さすらいのボンボンキャンディ

さすらいのぼんぼんきゃんでぃ
上映日
2022年10月29日

製作国
日本

制作年
2022
上映時間
114分

レーティング
R-15
ジャンル
ラブロマンス エロス ドラマ

check解説

他者との距離感が希薄になった未曽有の時代に贈る、愛を探す人びとの愚かで滑稽でちいさな物語。「名前のない女たち うそつき女」のサトウトシキ監督が企画・監督し、延江浩の短篇小説集『7カラーズ』(水曜社刊)の一篇を映画化。監督と原作者として「アタシはジュース」以来のタッグを組んだ。主演は「花束みたいな恋をした」「激怒」など注目作への出演が続く影山祐子。生きる実感を持てないままに、性にのめり込んでゆくでもなく声高に叫ぶでもなく、人間らしいつながりと愛を求めてさすらうヒロイン・仁絵に扮し、映画初主演を飾った。相手役の原田喧太は、本業はギタリストながら、父の原田芳雄を彷彿とさせる好演を披露している。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 脚本家、映画監督
    井上淳一
    ピンク四天王から30年。良くも悪くもサトウさんは変わらない。都市という開かれた空間の中での閉塞感。何者でもないまま歳を重ねることへの焦りと苛立ち。瀬々さんがメジ... もっと見る
  • 日本経済新聞編集委員
    古賀重樹
    野球場でカツオのたたきを肴に焼酎をラッパ飲みする影山祐子。その自然なたたずまいから、最後まで目が離せなかった。ふらふらと男についていったり、雨の中をバイクでタン... もっと見る
  • 映画評論家
    服部香穂里
    家庭の事情も絡み、自己否定をこじらせ昼間から呑んだくれる人妻の前に、そんな彼女のありのままを肯定してくれる、オートバイに乗った王子様が現れる。いささかトウが立っ... もっと見る

「さすらいのボンボンキャンディ」のストーリー

仁絵34歳。夫が海外に長期出張中の彼女は日々あてどなく街をさまよい、無為な時間を酒とともに流し込んでいる。マサル 48 歳。電鉄会社の車掌。運転士になりたかった夢は国家試験に三度落ちてあきらめた。偶然に知り合ったふたりは意気投合して、ごく自然に接近する。互いに家族のある身ながら逢瀬を重ねる男と女。ある日、マサルが仁絵の前から姿を消してしまい、彼女は他の男たちと寝てみるが、心の空洞が埋まることはない。ウルサクて、退屈な人間のつくった街で、仁絵はマサルの影を求めてさすらう。

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「さすらいのボンボンキャンディ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「さすらいのボンボンキャンディ」のスペック

基本情報
ジャンル ラブロマンス エロス ドラマ
製作国 日本
製作年 2022
公開年月日 2022年10月29日
上映時間 114分
製作会社 インターフィルム
配給 インターフィルム
レイティング R-15
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://sasurainobonboncandy.com/
コピーライト (C)映画『さすらいのボンボンキャンディ』製作委員会

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