ハンサン 龍の出現

はんさんりゅうのしゅつげん HANSAN: RISING DRAGON
上映日
2023年3月17日

製作国
韓国

制作年
2022
上映時間
130分

レーティング
R-15
ジャンル
アクション 歴史劇 ドラマ

check解説

豊臣秀吉が朝鮮に出兵した文禄・慶長の役において、両軍の分岐点となった閑山(ハンサン)島海戦を映画化した歴史アクション大作。日本軍は首都・漢陽を陥落。朝鮮軍の敗退が続く中、朝鮮水軍の将軍イ・スンシンは閑山島の沖に陣を張り、日本の武将・脇坂安治を迎え撃つ。出演は、「別れる決心」のパク・ヘイル、「声 姿なき犯罪者」のピョン・ヨハン、「ディヴァイン・フューリー 使者」のアン・ソンギ、2PMのオク・テギョン。監督は、同じくイ・スンシンを主人公にした「バトル・オーシャン 海上決戦」のキム・ハンミン。ピョン・ヨハンが第43回青龍映画賞、第58回大鐘賞映画祭で助演男優賞受賞。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画監督/脚本家
    いまおかしんじ
    船底ではたくさんの人間が艪を漕いでいる。船は人力で進む。この時代、船と船はどういう風に戦うのか。お互い大砲と鉄砲で撃ち合う。近づいて相手の船にカギのついたロープ... もっと見る
  • 文筆家/俳優
    睡蓮みどり
    普段見ていないのにこう書いてはいけないかもしれないが、大河ドラマがちらちらと頭をよぎる。音楽も、カット割も、ナレーションの入れ方も。そして溢れ出る大河ドラマ感を... もっと見る
  • 映画批評家、都立大助教
    須藤健太郎
    ドラマを立ち上げるには顔に頼るしかないという信念に支えられている。「信念」というのは、その是非や効果がたしかかどうかは不明だと思うからである。作戦会議のときも戦... もっと見る

「ハンサン 龍の出現」のストーリー

1592年4月。明国の征服を狙う豊臣秀吉の号令で朝鮮に攻め入った日本軍は、20日で首都・漢陽を陥落。朝鮮の王・宣祖は都を脱出し、漢陽を奪還するべく朝鮮勤王軍5万人が光教山に集結するが、日本の武将・脇坂安治(ピョン・ヨハン)は僅か2千人の兵で奇襲を仕掛けて勤王軍を壊滅させる。朝鮮軍の敗退が続くが、全羅左道水軍の将軍イ・スンシン(パク・ヘイル)は何度も海戦を仕掛けて日本水軍の戦力を削ることに成功。特に“亀船”と呼ばれる特殊な戦艦は、日本兵から恐れられていた。合流した慶尚右道水軍のウォン・ギュン(ソン・ヒョンジュ)は、防戦を主張してイ・スンシン一派と対立する。釜山浦に本陣を置く日本軍は脇坂安治が水軍の将となり、イ・スンシンの本陣、左水営を攻撃しようとしていた。脇坂は朝鮮語を解する脇坂左兵衛を間者として敵陣に送り込み、さらに第六軍の小早川隆景に陸から左水営を責めるように依頼する。朝鮮軍の捕虜となった日本軍の武将・俊沙(キム・ソンギュ)は、部下を守るために身を挺して戦ったイ・スンシンに感銘を受け、忠誠を誓う。イ・スンシンは日本水軍をおびき寄せて一気に叩く“鶴翼の陣”を敷こうとするが、演習は難航する。さらに、左兵衛に亀船の図面を盗まれ、亀船を戦力から外すことに。日本軍本陣に戻った俊沙は、脇坂軍を撹乱するために偽情報を報告する。図面から亀船の弱点に気づき、朝鮮からの先制攻撃はないと判断した脇坂は、日本から到着したばかりの加藤嘉明(キム・ソンギュン)と九鬼嘉隆から軍艦を奪い、140隻の大船団で闇夜に紛れて出陣する。その頃、脇坂との決戦を決意したイ・スンシン率いる朝鮮水軍も左水営を出発する。閑山島の沖に鶴翼の陣を張り、潮の流れが激しい見之梁まで脇坂軍をおびき出す作戦だ。海域を熟知した老将オ・ヨンダム(アン・ソンギ)の機転で、両水軍はついに対峙する。数で勝る日本軍を打破するべく、イ・スンシンは味方にすらも隠していた奇策を仕掛ける。

「ハンサン 龍の出現」の映像

「ハンサン 龍の出現」の写真

「ハンサン 龍の出現」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ハンサン 龍の出現」のスペック

基本情報
ジャンル アクション 歴史劇 ドラマ
製作国 韓国
製作年 2022
公開年月日 2023年3月17日
上映時間 130分
製作会社 Bigstone Pictures Co., Ltd
配給 ツイン
レイティング R-15
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
公式サイト https://hansan-movie.com/
コピーライト (C)2022 LOTTE ENTERTAINMENT & BIGSTONE PICTURES CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.

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