解説
2018年に「恋愛依存症の女」で劇場デビューを果たした木村聡志監督による長編第2作。別れた後も同棲し、曖昧な関係を続ける大学生ゆっこと先輩、そこに近づく多部。そして将来を見出せずにいる社会人の滝と港。それぞれの“ままならない”日常が綴られる群像劇。出演は「別に、友達とかじゃない」の植田雅、「アルプススタンドのはしの方」の平井亜門。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「階段の先には踊り場がある」のストーリー
ダンサーを目指し芸大の舞踊科に通うゆっこ(植田雅)。同じ大学の演劇科に通う元カレの先輩(平井亜門)とは、別れた後も同棲を続けている。お互いを応援する“いいパートナー”だと呼び合うが、最近は夢をかけた留学、そして先輩と急接近する友人・多部ちゃん(手島実優)の存在が気になっていた……。一方、社会人の滝(細川岳)は平穏な日々を送っているが、長年交際している港(朝木ちひろ)から結婚を意識させられ困惑していた。将来が見えない滝は、大学生のときに味わったある挫折を今も引きずっていたのだ。そんな彼との関係を見つめ直す港だが……。
「階段の先には踊り場がある」の映像
「階段の先には踊り場がある」の写真
「階段の先には踊り場がある」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「階段の先には踊り場がある」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2021 |
公開年月日 | 2022年3月19日 |
上映時間 | 132分 |
製作会社 | レプロエンタテインメント |
配給 | レプロエンタテインメント |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ステレオ |
公式サイト | https://kaidan.lespros.co.jp/ |
コピーライト | (C)LesPros entertainment |
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