息子の面影
むすこのおもかげ IDENTIFYING FEATURES- 上映日
- 2022年5月27日
- 製作国
- メキシコ スペイン
- 制作年
- 2020
- 上映時間
- 99分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- ドラマ
解説
2020年サンダンス映画祭ワールドシネマドラマティックコンペティション部門審査員特別賞および観客賞に輝いた人間ドラマ。メキシコの貧しい村からアメリカに渡ろうとして消息を絶った息子を探すマグダレーナは、母を探す青年ミゲルと出会い、旅を共にする。監督は、本作が初長編のフェルナンダ・バラデス。ドラマ『そして私たちは』などメキシコで活躍するメルセデス・エルナンデスが、息子の足跡を追う母マグダレーナを演じる。2020年ロカルノ国際映画祭観客賞、2021年ゴッサム・インディペンデント映画祭外国語映画賞、2020年ロカルノ国際映画祭観客賞など多数受賞。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映画監督/脚本家いまおかしんじ目の前に車が止まっていて、そこから覆面の男がやってくる。じっと耐える主人公の女の人。緊張感がハンパない。メキシコの国境近くってこんな怖い場所なのか。母親にとって... もっと見る
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文筆家/女優唾蓮みどりほの暗い画面の中から見つめてくる母親の表情が、常にこちらに向かって先の見えない不安を問いかけてくるようで、ずっと緊張しながら観ていた。行方不明の息子を探すのに藁... もっと見る
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映画批評家、東京都立大助教須藤健太郎見せなくてもいいものを見せる。その点に疑問が残る。たとえば序盤で一方の母親が息子の遺体写真を見せられ泣き崩れるくだり。彼女が何を見たかはその反応だけで伝わるので... もっと見る
「息子の面影」のストーリー
マグダレーナ(メルセデス・エルナンデス)はメキシコの貧しい村で暮らしており、息子は貧困から抜け出そうと仕事と夢を求めて友人と一緒にアメリカに向かい旅立っていった。しかし多くの若者が国境を越えようとして命を失っており、息子も消息を絶ってしまった。息子を探すために一人村を出たマグダレーナは、やっとの思いで得た情報を頼りにある村へ向かう道中に、息子と同じような年齢の青年ミゲル(ダビッド・イジェスカス)と出会う。ミゲルは母親を探していた。それぞれ大切な存在を探す二人は、旅を共にする。
「息子の面影」の映像
「息子の面影」の写真
「息子の面影」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「息子の面影」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | メキシコ スペイン |
製作年 | 2020 |
公開年月日 | 2022年5月27日 |
上映時間 | 99分 |
製作会社 | Corpulenta Producciones=Foprocine=Avanti Pictures=Nephilim Producciones=EnAguas Cine |
配給 | イオンエンターテイメント |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | https://musuko-no-omokage.jp |
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