189

いちはちきゅー
上映日
2021年12月3日

製作国
日本

制作年
2021
上映時間
110分

レーティング
一般映画
ジャンル
社会派 ドラマ

check解説

実在の事件から着想を得て、児童虐待をテーマに描いたヒューマンドラマ。児童相談所の新米児童福祉司・坂本大河はある日、父親から虐待を受け、病院に搬送された6歳の少女・増田星羅と出会う。星羅を救うため、大河は弁護士の秋庭詩音と共に奔走するが……。出演は「ホーンテッド・キャンパス」の中山優馬、「夏への扉 ―キミのいる未来へ―」の夏菜。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画・音楽ジャーナリスト
    宇野維正
    綿密なリサーチに基づいてこの困難な題材に取り組んではいるのだろう。しかし、いきなり観光映画のようなくだりが入ったり、叙情的なJポップ曲が流れたりと、ナラティブに... もっと見る
  • 映画評論家
    北川れい子
    実際に起こった痛ましい児童虐待事件を基にした社会派のサスペンスで、探偵役は関東地方の児童相談所の新人職員。いやサスペンスとか探偵などと書くと児童虐待に便乗した社... もっと見る
  • 映画文筆系フリーライター
    千浦僚
    今年9月封切りの「君は永遠にそいつらより若い」(監督脚本吉野竜平)でも部分的な描写として児童虐待の察知と児童相談所の業務に劇的なものとアクションの契機が見出され... もっと見る

「189」のストーリー

坂本大河(中山優馬)は、東京都の児童相談所の虐待対策班で働く新米児童福祉司。安定した職業に憧れて公務員試験を受けた結果、児童相談所に配属されたのだった。担当は虐待や発達障害、非行、子育てなどで問題を抱えた家庭。1人当たり40~50の家庭を受け持つ過酷な現実に晒されながらも、目の前の仕事に真っ直ぐ向き合っていた。そんな折、虐待を受けて一時保護所にいた4歳の少女・芽衣を、シングルマザーの母親の元に帰す現場に立ち会った翌日、芽衣が死亡する事件が発生。それを知ってショックを受けた大河は、上司の安川(前川泰之)から休養を取るよう命じられていたものの、芽衣が生前“家に帰りたくない!”と訴えていたことを思い出し、苦悩の末、辞表を手に職場へ。その時、電話が鳴り、“父親から虐待を受け、病院に搬送された6歳の増田星羅(太田結乃)の元へ向かってほしい”との指示を受ける。やってきた大河に星羅は“いまのパパはいらない……家に帰りたくない”と告白。だが、星羅の父・勝一(吉沢悠)は、星羅の傷は“娘が自分でやったこと”と虐待を否定した上、大河たちが星羅の一時保護を告げると、“星羅は私の娘だ!連れて帰る!”と怒鳴り始める。それでも、医師から“星羅の傷は、虐待によるものである可能性が高い”と聞いた大河は、星羅を一時保護所に預けることを決意。弁護士の秋庭詩音(夏菜)と共に虐待の事実を立証し、勝一とその妻・典子(灯敦生)の親権を停止しようと奔走するが……。

「189」の映像

「189」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「189」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派 ドラマ
製作国 日本
製作年 2021
公開年月日 2021年12月3日
上映時間 110分
製作会社 映画「189」製作委員会(ヴァンズピクチャーズ=ユナイテッドビジョン=バンダイナムコアーツ=東京オフラインセンター)(制作プロダクション:ヴァンズピクチャーズ)
配給 イオンエンターテイメント
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
公式サイト https://189movie.jp/
コピーライト (C)映画「189」製作委員会 ヴァンズピクチャーズ

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