金の糸

きんのいと THE GOLDEN THREAD
上映日
2022年2月26日

製作国
ジョージア フランス

制作年
2019
上映時間
91分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

ジョージア映画界を代表する女性監督ラナ・ゴゴベリゼが、日本の“金継ぎ”に着想を得て撮り上げた過去との和解の物語。79歳を迎えた作家エレネの元へ、ソ連時代に政府高官だった娘婿の母ミランダ越してくる。そこへ60年前の恋人アルチルから電話があり……。主人公エレネを「ロビンソナーダ」などの監督を務めたナナ・ジョルジャゼが演じる。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画監督/脚本家
    いまおかしんじ
    老人になったら、行動範囲が狭くなるんだなと思った。家からほとんど出ないし、決まった人としか話をしない。つまんなさそうだけど、そうでもない。日々嫌なことがあり楽し... もっと見る
  • 文筆家/女優
    唾蓮みどり
    たっぷりと白粉をつけた赤い髪の老女エレネが踊る姿のなんと美しいことか。かつての恋人との電話する甘ったるささえなんと心地よいことか。過去に愛される人間と、過去から... もっと見る
  • 映画批評家、東京都立大助教
    須藤健太郎
    思い出はいまや欠片となり、リフレインとなって繰り返される。タンゴのステップとして、詩の一節として。中庭を囲んだコの字形の集合住宅。生まれる前から住んできたこの場... もっと見る

「金の糸」のストーリー

ジョージア・トビリシの旧市街の片隅。作家のエレネ(ナナ・ジョルジャゼ)は、生まれた時からの古い家で娘夫婦と暮らしている。今日は彼女の79歳の誕生日だが、家族の誰もが忘れていた。そんななか、娘婿の母ミランダ(グランダ・ガブニア)にアルツハイマーの症状が出始めたので、この家に引っ越しさせると娘が言う。ミランダはソヴィエト時代、政府の高官だった。そこへエレネのかつての恋人アルチル(ズラ・キプシゼ)から数十年ぶりに電話がかかってくる。やがて彼らの過去が明らかになり、ミランダは姿を消す……。

「金の糸」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「金の糸」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 ジョージア フランス
製作年 2019
公開年月日 2022年2月26日
上映時間 91分
製作会社 3003 Film Production=Manuel Cam
配給 ムヴィオラ
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
公式サイト http://moviola.jp/kinnoito/
コピーライト (C) 3003 film production, 2019

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