茜色に焼かれる

あかねいろにやかれる
上映日
2021年5月21日

製作国
日本

制作年
2021
上映時間
144分

レーティング
R-15
ジャンル
ドラマ

check解説

石井裕也監督が、尾野真千子主演で撮り上げた激しくも切ない魂のドラマ。7年前、理不尽な交通事故で夫を亡くした良子と中学生の息子・純平。花屋のバイトと夜の仕事の掛け持ちを続ける良子だったが、それでも家計は苦しく、そのせいで純平はいじめにあっていた。共演は「君が世界のはじまり」の片山友希、「エルネスト」のオダギリジョー、「星の子」の永瀬正敏。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • フリーライター
    須永貴子
    本作から伝わってくる、作り手の社会に対する怒りは、自分のそれとほぼ同じ。クールどころかヘルなジャパンにおける、女性に対する冷酷かつ理不尽な仕打ちや、クソ野郎によ... もっと見る
  • 脚本家、プロデューサー、大阪芸術大学教授
    山田耕大
    石井裕也には常にまなざしがある。半ば諦めながら見つめることをやめられないまなざし。それは弱者はもちろん強者にも向けられている。そのまなざしに見つめられている日本... もっと見る
  • 映画評論家
    吉田広明
    たまたま上級国民だったり、上司だったり、徒党を組んでいるからといって「他人を蔑ろにしてもいいと考える人たち」に対し、「他人を蔑ろにしないことを選択した人たち」を... もっと見る

「茜色に焼かれる」のストーリー

7年前、理不尽な交通事故で夫・陽一(オダギリジョー)を亡くした田中良子(尾野真千子)と中学生の息子・純平(和田庵)。良子は昔演劇に傾倒しており、芝居が上手だった。純平をひとりで育て、夫への賠償金は受け取らず、施設に入院している義父の面倒もみている。だが経営していたカフェがコロナ禍で破綻。花屋のバイトと夜の仕事の掛け持ちを続ける良子だったが、それでも家計は苦しく、そのせいで純平はいじめにあっている。哀しみと怒りを心に秘めながらも、わが子への溢れんばかりの愛を抱え気丈に振る舞う良子。一方、純平はそんな母を気遣って日々の屈辱を耐え過ごす。そんなふたりが最後の最後まで絶対に手放さなかったものとは……。

「茜色に焼かれる」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「茜色に焼かれる」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2021
公開年月日 2021年5月21日
上映時間 144分
製作会社 『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ(朝日新聞社=フィルムランド)(製作幹事:朝日新聞社/制作プロダクション:RIKI プロジェクト)
配給 フィルムランド=朝日新聞社=スターサンズ
レイティング R-15
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
公式サイト http://akaneiro-movie.com/
コピーライト (C)2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ

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