ジョゼと虎と魚たち(2020:韓国)
じょぜととらとさかなたち JOSEE解説
田辺聖子の同名短編小説を韓国で映画化。大学生・ヨンソクは、道端で倒れていた車椅子の女性を家まで送り届ける。彼女はジョゼと名乗り、祖母と二人で暮らしていた。本で知識を得ることを好み、独特な感性を持つジョゼに、ヨンソクは段々と興味を持っていく。出演は、「虐待の証明」のハン・ジミン、ドラマ『スタートアップ:夢の扉』のナム・ジュヒョク。監督・脚本は、「もう少しだけ近くに」のキム・ジョングァン。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
-
米文学・文化研究冨塚亮平観る前は正直言って今さらリメイクすることになんの必然性があるのかと訝しんでしまったが、蓋を開けてみれば思ったよりも楽しく観られた。韓国ならではの階級差の要素をさ... もっと見る
-
日本未公開映画上映・配給団体Gucchi's Free School主宰降矢聡犬童一心版では携帯が一切映らず、いつの時代なのかも不確かなその世界は、そのまま二人のはっきりしない低温な関係性と重なり、この曖昧さこそが人間なのかなんて思った気... もっと見る
-
文筆業八幡橙リメイクは難しい。何を残して、何を捨てるか。改変したり、新たに付与する部分に、オリジナルを凌ぐ魅力をいかに持たせ、惹きつけるか。童顔かつ根は無垢でありながら、し... もっと見る
「ジョゼと虎と魚たち(2020:韓国)」のストーリー
卒業を控えた大学生・ヨンソク(ナム・ジュヒョク)は、車椅子の女性(ハン・ジミン)が道端に倒れているのを見つける。彼女を家まで送り届けると、お礼に夕食を振る舞われる。足が不自由な彼女はジョゼと名乗り、祖母と二人で暮らしていた。ジョゼは本で知識を得ることが好きで、独特な感性を持っていた。そんな彼女に興味を抱いたヨンソクは、時々ジョゼの家を訪れるようになる。そしてジョゼには親がおらず、養護施設から逃げ出し、おばあさんに拾われてから自分の世界に閉じこもるようになったことを知る。ジョゼへの思いを強くしたヨンソクは、大学の女友達のツテを頼り、市の補助金でジョゼの家の改装にこぎつける。しかし、ヨンソクと女友達の親密そうな雰囲気を察したジョゼは、彼を拒絶する……。
「ジョゼと虎と魚たち(2020:韓国)」の映像
「ジョゼと虎と魚たち(2020:韓国)」の写真
「ジョゼと虎と魚たち(2020:韓国)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「ジョゼと虎と魚たち(2020:韓国)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ラブロマンス ドラマ |
製作国 | 韓国 |
製作年 | 2020 |
公開年月日 | 2021年10月29日 |
上映時間 | 117分 |
製作会社 | Vol Media |
配給 | キノシネマ(提供:木下グループ) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | https://movie.kinocinema.jp/works/josee |
コピーライト | Original Film (C) 2003 "Josee, the Tiger and the Fish" Film Partners. All Rights Reserved. (C) 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2021年11月下旬号 | REVIEW 日本映画&外国映画 「ジョゼと虎と魚たち」 |
2021年11月上旬特別号 | UPCOMING 新作紹介 「ジョゼと虎と魚たち」 |