豊川悦司 トヨカワエツシ

  • 出身地:大阪府八尾市
  • 生年月日:1962年3月18日

略歴 / Brief history

大阪府八尾市の生まれ。関西学院大学文学部在学中は演劇部に所属し、やがて本格的に俳優を志して大学を中退。上京し、演劇集団円の研究生を経て、1983年に渡辺えり子(現・えり)主宰の劇団3○○(さんじゅうまる)に入団する。同年、渡辺の作・演出による『瞼の母』で初舞台を踏み、89年に退団するまでの7年間の在籍期間で数々の舞台に出演する。退団後は、渡邊孝好監督「君は僕をスキになる」89で加藤雅也の同僚役で映画初出演。翌90年の北野武監督「3−4X10月」では沖縄やくざの若き組長役で、少ない出番ながらも印象を残した。次いで、劇団東京サンシャインボーイズの三谷幸喜による同名戯曲を中原俊監督が映画化した「12人の優しい日本人」91で、自称弁護士の陪審員11号をユニークな存在感で演じ一躍脚光を浴びる。92年は松岡錠司監督「きらきらひかる」でヒロイン・薬師丸ひろ子の夫で実はゲイの恋人がいたという岸田睦月役を好演。同年の根岸吉太郎監督「課長島耕作」では田原俊彦演じる主人公・島耕作を苦境に追いやるライバルに扮し、こちらも実は同性愛者という役柄だった。この年の活躍で日本アカデミー賞、ヨコハマ映画祭などの新人賞を多数受賞し、エランドール賞新人賞も獲得する。この間、テレビドラマでは、90年のフジテレビ『あいつがトラブル』の最終回にゲスト出演したのを皮切りに、NHK『赤頭巾快刀乱麻』91などいくつかに顔を見せていたが、92年のフジテレビの深夜ドラマ『NIGHT HEAD』に、生まれながらにテレキネシスがつかえる超能力者・霧原直人役で主演し、俄然注目を集めた。武田真治演じるやはり超能力者の弟とともに過酷な運命に翻弄される姿が熱狂的な支持を呼び、深夜枠にもかかわらずカルト的な人気を博す。94年にはテレビ版と同じ飯田譲治監督の手で映画化もされ、豊川にとっての最初の代表作となった。以後も、NHK『炎(ほむら)立つ』93、TBS『RUN』、フジテレビ『この世の果て』『この愛に生きて』94などドラマ中心に活躍。陰のある二枚目ぶりが評判を呼んで、より広範な支持を獲得していく。95年、常盤貴子を相手役に迎えた北川悦吏子脚本のTBS『愛していると言ってくれ』では聴覚障害者の画家という難役に挑み、ラブストーリーの主役ながらモノローグのみで台詞はなく、表情と身ぶりだけで感情を表現する圧巻の芝居を見せる。186cmの長身と野性味の中にも繊細さを感じさせる甘いマスクとで、女性週刊誌などでは“抱かれたい男No.1”などの称号を獲得。“トヨエツ”の愛称も定着し、スターの座についた。映画は、石井聰亙監督「エンジェル・ダスト」94、岩井俊二監督「undo」94などに出演し、前述の「NIGHT HEAD」と併せて、日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞を受賞。翌95年には「undo」に続いて岩井監督と組んだ「Love Letter」で、中山美穂演じるヒロインを愛し、亡き恋人の影を今も追い続ける彼女を優しく見守る秋葉茂役を好演し、報知映画賞助演男優賞、ヨコハマ映画祭主演男優賞に輝く。96年の市川崑監督「八つ墓村」では石坂浩二が当たり役としていた名探偵・金田一耕助を装い新たに演じ、70年代の人気ドラマをリニューアルした阪本順治監督「傷だらけの天使」97では真木蔵人とドジな探偵コンビに扮して、コミカルな芝居にも裾野を広げる。阪本とは続いて「顔」「新・仁義なき戦い。」00でも組み、ほかにも、山中貞雄の名作のリメイク「丹下左膳・百万両の壺」04、吉永小百合主演、行定勲監督の大作「北の零年」05、黒澤明の娯楽時代劇のリメイクで、オリジナルでは仲代達矢が演じた凄腕の用心棒に扮した森田芳光監督「椿三十郎」07など、多彩な作品群でその実力を見せつける。2010年、行定監督「今度は愛妻家」、平山秀幸監督「必死剣鳥刺し」の2作での演技が高く評価され、キネマ旬報賞、ヨコハマ映画祭の主演男優賞を受賞。テレビドラマでも活躍が続き、野沢尚脚本のTBS「青い鳥」97で、運命的な出会いをした女性とその娘を連れて逃避行に出る駅長・柴田理森を好演する。以後も、フジテレビ『危険な関係』99、TBS『Love Story』01、『エ・アロール』03、『弁護士のくず』06などに主演。11年のNHK大河ドラマ『江・姫たちの戦国』では織田信長を演じている。また、98年のテレビ東京の深夜ドラマ『つげ義春ワールド』では『退屈な部屋』『懐かしいひと』の2エピソードで演出を手がけ、監督業にも進出。以後もフジテレビ『美少女H』の第18話『父、帰る…』98、『世にも奇妙な物語・春の特別編』00の『冷やす女』、TBS『LOVERS』03の一篇『聖セバスティアヌスの掌』を脚本・演出、長篇第1作となるTBSの単発ドラマ『夫婦漫才』01では中山美穂を主演に、原案・脚本・演出をつとめた。

豊川悦司の関連作品 / Related Work

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  • ミッドウェイ(2019)

    第二次世界大戦のなかでも激戦として知られるミッドウェイ海戦を「インデペンデンス・デイ」のR・エメリッヒ監督が映画化。日本軍による真珠湾への奇襲攻撃で打撃を受けた米軍は情報戦に注力。情報部のレイトン少佐が、次の目的地をミッドウェイと分析する。出演は、「デッドプール」のエド・スクライン、「アクアマン」のパトリック・ウィルソン、「ANNA アナ」のルーク・エヴァンス、「パラダイス・ネクスト」の豊川悦司、「狼煙が呼ぶ」の浅野忠信、「哭声/コクソン」の國村隼。
  • 一度も撃ってません

    石橋蓮司が「黄昏流星群 星のレストラン」以来18年振りに主演するハードボイルドコメディ。売れない小説家・市川は密かに殺しの依頼を受けては本物のヒットマンに仕事を頼み、その状況を取材していた。そんな彼が、敵のヒットマンから命を狙われてしまう。監督は、「半世界」の阪本順治。脚本は、ドラマ『探偵物語』の丸山昇一。出演は、「団地」の大楠道代、「北の桜守」の岸部一徳、「ふたりの旅路」の桃井かおり。
  • ラストレター(2020)

    手紙の行き違いをきっかけに始まる二つの世代の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描くラブストーリー。岩井俊二が初めて出身地・宮城を舞台に物語を作り上げた。裕里は、亡くなった姉の代わりに出席した同窓会で、初恋の相手・鏡史郎と再会するが……。出演者には「マスカレード・ホテル」の松たか子、「ラプラスの魔女」の広瀬すず、「フォルトゥナの瞳」の神木隆之介、「風立ちぬ」の庵野秀明、「天気の子」の森七菜、「マチネの終わりに」の福山雅治など豪華キャストが集結。
    61
    • おしゃれな
    • 泣ける
  • パラダイス・ネクスト

    妻夫木聡と豊川悦司がダブル主演したノワール・サスペンス。1年前、シンルーという女性が不審な死を遂げる。彼女のボディガードをしていたヤクザの島は、以来、日本を離れ台湾でひっそりと生きていた。そこに、事件の真相をほのめかす牧野という男が現れる。出演は、「黒衣の刺客」のニッキー・シエ、「目撃者 闇の中の瞳」のカイザー・チュアン。監督は、「雨にゆれる女」の半野喜弘。
    80
    • 怖い
    • かっこいい
  • サムライマラソン

    「超高速!参勤交代」の脚本家・土橋章宏による小説『幕末まらそん侍』を豪華スタッフ・キャストで映画化。幕末。迫る外国の脅威に備え、安中藩主・板倉勝明は藩士を鍛えるため、十五里の山道を走る大会を開催。そんななか、藩士不在の城に刺客が送り込まれる。出演は「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の佐藤健、「恋は雨上がりのように」の小松菜奈、「怒り」の森山未來、「きみの鳥はうたえる」の染谷将太、「来る」の青木崇高、「レオン」の竹中直人、「淵に立つ」の筒井真理子、「止められるか、俺たちを」の門脇麦、「海を駆ける」の阿部純子、「リングサイド・ストーリー」の奈緒、「覚悟はいいかそこの女子。」の中川大志、「ワンダーウーマン」のダニー・ヒューストン、「パンク侍、斬られて候」の豊川悦司、「シン・ゴジラ」の長谷川博己。監督は「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」のバーナード・ローズ。企画・プロデュースは「ラストエンペラー」のジェレミー・トーマスと「おくりびと」の中沢敏明。脚本は「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の斉藤ひろし、バーナード・ローズ、「喰女 クイメ」の山岸きくみ。音楽を「めぐりあう時間たち」のフィリップ・グラス、衣装デザインを「乱」のワダエミが担当。
    69
    • 感動的な
  • パンク侍、斬られて候

    町田康の異色時代小説を「新宿スワン」の綾野剛主演、「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」の宮藤官九郎脚本、「狂い咲きサンダーロード」の石井岳龍監督で映画化。江戸時代、隠密ミッションを巡り10人の男たちが腹の探り合いを展開する。出演は、「君の膵臓をたべたい」の北川景子、「OVER DRIVE オーバードライブ」の東出昌大、「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」の染谷将太、「クソ野郎と美しき世界」の浅野忠信。
  • のみとり侍

    歴史小説家・小松重男の短編集『蚤とり侍』を「後妻業の女」の鶴橋康夫が映画化。越後長岡藩藩士・小林寛之進は藩主の機嫌を損ね、床で女性に愛を届ける裏稼業“猫ののみとり”にされてしまう。そこで亡き妻そっくりな女性・おみねが最初の相手となるが……。出演は、「祈りの幕が下りる時」の阿部寛、「幼な子われらに生まれ」の寺島しのぶ、「3月のライオン」前後編の豊川悦司、「昼顔」の斎藤工、「本能寺ホテル」の風間杜夫、「後妻業の女」の大竹しのぶ、「散歩する侵略者」の前田敦子。
    70
  • ラプラスの魔女

    東野圭吾の同名小説を、「ヤッターマン」以来のタッグとなる三池崇史監督・櫻井翔主演で映画化。自然現象による2つの不審死が連続して発生。警察から調査を依頼された大学教授・青江は事件現場を念入りに検証し、自然科学的見地から事件性を否定するが……。共演は、「ちはやふる」シリーズの広瀬すず、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の福士蒼汰ほか。脚本は、ドラマ『半沢直樹』の八津弘幸。
  • 3月のライオン 後編

    羽海野チカ原作の将棋を題材とした同名コミックを「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督、「君の名は。」の神木隆之介主演で実写映画化した2部作後編。零が川本家と出会って1年後、再び獅子王戦の季節がやって来るが、様々な試練が棋士たちに降りかかる。出演は、「アイアムアヒーロー」の有村架純、「珍遊記」の倉科カナ、「海賊とよばれた男」の染谷将太。
    70
  • ブルーハーツが聴こえる

    1995年に解散した伝説のバンド、THE BLUE HEARTSの結成30周年を記念して製作されたオムニバスドラマ。「怒り」の李相日や「大人ドロップ」の飯塚健、「キネマ純情」の井口昇ら6人の監督が、それぞれ思い入れのあるTHE BLUE HEARTSの楽曲を自由な解釈で映像化。出演は「ミュージアム」の尾野真千子、「オー・マイ・ゼット!」の角田晃広、「極道大戦争」の市原隼人、「L エル(2016)」の高橋メアリージュン、「高台家の人々」の斎藤工、「あやしい彼女」の要潤、「映画 暗殺教室」の山本舞香、「人生の約束」の優香、「ぶどうのなみだ」の内川蓮生、「葛城事件」の新井浩文、「64 ロクヨン」の永瀬正敏、「信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)」の水原希子、「後妻業の女」の豊川悦司、「テラフォーマーズ」の小池栄子、「淵に立つ」の三浦貴大。
    50
  • 3月のライオン 前編

    将棋を題材にした羽海野チカの同名コミック実写化二部作前編。中学生で異例のプロ棋士デビューを果たした桐山零。若き天才と言われる一方で、家族も居場所もない孤独な彼は、川向うに住む川本三姉妹はじめ温かな人々との交流や数々の対局を経て成長していく。監督は「るろうに剣心」シリーズの大友啓史。苦悩しながら再生していく主人公を「バクマン。」の神木隆之介が演じるほか、佐々木蔵之介、倉科カナ、染谷将太らが出演。激しくぶつかり合う将棋の世界
    80
  • 後妻業の女

    黒川博行の小説『後妻業』を「源氏物語 千年の謎」の鶴橋康夫監督が映画化。小夜子と結婚相談所所長・柏木は、後妻に入り財産を奪う“後妻業”を繰り返してきた。父の全財産を小夜子に奪われた朋美は、裏社会の探偵・本多とともに二人を追及する。出演は、「女たちの都 ワッゲンオッゲン」の大竹しのぶ、「娚の一生」の豊川悦司、「エヴェレスト 神々の山嶺」の尾野真千子、「桜田門外ノ変」の長谷川京子、「ふしぎな岬の物語」の笑福亭鶴瓶、「プライド 運命の瞬間」の津川雅彦、「あん」の永瀬正敏。
    70
  • ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年

    「どついたるねん」の阪本順治監督が、プロボクサーの辰吉丈一郎を20年間に渡って取材した初のドキュメンタリー映画。辰吉の人間性やボクシングに対する考え、一人のボクサーとしての心境の変化を、インタビューを中心に収録している。ナレーションは、「春を背負って」の豊川悦司。劇場公開に先駆け、第28回東京国際映画祭パノラマ部門にて2015年10月23日に上映。2016年2月20日よりシネ・リーブル梅田ほか大阪先行上映。
    50
  • 娚(おとこ)の一生

    祖母の家に移ってきた幸せになることを諦めていた女性と家の離れに住み始めた50代の少し強引な大学教授との大人の恋愛模様を描き累計発行部数150万部を突破した西炯子の同名コミックス(小学館フラワーコミックスα・刊)を、「軽蔑」「ヴァイブレータ」など男女間の機微を描いてきた廣木隆一監督が映画化。主演は「わたしのハワイの歩きかた」「アントキノイノチ」の榮倉奈々と「一枚のハガキ」「愛の流刑地」の豊川悦司。榮倉は「余命1ヶ月の花嫁」で、豊川は「やわらかい生活」でも廣木監督と組んでいる。ほか、女性の元交際相手を「小野寺の弟・小野寺の姉」の向井理が、女性の親友を「かぞくのくに」の安藤サクラが演じている。
    80
    • 感動的な
    • 重厚感のある
    • かっこいい
  • 春を背負って

    「鉄道員」「八甲田山」など日本を代表する名カメラマンであり、自らメガホンを取った「劔岳 点の記」では第83回キネマ旬報ベスト・テン日本映画監督賞などを受賞した木村大作が、笹本稜平の同名小説(文藝春秋・刊)を映画化。富山県の立山連峰を舞台に、父の遺した山小屋を継ぐ決意をした息子の成長と小屋に集まる人々との交流を描くヒューマンドラマ。父から遠ざかるように東京に出ていた息子を「マイ・バック・ページ」「デスノート」の松山ケンイチが、心に傷を持つ女性を「東京家族」「フラガール」の蒼井優が、父の友人を「20世紀少年」シリーズや「北の零年」の豊川悦司が演じる。主題歌は山崎まさよしの書き下ろし『心の手紙』。
    70
  • ジャッジ!(2013)

    テレビCMの世界一を決める広告祭に審査員として参加した落ちこぼれ広告マンと、陰謀渦巻く審査会を描くコメディ。監督は、「いぬのえいが」の永井聡。脚本は、「犬と私の10の約束」の澤本嘉光。出演は、「清須会議」の妻夫木聡、「ルームメイト」の北川景子、「人類資金」の豊川悦司、「セカンドバージン」の鈴木京香。
    80
  • 人類資金

    GHQに接収された旧日本軍の秘密資金と言われているM資金をめぐる社会派ミステリー。監督は「北のカナリアたち」「KT」など骨太な作品を数多く輩出する阪本順治。原作は『亡国のイージス』でも阪本監督と組んだ福井晴敏の書き下ろし小説。謀殺された父と同じM資金詐欺の道に踏み込み不可解な出来事に巻き込まれていく男を「ザ・マジックアワー」「KT」の佐藤浩市が演じる。ほか、「座頭市 THE LAST」の香取慎吾、「苦役列車」の森山未來、「ぼくんち」の観月ありさ、「北の零年」の石橋蓮司、「春との旅」の仲代達矢らが出演。また、「エッセンシャル・キリング」のヴィンセント・ギャロや「オールド・ボーイ」のユ・ジテといった海外実力派俳優も参加。
  • プラチナデータ

    全国民のDNAを元にした犯罪捜査システムが構築された近未来を舞台に、身に覚えのない殺人容疑で追われることとなった天才科学者を主人公にしたミステリー。出演は「GANTZ:PERFECT ANSWER」の二宮和也、「一枚のハガキ」の豊川悦司。監督は「るろうに剣心」の大友啓史。原作は東野圭吾の同名小説。
  • 一枚のハガキ

    「石内尋常高等小学校 花は散れども」の新藤兼人監督が自らの体験を基に、戦争によって翻弄される庶民の悲哀を描く。出演は「必死剣鳥刺し」の豊川悦司、「ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う」の大竹しのぶ、「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」の六平直政、「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」の柄本明、「あしたのジョー」の倍賞美津子。2011年8月6日より東京・テアトル新宿、広島・八丁座にて先行公開。
  • 必死剣鳥刺し

    藤沢周平の時代小説“隠し剣”シリーズの一編を、「しゃべれども しゃべれども」の平山秀幸監督が映画化。悪政に苦しむ藩の窮状を見かね、その元凶である藩主の愛妾を斬った武士が、藩主暗殺計画の阻止を命じられる。出演は「今度は愛妻家」の豊川悦司、「パーマネント野ばら」の池脇千鶴、「チーム・バチスタの栄光」の吉川晃司。
    70
  • 今度は愛妻家

    愛情を上手く伝えられない夫と、明るくて気立てのよい優しい妻。結婚10年目を迎えた夫婦の愛情を描く。出演は「20世紀少年」三部作の豊川悦司、「ALWAYS 三丁目の夕日」の薬師丸ひろ子。監督は「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲。中谷まゆみ作の大ヒット舞台を脚本化したのは、行定とのコンビで知られる伊藤ちひろ。
    80
  • 20世紀少年 最終章 ぼくらの旗

    シリーズ累計2800万部の発行部数を誇る浦沢直樹の人気コミックを映画化した3部作の最終章。前2作で張り巡らされた謎の数々が明かされるとともに、原作と異なるラストも話題に。「ラヂオの時間」の唐沢寿明、「椿三十郎」の豊川悦司、「アフタースクール」の常盤貴子、「失楽園」の黒木瞳など、オールスターキャストが総出演。
  • 20世紀少年 第2章 最後の希望

    「ビッグコミック スピリッツ」で8年間にわたって連載され、累計発行部数2000万部という超人気コミックを、全3部構成で映画化するプロジェクトの2作目。企画の長崎尚志と「ROBO☆ROCK」の渡辺雄介が脚本を担当し、脚本監修は原作者の浦沢直樹。監督は、前作に引き続き「銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~」「まぼろしの邪馬台国」の堤幸彦。今回のヒロインとなるのは、3000人のオーディションで選ばれた平愛梨。劇中では70年代のアイテムが随所に配置され、EXPO70のシンボル「太陽の塔」が「ともだちの塔」として登場する。
  • 石内尋常高等小学校 花は散れども

    「午後の遺言状」など数々の名作を放ってきた日本映画界の大ベテラン、新藤兼人監督が95歳にして手掛けた作品。自らの小学校時代の思い出をもとに、先生と教え子達の長年にわたる交流を、涙と笑いで綴った人情ドラマ。出演は「カンゾー先生」で日本アカデミー賞など各映画賞を総なめにした柄本明、「椿三十郎」の豊川悦司。
  • 20世紀少年

    「ビッグコミック スピリッツ」で8年間にわたって連載され、累計発行部数2000万部という超人気コミックを、全3部構成で映画化するプロジェクトの1作目。原作者である浦沢直樹とプロデューサーの長崎尚志も脚本に参加、他の脚本家は「HERO」の福田靖と「ROBO☆ROCK」の渡辺雄介。監督は、「明日の記憶」「自虐の詩」の堤幸彦。キャストは、ケンヂ役の唐沢寿明をはじめ、全3部で約300名もの出演者が揃うという。テーマ曲は、70年代のカリスマであるマーク・ボランが率いた伝説のロックバンドT.REXによる「20th Century Boy」。
    60
  • 犬と私の10の約束

    犬の心情を代弁した短編詩として、インターネットで広まった作者不詳の短編詩『犬の十戒』をモチーフにしたファミリー・ドラマ。監督は「ゲゲゲの鬼太郎」の本木克英が監督。出演は、「銀色のシーズン」の田中麗奈と、「それでもボクはやってない」の加瀬亮、「愛の流刑地」の豊川悦司、「極道の妻たち」シリーズの高島礼子など。
    70
  • 接吻(2006)

    出逢うはずのなかった3人の男女が織り成す、狂おしいまでの究極のラブ・ストーリー。監督は「UNLOVED」の万田邦敏。出演は、「真夜中の弥次さん喜多さん」の小池栄子、「愛の流刑地」の豊川悦司、「UNLOVED」に続き万田監督と2回目のコラボレーションとなる仲村トオルほか。
  • 椿三十郎(2007)

    黒澤明監督の1962年の同名時代劇をリメイク。浪人・椿三十郎が、上級役人の巨悪を暴こうとする若侍たちを助ける様を痛快に描く。原作は山本周五郎の小説『日日平安』。出演は「県庁の星」の織田裕二、「犯人に告ぐ」の豊川悦司、「デス・ノートの松山ケンイチ。監督は「サウスバウンド」の森田芳光。
  • 犯人に告ぐ

    連続児童殺害事件の犯人をあぶり出すためにマスコミを利用する任を受けた刑事を中心に、警察・マスコミの思惑が絡まり合うミステリー。雫井侑介の同名小説を、「樹の海」の瀧本智行が映画化。出演は「サウスバウンド」の豊川悦司、「g@me」の石橋凌、「大奥」の井川遥ほか。
  • サウスバウンド(2007)

    元過激派の破天荒な父と母の型破りな生き方と、そんな両親に困惑する子供たちを描くコミカルなファミリードラマ。『空中ブランコ』で直木賞を受賞した奥田英朗の長編小説を、「阿修羅のごとく」の森田芳光監督が脚本・監督。父親役に「愛の流刑地」の豊川悦司、母親役には「狗神」の天海祐希。。その他のキャストに、加藤治子、吉田日出子、松山ケンイチ、北川景子など。
    60
  • 魂萌え!

    定年を迎え夫婦ふたりで平穏な生活を送っていた関口敏子、59歳。63歳の夫・隆之が心臓麻痺で急死し、敏子の人生は一変。平凡な主婦だった敏子にとって初めての体験の連続。プチ家出、自分だけの携帯電話とスケジュール帳、予期せぬ情事、そして女の対決。次々とやってくる人生の荒波を前にして、彼女の惑う心はいったい何処へ? 桐野夏生のベストセラーの映画化。ヒロイン敏子を演じるのは、「ゲド戦記」の風吹ジュン。監督は、「顔」「亡国のイージス」などの阪本順治。
    80
  • 愛の流刑地

    ベストセラー作家・渡辺淳一の小説「愛の流刑地」を映画化した、至高の純愛を描く官能ラブストーリー。主人公の作家・村尾菊治には豊川悦司(「魂萌え!」)、村尾と道ならぬ恋に落ちる人妻・入江冬香には、寺島しのぶ(「やわらかい生活」)が扮し、濃厚な愛の世界を見せる。監督はテレビ界の鬼才・鶴橋康夫。
    60
  • ありがとう(2006)

    シニアツアーで活躍するプロゴルファー・古市忠夫氏を主人公にした感動のノンフィクション・ドラマ。1995年の阪神大震災で被災し、街の復興に奔走する一方で還暦を目前にしてプロテスト合格を目指す古市氏の姿を描く。監督は「UNloved」の万田邦敏。出演は「新・日本の首領」の赤井英和、「深紅」の田中好子。
  • フラガール

    常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)誕生を支えた人々の実話を、フラダンスショーに焦点を当てて描いた感動ドラマ。監督は「スクラップ・ヘブン」の李相日。出演は「子ぎつねヘレン」の松雪泰子、「ハチミツとクローバー」の蒼井優。
    90
  • LOFT(2005)

    女性作家が千年前にミイラ化した女性の因果に巻き込まれる。ミステリー、ホラー、サスペンス、そしてラブストーリーの域を超えた、黒沢清監督の真骨頂というべき“至極の恐怖”の世界。主演は「嫌われ松子の一生」の中谷美紀。ほか、豊川悦司、西島秀俊らが出演。
  • 日本沈没(2006)

    空前のベストセラーとなり、映画版も大ヒットした小松左京の近未来パニックSFを33年ぶりにリメイク。最新CG映像が駆使された本作は、特技監督として「平成ガメラ」シリーズなどに関わ り、「ローレライ」で監督デビューを果たした樋口真嗣が手掛けた。主演は、「黄泉がえり」の草なぎ剛と「県庁の星」の柴咲コウ。
  • やわらかい生活

    35歳、男なし、金なし、仕事なし……だけれど、孤独を受け入れ、自然体で生きるヒロインの姿を描いた女性ドラマ。「ヴァイブレータ」の主演・寺島しのぶ、監督・廣木隆一、脚本・荒井晴彦が再結集。原作は、絲山秋子のデビュー作『イッツ・オンリー・トーク』。
    70
  • 疾走

    一人の少年に降りかかる悲愴な運命を描いた衝撃のドラマ。圧倒的な筆力で描ききった重松清の傑作小説を、海外から高い評価を受ける「弾丸ランナー」「ポストマン・ブルース」のSABUが監督。主演はNEWSの手越祐也、共演に「誰も知らない」の韓英恵。中谷美紀、豊川悦司、寺島進など実力派が脇を固める。
  • 大停電の夜に

    「午後5時過ぎ、首都圏全域が停電に見舞われました…」。2003年にニューヨークを始めとする北米で起こった史上最大の「大停電」を題材に、ドキュメンタリー番組『N.Y.大停電の夜に』からインスパイアされて作られた映画。監督は、その番組を自ら構成・演出した「東京タワー」の源孝志。その設定を東京に移し、真っ暗な夜だからこそ浮かび上がる“一夜限りのラブストーリー”。出演は豊川悦司、田口トモロヲ、原田知世、吉川晃司、井川遥。
    70
  • 自由戀愛

    第9回島清恋愛文学賞を受賞した岩井志麻子の同名小説を、「突入せよ!「あさま山荘」事件」の原田眞人監督が映画化。女性の自由が制限されていた大正時代、強く美しく生きる二人の女と彼女たちに愛される男の恋模様を描く。出演は長谷川京子、木村佳乃、豊川悦司。
  • 妖怪大戦争(2005)

    ひょんなことから“麒麟送子”と呼ばれる正義の味方に選ばれた少年が妖怪たちと力を合わせ、人類を滅ぼそうとする魔人と戦う姿を描いた冒険ファンタジー。監督は「IZO」の三池崇史。荒俣宏による同名原作を基に、三池監督と沢村光彦、板倉剛彦が共同で脚色。撮影を「鉄人28号 tetsujin28」の山本英夫が担当している。主演は「ZOO/SO|far そ・ふぁー」の神木隆之介。角川グループ創立60周年記念作品。
    70
  • ビートキッズ

    ドラムのビートに魅せられた高校生が、ブラスバンドを経て、やがてロックバンドにその情熱を傾けていく姿を描いた青春ドラマ。監督は「6週間 プライヴェートモーメント」の塩屋俊。風野潮による同名小説を基に、「突入せよ!「あさま山荘」事件」の原田眞人が脚色。撮影監督に「宣戦布告」の阪本善尚があたっている。主演は、映画初主演となる高校生バンド“HUNGRY DAYS”の森口貴大。
  • ハサミ男

    第13回メフィスト賞を受賞した殊能将之の異色サスペンス・ミステリーを、「人魚の伝説」「死霊の罠」の池田敏春監督が映画化。主演は「北の零年」、「レイクサイドマーダーケース」の豊川悦司と、「CASSHERN」「青い車」の麻生久美子。
  • レイクサイド マーダーケース

    3組の親子とひとりの塾講師が中学受験の勉強合宿の為に集った湖畔の別荘で起こった、殺人事件の顛末を描いた群像サスペンス。監督は「秋聲旅日記」の青山真治。東野圭吾による原作『レイクサイド』を基に、「若奥様不倫 わいせつ名器」の深沢正樹と青山監督が共同で脚色。撮影を、「のんきな姉さん」のたむらまさきと「想色 オモイ・ノ・イロ」の池内義浩が担当している。主演は、「笑の大学」の役所広司と「木更津キャッツ・アイ 日本シリーズ」の薬師丸ひろ子。
  • 北の零年

    明治初期の北海道を舞台に、運命に翻弄されながらも屈することなく自分たちの国作りに挑んだ人々の姿を、史実を基に描いた歴史群像ドラマ。監督は「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲。脚色は「DEVILMAN」の那須真知子。撮影を「阿修羅のごとく」の北信康が担当している。主演は、「風の舞 闇を拓く光の詩」の吉永小百合と「ラスト サムライ」の渡辺謙、「丹下左膳 百万両の壺」の豊川悦司。文化庁支援作品。
    50
  • 丹下左膳 百万両の壺

    数ある左膳映画の中でも最も人気が高く、日本映画屈指の名作として国際的にも評価されている山中貞雄監督作品「丹下左膳余話 百万両の壺」(35)の完全リメイク。豊川悦司が丹下左膳を演じ、その妻お藤には和久井映見。ひょんなことから孤児の少年の面倒を見るハメになった左膳が、戸惑いながらも親子の情を育んでいくかたわら、柳生家伝来の秘宝“こけ猿の壺”争奪戦に巻き込まれていく。
  • MOON CHILD

    近未来のアジアを舞台に、ヴァンパイアとストリートギャングの絆を描いたアクション。監督は「帰ってきた刑事まつり 姦刑事」の瀬々敬久。脚本は、Gacktと瀬々監督、「RUSH!」の井土紀州の共同。撮影を「船を降りたら彼女の島」の柴主高秀が担当している。主演は、映画初出演のHYDEとGackt、「SPY_N」の王力宏、「金魚のしずく」の郭善[王與]。
  • さゞなみ

    死んだはずの父親から届いた手紙をきっかけに、母と娘のそれぞれの恋のかたちを描いた静謐なラブストーリー。監督・脚本・編集は「鉄塔武蔵野線」で文化庁優秀映画作品賞を受賞した長尾直樹。撮影は写真家としても活躍する藤井保。美術設計はアートディレクターの葛西薫。台詞協力に芥川賞作家の保坂和志が参加している。出演は「パルコフィクション」の唯野未歩子、「命」の豊川悦司、「カタクリ家の幸福」の松坂慶子、「真夜中まで」の岸部一徳。「写真美術館で観る映画シリーズ」のVol.1 作品。
  • 妻帯者の子供を妊娠した女流作家と、末期癌に冒された劇団主宰者の愛と命を綴ったヒューマン・ドラマ。監督は「女学生の友」の篠原哲雄。柳美里によるベストセラー小説3篇を基に、「黒い家」の大森寿美男が脚色。撮影を「化粧師 kewaishi」の浜田毅が担当している。主演は、「ピストルオペラ」の江角マキコと「DOG STAR」の豊川悦司。第26回日本アカデミー賞優秀主演男優賞(豊川悦司)、優秀主演女優賞(江角マキコ)、優秀録音賞受賞、第47回アジア・太平洋映画祭グランプリ、主演女優賞(江角マキコ)受賞作品。
  • DOG STAR

    人間の姿になった盲導犬と、彼が会いたいと願う元飼い主の女性との切ない愛を描いたファンタジー。監督・脚本は「トーキョー×エロティカ 痺れる快楽」の瀬々敬久。撮影を「トーキョー×エロティカ~」の斎藤幸一が担当している。主演は、「新・仁義なき戦い」の豊川悦司と「FILAMENT」の井川遥。
  • ざわざわ下北沢 の、できるまで。

    2000年7月7日に封切られた市川準監督作品「ざわざわ下北沢」の企画から撮影までを、スタッフやキャストのインタビューを交えて構成した短篇メイキング。演出、撮影をオースミユーカが担当している。尚、本作は「ざわざわ下北沢」の再映時のおまけ作品として併映公開された。DV作品。ビデオプロジェクターによる上映。
  • 新・仁義なき戦い。(2000)

    大組織の跡目争いに翻弄される男たちの姿を描いた群像バイオレンス。監督は「顔」の阪本順治。飯干晃一による同名原作を基に、「女侠 夜叉の舞い」の高田宏治が脚本を執筆。撮影に「顔」の笠松則通が当たっている。主演は、「顔」の豊川悦司と「SF サムライフィクション」の布袋寅泰。第24回日本アカデミー賞最優秀監督賞、新人俳優賞(布袋寅泰)、2000年度キネマ旬報日本映画監督賞、第13回日刊スポーツ映画大賞監督賞、第22回ヨコハマ映画祭監督賞、助演男優賞(村上淳)受賞作品。
    50
  • 顔(2000)

    逃亡生活の中で、生きる意欲を見つけ出していく中年女性の姿を描く人間喜劇。監督は「愚か者 傷だらけの天使」の阪本順治。宇野イサムによる原案を基に、阪本監督と宇野自身が共同で脚本を執筆。撮影を「ポルノスター」の笠松則通が担当している。主演は、「櫂」の藤山直美。2000年度本誌日本映画ベストテン第1位。2000年7月8日大分・別府松竹ブルーバードにて先行上映。
  • ざわざわ下北沢

    東京世田谷区の下北沢という街を舞台に、そこに暮らす人々の日々の営みをスケッチ風に綴ったドラマ。監督は「大阪物語」の市川準。脚本は、市川監督の原案を基に「たどんとちくわ」の佐藤信介が執筆。撮影を「大阪物語」の蔦井孝洋が担当している。主演は、「大阪物語」の北川智子と「アナザヘヴン」の原田芳雄、「豚の報い」の小澤征悦。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • 千年旅人

    死を目前にした男と自殺志願の男、境遇の違うふたりの男たちの姿を通して、人間の生と死について描くドラマ。監督は「天使のわけまえ」の辻仁成。自作の同名小説を基に、辻監督が自ら脚色。撮影を「ショムニ」の渡部眞が担当している。主演は、「愚か者 傷だらけの天使」の豊川悦司と「チンピラ」の大沢たかお、新人のyuma。
  • つげ義春ワールド 懐かしいひと

    自作の舞台に描いた温泉地を再び訪れた漫画家を想い描く短篇ドラマ。つげ義春原作漫画のTVドラマ化シリーズ「つげ義春ワールド」の1本。監督は同シリーズで「退屈な部屋」を監督した豊川悦司。出演は「退屈な部屋」の橋口亮輔、「退屈な部屋」の鈴木砂羽、花山佳子ほか。テレビ東京系列で放映。
  • つげ義春ワールド 退屈な部屋

    妻に内緒で部屋を借りた夫を描く短篇ドラマ。つげ義春原作漫画のTVドラマ化シリーズ「つげ義春ワールド」の1本。監督はこれが初監督となる豊川悦司。出演は「渚のシンドバッド」の橋口亮輔、「東京日和」の鈴木砂羽。テレビ東京系列で放映。1999年第36回ギャラクシー賞 受賞。1998年第11回東京国際映画祭シネマプリズム正式上映作品。
  • 愚か者 傷だらけの天使

    世間では通用しない愚かな若者二人の姿を人情味豊かに描いたコメディで、1997年に公開された「傷だらけの天使」の主人公・満と久が出会う以前の物語。監督は「傷だらけの天使」の阪本順治。脚本は田村竜と阪本監督の共同。撮影を「傷だらけの天使」の笠松則通が担当している。主演は「Dolphin Through」の真木蔵人と「女刑事RIKO 聖母の深き淵」の鈴木一真。
    70
  • Lie lie Lie

    幽霊が書いた本を売り出すという詐欺計画の行方を軸に、3人の男女が織り成す心模様を描いた人間ドラマ。監督は「シーズン・オフ」の中原俊。中島らもの小説『永遠も半ばを過ぎて』を、伊丹あきと猿渡學(中原とプロデューサーの笹岡幸三郎、成田尚哉の共同ペンネーム)が共同で脚色。撮影は「新居酒屋ゆうれい」の藤澤順一が担当している。主演の3人にふんするのは、「美味しんぼ」の佐藤浩市、「MISTY」の豊川悦司、「ヒーローインタビュー」の鈴木保奈美。
  • MISTY(1997)

    緑深い森の中で起こった殺人事件の真相をめぐる男と女の業を描いたドラマ。監督はNHKのディレクターとして名作ドラマを数々手掛け、これが劇場映画デビューとなった三枝健起。黒澤明の「羅生門」を初め、国内外で何度も映画化されてきた芥川龍之介の名作『藪の中』を井上由美子が脚色。撮影を「スワロウテイル」の篠田昇が担当している。主演は「クリスマス黙示録」の天海祐希と「傷だらけの天使」の豊川悦司、香港映画界の人気スターでこれが日本映画初出演となる「天使の涙」の金城武。R指定。
  • 傷だらけの天使(1997)

    ケチな探偵コンビが繰り広げる義理と人情の旅を、コミカルに描いたロードムービー。監督は「ビリケン」の阪本順治。脚本は往年のTVシリーズ『傷だらけの天使』のキャラクターをもとに、「のぞき屋」の丸山昇一が執筆。撮影を「ユメノ銀河」の笠松則通が担当している。主演は「八つ墓村(1977)」の豊川悦司と「あの夏、いちばん静かな海。」の真木蔵人。
    70
  • 八つ墓村(1996)

    岡山と鳥取の県境に位置する山村・八つ墓村で起こった連続殺人事件に、名探偵・金田一耕助が挑む本格推理サスペンス。監督は「忠臣蔵 四十七人の刺客」の市川崑で、金田一シリーズを手掛けるのはこれが6本目となる。横溝正史の同名ベストセラー長編小説を、市川と「幸福」の大藪郁子が脚色。撮影を「忠臣蔵 四十七人の刺客」の五十畑幸勇が担当している。主演は「男たちのかいた絵」の豊川悦司で、新しい金田一像をつくりあげた。出演はほかに「藏」の浅野ゆう子、「目を閉じて抱いて」の高橋和也、「学校の怪談2」の岸田今日子、「ビリケン」の岸部一徳ほか。
    50
  • 男たちのかいた絵

    性格の全く違うふたりの人格を抱えた男がたどる運命を描いたドラマ。監督は「ハネムーンは無人島」の伊藤秀裕。脚本は、筒井康隆の同名連作小説の映画化に情熱を燃やしていた故・神代辰巳と伊藤秀裕、本調有香の共同。撮影を「BeRLiN」の篠田昇が担当している。主演は「トイレの花子さん(1995)」の豊川悦司で、二重人格者を表情の違いで見事に演じ分けてみせた。R指定。
    70
  • トイレの花子さん(1995)

    幽霊・花子さんが出ると噂されている小学校で起こる、怪奇な事件を描いたジュブナイル・ホラー。学校のトイレに住みつく恐ろしい幽霊から子供たちの守護神的存在へとそのイメージを変えた花子さん話に材を取り、松岡錠司と福田卓郎が脚本を執筆。監督を同じく「きらきらひかる」の松岡錠司が担当した。撮影は「BOXER JOE」の笠松則通、音楽は“モダンチョキチョキズ”のリーダー・矢倉邦晃。出演は「藏」の河野由佳、『あっぱれさんま大先生』の前田愛、『花の乱』の井上孝幸ら子役スターの他に、「Love Letter」の豊川悦司、「119」の大塚寧々ら。
  • NO WAY BACK 逃走遊戯

    アメリカを舞台に、FBI捜査官と日本人ヤクザとの逃走劇を描いた日米合作のアクション。全米でも拡大公開され話題となった。監督・脚本は「ヤクザVSマフィア」のフランク・カペラ。主演は「クイック&デッド」のラッセル・クロウと、「Love Letter」の豊川悦司。共演は「シティ・スリッカーズ」のヘレン・スレイター、「僕らはみんな生きている」の嶋田久作ほか。
  • Love Letter(1995)

    天国の恋人に向けて送った一通のラヴレターがきっかけで、埋もれていた二つの恋が浮き彫りになっていくラヴ・ストーリー。監督・脚本は今作が劇場用長編映画デビュー作となる「Undo“アンドゥー”」の岩井俊二。撮影は「夏の庭 The Friends」の篠田昇。主演は「波の数だけ抱きしめて」以来4年ぶりの映画出演となる中山美穂で、一人二役に挑戦して、ブルーリボン賞、報知映画賞、ヨコハマ映画祭、高崎映画祭などで主演女優賞を獲得した。共演は「NIGHT HEAD」の豊川悦司と、これが映画初出演となる酒井美紀、柏原崇ほか。ヨコハマ映画祭作品賞、監督賞、主演男優賞(豊川)、主演女優賞(中山)、撮影賞(篠田)、新人女優賞(酒井)を受賞した。95年度キネマ旬報ベストテン第3位、同・読者選出ベストテン第1位。
    90
  • NIGHT HEAD

    超能力者である兄弟がたどる数奇な運命を描くサイキック・ドラマ。フジテレビで放映された同名のTVシリーズが、好評を得て新たにオリジナルの劇場版として映画化されたもの。原作・監督はTV版と同じく、「バトルヒーター」の飯田譲治。脚本は飯田と笠井健夫の共同、撮影は榎田洋美が担当。主演の2人もTVと同じ豊川悦司と武田真治が務めている。
  • 居酒屋ゆうれい

    街のはずれにある小さな居酒屋を舞台に、主人と新妻、ユーレイとなった前の妻が繰り広げる恋を描くコメディ。山本昌代の同名小説(河出書房新社・刊)をもとに、「エンジェル 僕の歌は君の歌」の渡邊孝好が監督。脚本は「夏の庭 The Friends」の田中陽三、撮影は藤沢順一が担当。94年度キネマ旬報日本映画ベストテン第3位、同読者選出日本映画ベストテン第3位。
  • Undo

    なんでも縛りたくなってしまう″強迫性緊縛症″の女性と、その夫を中心としたドラマ。監督はTVドラマ「if もしも…」の1エピソード「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」で日本映画監督協会新人賞を受賞した岩井俊二。
  • エンジェル・ダスト

    東京を舞台に、連続殺人事件をめぐる、女性捜査官と、容疑者であり元恋人でもある逆洗脳士の精神的葛藤と戦いを描くサイコ・ラブ・サスペンス。監督は本作が「逆噴射家族」(84)以来10年ぶりの長編劇映画となる石井聰亙。彼と劇団・ブリキの自発団の生田萬の共同脚本、撮影は「J・MOVIE・WARS」“TOKYO BLOOD篇”の笠松則通が担当。
  • きらきらひかる

    アルコール依存症の妻、同性愛者の夫、そして夫の恋人の奇妙な三角関係を描く。江國香織の同名小説(新潮社・刊)を原作に、監督・脚本は「バタアシ金魚」の松岡錠司、撮影は「TVO」の笠松則通が担当。
  • 課長 島耕作

    団塊の世代であるサラリーマンが派閥抗争に巻き込まれながら活躍する姿を描く。監督は「ウホッホ探険隊」の根岸吉太郎。『週刊コミックモーニング』(講談社)に連載された弘兼憲史原作の同名ベストセラー漫画をもとに「赤と黒の熱情」の野沢尚が脚本、撮影は「橋のない川(1992)」の川上皓市が担当。
  • 12人の優しい日本人

    もし日本にも陪審員制度があったらという仮定に基づいて、ある殺人事件の審議に奮闘する12人の陪審員の姿をユーモラスに描く。東京サンシャインボーイズによる同名戯曲の映画化で、脚本は同劇団主宰の三谷幸喜が執筆。監督は「櫻の園」の中原俊。撮影監督は「風の国」の高間賢治がそれぞれ担当。
  • 3-4x10月

    ふとしたことから巻き起こった草野球チームと暴力団との抗争を描く。脚本・監督は「その男、凶暴につき」の北野武。撮影は「cfガール」の柳島克己がそれぞれ担当。
  • 子供はわかってあげない

    マンガ大賞2015など数々の漫画賞を受賞した同名コミックを「横道世之介」の沖田修一が実写映画化。高校2年生の美波は、ひょんなことから意気投合したもじくんと、幼いころに別れた実の父を探す。もじくんの兄の協力のもと、父はあっさり見つかるが……。出演は、「羊と鋼の森」の上白石萌歌、「町田くんの世界」の細田佳央太、「パラダイス・ネクスト」の豊川悦司、「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」の千葉雄大。劇中アニメ『魔法左官少女バッファローKOTEKO』の主人公の声を「劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明」の富田美憂が務める。
  • 女教師濡れたピアノの下で

    横須賀昌美と豊川悦司共演による、山荘で起こる恐怖の連続殺人を描いたサスペンスOV。避暑地の別荘で休暇を過ごす大企業の会長の下に刑務所への護送中に脱走したふたりの凶悪犯が現れ、山荘に泊まる会長の家族を恐怖のどん底に陥れる。【スタッフ&キャスト】監督:長石多可 出演:横須賀昌美/豊川悦司/田中露央沙
  • 実相寺昭雄の不思議館 不の巻

    日本SF映画の巨匠・実相寺昭雄監督をはじめとした監督たちが結集した怪奇ミステリー「不の巻」。実相時昭雄監督、豊川悦司主演の「受胎告知」、仙波由希主演の「かぐや」、大杉漣主演の「床屋」を収録。インタビューなどを収めた特典ディスクを封入。【スタッフ&キャスト】監督:実相寺昭雄/大木淳吉/池谷仙克 出演:豊川悦司/佐野史郎/大杉漣/嶋田久作/仙波由希

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日命日の映画人 3/3

安井昌二(2014)

小梅姐さん

「炭坑節」や「黒田節」など多くの民謡をヒットさせ、NHK紅白歌合戦でも美声を聞かせた芸者出身の歌手・赤坂小梅の生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリー。生まれ育った筑豊や芸者修行に励んだ北九州など彼女ゆかりの地を訪ね、数々の記録映像や関係者へのインタビューを交え、歌一筋に生きた彼女の生涯に迫る。監督は『ハイビジョンふるさと発~有明海に生きるカメラマンの物語~』などのドキュメンタリー番組を数多く手掛けた山本眸古。ナレーションを「悪名」の水谷八重子、作曲・音楽アドバイザーを「上方苦界草紙」の本條秀太郎が担当した。赤坂小梅。本名、向山コウメは明治39年(1906)年4月、福岡県川崎町に9人兄姉の末っ子として生まれる。16歳の時に自ら芸者を志し北九州の置屋「稲本」に。通常1年間の芸者修行を3ヶ月でこなし、1年で芸者デビュー、“梅若”を名乗る。昭和4(1929)年、九州一円の民謡研究のため小倉を訪れていた野口雨情、藤井清水らに認められ、レコードデビューを果たし、同6年に上京。同8年、コロムビアから発売した「ほんとにそうなら」が大ヒット。以来、端唄、舞踊小唄などを含め、多くの流行歌や民謡をレコーディングしヒットさせた。NHK紅白歌合戦にも4回出場、その豪放磊落な性格から多くの文化人や政・財界人などに愛され、大衆から支持された。酒豪でも知られ、恰幅のいい体型が特徴的だった彼女は昭和56(1981)年4月、75歳で引退。晩年は民謡の普及や福祉活動に勤しみ、平成4(1992)年1月17日死去。享年85歳であった。

楳図かずお恐怖劇場 まだらの少女

人の憎しみが生み出す蛇の呪いの恐怖を描いた中篇ホラー。監督は「恋する幼虫」の井口昇。楳図かずお原作の同名コミックを基に、「ホラ~番長 稀人」の小中千昭が脚色。撮影を「着信アリ2」の喜久村徳章が担当している。主演は、「Last Quarter 下弦の月」の中村有沙と「TRICK  劇場版」の成海璃子。尚、本作は「楳図かずお恐怖劇場」の中で、「ねがい」と2本立公開された。楳図かずおデビュー50周年作品。