安魂

あんこん COMFORTING SOUL
上映日
2022年1月15日

製作国
中国 日本

制作年
2022
上映時間
108分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

「こどもしょくどう」の日向寺太郎監督と「うなぎ」脚本の冨川元文が初タッグを組んだ日中合作映画。著名な作家・唐大道は、自ら選んだ道こそが正しいと信じて疑わなかった。しかし、愛する息子・英健が29歳の若さでこの世を去ったとき、その信念は崩れる。出演は、「息子の告発」のウェイ・ツー。原作は、「香魂女 湖に生きる」の原作者、周大新の同名小説。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 脚本家、映画監督
    井上淳一
    なぜわざわざ中国でこんなものを作ったのか。作家の父は子供を自分の価値観で雁字搦めにする。この作家は何を書いてきたのか。中国で作家であり続けることの困難さが父を頑... もっと見る
  • 日本経済新聞編集委員
    古賀重樹
    家柄が違うために親が息子の結婚を許さないという悲恋のメロドラマとして始まり、死者がよみがえるファンタジー、さらには詐欺師ものへと緩やかに変転し、最後は残された者... もっと見る
  • 映画評論家
    服部香穂里
    息子の不慮の死が投げかける重層的波紋を、人間ドラマの良作を撮り続ける日向寺太郎監督が細やかに映す。厳格で理性的だったはずの父が、スピリチュアルなものに救いを求め... もっと見る

「安魂」のストーリー

社会的名誉も地位も手に入れた著名な作家の唐大道(ウェイ・ツー)は、自ら選んだ道こそが最も正しいと信じて疑わない独善的な人間だった。それは愛する息子・英健(チアン・ユー)に対しても同じで、息子の恋人・張爽が農村出身という理由だけで、息子の幸せのためだと別れさせた。しかし、英健が29歳の若さでこの世を去ったとき、その絶対的な信念は崩れた。「父さんが好きなのは、自分の心の中の僕なんだ」という言葉を残した息子がどんな生き方を望んでいたのか、様々な本を読み漁り、まだ近くにいるはずだと息子の魂を探す大道。そんななか、英健と瓜二つの劉力宏(チアン・ユー)と出逢う。息子の姿を重ね度々彼のもとを訪れる大道を妻の瑞英は制止するが、彼と会うことを止めることはできなかった。しかし、息子にもう一度会いたいという強い願いによって、ひとつの奇跡が起こる……。

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キャスト役名

「安魂」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 中国 日本
製作年 2022
公開年月日 2022年1月15日
上映時間 108分
製作会社 河南電影電視製作集團=秉徳行遠影視傳媒(北京)=パル企画=大原神馬影視文化発展=浙江聚麗影視傳媒=北京易中道影視傳媒
配給 パル企画
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://ankon.pal-ep.com/
コピーライト (C)2021「安魂」製作委員会

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