解説
グラフィックデザイナーの阿部航太が、ブラジルの路上から投げかけられた一つの問いへの答えを追うドキュメンタリー。歪んだ社会に抗いながら、混沌の波を巧みに乗りこなすアーティストたちが彩る街の風景の豊かさを、デザインと文化人類学視点から見つめる。自主上映で好評を博した『グラフィテイロス』(2019)に、約50分の新たな映像を加え再編集した劇場版。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「街は誰のもの?」のストーリー
グラフィティアーティストの現地での呼称、グラフィテイロがつぶやく背景に広がるのは、南米一の大都市サン・パウロ。そこには多様なルーツ、カルチャーが混沌とするブラジル特有の都市の姿があった……。東京でグラフィックデザイナーとして活動する阿部航太が、2018年から19年にかけてのブラジル滞在で体感した“街”。そこには歪んだ社会に抗いながら、混沌の波を巧みに乗りこなすグラフィテイロやスケーター、そして街を歩き、座り込み、踊り明かす人々がいた。イリーガルな表現活動から日常生活まで、地続きに営まれるその風景は、私たちが知っている街の姿を痛快に批判しているようでもある……。
「街は誰のもの?」の映像
「街は誰のもの?」の写真
「街は誰のもの?」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「街は誰のもの?」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | 社会派 アート |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2021 |
公開年月日 | 2021年12月11日 |
上映時間 | 98分 |
製作会社 | (制作:Trash Talk Club) |
配給 | Trash Talk Club |
アスペクト比 | 16:9 |
公式サイト | https://machidare.com/ |
コピーライト | (C)KOTA ABE |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2021年12月下旬号 | UPCOMING 新作紹介 「街は誰のもの?」 |