成れの果て

なれのはて
上映日
2021年12月3日

製作国
日本

制作年
2021
上映時間
81分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

「街の上で」の萩原みのり主演で2009年度サンモールスタジオ最優秀脚本賞受賞の同名戯曲を映画化。東京で暮らす小夜のもとに、故郷の姉・あすみから結婚すると連絡が入る。その相手、布施野の名前を聞いた小夜は愕然とし、友人のエイゴを連れて帰郷する。出演は、「千と千尋の神隠し」の柊瑠美、「あの頃。」の木口健太。監督は、「恐怖人形」の宮岡太郎。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 脚本家、映画監督
    井上淳一
    妹をレイプした男と結婚しようとする姉。人は正しい選択ばかりでなく、愚かでバカな選択もするけど、このハードルはあまりに高い。姉の動機は小悪魔的な妹へのルサンチマン... もっと見る
  • 日本経済新聞編集委員
    古賀重樹
    地方の実家から東京の妹に、ある男との婚約を伝えるために電話している姉のショットから緊迫感がみなぎる。帰宅した婚約者がセーターの上から姉の胸をまさぐる艶めかしさ。... もっと見る
  • 映画評論家
    服部香穂里
    嫌な記憶しかない郷里を離れ上京しても、忌まわしい過去が足枷となってきた主人公をはじめ、どの人物にも深い影を落としているらしい事件自体は、確かに悲劇である。ただ、... もっと見る

「成れの果て」のストーリー

東京でファッションデザイナーの卵として暮らしていた小夜(萩原みのり)のもとに、地元に暮らす姉・あすみ(柊瑠美)から連絡が入る。あすみは今度結婚するというが、名前を聞かれると言いにくそうに「布施野さん」と答える。小夜はその名前を聞き、愕然とする。居ても立ってもいられず、小夜は友人のエイゴ(後藤剛範)を連れて故郷に帰る。妹が突然に帰って来たことに、あすみは動揺する。帰宅した布施野(木口健太)と8年ぶりに再会した小夜は、地元の企業に就職し、結婚を控えるなど順風満帆な布施野に苛立つ。布施野は、8年前の小夜の事件に関係していたのだ。小夜の帰郷を引き金に、あすみに思いを寄せる幼なじみ、事件の現場に居合わせた布施野の友人、事件を小説にしようとするその恋人など、思惑を抱える人々の業が徐々に炙り出されていく。布施野に対する憎しみが抑えきれない小夜は、ついに驚くべき行動に出る。そして、あすみと小夜の確執が露わになっていく……。

「成れの果て」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「成れの果て」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2021
公開年月日 2021年12月3日
上映時間 81分
製作会社 M×2 films
配給 SDP
レイティング 一般映画
アスペクト比 1:2.00
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 ステレオ
公式サイト https://narenohate2021.com/
コピーライト (C) 2021 M×2 films

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