死を告げる女

しをつげるおんな THE ANCHOR
上映日
2022年12月23日

製作国
韓国

制作年
2022
上映時間
111分

レーティング
一般映画
ジャンル
サスペンス・ミステリー ドラマ

check解説

生放送5分前、報道キャスターが受けたのは、死を予告する情報提供の電話だった。「私が殺されたら、あなたが報道してください」という謎の言葉。そして発見された母娘の遺体。犯人は誰なのか、なぜ私が選ばれたのか――事件の真相に近づくほどに、不安、執着、嫉妬、恐怖が増幅するサスペンス・スリラー。主演は「ハン・ゴンジュ 17歳の涙」で各新人賞を総なめにしたチョン・ウヒ。精神科医イノに「JSA」「渇き」「エクストリーム・ジョブ」のベテラン、シン・ハギュン。セラの母ソジョンに、ホン・サンス監督作「あなたの顔の前に」で百想芸術大賞女性最優秀演技賞を受賞したイ・ヘヨン。2008年の短編「春に咲く」が数々の賞に輝いたチョン・ン監督の初長篇映画。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 米文学・文化研究
    冨塚亮平
    神経症と精神分析に代わり、ホラーの設定に解離性同一性障害と催眠療法を取り入れようとする試みは挑戦的だが、それが映画的な面白さに結びついているかは微妙なところ。特... もっと見る
  • 日本未公開映画上映・配給団体Gucchi's Free School主宰
    降矢聡
    女性の社会的なキャリア形成の困難さは、とてもホラーであるということを訴えている、実に社会派なホラー映画である。真相に近づくにしたがって、自分がミスリードしている... もっと見る
  • 文筆業
    八幡橙
    ニュースキャスターの女性に宛てた一本の電話に端を発する物語。花形職業を巡る嫉妬や熾烈な競争、家庭との両立の難しさ、娘に過度な期待をかける母の存在――毎日見慣れた... もっと見る

「死を告げる女」のストーリー

生放送5分前、テレビ局の看板キャスター・セラ(チョン・ウヒ)のもとに「殺される」と死を予告する情報提供電話がかかってくる。いたずら電話として片づけるには気が重いセラ。スクープを掴むチャンスだという母ソジョン(イ・ヘヨン)の言葉に背中を押され、情報提供者の自宅に向かうと、そこで情報提供者のミソと彼女の娘の遺体を発見する。その日以来、事件のことが忘れられず取材を続けるセラは事件現場でミソの主治医だった精神科医イノ(シン・ハギュン)に会い、彼に対する疑いが深くなっていく。

「死を告げる女」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「死を告げる女」のスペック

基本情報
ジャンル サスペンス・ミステリー ドラマ
製作国 韓国
製作年 2022
公開年月日 2022年12月23日
上映時間 111分
製作会社 Insight Film=About Film
配給 クロックワークス
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://klockworx-asia.com/anchor/
コピーライト (C) 2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & INSIGHT FILM All Rights Reserved.

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2023年1月上・下旬合併号 REVIEW 日本映画&外国映画 「死を告げる女」
UPCOMING 新作紹介 「死を告げる女」