母へ捧げる僕たちのアリア

ははへささげるぼくたちのありあ MY BROTHERS AND I
上映日
2022年6月24日

製作国
フランス

制作年
2021
上映時間
108分

レーティング
PG-12
ジャンル
ドラマ

check解説

2021年カンヌ映画祭<ある視点部門>に正式出品された、フランスのヨアン・マンカ監督による初長編。南仏の古い公営団地で、兄3人と暮らす14歳のヌール。彼の日課は、毎夕、昏睡状態の母の部屋の前にスピーカーを置き、母が大好きなオペラを聴かせることだった。出演は、オーディションで本作の主役を射止めたマエル・ルーアン=ベランドゥ、「女の一生」のジュディット・シュムラ、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」のダリ・ベンサーラ。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    上島春彦
    勝手にブラジル映画と勘違い。予備知識なしで見るのでこうなる。四兄弟のひ弱な末っ子が音楽の道を志すにいたる夏休みを描く。夏休み(&花火)映画にハズれなし。この基本... もっと見る
  • 映画執筆家
    児玉美月
    主人公の少年ヌールが不在となる兄弟たちの場面では、手前に遮蔽物を置いた窃視的な構図が何度か使われており、そこにこの映画がヌールの視点を通した彼と兄弟たちの物語で... もっと見る
  • 映画監督
    宮崎大祐
    南仏の低所得者層の生活描写を見ているだけでもそれなりに発見と驚きがあることは確かだ。しかし近年のフランス映画はそれしか描くべきテーマがないのかというくらいこの主... もっと見る

「母へ捧げる僕たちのアリア」のストーリー

南仏の海沿いの町の古ぼけた公営団地で、兄3人と暮らす14歳のヌール(マエル・ルーアン=ベランドゥ)。重篤で昏睡状態の母を兄弟4人で自宅介護する生活は苦しく、まだ中学生ながら、ヌールの夏休みは兄の仕事の手伝いと家事に追われる毎日。そんな彼の日課は、毎夕、母の部屋の前までスピーカーを引っ張り、母が大好きなオペラを聴かせることであった。ある日、教育奉仕作業の一環で校内清掃中だったヌールは、歌の夏期レッスンをしていた講師サラ(ジュディット・シュムラ)に呼び止められ、歌うことに魅せられてゆく……。

「母へ捧げる僕たちのアリア」の映像

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「母へ捧げる僕たちのアリア」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「母へ捧げる僕たちのアリア」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 フランス
製作年 2021
公開年月日 2022年6月24日
上映時間 108分
製作会社 A Single Man=AD Vitam=JM Films
配給 ハーク(配給協力:FLIKK)
レイティング PG-12
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://hark3.com/aria/#
コピーライト (C) 2021 – Single Man Productions – Ad Vitam – JM Films

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