ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇
ごーすとふりーとしられざるしーふーどさんぎょうのやみ GHOST FLEET- 上映日
- 2022年5月28日
- 製作国
- アメリカ
- 制作年
- 2018
- 上映時間
- 90分
- ジャンル
- 社会派
解説
海の奴隷としてタイの漁船で働かされている人々の姿と、彼らを救おうと奮闘するタイ人女性パティマ・タンプチャヤクルの活動を追うドキュメンタリー。人身売買業者によって貧困国から集められ、売り飛ばされた人々の救出に密着し、シーフード産業の闇に迫る。第43回トロント国際映画祭上映作品。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映画監督/脚本家いまおかしんじ男たちの顔がヤバい。何年も漁船の中で奴隷として働かされるとこんな顔になるんだ。7年とか10年とか20年とか、時間の長さに驚く。もう故郷には帰れない。今いる場所で... もっと見る
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文筆家/女優唾蓮みどりこれが本当に現代でも起こっているのかと驚愕する。人権などそもそも存在していないかのように「海の奴隷」になってしまった人々がいる。この作品は元奴隷となってしまった... もっと見る
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映画批評家、東京都立大助教須藤健太郎パティマ?タンプチャヤクルとその活動に敬意を。22歳で癌になり、生死のあわいをさまよった彼女は、闘病を終えると「他人のために生きよう」と心に誓ったという。200... もっと見る
「ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇」のストーリー
世界有数の水産大国であるタイには、人身売買業者に騙されるなどして漁船で働かされている奴隷労働者が数万人存在すると言われている。タイの水産物輸入で世界第二位の日本は、ツナ缶、エビ、そして養殖用の魚粉などをタイから輸入しており、キャットフードに至っては約半分がタイ産である。安価な水産物の裏で犠牲になっているのは、タダ同然または無給で働かされている海の奴隷たちだ。何千キロにも及ぶ遠洋漁業に乗船させる船員として、人身売買業者はタイやミャンマー、ラオス、カンボジアなど貧困国から集めた男性たちを、数百ドルでタイの漁業会社に売り飛ばす。漁業以外の仕事で誘惑され、拉致された人々は、数ヶ月やひどいと何年も下船することなく、奴隷として船上で働かされる。2017年ノーベル平和賞にノミネートされたパティマ・タンプチャヤクルや、自身も11年間奴隷労働した経験のあるトゥン・リンたちは脅迫など数々の困難に立ち向かいながら、漁船からインドネシアの離島に逃げた男性たちを救出するため、命がけの航海へと漕ぎ出す。
「ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2022年5月28日 |
上映時間 | 90分 |
製作会社 | Vulcan Productions=Seahorse Productions |
配給 | ユナイテッドピープル |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://www.unitedpeople.jp/ghost |
コピーライト | (C)Vulcan Productions, Inc. and Seahorse Productions, LLC |
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