秘密の森の、その向こう

ひみつのもりのそのむこう PETITE MAMAN
上映日
2022年9月23日

製作国
フランス

制作年
2021
上映時間
73分

レーティング
一般映画
ジャンル
ファンタジー ドラマ

check解説

「燃ゆる女の肖像」のセリーヌ・シアマ監督による、娘・母・祖母、三世代を繋ぐ喪失と癒しの物語。祖母が他界し、その悲しみに耐えかねた母が姿を消した日。8歳のネリーは、かつて母が遊んでいた森を探索していると、母と同じ名を持つ8歳の少女マリオンと出会う。出演は、本作が映画初出演となるジョセフィーヌ&ガブリエルのサンス姉妹、「女の一生(2016)」のニナ・ミュリス。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 米文学・文化研究
    冨塚亮平
    瑣末なシーンの集積から徐々に若手俳優の思わぬ魅力的な表情を引き出していく得意の演出が冴え渡っており、映画初出演だというサンス姉妹の存在感は特筆に値する。一方で、... もっと見る
  • 日本未公開映画上映・配給団体Gucchi's Free School主宰
    降矢聡
    見事に構成された人物関係や物語、厳格な画面といった美点が、ややもすると堅苦しい形式主義に転じる恐れがあるように思えるセリーヌ・シアマだが、本作は驚くべきシンプル... もっと見る
  • 文筆業
    八幡橙
    「燃ゆる女の肖像」と同じく、本来の居場所ではない空間での女と女の物語。とはいえ今回セリーヌ・シアマが描くのは、瓜二つの8歳の少女二人の、森の奥での時空を超えた密... もっと見る

「秘密の森の、その向こう」のストーリー

8歳のネリー(ジョセフィーヌ・サンス)は両親と共に、森の中にぽつんと佇む祖母の家を訪れる。祖母が亡くなり、母(ニナ・ミュリス)が少女時代を過ごしたこの家を整理することになったのだ。だが、何を見ても思い出に胸をしめつけられる母は、突然ひとり家から出て行ってしまう。残されたネリーは、かつて母が遊んだ森を探索するうちに、自分と同じ年の少女(ガブリエル・サンス)と出会う。母と同じ名“マリオン”と名乗るその少女の家に招かれるネリーだったが、そこは、祖母の家であった……。

「秘密の森の、その向こう」の映像

「秘密の森の、その向こう」の写真

「秘密の森の、その向こう」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「秘密の森の、その向こう」のスペック

基本情報
ジャンル ファンタジー ドラマ
製作国 フランス
製作年 2021
公開年月日 2022年9月23日
上映時間 73分
製作会社 Lilies Films
配給 ギャガ(提供:カルチュア・エンタテインメント=ギャガ)
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://gaga.ne.jp/petitemaman/
コピーライト (C)2021 Lilies Films / France 3 Cinema

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