寺島しのぶ テラジマシノブ

  • 出身地:京都府京都市
  • 生年月日:1972/12/28

略歴 / Brief history

京都府京都市の生まれ。父は歌舞伎役者の七代目・尾上菊五郎、母は女優・富司純子という歌舞伎の名門・音羽屋の長女として生まれる。5歳下の弟は五代目・尾上菊之助。青山学院大学文学部在学中の1992年に文学座研究所に入所、研修生となる。93年、『恋と仮面とカーニバル』で初舞台を踏み、それを見た劇作家の清水邦夫の推薦を受けて、蜷川幸雄演出『血の婚礼』93で重要な役のトランシーバー少年に抜擢された。95年、蜷川演出『近松心中物語』のお亀役で読売演劇大賞優秀女優賞、松尾芸能賞演劇新人賞を受賞。99年まで再演の度にお亀を演じ続ける。その間の96年に文学座を退団。いくつもの演劇賞を受賞し頭角を現し始めた寺島は、新派特別公演『遊女夕霧』『鹿鳴館』、坂東玉三郎演出『ふるあめりかに袖はぬらさじ』などに出演し、96年の水谷幹夫演出『華岡青洲の妻』では文化庁芸術祭賞新人賞を受賞した。97年、「奇跡の人」で大竹しのぶ演じるサリバン先生を相手にヘレン・ケラーを生のほとばしりを鮮やかに表現する。同年はほかに、久世光彦演出『新派特別公演』、釜紹人演出『常陸坊海尊』などにも出演。読売演劇大賞優秀女優賞を受賞している。さらに2002年には、蜷川幸雄演出『欲望という名の電車』でのステラの演技で、読売演劇大賞優秀女優賞、紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞した。こうして舞台で着実に実績を積み重ねる一方で、映像ジャンルにも進出。テレビドラマは文学座入団前の89年に、母・富司純子がヒロインを演じたNHK『詩城の旅人』に本名の“寺島忍”名義でゲスト出演したのが最初だが、本格的な初出演となったのは93年のNHK大河ドラマ『琉球の風』。尾上菊五郎、富司純子との家族共演となり、琉球王国の姫を演じた。94年のテレビ東京『あにいもうと』では両切り煙草を吸っている女給を演じ、演技の幅広さを見せている。以降もNHK『八代将軍吉宗』95、『北条時宗』01、テレビ朝日『愛しすぎなくてよかった』98、TBS『ラブとエロス』98などのテレビドラマに出演。また、映画初出演となった水野晴郎監督「シベリア超特急2」00を経て、03年、車谷長吉の直木賞小説が原作の荒戸源次郎監督「赤目四十八瀧心中未遂」に主演する。背中一面に迦陵頻伽の入れ墨を入れた姿をさらすシーンやセックスシーンなどがあり、母が止めるのを振り切って自ら出演を決め、下層の暮らしを送る主人公をここではない世界へと誘う濃密な魅力を持った女・綾を演じた。この年はさらに、赤坂真理原作の廣木隆一監督「ヴァイブレータ」もあり、こちらは偶然出会った長距離運転手のトラックに乗って短い旅をする女・早川玲役。フリーライターの仕事をするうちに他人の思考や言葉に精神を支配されていく玲が、男と体を交わすことで次第に解放され、本能がほどけていくさまを生々しく演じた。この2作の演技により、キネマ旬報賞、毎日映画コンクール、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞、報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞、ヨコハマ映画祭と国内の主要映画賞のほとんどで主演女優賞を獲得。キネマ旬報賞は新人女優賞とのダブル受賞となり、ほかに東京国際映画祭最優秀主演女優賞、エランドール賞新人賞も受賞している。以後も源高志監督「tokyo tower」05、廣木監督「やわらかい生活」06、鶴橋康夫監督「愛の流刑地」07など、愛に生きる女性の姿を心と体の両面から演じていくことへ圧倒的な力を見せつける。08年の矢口史靖監督「ハッピーフライト」ではプロフェッショナルなキャビンアテンダント役、佐藤裕市監督「守護天使」09ではパワフルな鬼嫁役などライトな作品にも出演している。さらには、若松孝二監督「キャタピラー」10に、戦争で手足を失った夫を献身的に介護する妻・シゲ子役で主演。最初は夫の言いなりになっていたシゲ子だが次第に状況が逆転していき、変わり果てた夫に嫌悪を抱きながら、軍神の妻としての誇りを支えに耐える姿、そして、だんだんと夫へ嗜虐的な感情を持っていく演技のプロセスが鮮烈だった。この作品でベルリン国際映画祭の最優秀女優賞を受賞。一方、舞台でも活躍は続き、04年の『新・近松心中物語/それは恋』で尊敬していた女優・太地喜和子の当たり役だった遊女・梅川を演じる。文学座研究所の同期だった内野聖陽と共演したジョン・ケアード演出『私生活』08では、文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。その他の舞台出演作に、永井愛演出『書く女』06、行定勲演出『フールフォアラブ』07、グレゴリー・ドーラン演出『ヴェニスの商人』07、蜷川演出『血は立ったまま眠っている』10、松本祐子演出『やけたトタン屋根の上の猫』10、鈴木裕美演出『TOP GIRLS』11などがある。テレビドラマはほかに、男勝りな女剣客を演じたフジテレビの人気時代劇シリーズ『剣客商売』03~05や、NHK大河ドラマ『武蔵/MUSASHI』03、連続テレビ小説『純情きらり』06、日本テレビ『おとなの夏休み』05、テレビ朝日『四つの嘘』08など。10年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』では龍馬の姉を生活力豊かに演じ、同局『TAROの塔』11では、主人公・岡本太郎の母・かの子というエネルギッシュな女性を演じている。私生活では07年、日本在住のフランス人アート・ディレクター、ローラン・グナシアと結婚。

寺島しのぶの関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • ヤクザと家族 The Family

    「新聞記者」の藤井道人監督、「日本で一番悪い奴ら」の綾野剛主演によるヒューマンストーリー。その日暮らしの生活を送っている時に、柴咲組組長の危機を救ったことからヤクザの世界へ足を踏み入れた男・山本。だが時は移り、彼にも愛する自分の家族ができる。共演は「終わった人」の舘ひろし、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の尾野真千子。
  • さくら(2020)

    直木賞作家・西加奈子の同名小説を「ストロベリーショートケイクス」の矢崎仁司が映画化。2年前、長男・一の死をきっかけにバラバラになってしまった長谷川家。年末、実家に向かった次男・薫は、家族とサクラと名付けられた犬が過ごした日々に思いを馳せる。出演は、「思い、思われ、ふり、ふられ」の北村匠海、「糸」の小松菜奈、「青くて痛くて脆い」の吉沢亮。
  • 新宿タイガー

    東京・新宿で40年以上にわたり虎のお面をつけ派手な姿で新聞配達をしている、新宿タイガーと呼ばれる男性に焦点をあてたドキュメンタリー。新聞販売店をはじめ関係者へのインタビューを通し、お面に隠された意図や彼を受け入れる新宿という街の魅力に迫る。監督は「HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話」の佐藤慶紀。女優・寺島しのぶがナレーションを担当する。
    88
    • 考えさせられる
  • 止められるか、俺たちを

    「孤狼の血」の白石和彌監督が、師匠である故・若松孝二の若き日を映し出す青春群像劇。1969年、21歳で若松プロダクションの門を叩き、助監督として奔走した吉積めぐみの目を通して、映画や政治、そして恋、なにもかもが危うくきらめいていた一瞬の時が綴られる。吉積めぐみを「サニー/32」の門脇麦が、若松孝二を「光(大森立嗣監督)」の井浦新が演じる。脚本は「あいときぼうのまち」の井上淳一。撮影を「だれかの木琴」の辻智彦が務める。
    85
    • 重厚感のある
    • 考えさせられる
  • のみとり侍

    歴史小説家・小松重男の短編集『蚤とり侍』を「後妻業の女」の鶴橋康夫が映画化。越後長岡藩藩士・小林寛之進は藩主の機嫌を損ね、床で女性に愛を届ける裏稼業“猫ののみとり”にされてしまう。そこで亡き妻そっくりな女性・おみねが最初の相手となるが……。出演は、「祈りの幕が下りる時」の阿部寛、「幼な子われらに生まれ」の寺島しのぶ、「3月のライオン」前後編の豊川悦司、「昼顔」の斎藤工、「本能寺ホテル」の風間杜夫、「後妻業の女」の大竹しのぶ、「散歩する侵略者」の前田敦子。
    70
  • オー・ルーシー!

    第70回カンヌ国際映画祭批評家週間で上映された新鋭・平柳敦子監督による寺島しのぶ主演作。満たされない日々を送る43歳独身OL節子。姪の美花の代理で英会話教室に通ううちに、アメリカ人講師に恋をしてしまい、彼を追いかけカリフォルニアへと旅立つが……。共演は「葛城事件」の南果歩、「キセキ あの日のソビト」の忽那汐里、「三度目の殺人」の役所広司、「パール・ハーバー」のジョシュ・ハートネット。エグゼクティブ・プロデューサーは「俺たちフィギュアスケーター」のウィル・フェレル、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のアダム・マッケイ。
  • 幼な子われらに生まれ

    直木賞作家・重松清が1996年に発表した同名小説を、「少女」の三島有紀子監督のもと映画化した人間ドラマ。バツイチ子持ちの信は奈苗と再婚。彼女の連れ子にも誠心誠意尽くそうとするが、奈苗の妊娠をきっかけに長女が本当の父に会いたいと言い出し……。「淵に立つ」の浅野忠信、「葛城事件」の田中麗奈、「シェル・コレクター」の寺島しのぶ、監督・脚本家としても活躍する宮藤官九郎らのアンサンブルで、血のつながりを超え家族になろうとし葛藤する不器用な大人たちを描く。「この国の空」の荒井晴彦が脚本を担当、小説発表時から重松清との間で交わされた映画化の約束を20年強の歳月を経て実現。
    90
  • STAR SAND 星砂物語

    「戦場のメリークリスマス」の助監督を務め、「明日への遺言」の脚本を担当したロジャー・パルバースが、自作の小説『星砂物語』を自らの監督で映画化。1945年の沖縄。小島で暮らし始めた少女・洋海は、脱走兵の岩淵、アメリカ人のボブと出会うが……。出演は「秘密 THE TOP SECRET」の織田梨沙、「無限の住人」の満島真之介、「追憶」の三浦貴大。主題曲を坂本龍一が担当。2017年6月21日より沖縄・桜坂劇場にて先行公開。
  • 母 小林多喜二の母の物語

    プロレタリア作家・小林多喜二の母・小林タキの半生を綴った三浦綾子の小説『母』の映画化。秋田県の貧しい小作農の娘・タキは、15歳で小林家に嫁いで三男三女を出産。次男の多喜二は小説家になったものの、危険思想の持ち主として国家権力に殺害され……。出演は「キャタピラー」の寺島しのぶ、「アウターマン」の塩谷瞬。監督は「山本慈昭 望郷の鐘 満豪開拓団の落日」の山田火砂子。
  • 裏切りの街

    「何者」の三浦大輔が、自ら脚本、演出を手掛けた舞台劇を原作にした映像配信サービス“dTV”のオリジナルドラマを劇場用に再編集。恋人と同棲するフリーターと平凡な専業主婦が、何気なくアクセスした出会い系サイトで知り合い、逢瀬を重ねるが……。dTVオリジナルドラマ初のR15指定作品で、「だれかの木琴」の池松壮亮と「秋の理由」の寺島しのぶが、濡れ場を交えて現実から逃げ続ける2人の主人公を熱演する。
  • ぼくのおじさん

    北杜夫の同名小説を山下敦弘監督が映画化。自分のまわりにいる大人についてという作文の宿題を課せられた小学生の雪男。いつも万年床でマンガを読み、屁理屈ばかりこねている居候のおじさんをテーマに作文を書き始めるが、そのおじさんに見合い話が持ち上がる。出演は「モヒカン故郷に帰る」の松田龍平、「海よりもまだ深く」の真木よう子、「Miss ZOMBIE」の大西利空、「シェル・コレクター」の寺島しのぶ、「エイプリルフールズ」の戸次重幸、戸田恵梨香、「バクマン。」の宮藤官九郎、「海街diary」のキムラ緑子。
    80
  • 秋の理由

    詩人としても活躍する福間健二監督作品。出版社を経営する編集者・宮本。その友人で作家の村岡は代表作『秋の理由』以降、小説を発表しておらず、精神的な不調から声が出なくなる。村岡の新作を出したいと思う宮本は、実は村岡の妻・美咲に想いを寄せていた。出演は、「百円の恋」の伊藤洋三郎、「夢の女 ユメノヒト」の佐野和宏、「東京の日」の趣里、「キャタピラー」の寺島しのぶ。
    94
    • 感動的な
    • おしゃれな
  • シェル・コレクター

    ピュリッツァー賞作家の同名処女短編集の一編を「美代子阿佐ヶ谷気分」の坪田義史監督が映画化。沖縄の豊かな自然の中で貝を兎集しながら一人静かに暮らしていた盲目の貝類学者が、貝毒を用いて奇病を治したことから波乱を呼んでいく。主演はイラストレーターや小説家、また「凶悪」をはじめ俳優としても活躍するなど多彩な顔を見せるリリー・フランキー。島に流れ着いた女を「キャタピラー」で第60回ベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)を獲得した寺島しのぶが、学者の息子を「ぼくたちの家族」の池松壮亮が、奇病に侵された有力者の娘を「寄生獣」シリーズの橋本愛が演じる。
  • THE DIRECTORS FILE 2015 『SAVAGE NIGHT』

    『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2015』にて『フランス映画祭 短編作品集』の一篇「サベージ・ナイト」として上映。また、2015年7月4日より若手監督の短編作品を集めたオムニバス「THE DIRECTORS FILE 2015」の招待作品としてAプログラム内にて上映された。
  • 蜩ノ記

    長らく黒澤明に師事し「雨あがる」「博士の愛した数式」などを手がけた小泉堯史監督が、第146回直木賞を受賞した葉室麟の同名小説を映画化。無実の罪で10年後に切腹、その間藩史を編さんするよう言い渡された男と監視役についた男との心の交流や家族愛を描いた時代劇。藩の秘密を握り切腹という過酷な運命を背負いながらも一日一日を大切に生き藩史の編さんに向き合う男を「十三人の男」「Shall we ダンス?」の役所広司が、彼の清廉な人柄に魅了され成長していく監視役を「永遠の0」「天地明察」の岡田准一が演じる。ほか、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの堀北真希、「ぼくたちの家族」の原田美枝子らが出演。
  • R100

    お笑い芸人として活動する一方、「大日本人」以降、映画監督としても次々と話題作を発表し続ける松本人志の監督第4作。平凡な会社員が、謎の秘密クラブに入会したことをきっかけに、奇想天外なストーリーが展開する。出演は「さよなら渓谷」の大森南朋、「映画 クロサギ」の大地真央、「千年の愉楽」の寺島しのぶ。
  • 日本の悲劇(2012)

    「春との旅」に続き、小林政広監督が再び主演に仲代達矢を迎えたヒューマンドラマ。ある家族の崩壊を通して日本が陥っている“無縁社会の深淵”を描く。共演は「龍が如く 劇場版」の北村一輝、「ぼくはうみがみたくなりました」の大森暁美、「キャタピラー」の寺島しのぶ。
  • 千年の愉楽

    『軽蔑』『十九歳の地図』など紀州を舞台にした名著を多く遺した中上健次の同名短編小説(河出書房新社・刊)を「キャタピラー」「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」の若松孝二監督が映画化。三重県尾鷲市を舞台に、産婆の目を通して、路地に生まれた男たちが命の火を燃やす様を描く命の讃歌。若松監督の「キャタピラー」に出演し第60回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞した寺島しのぶが男たちの生き様を見つめ続ける産婆を演じる他、「マイウェイ 12,000キロの真実」の佐野史郎、「軽蔑」の高良健吾、「さんかく」の高岡蒼佑、「ヒミズ」の染谷将太らが出演。第69回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門正式招待作品。若松監督の遺作となった。
  • すーちゃん まいちゃん さわ子さん

    ほのぼのとした絵柄ながらハッとさせられる言葉で女性に人気の作家・益田ミリの四コマ漫画『すーちゃん』シリーズ(幻冬舎・刊)が実写映画化。介護や仕事、恋愛などそれぞれに事情を抱え、淡々と過ぎゆく日常にふと不安をよぎらせながら、それでも小さな幸せを見つける女性3人組を描く。監督はドキュメンタリー「SOUL RED 松田優作」や徳島の女性たちが葉っぱをビジネスに昇華させた実話を基にした劇映画「人生、いろどり」の御法川修。「食堂かたつむり」の柴咲コウ、「源氏物語 千年の恋」の真木よう子、「キャタピラー」の寺島しのぶが自然体で親近感のわく3人組を演じる。他、「ヒミズ」の染谷将太、「かぞくのくに」の井浦新らが出演。
    90
  • 約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯

    昭和36年に三重県で発生し、5人が死亡した“名張毒ぶどう酒事件”の犯人として死刑宣告を受けながら、無罪を主張し続けている奥西勝の歩みを描くドラマ。奥西を演じるのは「影武者」など長年に渡って活躍を続ける仲代達矢。監督は、本事件を題材にしたものを含め、数々のドキュメンタリー番組をテレビ局で手掛けてきた齊藤潤一。
  • 夏の祈り

    人生の晩年を迎えている高齢被爆者の日々の営みを基軸に、原爆によって運命を変えられた様々な人々の命の輝きを映し出すドキュメンタリー。監督は「ネムリユスリカ」の坂口香津美。ナレーションを「キャタピラー」の寺島しのぶが務める。
  • ヘルタースケルター(2012)

    第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞に輝いた岡崎京子の伝説的熱狂コミック『ヘルタースケルター』(雑誌『FEEL YOUNG』で連載)を、「さくらん」の蜷川実花が約7年の歳月を重ね、待望の映画化。全身整形によるトップモデルへと上り詰めた女性・りりこを演じるのは「パッチギ!」の若手実力派女優沢尻エリカ。日本を代表する映画女優・寺島しのぶや、綾野剛、水原希子、窪塚洋介、桃井かおりなど脇を固める豪華な俳優人と共に、欲望で溢れた芸能界の世界をゴージャス、そしてスキャンダラスに描いていく。
    60
  • 光と影 光市母子殺害事件 弁護団の300日

    東海テレビ製作のTVドキュメンタリー。幼い子供と母親を殺害した光市母子殺人事件の弁護団の内部にカメラを入れ、刑事事件の弁護活動のあり方を問う。ディレクターは、「死刑弁護人」の齊藤潤一。ナレーションは、「キャタピラー」の寺島しのぶ。日本民間放送連盟賞最優秀賞、芸術祭優秀賞、ギャラクシー賞優秀賞受賞。
  • 11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち

    1970年11月25日に防衛庁内で自決した作家・三島由紀夫の、その日に至るまでの視線の先を、「キャタピラー」「海燕ホテル・ブルー」など精力的に作品を発表する若松孝二監督が丹念に描く。主演は「空気人形」の井浦新。若松監督とは「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」「キャタピラー」「海燕ホテル・ブルー」そして本作に続き、「千年の愉楽」で5度目のタッグが控えている。ほか、「キャタピラー」で2010年ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した寺島しのぶ、ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』の満島真之介らが出演。
    60
  • はじまりの記憶 杉本博司

    2010年に有料BSテレビのWOWOWで『はじまりの記憶 現代美術作家・杉本博司』として放送後、国際エミー賞のアート番組部門にノミネートされたドキュメンタリーに、新撮映像を加えて劇場公開。ナレーションを「キャタピラー」の寺島しのぶが担当し、建築家・安藤忠雄、現代美術家・李禹煥、狂言師・野村萬斎なども出演。
  • キャタピラー

    静かな田園風景の中で、1組の夫婦を通して戦争の愚かさと悲しみを描く「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」の若松孝二監督作。手足を失って帰還した夫を看病する妻を「人間失格」の寺島しのぶが演じ、本作で第60回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞した。そのほかの出演者は「ランニング・オン・エンプティ」の大西信満、「あふれる熱い涙」の吉澤健、「ララピポ」の粕谷佳五など。2010年6月19日、沖縄・桜坂劇場にてジャパンプレミア上映。
    70
  • 人間失格(2009)

    太宰治による同題小説を映画化。幼少期から過剰な自意識を持っていた青年が、酒や女に溺れて破滅に向かうまでの心の彷徨を描く。監督は、「赤目四十八瀧心中未遂」の荒戸源次郎。撮影は、「おくりびと」の浜田毅。出演は、ドラマ『魔女裁判』の生田斗真、「ブラインドネス」の伊勢谷友介、「ヴァイブレータ」の寺島しのぶ。
  • 守護天使(2009)

    「キサラギ」の佐藤祐市監督が手掛けたコメディ。一目惚れした女子高生を守ろうと、貧乏サラリーマンがストーカーまがいの行為で勝手に奮闘する。「感染列島」のカンニング竹山、「20世紀少年」の佐々木蔵之介の他、全日本国民的美少女コンテスト審査員特別賞を受賞し、TV『メイちゃんの執事』などで活躍する忽那汐里が出演。
    100
  • ラッシュライフ(2009)

    伊坂幸太郎の同名小説を東京芸術大学映像研究科が映画化。「アブコヤワ」の真利子哲也、「集い」の遠山智子、『ELEPHANT LOVE』の野原位、『死んだらゲームをすればいい』の西野真伊という4人の監督共同による長編作品。出演は「アフタースクール」の堺雅人、「やわらかい生活」の寺島しのぶ、「ヘブンズ・ドア」の柄本佑、「ニセ札」の板尾創路など。
  • ハッピーフライト(2008)

    航空職員たちの日常をコミカルに温かく見つめたハッピーな群像コメディ。ANAによる全面協力のもと、デフォルメされながらもリアルな細部が描かれていく。脚本・監督は、「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の矢口史靖監督。丸2年がかりで国内外の航空関係者100人以上を取材して、物語を作り上げた。出演者は、田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか、吹石一恵など。主題歌として、フランク・シナトラの「カム・フライ・ウィズ・ミー」が使用されている。
    80
  • ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌

    水木しげるの世代を超えて愛されている人気コミックを原作に、CG映像を駆使して実写化したシリーズ第2弾。鬼太郎役のウエンツ瑛士(「キャプテントキオ」)をはじめ、猫娘の田中麗奈(「犬と私の10の約束」)、ねずみ男の大泉洋(「アフタースクール」)ら前作からのキャストの他に、北乃きい(「幸福な食卓」)や寺島しのぶ(「愛の流刑地」)、そして緒形拳(「武士の一分」)などがゲスト出演する。監督は、前作に引き続いて「犬と私と10の約束」の本木克英。
    80
  • 茶々 天涯の貴妃

    豊臣秀吉の側室となり、徳川家康と天下を賭ける決戦を繰り広げた女性・茶々の生涯を、壮大なスケールで描いた大作時代劇。原作は井上靖の1961年度野間文芸賞受賞作『淀どの日記』。監督は「極道の妻たち 情炎」の橋本一、脚本は「極道の妻たち」シリーズの高田宏治、出演は元宝塚歌劇団宙組男役トップスターの和央ようか。
    50
  • 愛の流刑地

    ベストセラー作家・渡辺淳一の小説「愛の流刑地」を映画化した、至高の純愛を描く官能ラブストーリー。主人公の作家・村尾菊治には豊川悦司(「魂萌え!」)、村尾と道ならぬ恋に落ちる人妻・入江冬香には、寺島しのぶ(「やわらかい生活」)が扮し、濃厚な愛の世界を見せる。監督はテレビ界の鬼才・鶴橋康夫。
    60
  • 待合室 Notebook of life

    新聞に掲載された実話をもとに、1冊のノートを通じて1000人以上もの見知らぬ旅人達に返事を書き、生きる事の素晴らしさを伝え続けているヒロインの半生を描いた感動のヒューマン・ドラマ。主演は、日本映画界を代表する名女優、富司純子。そして富司扮する和代の若き日を実力派・寺島しのぶが演じる。監督は『修羅がゆく』シリーズの脚本家で本作が監督デビューとなる板倉真琴。
  • アキハバラ@DEEP

    石田衣良(『池袋ウエストゲートパーク』)の原作を映画化した青春痛快活劇。主演は成宮寛貴(「あずみ」)、山田優(「ROUTE58」)に加え、忍成修吾(「ガチャポン」)、荒川良々(「下妻物語」)、三浦春馬(「キャッチ ア ウェーブ」)ら。監督は「東京タワー」の源孝志である。
    50
  • やわらかい生活

    35歳、男なし、金なし、仕事なし……だけれど、孤独を受け入れ、自然体で生きるヒロインの姿を描いた女性ドラマ。「ヴァイブレータ」の主演・寺島しのぶ、監督・廣木隆一、脚本・荒井晴彦が再結集。原作は、絲山秋子のデビュー作『イッツ・オンリー・トーク』。
    70
  • 単騎、千里を走る。

    余命いくばくもない民俗学者の息子の代わりに、京劇を撮影しに中国の奥地を訪れる男の旅を描いた人間ドラマ。「LOVERS」のチャン・イーモウ監督が長年熱望していた高倉健を主演に迎えた。日本パートは降旗康男監督はじめ日本人スタッフで固めている。原題の『千里走単騎』は、『三国志』に由来する中国の京劇の演目。
  • 男たちの大和 YAMATO

    辺見じゅんのノンフィクションを映画化した戦争スペクタクル・ドラマ。昭和20年4月、3000余命の乗組員とともに東シナ海に散った戦艦大和の壮絶な運命を描く。6億円をかけて大和の原寸大のセットが組まれたことが話題を呼んだ。監督は、「人間の証明」「空海」「植村直己物語」「敦煌」など数々の超大作を作り上げた佐藤純彌。主演は「13階段」の反町隆史と「いま、会いにゆきます」の中村獅童。
    60
  • 大停電の夜に

    「午後5時過ぎ、首都圏全域が停電に見舞われました…」。2003年にニューヨークを始めとする北米で起こった史上最大の「大停電」を題材に、ドキュメンタリー番組『N.Y.大停電の夜に』からインスパイアされて作られた映画。監督は、その番組を自ら構成・演出した「東京タワー」の源孝志。その設定を東京に移し、真っ暗な夜だからこそ浮かび上がる“一夜限りのラブストーリー”。出演は豊川悦司、田口トモロヲ、原田知世、吉川晃司、井川遥。
    70
  • 東京タワー(2004)

    2組の人妻と青年の愛の行方を描いたドラマ。監督は、本作が初の劇場用作品となる『失われた約束』の源孝志。江國香織による同名原作を基に、『南くんの恋人』の中園ミホと源監督が共同で脚色。撮影を「7月7日、晴れ SEVEN OF JULY SUNNYDAY」の袴一喜が担当している。主演は、「阿修羅のごとく」の黒木瞳と「Johnny's Film Festa 2004」の岡田准一、「Johnny's Film Festa 2004」の松本潤、「クイール」の寺島しのぶ。日本テレビオリジナルムービー。
  • 機関車先生(2004)

    伊集院静が第7回柴田錬三郎賞を受賞した小説『機関車先生』を、人気若手俳優、坂口憲二主演で映画化。瀬戸内の小さな島に赴任してきた口のきけない臨時教師と生徒たちの暖かな交流を描く。監督は、「ヴァイブレータ」の廣木隆一。共演は、堺正章、倍賞美津子、伊武雅刀。
  • クイール

    実在した盲導犬の一生を描いたドラマ。監督は「刑務所の中 DOING TIME」の崔洋一。秋元良平、石黒謙吾による原作本『盲導犬クイールの一生』を基に、「夜を賭けて」の丸山昇一と「刑務所の中 DOING TIME」の中村義洋が共同で脚色。撮影を「バトル・ロワイアルII 【鎮魂歌】」の藤澤順一が担当している。主演は、「ギブリーズ episode2」の小林薫と「嗤う伊右衛門」の椎名桔平。テレビ東京開局40周年記念作品。
    80
    • 感動的な
  • ヴァイブレータ

    アルコール依存症の女性レポライターと長距離トラック運転手が織りなす、行きずりの愛の物語。監督は「刑事まつり/刑事VS刑事」の廣木隆一。赤坂真理の同名小説を基に、「KT」の荒井晴彦が脚色。撮影監督に「1980」の鈴木一博があたっている。主演は、「赤目四十八瀧心中未遂」の寺島しのぶと同じく「赤目四十八瀧心中未遂」の大森南朋。第77回本誌日本映画ベスト・テン第3位、日本映画主演女優賞(寺島しのぶ)受賞、日本映画新人女優賞(寺島しのぶ)受賞、日本映画助演男優賞(大森南朋)受賞、日本映画脚本賞受賞、第60回ヴェネチア国際映画祭出品、第46回ブルーリボン賞主演女優賞(寺島しのぶ)受賞、第25回ヨコハマ映画祭2003年日本映画ベストテン第1位、作品賞受賞、監督賞受賞、脚本賞受賞、主演女優賞(寺島しのぶ)受賞、助演男優賞(大森南朋)受賞、第16回東京国際映画祭コンペティション部門出品、優秀女優賞(寺島しのぶ)受賞、日本映画ペンクラブ賞会員選出ベスト5日本映画第5位、芸術文化振興基金協賛作品。HDからのキネコ。
    80
  • 赤目四十八瀧心中未遂

    直木賞を受賞した車谷長吉の『赤目四十八瀧心中未遂』(文藝春秋社)が、荒戸源次郎によって映画化。寺島しのぶが映画初主演を果たし、ヒロインを演じる。主人公の男に扮するのは、新人・大西滝次郎。ほか大楠道代、内田裕也らが共演。2003年9月25日より大阪・あべの橋近鉄アート館にて先行上映。
  • ゲロッパ!

    ソウル・ミュージックの帝王“ジェイムズ・ブラウン”誘拐計画や、生き別れた娘との再会など、収監を目前に控えたヤクザの組長をめぐって繰り広げられる騒動を描いた人情コメディ。監督は「ビッグ・ショー! ハワイに唄えば」の井筒和幸。脚本は「Dolphin Through」の羽原大介と井筒監督の共同。撮影を「新・仁義なき戦い 謀殺」の山本英夫が担当している。主演は、「釣りバカ日誌13」の西田敏行と「千年の恋 ひかる源氏物語」の常盤貴子。第77回本誌日本映画新人女優賞(寺島しのぶ)受賞、第58回毎日映画コンクール男優主演賞(西田敏行)受賞、第46回ブルーリボン賞主演男優賞(西田敏行)、助演男優賞(山本太郎)受賞、第28回報知映画賞最優秀主演男優賞(西田敏行)受賞、第27回日本アカデミー賞優秀主演男優賞(西田敏行)受賞、文化庁支援作品。
    70
  • DRUG

    覚醒剤の恐ろしさを、心淋しい現代の若者たちの姿を通して訴える教育ドラマ。監督は「ドリームメーカー」の菅原浩志。脚本は「ゲレンデがとけるほど恋したい」の加藤正人。撮影を「連弾」の佐々木原保志が担当している。主演は、「仮面学園」の黒須麻耶と「押切」の徳山秀典。日本芸術文化振興会芸術団体活動基盤整備事業作品。
  • シベリア超特急2

    満州で起こった殺人事件の謎解きに挑む山下陸軍大将の活躍を描いた、カルト的人気を誇るミステリーのシリーズ第2弾。監督・原作・脚色は、「SIBERIAN EXPRESS〈シベリア超特急〉」のMIKE MIZNO(水野晴郎)。脚本を「青葉の頃 良いお年を2」の北里宇一郎が執筆。撮影に「修羅がゆく13 完結篇」の鈴木耕一があたっている。主演は「ちぎれ雲〈いつか老人介護〉」の水野晴郎。
  • 近代能楽集ノ内「卒塔婆小町」

    稀代の劇作家・三島由紀夫が生み出した傑作戯曲を忠実に映像化した「三島由紀夫DVD戯曲全集」シリーズ第1弾。三島を顕彰する企画「2015年 三島由紀夫生誕90年・没後45年記念プロジェクト」作品。根岸吉太郎演出、寺島しのぶ、北村有起哉らをキャストに迎えた「卒塔婆小町」を収録。
  • 春、バーニーズで

    芥川賞作家・吉田修一の原作を、「東京夜曲」の市川準監督が2006年2月にドラマW枠で映像化した。2006年度ギャラクシー賞テレビ部門2月度月間賞受賞した。「海でのはなし。」の西島秀俊、「ヴァイブレータ」の寺島しのぶ主演。
    60

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