ゆめパのじかん

ゆめぱのじかん
上映日
2022年7月9日

製作国
日本

制作年
2022
上映時間
90分

check解説

神奈川県川崎市にある子どもたちの居場所「川崎市子ども夢パーク」=通称「ゆめパ」。家庭でも学校でもない第3の子どもの居場所を公設民営で運営している先進的なモデルとして全国の自治体から注目を集める「ゆめパ」の日々を3年にわたって撮影したドキュメンタリー。撮影中の2020年3月に新型コロナウイルスの感染拡大により全国の学校が一斉休校となった時も「ゆめパ」は子どもたちを受け入れ続けた。子どもも大人も一緒にみんなが作り手となって生み出される「居場所の力」と、時に悩みながらも自ら考え歩もうとする「子どもの力」を、「さとにきたらええやん」の監督・重江良樹とプロデューサー・大澤一生のチームが情感豊かに描き出す。いまを生きるすべての子どもと、かつて子どもだった大人に贈る、生きる力を育む大切な「じかん」の物語。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 脚本家、映画監督
    井上淳一
    「さとにきたらええやん」の不満は児童館の職員がなぜこんな大変なことをやっているかが描かれていないことだった。本作にもその「なぜ」はほとんど描かれない。パンフには... もっと見る
  • 日本経済新聞編集委員
    古賀重樹
    虫好きの男子が歩き回り、アリを覗き込み、バッタに触れる。木工好きの女子がノコギリを引き、釘を打ち、小屋を建てる。走り回る、飛び跳ねる。よじ登る、滑り降りる。子ど... もっと見る
  • 映画評論家
    服部香穂里
    さまざまな理由で学校に通えなくても、ひとりで引きこもる以外に、似た境遇の子も集う場所へ赴く選択肢もあると周知させることは、急を要する課題。否応なく迷い悩み続ける... もっと見る

「ゆめパのじかん」のストーリー

何をしてもいい。何もしなくてもいい。きみは、きみのままでいい。「ゆめパ」は子どもたちみんなの遊び場。約1万平米の広大な敷地には、子どもたちの「やってみたい」がたくさん詰まっている。手作りの遊具で思いっきり遊ぶ子どもたち。一緒にどろんこになっている親子。くるくると踊る子。小さな子どもを連れた自主保育のグループ。ゆめパにはいつも子どもと子どもに関わる大人が集っている。 ゆめパの一角には「フリースペースえん」があり、学校に行っていない子どもたちが自分の「好き」をあたためている。安心して、ありのままの自分で過ごせる場所で、虫や鳥を観察したり、木工細工に熱中したり、ゴロゴロ休息したり。でも、時には学校や勉強のことが気になる子も……。新しい春を前に、一人の子が自身の将来を考え始める――。

「ゆめパのじかん」の映像

「ゆめパのじかん」の写真

「ゆめパのじかん」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ゆめパのじかん」のスペック

基本情報
製作国 日本
製作年 2022
公開年月日 2022年7月9日
上映時間 90分
製作会社 ガーラフィルム=ノンデライコ
配給 ノンデライコ
公式サイト http://yumepa-no-jikan.com/

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