解説
『進撃の巨人』の荒木哲郎が監督を務めた長編アニメ。世界に降り注いだ泡で重力が破壊された東京は、家族を失った一部の若者たちの住処となり、パルクールの戦場となっていた。ある日、ヒビキが無軌道なプレイで海に落下すると、不思議な力を持つ少女ウタが現れる。声の出演は、「さんかく窓の外側は夜」の志尊淳、エンディングテーマも担当するアーティスト、りりあ。、「地獄の花園」の広瀬アリス。第72回ベルリン国際映画祭正式出品作品。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「バブル」のストーリー
世界に降り注いだ泡<バブル>によって重力が破壊された東京。ライフラインも断たれ、家族を失った一部の若者たちの住処となり、ビルからビルに駆け回るパルクールのチームバトルの戦場と化していた。危険なプレイスタイルで注目を集めていたエースのヒビキ(声:志尊淳)はある日、無軌道なプレイで重力が歪む海へ落下してしまう。そこに突如現れた、不思議な力を持つ少女ウタ(りりあ。)がヒビキを救う。驚異的な身体能力を持つウタは、ヒビキや彼のチームメンバーたちと一緒に暮らし始める。そこには、メンバーたちの面倒を見ながら、降泡現象を観測する科学者マコト(広瀬アリス)もいた。ウタは、賑やかな仲間たちと他愛もない会話で笑い合うような日常生活に馴染んでいく。そして、なぜかヒビキとウタだけに聴こえるハミングをきっかけに、二人は心を通わせるようになる。しかし、ヒビキがウタに触れようとすると、彼女は悲しげな表情で離れてしまう。ある日、東京で再び降泡現象が始まる。未知の泡が降り注ぎ、東京は沈没の危機に陥る。ウタは泡が奏でるハミングを聴き取り、突然ヒビキの前から姿を消してしまう……。
「バブル」の映像
「バブル」の写真
「バブル」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「バブル」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | SF アクション |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2022 |
公開年月日 | 2022年5月13日 |
上映時間 | 100分 |
製作会社 | 「バブル」製作委員会(STORY=WIT STUDIO=ワーナー・ブラザース映画=ニトロプラス=ローソンエンタテインメント=ストレートエッジ)(in association with NETFLIX/制作スタジオ:WIT STUDIO/企画:STORY) |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | https://wwws.warnerbros.co.jp/bubble-moviejp/ |
コピーライト | (C)2022「バブル」製作委員会 |
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