この日々が凪いだら

このひびがなぎいだら DRIFTING FLOWERS, FLOWING DAYS
上映日
2022年2月25日

製作国
日本

制作年
2021
上映時間
84分

レーティング
一般映画
ジャンル
ラブロマンス ドラマ

check解説

様々な変化に向き合う若者たちを繊細な筆致で描き出す群像劇。故郷を捨てるように上京し、建設現場で汗を流す宮嶋大翔。ある日、花屋で働く望月双葉と出会い、いつしか恋人同士となるが、住居の取り壊しや身近な人の死によって彼らは変化を余儀なくされてゆく。出演は「灯せ」のサトウヒロキ、「愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景vol.1」の瀬戸かほ。『MOOSIC LAB 2019』にて『ゆうなぎ』のタイトルで上映された常間地裕監督による長編デビュー作。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画・音楽ジャーナリスト
    宇野維正
    序盤の取って付けたような元号にまつわる恋人同士の会話は面映いが、これはとても切実で地に足の着いた、社会の非流動性(つまりは格差社会)の中でもがく「令和」の若者た... もっと見る
  • 映画評論家
    北川れい子
    凪の反対語は時化るだが、ここに登場する20代後半の男女たちは、格別、時化的な状況にいる訳ではない。惰性で同棲しているようなカップルにしても、仕事のミスを叱責され... もっと見る
  • 映画文筆系フリーライター
    千浦僚
    冒頭のボーイミーツガールから危機を経て終幕の寄り添いまで、予定調和のようでありながら男女と世界に緊張感があり、またくっついたときには平坦な円環でなく螺旋状に回っ... もっと見る

「この日々が凪いだら」のストーリー

故郷を捨てるように上京してきた宮嶋大翔(サトウヒロキ)は、建設現場作業員として日々を過ごしている。そんなある日、花屋で働く望月双葉(瀬戸かほ)と出会い、ふたりはいつしか恋人同士に。時代は平成から令和へと変化するが、大翔と双葉の日々は穏やかに流れ、ずっと続いていくように思えた。ところが、住居の取り壊しや身近な人の死によって彼らは変化を余儀なくされる……。

「この日々が凪いだら」の映像

「この日々が凪いだら」の写真

「この日々が凪いだら」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「この日々が凪いだら」のスペック

基本情報
ジャンル ラブロマンス ドラマ
製作国 日本
製作年 2021
公開年月日 2022年2月25日
上映時間 84分
製作会社 映画「この日々が凪いだら」製作委員会(制作協力:Ippo)
配給 Filmssimo(配給協力:SPOTTED PRODUCTIONS)
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://konohibi-naidara.com/
コピーライト (C)映画「この日々が凪いだら」製作委員会

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