エリザベート 1878

えりざべーといちはちななはち CORSAGE
上映日
2023年8月25日

製作国
オーストリア ルクセンブルク ドイツ フランス

制作年
2022
上映時間
114分

レーティング
PG-12
ジャンル
歴史劇

check解説

19世紀にヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われたオーストリア皇妃エリザベートが40歳を迎えた姿を「オールド」のヴィッキー・クリープス主演で描いた歴史劇。厳格な公務をますます窮屈に思うエリザベートは、世間の理想像から自由になるため、ある計画を思いつく。前作「Der Boden unter den Fusen」(原題)が2019年第69回ベルリン国際映画祭コンペティション部門で上映されたマリー・クロイツァー監督が、史実に捉われない大胆な表現でシシィの愛称で親しまれる伝説的皇妃の素顔を浮き彫りにする。エリザベートを演じたヴィッキー・クリープスは本作により2022年第75回カンヌ国際映画祭ある視点部門最優秀演技賞を受賞。2023年第95回アカデミー賞国際長編映画賞オーストリア代表作品。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画監督
    清原惟
    すべてのシーンに細やかさが行き届いている。派手なことはしないけど、一つひとつに含みを持った丁寧な脚本。女性として生きることの苦しみや寂しさが伝わってきて息が詰ま... もっと見る
  • 編集者、映画批評家
    高崎俊夫
    ロミー・シュナイダーの出世作「プリンセス・シシー」で人口に膾炙した皇妃エリザベートの生涯を気鋭の女性監督が現代的なフェミニズムの視点で脱=神話化した大胆不敵な試... もっと見る
  • 映画批評・編集
    渡部幻
    皇妃“シシー”といえば、まだ幼さの残るロミー・シュナイダーが演じた2つのシシー、おてんば娘の絵本の如し「3部作」とヴィスコンティの重厚な... もっと見る

「エリザベート 1878」のストーリー

16歳でオーストリア皇妃となりヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われたエリザベートは、1877年のクリスマス・イヴ、40歳の誕生日を迎えた。コルセットをきつく締め、世間のイメージを維持するよう努めていたが、厳格で形式的な公務にますます窮屈さを覚えていた。人生に対する情熱や知識、そして若い頃のような刺激を求め、イングランドやバイエルンを旅し、かつての恋人や古い友人を訪ねていく中で、誇張された自身のイメージに反抗し、誇りを取り戻すために、ある計画を思いつく。

「エリザベート 1878」の映像

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スタッフ
キャスト役名

「エリザベート 1878」のスペック

基本情報
ジャンル 歴史劇
製作国 オーストリア ルクセンブルク ドイツ フランス
製作年 2022
公開年月日 2023年8月25日
上映時間 114分
製作会社 Film AG=Samsa Film=Komplizen Film=Kazak Productions=ORF Film/Fernseh-Abkommen=ZDF/ART=ARTE France Cinema
配給 トランスフォーマー=ミモザフィルムズ(提供:トランスフォーマー=シネマライズ=ミモザフィルムズ)
レイティング PG-12
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
公式サイト https://transformer.co.jp/m/corsage/
コピーライト (C) 2022 FILM AG - SAMSA FILM - KOMPLIZEN FILM - KAZAK PRODUCTIONS - ORF FILM/FERNSEH-ABKOMMEN - ZDF/ARTE - ARTE FRANCE CINEMA

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