ロマンス(2015)の映画専門家レビュー一覧

ロマンス(2015)

新宿-箱根間を走る特急ロマンスカーのアテンダントとして働く女性が、中年の映画プロデューサーとの旅を通じて人生を見つめ直す姿を描いたドラマ。出演は「紙の月」の大島優子、「陽だまりの彼女」の大倉孝二。監督は「四十九日のレシピ」のタナダユキ。小田急全面協力の下、小田原城や大涌谷など、箱根の名所が登場する。
  • 映画評論家

    上島春彦

    都心と温泉保養地を結ぶ電車の売り子さん大島が主人公。疎遠にしていた母親からの手紙をきっかけに彼女を探す旅が始まる。偶然なのだが母親の立ちまわる(と予想される)先がこの問題の温泉であった。大島の連れは窃盗犯大倉。別に逃げ回っているんじゃないのだが、いつの間にか怪しい旅館で一泊するはめになり、という一種のロードムービー。いかにも性格悪そうな大島キャラが徐々にキュートに見えてくるのがポイントだ。このところ大作づいていた監督が「小さい映画」で本領発揮。

  • 映画評論家

    北川れい子

    冬の箱根路を巡る大島優子と大倉孝二の身長の差がさりげなく絵になって、2人が演じるキャラクターといい、このキャスティングは成功。ただ2人が行動を共にするきっかけがいまいちムリっぽい気も。ロマンスカーのアテンダントと客だった2人が、男が仕掛けたいたずらとお節介で互いに振り回し、振り回される2日間。ヒロインの人生に首を突っ込む男が、全てを失った映画プロデューサーという設定も身近なような遠いような。ヒロインの同僚役の野嵜好美はタナダ監督の隠し玉だ。

  • 映画評論家

    モルモット吉田

    せっかくロマンスカーで撮影しているのに箱根を舞台にするための手段でしかない。大島のアテンダントが実に様になっているだけに万引き騒動以外にも車内エピソードが盛り込めたのではないか。毎日の往復で目にする車窓の外へ飛び出したいという欲求、連れてってという感覚が見えないので彼女の職場放棄が唐突に見えてしまう。連れ出す大倉孝二が中年にしては若く見えるので数々の鬱陶しい言動が中和されない。高田純次、ルー大柴クラスの60代のオッサンなら、どうだったろうか?

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「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 2月2日無料ライブ配信決定!! この度、2022年2月2日(水)19時より、キネマ旬報公式YouTubeチャンネルにて「2021年 第95回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」のライブ配信を行う事が決定致しました。 前年に日本で公開された映画の中から、厳選なるのべ120名以上の選考者の投票により、中立公平に選出された、その年に称賛すべき作品、映画人を表彰する「キネマ旬報ベスト・テン」。1924年に創設され、途中戦争による中断が2年あったものの、世界的にも非常に長い歴史を持つ映画賞であり、今回で95回目の開催となります。 2022年2月2日(水)19時~ 全16賞を一挙発表! 各受賞者へトロフィ授与する表彰式の模様をBunkamuraオーチャードホールよりライブ配信いたします! 【概要】 「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」 ■日時:2022年2月2日(水)19:00〜  ■視聴方法:↓キネマ旬報公式youtubeチャンネルにて(事前に「チャンネル登録」をお願いします) https://www.youtube.com/watch?v=z4yoXBcWbJ0 ■「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」全16賞 第1位(日本映画作品賞)、第1位(外国映画作品賞)、第1位(文化映画作品賞)、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、外国映画監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、新人女優賞、新人男優賞、読者賞、読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞、特別賞 ※ベスト・テン表彰式の前に「映画感想文コンクール2021」の表彰も行います 選考者による投票結果など、2位以下を含めた全賞の詳しい結果につきましては、2022年2月4日(金)発売の「キネマ旬報2月下旬ベスト・テン発表号」に掲載いたします。こちらよりお求めください。 ●主催:キネマ旬報社 ●ICTパートナー:NTT東日本 ●会場協力:Bunkamura   【キネマ旬報ベスト・テンとは】 『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇ります。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2021年度のベスト・テンで95回を数えます。 「キネマ旬報ベスト・テン」の特徴 ■世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で95回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2022年で第94回となる)であること。 ■ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。 ■ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2021年度はのべ120名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。 ■特別賞に関して 『キネマ旬報』は2019年に創刊100周年を迎え、1世紀にもわたり続けてこられたのは、多くの映画と映画関係者、何よりも映画ファンに支えられてきたからこそと確信しております。 そこで、100周年を迎えた2018年度より、改めて特別賞を設け、より、多くの映画人の業績を讃え、先達への敬意と感謝の意を表すべく、「キネマ旬報ベスト・テン 特別賞」を設けました。 (※過去にも2度、「特別賞」という名称での授賞がございましたが、本賞は創刊100周年を機に制定した新たな賞と位置づけております) ■文化映画に関して 「社会、文化、科学、芸術、教育といった教養的な視点から国内で制作された映像作品で、ドキュメンタリー映画や短編など、幅広いジャンルを取り扱っています。一般劇場公開はされてはいない、公民館やホール等で上映された作品も対象です」 [adchord]

注目 2021年 第95回「キネマ旬報ベスト・テン」第1位作品&個人賞発表!

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注目 2021年 第95回「キネマ旬報ベスト・テン」第1位作品&個人賞発表!

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