桜色の風が咲く

さくらいろのかぜがさく A MOTHER'S TOUCH
上映日
2022年11月4日

製作国
日本

制作年
2022
上映時間
113分

レーティング
PG-12
ジャンル
ドラマ

check解説

9歳で失明、18歳で聴力を失いながらも、世界で初めて盲ろう者の大学教授となった福島智の半生を映画化。全盲ろう者となり、暗闇と無音の宇宙に放り出された智。そんな彼に立ち上がるきっかけを与えたのは、母・令子が智との日常生活から見出した“指点字”であった。出演は「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの小雪、「朝が来る」の田中偉登、「エキストランド」の吉沢悠。監督は「パーフェクト・レボリューション」の松本准平。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画・音楽ジャーナリスト
    宇野維正
    この題材、しかも実話ベースの作品でこんなことを書くのは適切ではないかもしれないが、序盤の主人公が子供時代のパートは子を持つ親として恐怖以外の何ものでもなかった。... もっと見る
  • 映画評論家
    北川れい子
    この作品のモデルとなった東大教授の若き日とその母親のことは、まったく知らずに映画を観て、自分に活を入れる気になったのは事実である。でも誤解を恐れずにいえば映画と... もっと見る
  • 映画文筆系フリーライター。退役映写技師
    千浦僚
    私が福島智氏を知ったのは2016年の相模原市津久井やまゆり園での大量殺人に関して氏が自らを意志の表出と疎通を認められぬ側、劣者と選別される側として積極的に発言さ... もっと見る

「桜色の風が咲く」のストーリー

教師の夫(吉沢悠)、3人の息子たちとともに関西の町で暮らす令子(小雪)。末っ子の智(田中偉登)は、9歳のときに失明しながらも、家族の愛に包まれて天真爛漫に育ってきた。令子の心配をよそに、東京の盲学校で高校生活を謳歌する智であったが、18歳で聴力も失ってしまう……。暗闇と無音の宇宙空間に放り出されたような孤独にある智に立ち上がるきっかけを与えたのは、令子が彼との日常から見出した“指点字”という新たなコミュニケーション手段であった。勇気を持ちながら困難を乗り越えていく母子の行く手には、希望に満ちた未来が広がっていく……。

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「桜色の風が咲く」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「桜色の風が咲く」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2022
公開年月日 2022年11月4日
上映時間 113分
製作会社 スローネ=キャラバンピクチャーズ(制作:THRONE=KARAVAN PICTURES)
配給 ギャガ
レイティング PG-12
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://gaga.ne.jp/sakurairo/
コピーライト (C)THRONE / KARAVAN Pictures

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