチリ映画を、「ターミネーター」のマイケル・ビーン製作・主演でリメイクしたバイオレンス。父親に虐待されて育った姉妹による復讐劇。監督は、チリ版も手掛けたパトリシオ・ヴァラダレス。出演は、ドラマ『NIP/TUCK ハリウッド整形外科医』のジャニーン・カスパー、「マチェーテ」のエレクトラ・アヴェラン。『未体験ゾーンの映画たち2016』で上映。

エイリアン2 完全版

シガーニー・ウィーバー主演のSFホラー第2作。1986年公開時のものに、ジェームス・キャメロン監督自ら未公開シーンを加え再編集した。

NEW今日命日の映画人 7/31

ジャンヌ・モロー(2017)

天使の入江

人生に潜む冷淡で皮肉な側面を見つめたジャック・ドゥミ監督の長編第2作。パリで銀行員として働くジャンは、初めて訪れたカジノで大金を得る。以来、ギャンブルに取り憑かれた彼は、ブロンド女性・ジャッキーと意気投合し、共にのめり込んでいく。WOWOWにて放映後、アンスティチュ・フランセ東京で開催された特集企画『ジャック・ドゥミ、映画の夢』にて上映(上映日:2014年9月20日)。2017年7月22日より特集企画『ドゥミとヴァルダ、幸福についての5つの物語』にて劇場上映。【スタッフ&キャスト】監督・脚本・台詞:ジャック・ドゥミ 撮影:ジャン・ラビエ 音楽:ミシェル・ルグラン 編集:アンヌ=マリー・コトレ 出演:ジャンヌ・モロー/クロード・マン/アンリ・ナシエ/ポール・ゲール

家族の灯り

ポルトガルの作家ラウル・ブランダンの戯曲を基に「ブロンド少女は過激に美しく」のマノエル・デ・オリヴェイラ監督が映画化。小さな港町を舞台に、失踪した息子の帰りを待ちわびる父と母、妻の姿を描く。出演は「楽園からの旅人」のマイケル・ロンズデール、「ブーベの恋人」のクラウディア・カルディナーレ、「突然炎のごとく」のジャンヌ・モロー、「永遠の語らい」のレオノール・シルヴェイラ、「ブロンド少女は過激に美しく」のリカルド・トレパ、「ノン、あるいは支配の空しい栄光」のルイス・ミゲル・シントラ。