フェルナンド・ボテロ 豊満な人生

ふぇるなんどぼてろほうまんなじんせい BOTERO
上映日
2022年4月29日

製作国
カナダ

制作年
2018
上映時間
82分

レーティング
一般映画
ジャンル
伝記 アート

check解説

2022年で生誕90年を迎える南米コロンビア出身の美術家フェルナンド・ボテロの素顔と独創的で多幸感あふれる作品の数々に迫るドキュメンタリー。ボテロ作品の特徴は人や動物、果物など、あらゆる形がふくらんでいること。そのボリュームある対象に込められた官能やユーモア、アイロニーとは。ボテロ独特の「魔法」をヨーロッパ、NY、中国、コロンビアで長年にわたって撮影されてきた映像と、ボテロ本人やファミリー、歴史家、キュレーターの証言で読み解いていく。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    上島春彦
    ボテロは豊満なモナリザの絵で有名な画家。今夏、日本でも展覧会が開かれる。パロディというよりも割と本気でそういう画風を確立したようだ。それなりの哲学に則って描いて... もっと見る
  • 映画執筆家
    児玉美月
    フェルナンド・ボテロについて概観を見渡せる正攻法なドキュメンタリー映画。必ずしも称賛ばかりではなかったとされる彼の作風に対して、映画には批判者が一名投入されてい... もっと見る
  • 映画監督
    宮崎大祐
    一体何度生き直しているのだろうと思うほど波瀾万丈の人生を送る存命のアーティスト、フェルナンド・ボテロの果てしない欲望と衰えることのない情熱が導く逸話を追っている... もっと見る

「フェルナンド・ボテロ 豊満な人生」のストーリー

世界でもっとも有名な存命するアーティストのひとりで、パリ、ピエトラサンタ、NYを拠点に精力的な活動を続けているフェルナンド・ボテロ。彼はどのようにして「マエストロ」になったのかは、あまり知られていない。ボテロは1932年4月19日、コロンビアのメデジンで商人の父とお針子の母の元に生まれた。幼い頃に父を亡くし貧しい生活を送っていたが、新聞のイラストレーターとして働き始め、修行のためヨーロッパ、メキシコ、NYへと移る。人間や動物をふくよかな体型で表現したユーモアあふれる独特の作風は、厳しい評価を受ける一方で、1950年代後半からヨーロッパで次第に注目を集めるようになる。そして1963年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のエントランス・ホールにボテロの《12歳のモナ・リザ》が展示されたことで、その名が一気に広まる。貧困、長年の厳しい批判、4 歳の息子の悲劇的な死、これらを乗り越えた彼の静かな決意と強さ、絶え間ない構想、揺るぎない信念。自らの作品をすべて寄付して作られたボテロ美術館の内部や、カリフォルニア大学バークレー校に寄贈されたアブグレイブ刑務所を描いた絵画など、さまざまな作品が登場し、彼の芸術の真相を見せてくれる。

「フェルナンド・ボテロ 豊満な人生」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「フェルナンド・ボテロ 豊満な人生」のスペック

基本情報
ジャンル 伝記 アート
製作国 カナダ
製作年 2018
公開年月日 2022年4月29日
上映時間 82分
製作会社 Hogan Millar Media
配給 アルバトロス・フィルム(提供:ニューセレクト)
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://botero-movie.com/
コピーライト (C) 2018 by Botero the Legacy Inc. All Rights Reserved

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