理大囲城

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りだいいじょう INSIDE THE RED BRICK WALL

上映日: 2022年12月17日
製作国: 香港
制作年: 2021
上映時間: 88分
ジャンル: 社会派

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解説

2019年、アジア屈指の名門校・香港理工大学が警察に封鎖され、要塞と化した緊迫の13日間を記録したドキュメンタリー。逃亡犯条例改正反対デモで最多となる1377名が逮捕されるなか、匿名の監督たちはデモ参加者として戦場と化した構内でキャメラをまわし続けた。2021年山形国際ドキュメンタリー映画祭で、香港映画として初の最高賞ロバート＆フランシス・フラハティ賞を受賞。

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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

映画監督／脚本家

いまおかしんじ

これ誰が撮ったんだろう。大学構内で次々逮捕者が出て、追い詰められていく状況を余すところなく捉えている。撮っているやつらは逮捕されなかったのだろうか。最後の最後ま... もっと見る
文筆家／俳優

睡蓮みどり

掠れゆく叫び声が飛び交う。誰を信じていいかわからなくなってくる。ああ、ここは戦場なのだ。日に日に弱ってゆく身体と、迫りくる心理的な限界。香港民主化デモに関するド... もっと見る
映画批評家、都立大助教

須藤健太郎

運動を内側から撮る。それは最終的にデモ隊たちの内面を、つまりは心の中の葛藤を撮ることに向かっていく。この階段をのぼるか降りるか。重大な決定の前で判断ができなくな... もっと見る

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「理大囲城」のストーリー

2019年11月、逃亡犯条例改正反対デモと当局の衝突が激化を極める香港。アジア屈指の名門校・香港理工大学を警官隊が包囲し、デモ隊と学生は要塞と化したキャンパスで13日間に及ぶ籠城を余儀なくされた。警察は放水車、催涙弾を用い、場合によっては実弾も辞さないと警告した上で攻撃。デモ隊たちは火炎瓶・弓矢等をもって抵抗し、キャンパス内には火の手が上がる。やがて完全に陸の孤島と化した大学で、デモ隊は「残るか、去るか」の決断を迫られてゆく。個人情報と引き換えに投降を迫る警察。暴動罪で逮捕されれば懲役10年を課せられる恐怖と、仲間を裏切る後ろめたさは、デモ隊の心をかき乱す。ロープを使い橋から飛び降り支援者のバイクに飛び乗って脱出する者、下水道から脱出する者、最後まで大学に留まり戦い続けようとする者……。匿名の監督たちは、デモ隊と共に大学構内に留まってキャメラを回し、追い詰められたキャンパスの中の混乱を記録する。

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「理大囲城」の写真

「理大囲城」のスタッフ・キャスト

スタッフ

キャスト		役名

「理大囲城」のスペック

基本情報
ジャンル	社会派
製作国	香港
製作年	2021
公開年月日	2022年12月17日
上映時間	88分
配給	Cinema Drifters＝大福
アスペクト比	１６：９
音量	ステレオ
公式サイト	https://www.ridai-shonen.com/
コピーライト	(C)Hong Kong Documentary Filmmakers

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