アンデス、ふたりぼっち

あんですふたりぼっち ETERNITY
上映日
2022年7月30日

製作国
ペルー

制作年
2017
上映時間
86分

ジャンル
ドラマ

check解説

ペルー映画史上初めて全編アイマラ語で制作された長編作品として注目を集め、本国で大ヒットを飛ばすと共に、2018年アカデミー賞外国語映画賞のペルー代表に選出された作品。社会から隔絶された山中でアイマラ文化の伝統的な生活を送る老夫婦の物語。オスカル・カタコラの長編初監督作ながら、34歳で急逝したため、同時に遺作となった。カタコラが友人の推薦を受けたローサ・ニーナと、カタコラの祖父ビセンテ・カタコラが出演している。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画監督/脚本家
    いまおかしんじ
    おじいさんとおばあさんが毎日どういう風に暮らしているか。それを淡々と丁寧に描く。もう何十年もこういうことをやり続けてきたであろう、その歳月を2人の会話や動きでま... もっと見る
  • 文筆家/女優
    唾蓮みどり
    顔のよく似た老夫婦がたった2人、アンデスの山奥でひたすら息子の帰りを待っている。じっと見つめているようなカメラの目に何度もどきっとさせられ、映像に見入ってしまう... もっと見る
  • 映画批評家、東京都立大助教
    須藤健太郎
    桁外れの映画的センスに恵まれたO・カタコラが、この1作で早逝とは無念の極み。ここしかないという場所にカメラを置く術を知る監督である。リャマを右奥に捉える昼食、俯... もっと見る

「アンデス、ふたりぼっち」のストーリー

標高5,000mを越える社会から遠く離れた場所にふたり。都会に出た息子の戻りを待つパクシ(ローサ・ニーナ)とウィルカ(ビセンテ・カタコラ)の老夫婦。2人はアイマラ文化の伝統的な生活の中で、リャマや羊と暮らしていた。寒い夜を温めてくれるポンチョを織り、コカの葉を噛み、日々の糧を母なる大地のパチャママに祈る。ところがある日、飼っていた羊がキツネに襲われてしまう。さらに、マッチを買いに出かけたウィルカが途中で倒れてしまい……。都会に出た息子の帰りを待つ2人にやがて訪れる衝撃の結末とは……。

「アンデス、ふたりぼっち」の映像

「アンデス、ふたりぼっち」の写真

「アンデス、ふたりぼっち」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「アンデス、ふたりぼっち」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 ペルー
製作年 2017
公開年月日 2022年7月30日
上映時間 86分
製作会社 Cine Aymara Studios
配給 ブエナワイカ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
公式サイト https://www.buenawayka.info/andes-futari
コピーライト (C)2017 CINE AYMARA STUDIOS

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