アトランティス(2019)

あとらんてぃす ATLANTIS
上映日
2022年6月25日

製作国
ウクライナ

制作年
2019
上映時間
109分

レーティング
PG-12
ジャンル
戦争 ドラマ

check解説

「ザ・トライブ」に製作・撮影・編集で参加したウクライナの俊英ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチの監督作。ロシアとの戦争終結から1年後の2025年。戦争で家族や友人を失った青年セルヒーは、ボランティアの女性と出会い、“生きる”意味を見つめる。出演は「リフレクション」のアンドリー・リマルーク。2019年の東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞している。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 米文学・文化研究
    冨塚亮平
    撮影・編集を兼務する監督のこだわりが隅々まで行き届いた、ワンシーンワンカットで距離を置いた対象をしばしば正面から捉える画面構成は、美的な意図と共に、直視し難い光... もっと見る
  • 日本未公開映画上映・配給団体Gucchi's Free School主宰
    降矢聡
    固定カメラかつワンシーンワンカットで基本構成される画面作りと同じく、語られることも極めてシンプルで力強い。登場人物は皆、延々と作業する者、あるいは作業まで待機す... もっと見る
  • 文筆業
    八幡橙
    定点から一定の距離を保って静かに対象を見つめる長回しのカメラ。その目が見つめるのは、あちこちに地雷が埋められ、そこここに死体が転がり、かつてその場に豊かな暮らし... もっと見る

「アトランティス(2019)」のストーリー

ロシアとの戦争が終結して1年が経った2025年。戦争で家族を亡くし、唯一の友人も失った孤独な青年セルヒーは、兵士の遺体発掘、回収作業に従事するボランティア団体の女性との出会いをきっかけに、自らが“生きる”意味と向き合っていく……。死に覆いつくされた世界を漂流する生のはかなさと、そこに芽生えた愛の尊さをサーモグラフィー・カメラが鮮烈に映し出す。

「アトランティス(2019)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「アトランティス(2019)」のスペック

基本情報
ジャンル 戦争 ドラマ
製作国 ウクライナ
製作年 2019
公開年月日 2022年6月25日
上映時間 109分
製作会社 Studio Garmata Film
配給 アルバトロス・フィルム(提供:ニューセレクト)
レイティング PG-12
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
公式サイト https://atlantis-reflection.com
コピーライト (C)Best Friend Forever

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