木樵

きこり
上映日
2022年10月14日

製作国
日本

制作年
2021
上映時間
85分

レーティング
一般映画

check解説

岐阜県飛騨地方の山林で働く人々の営みを見つめるドキュメンタリー。およそ50年間、木樵の仕事で生計を立てている兄弟とその弟子たちに密着。林業がその土地と深く繋がっている様や、緩やかに流れる時間の中で森林と共に生活する“山の暮らし”の継承を映し出す。ナレーションを岐阜県在住の俳優、近藤正臣が担当。監督は「こどもたちの時間」の宮崎政記。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 脚本家、映画監督
    井上淳一
    いや、知らないものを知るのは楽しいから、そういう意味では面白いのだ。何の興味もなかった木樵という職業。切ることより、出す(運ぶ)ことの方が大変なこと。伐採により... もっと見る
  • 日本経済新聞編集委員
    古賀重樹
    DX(デジタルトランスフォーメーション)がかまびすしいご時世に「技術の伝承」の意義を説くことはとても難しい。この映画はそんな困難に果敢に挑んでいる。山を荒らすこ... もっと見る
  • 映画評論家
    服部香穂里
    家業を継がず映画の道を選んだ監督の過去が本作の出発点であるのなら、木樵として憧れていた実父との関係性や、自身とは対照的に約半世紀も林業一筋の兄弟に惹かれる理由な... もっと見る

「木樵」のストーリー

9割が山林に覆われる山国、岐阜県飛騨地方。木樵の父の背中を見て育った宮崎政記監督は、林業不況のなか、一旦は父の跡を継ぐことを断念し30年後、再び山と生きる木樵たちと再会。およそ50年間、木樵の仕事で生計を立てている高山市滝町の面家一男さんと弟の瀧根清司さん、その家族と弟子たちにキャメラを向ける。兄弟が木樵として働く姿を通して、林業がその土地と深く繋がっている様や、緩やかに流れる時間の中で森林と共に生活する“山の暮らし”の継承が浮かび上がってゆく。

「木樵」の写真

「木樵」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「木樵」のスペック

基本情報
製作国 日本
製作年 2021
公開年月日 2022年10月14日
上映時間 85分
製作会社 2021「木樵」製作委員会
配給 平成プロジェクト
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
公式サイト https://kikori-movie.com/
コピーライト (C)木こり製作委員会

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