解説
「トワイライト」シリーズ出演のジャスティン・チョンが監督・脚本・主演を務めたドラマ。韓国で生まれ、3歳で養子として米国に連れてこられたアントニオは、30年以上前の義父母の手続きの不備で強制送還の危機に。家族と離れたくない彼はある決心をする。出演は、「リリーのすべて」のアリシア・ヴィキャンデル。2021年カンヌ国際映画祭ある視点部門正式出品作品。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「ブルー・バイユー」のストーリー
アントニオ(ジャスティン・チョン)は韓国で生まれ、3歳のときに養子としてアメリカに連れてこられた。今はシングルマザーのキャシー(アリシア・ヴィキャンデル)と結婚し、娘のジェシーと3人で、貧しいながらも幸せに暮らしている。あるとき、些細なことで警官とトラブルを起こし、逮捕されてしまう。すると、30年以上前の義父母による手続きの不備で移民局へと連行され、国外追放命令を受ける。下手をすると強制送還されて二度と戻れない。二人は裁判を起こして異議を申し立てようとするが、最低でも五千ドルかかることが分かり、途方に暮れる。家族と離れたくないアントニオはある決断を下す……。
「ブルー・バイユー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ブルー・バイユー」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2021 |
公開年月日 | 2022年2月11日 |
上映時間 | 113分 |
製作会社 | Entertainment One=MACRO=Hungry Bull Productions=Digital Caviar |
配給 | パルコ=ユニバーサル映画 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | https://www.universalpictures.jp/micro/blue-bayou |
コピーライト | (C)2021Focus Features, LLC. |
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